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映画「ももいろクローバーZ アイドルの向こう側 特別上映版」 ももいろクローバーZ アイドルの向こう側 特別上映版
劇場公開日:2022年8月19日
解説
百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れにの4人からなり、「ももクロ」の愛称でも広く知られる人気グループ「ももいろクローバーZ」に密着したドキュメンタリー。
2008年春に「ももいろクローバー」として結成され、11年に「ももいろクローバーZ」へと改名、14年3月には女性グループ初にして結成から6年という異例の速さで国立競技場でのワンマンライブを成功させた、ももクロ。以降もさまざまなフィールドで活躍を続け、女性アイドルグループの最前線を走り続けている。本作ではそんな彼女たちに密着し、10代から活躍を続け、30代が目前となった4人がこれからどこへ向かうのか、何を考えているのか、ももクロの「今」に迫っていく。普段はあまり語ることのない人生観や将来などについて語るメンバー本人へのロングインタビューや、映画「幕が上がる」などでタッグを組んだ本広克行監督、ももクロのチーフマネージャー・川上アキラ氏など関係者へのインタビューなども交え、等身大の4人の姿を明らかにする。
監督はTBSで「どうぶつ奇想天外!」のディレクターや「A-Studio」のプロデューサーを務めてきた酒井祐輔。2022年3月に開催された「TBSドキュメンタリー映画祭2022」で上映されたバージョンに、新撮映像なども追加した「特別上映版」として、22年8月に単独劇場公開。
2022年製作/115分/G/日本
配給:S・D・P
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2022年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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石塚真一の「BLUE GIANT」で、素人ドラマーの上達ぶりを確認するためにジャズバーに通う客を描いたエピソードがあった。
草野球など、アマチュアスポーツを観戦する理由の一つには、チームや推しの選手の成長を追い続けることにあると思う。
わたしたちは成長の物語が大好きだ。
むしろ将来の可能性への期待なくしては生きていけないといっていい。
アイドルを応援するのもその内に含まれる。
ライムスターの宇多丸が言うように、長きにわたって低く見られてきた「アイカツ」の誤解を解消した近時のアイドルの系譜に、ももいろクローバーZも連なると理解している。
・早見あかりがかつてメンバーだったことは知っている
・ライブは佐々木敦規の演出が寄与するところが大きいと聞いたことがある
・「幕が上がる」は観た(結構好きな作品です)
・「べっぴんさん」「魔女見習いをさがして」の百田夏菜子の演技は良かったと思う。
その程度のわたしが見に行ったのは、いわゆるAKBや「坂」のドキュメンタリーのようなものを期待してのこと。
グループトークとそれぞれのメンバーへのインタビューでおおむね半分の尺を占めての115分は、非ファンにはさすがにしんどかった。
ただ、そのインタビューの中に興味深い点があった。
TBSラジオの「菊地成孔の粋な夜電波」で、韓国女性アイドルが男性のそれに比していまひとつ日本で売れない理由として、「日本のアイドルはかわいすぎる」という推測を示した回があった。
日本のアイドルのかわいさの根拠には、若さや幼さがもたらす活力やオーラがあると思う。
そのため、若さをアイドルの魅力のほぼ全てだと評価しがちな女性アイドル市場においては、「引退」はつきものだった。
本作では、メジャーのアイドルが結婚後も「アイドル」としての活動を続ける意思表示をさらっと示して見せた。
グループトークでも触れられたように、これまでの活動の積み重ねを受けて「ももいろクローバーZ」でできる活動が、多く残されていることの確信があるからこそできた発言だろう。
であったとしても「モノノフ」と呼ばれるファンとの信頼関係やこれまでの実績に対する自己評価に自信がなければ、簡単には言えない言葉だ。
