エリザベス女王がダイアナ元妃に贈る異例のスピーチ ドキュメンタリー映画の本編映像公開
2022年6月16日 21:00

イギリス君主エリザベス2世の初となる長編ドキュメンタリー「エリザベス 女王陛下の微笑み」から、本編映像の一部が披露された。ダイアナ元妃が事故で亡くなった際におきた王室への国民の怒り、そしてエリザベス女王による異例のスピーチシーンを映し出している。
1996年にチャールズ皇太子と離婚したダイアナ元妃が、不慮の事故で突然この世を去ったのが翌97年。このときエリザベス女王は家族と共にスコットランドに滞在中だったが、事故後は沈黙し、特別な声明を出してはいなかった。披露された映像では、悲しみに暮れる国民から「何も言わないのはひどい」「弔旗も揚げないなんて冷たすぎる。面汚しよ」「女王の気持ちが分からない」とかなり強い口調で批判の声が上がっている。
その状況にチャールズ皇太子や当時のブレア首相の説得を受け入れて、女王はロンドンへ帰還。喪服姿のエリザベス女王がバッキンガム宮殿前に現れ、門の前で追悼の花束を捧げるために並んでいる人々に近づき、女王自らその花束を直接受け取る様子が映し出される。
そしてエリザベス女王は異例ともいえるスピーチを行い、「これから女王として祖母として思うことを話します。まずダイアナに心からの敬意を。彼女は才能あふれる人でした」とビデオを通し国民に語りかける。


また、6月16日にはホテル椿山荘東京でトークイベントが行われ、インドネシアのスカルノ元大統領夫人・デヴィ・スカルノが登壇。司会を務めた竹内由恵の呼び込みで登場したデヴィ夫人は、女王陛下に謁見したことがあるといい、「アスコット競馬場で行われた競馬の祭典で、王室関係者のいるスペースに招かれてご挨拶をいたしました。エリザベス女王は肌のお色が白くて瞳はブルーアイ。まさに英国美人という感じ。威厳があってほかの方とは違いました」と回想した。
(C)Elizabeth Productions Limited 2021
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