月の満ち欠けのレビュー・感想・評価
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高田馬場の
予備校に通ってたので懐かしかった。
有森さんのような人妻と
目黒さんのような若者は
あの当時のあの街にいたと思う。
それ程の生々しさがドキュメンタリーのようだった。
でも、輪廻転生が上手く表現しきれてなく、ご都合主義の浅い作品で終わった。
(目黒蓮目当ての)オーディエンスを気にせず泥臭さに振り切りっていれば、高田馬場の粗い質感と湿気を含んだ人間模様がもっと複雑に折り重なり、名作になったのでは。
オーディエンスが気持ちよく劇場を後にするために(良い読後感のように)、ラストに軽い風を吹かせるのは理解できますが。
終盤の車中でのわざとらしい女の子のセリフは不要でした。陳腐な説明調な描写が、作品の格を一気に下げてしまいました。
オーディエンスは、制作者が思うほど馬鹿ではありませんよ。
生まれ変わりが何度出来ようとも
テレビのワンコーナーや特番で先にメイキングや撮影の裏側などを観ましたが、セットやエキストラを豪華に使っていてすごいなと思いましたが映画の内容としては、、、て感じでしたね笑
もうざっくり映画の内容に触れていきますが、柴咲コウと大泉洋さんの小山内夫婦とその娘に不運が起こるがそれすらも田中圭さんが演じた役の正木さんによってぶち壊される不遇が重なるなんともお涙ください感が拭えなかった。有村架純さんが演じた時の瑠璃が目黒蓮が演じた三角と駆け落ちしそこからのいざこざが関係してここまでの悪いことになるとはって感じであまりに胸糞悪くないって思いました。
生まれ変わり怖いですね。
「ブラッシュアップライフ」の方がはるかに心地良い
有村架純を見るための映画
みんな演技も良い。
柴咲コウ、大泉洋も田中圭も良い。
大泉洋の娘役も良かった。
んー。
心が落ち着かない。
大泉洋が娘を思う演技素晴らしい。
伊藤沙莉の娘役が、高田馬場に行かなければ、気持ち悪いながらも、なんとか纏まった作品だったとは思う。
とはいえ、このシーンも原作を読むと眼の前がクリアになる。
原作では、たまにホラーを感じる。
月のあるところ
満月の夜には何かが起きる。古来から人々に信じられてきたのには、それなりに理由があったのだろう。いわんや映画の中においてをや。
いろいろあって、気になっていたけど観てない映画の筆頭でしたが、公開から2ヶ月して、ようやくの鑑賞となりました。
まずは、まさかの高田馬場駅前。赤いBIGBOX懐かしい! 自分が高校生の時に(生活指導の先生に見つからない範囲で)ウロウロしていた思い出の地です。ゲームセンターとか、貸しレコード屋とか、ピザ食べ放題とか、かわいい寄り道でしたけど。
その街並みが画面に再現。走る車や通りの看板とか、古い形で目の前に。セットを作って撮影したようですが、大がかりで感激です。実際はもっと雑多な感じだった記憶だけれど、そこはファンタジー映画なので、それなりにということですかね。
さて、映画の中身は「赤いシリーズ」のような昭和のラブロマンスを令和に甦えらせて、大人のファンタジーを加えたような作品です。ツッコミどころはいろいろあれど、ファンタジー映画ですから、細かい事はどうでもいいわけです。
輪廻を素材に、宗教色や心霊色を出さないよう、あくまで悲恋を中心に描いた、少し変わったアプローチの話です。それもとことん優しく描いた作品でした。
演者も、大泉洋、柴咲コウ、有村架純、田中圭、伊藤沙梨、目黒蓮など、旬の人を揃えて豪華な布陣。そこにとてもいい話が加われば、まあ鉄板ですね。
物語良し、演者良し、テンポも悪くない。でも、その割にはいまひとつ乗り切れない感覚なのはなんでだろう。それぞれ深い、悲恋の話と家族の話を、両建てにした分、どちらも薄くなってしまって、両方とも満足感が低くなったかな。個人的にはもう少し、主役の小山内の感情を丁寧に描いた方が、全体に深みを増したように思います。ま、それでも中身は良いファンタジーです。観て損はないでしょう。
