屋根裏のラジャーのレビュー・感想・評価
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イマジナリーの世界を満喫
想像によって生まれるイマジナリーフレンドを主人公にしたファンタジーアドベンチャー。現実と創造が交錯しながら繰り広げる独特の世界観と美しい映像が魅力的でイマジナリーの世界を満喫しました。
2023-201
うそっこでほんとうの物語
とてもおもしろかったです!感動もします!
ただ序盤〜図書館までは、とても怖くてホラーかなと感じました。
貞子?は出さないでいいのでは・・敵のおじさんも含めて、もう少しビジュアルの怖さを抑えめにすれば、もっと幅広い年齢層と、ファミリー層にも見てもらえたかなと思います。ウィッシュとパウパトに負けそう、、とてもいい映画なのにそこは残念です。公開期間が終わったら、早々にアマプラとかで見放題にすると、めっちゃ見られると思うので、そちらで稼いでいただきたいです。ポノックは良い映画作るので、ぜひ存続してほしいです。
と、ここまでポノックが心配すぎて、あまり本編と関係ないことを書きましたが、本編はとても夢があって、悲しくて、楽しくて、心が震えるお話です。想像の友達=イマジナリーフレンドが出てきますが、お話の主題としては家族愛、友情、喪失からの再生かなと思います。
自分にはイマジナリーフレンドはいなかった(忘れてるだけ?)のですが、イマジナリーフレンドでなくてもなんでも当てはまる話だなと。何かを失うことに対して、それを恐れて拒絶するか、受け入れて前に進むかで、人生変わるのかなと思いました。生きていれば、嫌なこと悲しいこと色々あるけど、それも全部含めて自分であり、自分の人生と思えたら、きっと大丈夫なんだろうなと。
最後あの忠犬が助けに来てくれたのも、きっと忘れたと思っていても、自分の心の中では決して失われることはない大切な思い出だから。
本当にまっすぐで素敵で温かいお話です。
あとは、最後の想像力を使った戦いはもっと見ていたかった。全体的に作画は凄まじいですし、立体感を感じさせる新技法は良かったです。
また次回作も期待してます!
世界はイマジナリに溢れている
2013年、スタジオジブリの製作部門の一時解体に伴い、2014年にジブリを退社したスタッフたちが立ち上げた新アニメ会社“スタジオポノック”。
2017年に長編第1作『メアリと魔女の花』を発表し、その後も意欲的な短編を。
本作は長編第2作となる最新作。
コロナで製作や公開が遅れたが、やっと。
今冬はまたもアニメ映画の話題作がひしめく。一歩抜け出せるか…?
今年のアニメ映画の個人的ベスト群、『SAND LAND』『マリオ』『BLUE GIANT』『スパイダーマン』には及ばずとも、良作好編。ディズニーの『ウィッシュ』よりこちらをオススメしたい。
またスタジオポノック作品としても、映像技術やイマジネーションは格段に進歩。『メアリと魔女の花』はジブリへの恩返しでちとオリジナリティーに欠けたが、本作でいよいよスタジオポノックの真価と今後が期待出来そう。
イギリスの小説を基に描くのは…
少女アマンダには仲のいい友達がいる。ラジャーという少年。
が、ラジャーはアマンダにしか見えない。ラジャーは想像上の友達“イマジナリ”であった…。
よく海外の作品なんかで描かれる子供の想像上の友達、“イマジナリーフレンド”。
イギリスの小説が基とは言え、日本でこの題材を扱うのは珍しい。
大人には見えない。見えるのは子供だけ。だからか、海外の作品でたまにイマジナリーフレンドでホラーになる事もあるが(そんな新作が来年公開)、本作は目一杯の冒険ファンタジー。
アマンダの想像力は豊か。
アマンダの想像した世界で、アマンダとラジャーはいつも一緒に遊び、冒険。
何よりの楽しみ。悲しみを背負うアマンダにとっては…。
父を亡くし、母リジーと二人暮らし。無論母にはラジャーは見えない。
母は仕事や家事に追われ、時々アマンダと向き合えない時も。
そんな寂しさを埋めてくれるラジャーは、アマンダにとって欠けがえのない存在。
実態のない存在じゃなく、外に出て本物の友達作って遊べ!…なんて言う勿れ。
