エリザベス 女王陛下の微笑み
劇場公開日:2022年6月17日
解説
2022年に96歳を迎え、在位70周年となったイギリス君主エリザベス2世の初の長編ドキュメンタリー。21年9月に急逝した「ノッティングヒルの恋人」などで知られるロジャー・ミッシェル監督が、新型コロナウイルスの感染拡大で次回作の撮影機会が奪われた際に、女王陛下のドキュメンタリー企画が始動。1930年代から2020年代までのアーカイブ映像からエリザベス2世の足跡をたどり、これまでにあまり見られることのなかった女王の素顔にも迫っていく。ザ・ビートルズ、ダニエル・クレイグ、マリリン・モンローといったスターのほか、歴代政治家やセレブなど、そうそうたる人物も数多く登場する。
2021年製作/90分/G/イギリス
原題:Elizabeth: A Portrait in Part(s)
配給:STAR CHANNEL MOVIES
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2022年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
崩御され、CSで放送があったので、見てみました。
映画というより、ドキュメンタリー番組の様。
エリザベス女王への親近感がアップ。
お茶目な可愛い女性で、国民から親しまれていたのがよく分りました。
2022年10月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
なんであんな時空を行ったり来たりする編集にしたんかなあ。時代順にしたほうがわかりやすいのに。
2022年10月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
奇しくも本作公開後に逝去したイギリスのエリザベス女王の、在位70周年を記念して制作された「初の長編ドキュメンタリー映画」という本作。2021年に亡くなったロジャー・ミッシェル監督の遺作ともなっており、『ノッティングヒルの恋人』(1999)や、最近では『ゴヤの名画と優しい泥棒』(2020)などの手堅い作品作りを踏まえた内容なのかと想像していました。予告編もいわゆる伝記映画を彷彿とさせるものだったし。
が、本作は、そんな観客の想像を遥かに超えた、ミッシェル監督渾身の、エリザベス女王をモチーフにした仰天のコラージュ映像作品に仕上がっていました。確かに貴重な映像も含まれているんだろうと思うけど、突然挿入される「スタートレック」の映像とか、何でここでこの映像を使う!?と思ってしまうような映像のごった煮ぶり。
冒頭5分程度は、面白いつかみだなー、と思っていたけど、まさかその「つかみ」が90分続くことになろうとは。本作でエリザベス女王の人生を辿りたい、と正統派の伝記映画やドキュメンタリー映画を期待していた方は、多かれ少なかれ驚くことになるはずです。実在の女王の映画なのでネタバレも何もあったものではないのですが、少なくとも「普通の伝記ではない」という程度は知っておくと、鑑賞時の戸惑いが和らぐと思います。
映画は幾つかのパートに分かれていますが、各パートの序盤にかかる音楽の選曲はさすがなので、演出に入り込めなくてもこの点は楽しめるはず。
決してエリザベス女王やイギリス王室寄りの視点で貫かれているわけではなく、例えば第二次世界大戦中に即位前の女王が陸軍に入隊したことよりも、ドレスデン爆撃という一種の汚点を大きく取り上げたり、王室スキャンダルに触れるなど、批判的視点や皮肉もかなり効かせています。
エリザベス女王とミッシェル監督には思う存分本作について色々語って頂きたかったけど、今となってはそれも叶わないことが残念です!
2022年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
私は、ニュースで紹介されるエリザベス女王しか知らなかったのですが、このドキュメンタリーは、エリザベス女王の娘時代の若か利りし頃の貴重な映像が盛り込まれています。
さらに、女王のユーモラスな仕草も紹介されているので、観て良かったと思いました。
そして、最期まで凛として女王としての務めを果たしてきた、人間としての意思の強さには、尊敬を覚えます。
女王としての意思の強さは、決して天性のものでは無く、イギリス国民と共に育まれてきたことが、この映画から、何となく分かるような気がしました。