佐々木彩夏が、現在の評価にいささかの疑問を示しながら「後進には本当にかわいい子や技術の高い子が多くいる」と言うのは、それでもトップアイドルとして今後も仕事を続けられる自信があるからだと思うが、佐々木が「アイドル」という職業がこれからも拡大し発展することを望んでいることをも含むように感じた。
アイドルの周縁を広げること。それがももいろクローバーZの今後の方針らしい。
彼女たちの人生の半分が「ももいろクローバーZ」の活動となりつつある。
個別のインタビューでも、時折「中の人」としての思いが漏れつつも、メンバーとしてあるべき発言かまたは少し韜晦するような内容に着地する。
本作がファンムービーであり、多くの「モノノフ」に発言が届くことを意識しつつ言葉を吟味する彼女たちはまさに「プロフェッショナル」の見本である。
「ポーン」という効果音は鳴らないし、スガシカオの曲もないけれども、最後の質問が某公共放送の人気番組そのままなのには大いに笑った。
2022年9月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
最近、ふとしたきっかけからファンになって、たまたま映画公開、と良い流れに乗ったけど、知らないももクロのことを深く知れたこともあってとても良かった。
いつも明るくさせてくれるももクロちゃん!いつまでもももクロっていうアイドルで居続けてください☺️!ももクロ最高!👋😉💓
2022年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
知らない曲ばかりで逆ビックリ。そういや、初めてももクロを見たのは2012年の紅白歌合戦で、しかも白組・細川たかしの歌う横で尋常じゃないほど飛び跳ねていた彼女たちを見て一気にファンになってしまった。それからはライブ映像やPV、TV番組を見まくり・・・だけど、桃栗三年柿八年。ももクロファンは3年くらいで終わりました。
よく行っていたスナックで他の団体がいるというのにももクロの「怪盗少女」、「Z女戦争」や「サラバ、愛しき悲しみたちよ」を歌うと、そのお客さんから「モノノフですね」と言われたことを思い出します。その後は熱が冷め、「コッココッコ」と歌う「ココ☆ナツ」が自分のテーマ曲であるかのように懐かしさも溢れてくる程度となりました。
すっかりご無沙汰となり、2018年に有安杏果が脱退してからは4人で大丈夫なのか?などと思いつつ、まぁ、そろそろ解散か?とまで思ってしまうほどでした・・・が!この映画を観て彼女たちは半端ない!と思うにいたるほど。それほどアイドルに生きがいを感じ、彼女たちの熱い想いが伝わってきたのです。アラサーになっても充分アイドルとしてやっていける。結婚しても子どもを生んでも20年、30年と、ずっとやっていける週末ヒロインだったのだ。
秋元某氏プロデュースによるアイドルとは全く違う。誰推しとか総選挙とか一切なく、一人一人のファンというより、4人の個性が一体化したグループとしてももクロそのままがヒロインなのだ。百田夏菜子や高城れには昔と全く変わらない。インタビューの質問コーナーでの受け答えもアイドルを目指していた頃と変わらないはず。懐かしくて涙がこぼれそうになった。
ただ、映画館で上映するドキュメンタリー作品としては内容も構成もお粗末。これじゃテレビ番組の延長線上にあるとしか言えない。音楽自体も少なすぎだし、彼女たちの歴史についてもほとんど触れていない(ちょっとだけ中学生のときの映像あり)。これからもファン(orモノノフ)を増やそうとする意図は見えないし、ファン感謝祭的な作品でしかなかったのが残念。コロナ禍で今会えないアイドルだと考えると、元気でやっていることがわかる映像だったことは良かったと思う。そして、「origin」なる地域性の高いコンサートがあるのなら、金沢にやってきたときには是非観に行きたいと思ったぞ!
2022年8月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
2021年9月から2022年6月迄の期間を取材したドキュメンタリー映画。
一部2021年上期の映像も流れるが、、、
内容は浅く、上記の通り取材期間も短いので、まるで間に合わせで作った内容です。
出演者へのインタビューや質問で尺伸ばししており、TBSとコラボ?タッグ?しているのに関わらず、TV映像は全く無い!Why?
監督さんが駄目なのか、コンプライアンス的にNGなのか気になりました。
果たして。