誰だって子供の頃、想像した世界や友達があった筈。絶対にだ。
私は想像の中で、もう一人の私に話し掛けたもんだ。
ゴジラが好きなので、自分なりのゴジラ映画を想像して遊んだ。
たくさんのアニメキャラたち…ドラえもん、アトム、コナン、クレヨンしんちゃん、ルパン、ドラゴンボールらが実際には不可能な“共演”をし、冒険。悪の代表=フリーザなんかと戦うとか。
子供だったとは言え、幼稚な想像でお恥ずかしい!(>_<)
でも、そんな想像して楽しんだもんだ。
皆さんだってあるでしょう? もし無かったら、超現実主義の大人びた子供だったか、はたまた別の理由や事情か…。
子供とイマジナリは一生一緒という訳にはいかない。
大人になるにつれ、子供はイマジナリを忘れる。
忘れられると、イマジナリは消えてしまう。儚い存在でもあった。
ある日、危機が…。
アマンダとラジャーの前に現れた謎の男=バンティング。
不気味な黒い少女(彼女もイマジナリ…? 大人には見えない)を従わせ、イマジナリを食らう。
何故か異様にラジャーを付け狙う。ラジャーからは特別な“匂い”がするという。
襲われ逃げた時、アマンダは車に轢かれる。
するとラジャーは、見知らぬ世界へ。
そこは、イマジナリたちが暮らす世界。
たくさんのイマジナリたちが暮らしているが、ここにいるイマジナリたちは友達だった子供たちに忘れられて…。
ラジャーがここにいるという事は、アマンダに忘れられた…? それともあの事故でアマンダは…。
イマジナリのリーダー格の少女エミリから、この世界での暮らしや仕事を学ぶ。
が、それでもアマンダを忘れられないラジャーは…。
イマジナリの世界がユニーク。
中心地は図書館。本を読む事で、想像力が豊かになる。
子供たちの想像力が、私たち人間で言う酸素みたいなもの。
イマジナリたちの仕事は、想像の世界で子供たちと遊ぶ事。
それはたった一日の事だが、中には稀にずっと一緒にいる事も。新しいイマジナリになる。
エミリらもかつては誰かのイマジナリだった。
ユニークで個性的だが、そう考えると彼らイマジナリも悲しみを背負っている。
老犬のイマジナリがいる。ある意外な人物のイマジナリ。終盤思い出し、再会を果たすシーンは感動的。(老犬=“新人声優”の寺尾聰が見事)
ラジャーはアマンダが何処かの病院に入院し眠り続けている事を知る。
探し出し、アマンダの元へ向かおうとするが、しつこくバンティングが立ち塞がる。
ラジャーはアマンダと再会を果たす事が出来るか…?
ラジャーは忘れられ、消える運命を避ける為にただ奮闘しているんじゃない。
いつかは忘れられる。それは分かっている。逃れられない運命。
でも、今はまだ…。ただ、もう一度会いたい。
純粋に“友達”として。
二人の友情をメインに、イマジナリの仲間との友情、アマンダと母の親子愛。
アマンダの3つの誓い。パパを忘れない。ママを守る。泣かない。
私にはそれがこう見え、感じた。現実の家族を大事にする。イマジナリを忘れない。想像力を失わない。
終盤のラジャーとアマンダの再会。意識を取り戻したアマンダの想像の冒険。
バンティングとの対峙。バンティングは現実を突き付け、想像力を奪おうとするメタファー。もしくは、イマジナリに縛られ固執し続ける大人に成りきれなかった悲しい存在なのかも。
マジで不気味な黒い少女。想像には怖い面もある。光と闇も介して。
アマンダと母の再会。
母にはある再会が。
子供であるという事。
想像するという事。
成長するという事。
大人になるという事。
現実を受け入れるという事。
でも、それはただ忘れるという事だけじゃない。
想像力を失わなければ、大人になってもいつか必ず思い出す。
あなたのイマジナリを。
想像がやがて現実になる事もある。
映画や本や漫画…これらだって誰かの想像の産物。
ドラえもんは藤子・F・不二雄のイマジナリ。
ハリー・ポッターはJ・K・ローリングのイマジナリ。
この映画も。
私たちはあらゆる媒体を通じて、誰かのイマジナリと触れ合っている。
この世界はイマジナリに溢れている。
よく纏まっていたと思います
