死神遣いの事件帖 月花奇譚
劇場公開日:2022年11月18日
解説
映画と舞台を連動させて物語をつむぐプロジェクト「東映ムビ×ステ」の第2弾作品として2020年に製作された「死神遣いの事件帖」のシリーズ続編。江戸時代を舞台に、死神との契約によって不思議な能力を得た「死神遣い」の探偵・久坂幻士郎と死神の十蘭が、事件解決のため奔走する。
江戸徳川3代将軍・家光の治世。平和だった江戸の町が、「腐乱人」と呼ばれる亡者たちによって混乱に陥る。墓場からよみがえった腐乱人は生者の肉を求めて町民を襲い、噛まれた者も腐乱人に変貌してしまう。増殖する腐乱人の恐怖に人々の暮らしが脅かされるなか、久坂幻士郎と死神の十蘭は、記憶を失った少女と出会う。少女が何者なのか、その素性を探る手助けをすることになった2人は、自分の名も思い出せない少女を「ハナ」と名づけ、彼女の過去を探りはじめるが……。
前作に続いて久坂幻士郎役で鈴木拡樹が主演し、死神の十蘭を安井謙太郎が演じる。ヒロインとなる少女ハナ役で「乃木坂46」の清宮レイが映画初出演。監督も前作同様、「仮面ライダー」シリーズを多数手がける柴崎貴行が務めた。
2022年製作/99分/日本
配給:東映ビデオ
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江戸時代✖︎ゾンビは大江戸りびんぐでっどという歌舞伎で既にあるものの、他の2.5次元とも時代劇とも違う着眼点は前作に引き続き流石。
前作に町奴や旗本奴が出てきて驚いたのもあり、江戸時代ないしは歌舞伎に相当詳しい人が裏にいるなと睨む。
その上で死神使いというような2.5次元っぽい遊びを入れてくるからちょうど見やすくて面白い。
ストーリー自体は先々まで読めるような単純明快なものではあるが、それもまた水戸黄門的な心地よさになって見やすいことこの上ない。
清宮レイさんのアクションがお上手でびっくりした。
この調子で演技を磨いていけば、清野さんや山本舞香さんに並ぶアクション女優が誕生するのではないだろうか
2022年11月24日
iPhoneアプリから投稿
単純に、乃木坂ファンで、清宮さんが出ているので見に行ったが、普通に良い映画だった。
俳優の演技も確かだし、ストーリーもよく出来ていた。
なんとなく、古くは赤影、最近なら(でも無いが)銀魂っぽい感じの、とんでもチャンバラな感じが良い。
ただ、VFX等随所に予算不足を感じてしまい、20年前の特撮から進化は感じられなかったが、
監督はエンタメとして良い映画を、撮ろうとしていて、それは成功している
ただ、そもそも、この映画が、誰のために作られたのかを考えると、VFXなんかにお金をかけるより、主役をかっこよく(もしくは可愛く)撮る事を優先すべきかとも思う
2022年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
2022年劇場鑑賞266本目。
1作目は観ていますが。2作目と3作目は舞台なので観ていません。2作目は一応東映チャンネルで録画はしてあるのですが・・・。
はっきり言いますと1作目で主人公が死んでしまい、2作目は主人公の友人が主人公というところまでは聞いていて、てっきり今回もその友人が主人公だと思っていたらなんか生き返ってるよこの人・・・。
しかも死神遣いは自分の寿命を削って一時的な力を手に入れるという設定で、1作目はそれで寿命が尽きてしまったのですが、いつの間にか他の人の魂(主に悪党)を食わせると使った分の寿命はチャラになるという便利設定ができてしまっていて、「寿命全部使うぜ!」「負けたら死ぬぞ!」「負けたらどうせ死ぬだろ!」というなんともアホらしいやり取りになってしまいました。
徳川家光の時代に「ポリシー」とか言っちゃう人もいるし、パンフレットも前作に引き続き2000円とボッタクリもいいところですが、殺陣だけ令和と時代劇の融合という感じでかっこよかったです。