ラストシーンからの夢心地で、映画館からの帰り道。見上げればおぼろ月夜の満月が。ルナティックとはよく言ったもの。そろそろ何か起きそうです。
典型的な小説から映画にしたらドン引き展開になったパターン
申し訳ないけど、予告編以上の捻りがあんまりない。主題を押し出しすぎてギミックが効かず、心が動かなかった。小説を起こしてるはずなのに展開してないように映る。
原作は未読だが、凄く言葉選びに魔法が宿っているような作品のようで、台詞に作品を引っ張ってもらう必要がある。その中で描かれる「生まれ変わり」を割と主軸に置きすぎた為か、事実を受け入れるに終始した印象が強い。折角の魔法も立体化した人間関係がチラチラとヒントのように顔を出す。小説なら隠れる秘匿性が実写化では見え隠れしてしまう。ベストセラー小説で陥りがちなパターンにこちらもなっている。ましてファンタジックなギミックを有するので、なおさら。惜しいところである。
しかし、1980年代を感じさせるファッションやカルチャーが顔を出すロケーションはほれぼれする。都会の一片を感じさせる高田馬場は旧き良きクルマたちで溢れている。ただ、クルマがスポーツカーばかりなのは大人の事情か…笑。個々の関係性が必要な部分に対して造詣があまり感じられず、ミステリなのかハートフルなのか振り切れていない気がする。
主演は大泉洋さん。予告編でも言われているように、現代と過去を繫ぐ生き証人のような主人公。なんだか展開のために作られたようなキャラ造詣で物足りない。そう考えると、物語を動かす役どころで行くと有村架純さんがテラーと言える。瑠璃としての影を感じさせつつ、行けない所へ突き進む感じが怖くも見入る。ドキドキするようなシーンもあるが、結局掴みにくいのが惜しい。田中圭さんはもっと振り切ってほしかったり、このキャストながら可動域が狭いと思ってしまった。
廣木隆一監督も今秋に3作も公開されているわけだが、引き出せる部分が脚本によって少なくなっているようにも思える。その点では、『あちらにいる鬼』のほうが良かったし。難しいところだが、大切な人を改めて思ったことは間違いない。
怖い
宗教?
良かった点
・大泉洋の家族への気持ちが伝わってきた
・有村架純がかわいい
・柴咲コウが綺麗
・目黒蓮の部屋の中がおしゃれ
悪かった点
・田中圭のモラハラ発言から目黒蓮がそれを受け入れてくれるところまで描いてから有村架純が転生しないと、そういう境遇に陥っている女性は転生しましょうって推進してるように感じた。
・身内とか近しいところで転生できるなら、もっと目黒蓮の近くに転生すればよかったのでは?(大泉洋の夫婦を挟んだ意味がわかりません)
・田中圭が転生を確信して詰め寄るシーンがぶっ飛びすぎ。もう少し丁寧にしてほしい。あと上司の娘なんだからさ…
・最後の小さい瑠璃は、大泉洋にあった時にすぐにでも大泣きして謝るべきなのでは?お母さんのこともあるんだし。なんで、そんなにすましてるの?
・ビールがぬるそうだし、喉乾いた人にビールは良くないのでは?(大学生らしくてかわいいかもしれないけど)
・あんなに綺麗なホテルにどら焼きは絶対に売っていない(偏見)
2回見ました
どんでん返しとは違うけど
んなわけない。けれども
ふと我に帰ると
そんなわけないでしょ
っていうストーリーなんですけど。
でもでも
それをカバーしているのが最高のキャスト陣なのです。
俳優のみなさんがパーフェクトに演技が上手い人ばかりなので、そのおかげでストーリーに入り込むことができます。
有村架純ちゃんと目黒くんのシーンは見入ってしまいましたし。田中圭もいろんな顔ができる俳優さんだなあと。伊藤沙莉ちゃんも安定の演技。大泉洋と柴咲コウは言わずもがな。
これ演技ヘタな人が1人でも混じってたら興醒めしてたと思います。紙一重ですね。
早稲田松竹「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」を見た
キャストはすごく良い
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