漆黒天 終の語り
劇場公開日:2022年6月24日
解説
同じ作品世界を舞台にした「ムービー(映画)」と「ステージ(演劇)」を公開&上演するプロジェクト「ムビ×ステ」の第3弾「漆黒天」の映画版。ぼろをまとい、記憶を失くした男が江戸の町に現れる。男はなりゆきから喜多というコソ泥女を助ける。喜多はお礼に、男に「名無し」という名を与え、狂言作者の玄馬、ごろつきの邑麻兄弟らを巻き込み、男の素性を探りはじめる。名無しについてわかっていることは、謎の剣客たちに命を狙われているということだけ。しかし、襲撃されるたびに圧倒的な剣技で刺客を返り討ちにする名無しは、自分でもなぜこれほどまでに強いのか、思い出せずにいる。ある時、町で悪事の限りを尽くす「日陰党」の名を聞いた名無しは、記憶の中に残っていた「愛する者の死に際」がよみがえる。主演は、「ミュージカル『刀剣乱舞』」など2.5次元舞台で数多く活躍する荒木宏文。脚本を「舞台『刀剣乱舞』」シリーズの脚本・演出を手がける末満健一が担当。監督は仮面ライダーやスーパー戦隊などの特撮作品で知られる坂本浩一。
2022年製作/81分/G/日本
配給:東映ビデオ
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2022年7月23日
Androidアプリから投稿
2022年劇場鑑賞164本目。
記憶は失っているが命を狙う相手を圧倒的な強さで切り捨てていく浪人風の男の物語。まぁ、こういう映画は殺陣を見せたいからストーリーはオマケみたいなもんかな、と思っていたらこれがなかなか予想外の展開でして、途中で分岐も出来るようにもなっています。殺陣の方は斬新というところはなく、悪くもないのですが、という感じなので満点まではいきませんが観て損はないと思います。
2022年7月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館
心から面白かったと感じた映画でした。見応えあります。
冒頭から刺激的なシーン、そして何故記憶がないのかと常に考えさせてくれるストーリー、だれる場面が1つもなく、目が離せない展開でした。
とにかく荒木宏文さんの殺陣に迫力があり、カッコイイ。どれだけ訓練したんだろうと思ってしまいました。
意見をするとしたら、ボロボロの名無しが翌日身なりを整えて「あの名無しがあんないきなり色男になるのおかしいな?笑」とビフォーアフターに突っ込んでしまったことくらいですかね、、笑
来週もう1度観ようと思います。(2回も観たくなったのは呪術廻戦以来、、、)
2022年6月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ぼろぼろの着物で記憶喪失の男が江戸の町に現れた。男は喜多というコソ泥女が追われてる所に遭遇し、彼女を助け、ごはんを食べさせてもらい、泊まるところを世話してもらった。喜多は男に、名無し、という名を付け、狂言作者の玄馬や邑麻兄弟らと男の自分探しを手伝うことになった、名無しについてわかっていることは、誰かに命を狙われている、ということだけだった。しかし、襲撃されるたびに、圧倒的な剣の技で刺客を返り討ちにしたが、なぜこれほどまでに強いのかも思い出せなかった。ある時、日陰党の名を聞いた名無しは、記憶の中に残っていた、妻と子供が殺されてる情景、を思い出した。名無しは何者で、なぜ追われてるのか、という話。
名無し役の荒木宏文の殺陣アクションが最大の見所で素晴らしかった。
昔は双子はケダモノと一緒で畜生腹と忌み嫌われ、双子のうちのひとりは殺されてたそうで、なるほどそうなのか、というストーリーだった。
なぜか幕末の新撰組とダブルような感覚で観てて、名無しの不遇な人生に同情してしまった。
喜多役の小宮有紗が可愛かった。