ラジャーが生まれた理由が悲しかったのと、何故、泣かないことが、ラジャーとの約束だったのかが、その理由の背景にあったのかと理由がわかった時にはっきりしました。
イマジナリーという不可思議な存在の不思議さを感じつつも、子供の頃は、自分も似たような存在がいたんだろうなと思いながら鑑賞しました。
映像は、やはりジブリから派生した会社なので、ジブリ感が残っていつつ、少しジブリとも違う雰囲気を出そうとしている感もあり、程よい感じのハイブリッドジブリという感じがしました。
当然、映像も綺麗でした。
少し哲学的な部分もあり、子供には難しいかもしれないですが、楽しめる作品ではあると思います。
意外と
奥深い作品ですね。子供が誰もが持っている想像力は、年齢とともに現実に押されて消えて行く事が多いですが、この時の気持ちが発散できる感じを思い出しました。展開も早いし、ストーリーも面白かったです。
幸せだった時間を思い出す
アニメ映画はあまり観ません。ジブリ作品の主要どころを観ているだけ。(本作がスタジオジブリ作品ではないことぐらいは辛うじて認識しています)この映画を観ようと思ったのはひとえにイマジナリーフレンドに興味があったため。
今はもう成人になった娘が二歳半ぐらいの頃、そのような現象がありました。あらぬ方向にニコニコと笑いかけ回らぬ口で話をする。パパ、ママを紹介しようとするような場面もありました。ただ本人はまだ小さかったためその友達がどのような外見なのかは説明できず、分かったのは2人いること、それぞれの名前、大体は部屋の上の方を漂っているがクルマの中にもついてくることぐらいでした。
うちは長子で、一人っ子で、女の子ですのでイマジナリーフレンドは出現しやすい状況だったようです。ただ彼ら?が居た時期は短く、子が公園デビューしてリアルの友達ができると訪れなくなりました。
幼児期は自他の区分ができずどこまでが自分の中でどこからが外部世界なのか理解できていないといいます。おそらくは外部とのコミュニケーションを開始する前に、内と外の合間に自分の分身を設け、それらとまず接触することでトレーニングをしているのでしょう。トレーニング期間が終われば分身は自分に吸収されます。だからイマジナリーフレンドはいなくなるんじゃなく共に生きることになるんだと思っています。この映画の結論的なものもそこでしょう。
うちの娘も昔、一緒に過ごした友達のことはすっかり忘れているようです。でも私は笑いかけたり楽しそうに話している彼女の姿をよく覚えています。家族にとってそれは本当に幸せな時間だったとこの映画は思い出させてくれました。
かって子どもだった人だけではなく、親として子を育てた人もおすすめできる作品です。
消えないこと。守ること。ぜったいに泣かないこと。それが、いちばん大事!(大事マンブラザーズ?)
『イマジナリー』なんだか遠い昔の記憶に同じようなものが自分にもあったような?『せんたくき』だったかな?(名前は冗談ですが)我が家の天使もそれに近い会話を時々しているような気がします。おままごとでたくさんひとり会話してるのの延長戦みたく。誰にも幼少期あるあるかも、『まっくろくろすけ』が見えてた頃には。
圧倒的美しく鮮やか、躍動感あふれる映像に「さすがジブリ出身のクリエーター集団」とうなづきます。画像的には先週観た『窓ぎわのトットちゃん』とは異なりますがそれぞれ作品の持ち味を出してるなってまたまたうなづきます。宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』のエンドロールに『スタジオポノック』の文字を見つけて??っと思いましたが答えがわかりました。
展開的には前半はなんだかゆったりとして若干退屈気味でした。でも物語が進むにつれてワクワクしてくるとともに、なんだかうるうるしてさえきました。昔の記憶を取り戻したママの強さ、ラジャーを失わないために母娘で敵と戦う姿は素敵でした。
それにしてもミスターパンティングの連れてたイマジナリー、まるで貞子みたいで怖かったですね〜何の意味があるのでしょうか?こどもたちが観たら泣いちゃうかも、おじさんでも背筋が寒くなりましたから!
