ハッチング 孵化のレビュー・感想・評価
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Hail 2 U!
ある日家に迷い込み暴れ回った鳥を母親が絞めて、捨てた筈の鳥の巣にあった卵を長女が孵化させ巻き起こる話。
SNSに家族の動画を上げることが大好き、というか自分大好きな母親と、マイペースな父親と、そして母親に気を遣う体操少女の長女に、ちょっと我が強い長男という家族が、孵化した「それ」により掻き回されるストーリー…なんだけど、掻き回しているのは母親か!?
長女も実は激情型っぽいのは置いといてw鶏卵より少し大きいぐらいだったのが、まさかの卵も成長!?そして孵化して現れた不気味なそいつ。
日本のホラーマンガにもありそうな不気味なヤツにだんだん生活が侵蝕されていくヤツですね。
と、思っていたら、まさかのそんな姿に!?まあ、これはこれでどこかで観たことある様な…。
見た目の不気味さもあるけれど、内面の不気味さがぶつかり合ったり交差したり、という面白さはあったけれど、えげつなさも悲しさも不快さもやり切れなさも、全て物足りず。
求め過ぎですかね…。
得体のしれない不気味さ漂うフィンランドホラー
外面を気にすることばかりに夢中な母親の素敵な家族ごっこにつき合わされる娘のティンヤ。体操の大会で優勝しようと、母の望む「立派な良い子」でいる。「仲良し家族」の日常は、飛び込んできた一羽の烏によって、じわじわと崩壊していく。
この烏に悪意があったというより、火だねはティンヤの心の中にずっとあったことがこの映画の怖さだと思う。それがちょっとしたきっかけによって露見して、やがては家族を破滅へと導く。
ただただグロテスクなホラーは苦手だから、普段は決して観ないけど、
こういう心の闇に焦点を当てた、人間の怖さを描き出すホラーは、
重たい小説を読んだような感覚になるからけっこう好きかも。
どうして監督はこの映画を作ろうと思ったのだろうか。
どうして最後のセリフがあの言葉だったのだろうか。
非英語圏ゆえに原作国から入ってくる情報が少なくて、想像が膨らむ。
鳥からの
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