DVDボックスを買うくらいのジブリファンですがスタジオポノックもだんだん貫禄が出てきて、よりよい作品を創り続いてほしいものです。
タイトルにも書いた約束をアマンダとラジャーが声を揃えて叫んだとき他の誰かが「ラジャ!」って言って欲しかったです!うちの会社の女の子はチャットで何かお願いすると「らじゃ」って返事が返ってきます。
子供のころは何だってなれると思ってた
本当にそう思ってた時があったのです。テレビのヒーロー物に変身出来たり、アニメに出て来る凄い技だって出来ると思ってた。でも出来ないとわかった。でも想像の世界なら何だって出来る。アマンダの想像の世界からラジャーが生まれて、そしてママの想像の世界と交錯して冷蔵庫との思い出がよみがえる。アマンダとの再会を望むラジャーのがんばりが何とも感動的。ママの安藤サクラさんやジンザンの山田孝之さん、杉咲花ちゃん、イッセー尾形さんなど声優陣も豪華で大人でも楽しめるアニメ映画でした。個人的にはジンザン好きだな。想像力の大切さを今さらながら教えてくれました。それにしてもバンディングと一緒にいる黒い女の子、怖かったです。
イマジナリの世界で繰り広げられる感動物語。
『屋根裏のラジャー』鑑賞。
*声の主演*
寺田心
*感想*
スタジオポノックの作品を観るのは久々で、映像がとにかく綺麗だったので、鑑賞。
ストーリーは、ざっくりですが、アマンダの想像で生まれたラジャー(イマジナリ)がイマジナリを食べるMr.バンティングに立ち向かう物語で、最初は正直、つまらなかったが、途中からだんだん面白くなってきました。そして、まさかの感動も味わえたので、良かったです!
イマジナリを食べるMr.バンティングが気持ち悪い。。(^^; 大口を開ける所がやばかった。(笑)
イマジナリの世界で繰り広げられる感動物語かつ、メッセージ性があって、とても良かったです!
対象年齢はかなり低めでしょう
子供の頃に見たらを影響うけそうな絵本的な作品です
【推奨したい方】
幼稚園から小学校2〜3年までのお子さんがいる親子さんがお子さん連れで
【気になる点】
安藤サクラさんの声がキャラクターと合っていなかった
【総評】
ズバリアニメ版のネバーエンディングストーリーです、トイ・ストーリー的な大人になって失ったものを取り戻すような作品を期待していくとがっかりします
人の夢と書いて「儚さ」
imaginari(形容詞)
存在しないものや想像上のもの
実際には存在しないが
心の中で想像されるものを指す
子供が遊び相手として想像する
「架空の友達」
数学で扱われる
「虚数」などが該当する
今作は英国の作家A・F・ハロルド
「The Imaginary(僕が消えないうちに)」
を映画化したもの
ジブリなどで活躍された
百瀬義之氏の「監督」の作品は
今回が初めてでしたが
個人的にはすごく良かった
確かに絵柄的にもジブリを
連想しがちなところですが
全然遜色ないと思いました
亡き父が開いた本屋の娘
アマンダの想像の中に生きる
「イマジナリー」の少年ラジャーは
「泣かない事」を約束された
連夜アマンダと屋根裏で様々な
冒険に出かけますが
忘れられると消えてしまう
イマジナリーの運命をまだ
知りません
アマンダも別に友達がいない
わけではなく明るい普通の子
なのですが話の中でも
ラジャーに開けることを禁ずる箱や
大事している傘などどこか
想像の世界にふける「理由」
があるのです
母のリジーはそんなアマンダを
心配して母に電話しますが
あなたも似たようなことを
していたじゃない
「冷蔵庫」って名前の「犬」を・・
と言われてしまいます
するとある日
イマジナリーを食べて生きてきた
謎の男ミスター・バンティングが
現れアマンダとラジャーを襲います
男は大人には見えないはずの
ラジャーも認識し臭いで
追いかけてきたようです
そしてラジャーを君は
アマンダの出した「答え」
にすぎないと言い放ちます
そして逃げ回るうちに
アマンダは車に接触し
瀕死の重傷で意識を失うと
ラジャーは身体が消えかかっていく
事に気が付き恐怖し始めますが
そこでジンザンと名乗る猫の
案内通りに移動すると
大きな図書館につながっており
そこには忘れられそうになった
イマジナリー達の楽園
その世界のイマジナリー
達は皆想像以上に様々な形を
していますが一人比較的人の形を
したエイミーとラジャーは出会い
イマジナリーを食べる
ミスター・バンティングという
存在を説明しますが
最初は理解されません
そのイマジナリーの世界は
ギルドのようになっており
世界中の子供の想像の世界に
派遣され想像の世界の手伝いを
しているようです
写真が切符のようになっており
その写真の子供の世界に
飛び込みますがそこで活躍し
子供にとってかけがえのない
パートナーになれると
クラスアップして現実世界に
いられるようになるようです
ラジャーはその「仕事」の
途中で抜け出して家に戻ると
アマンダは入院していて
リジーが屋根裏のアマンダの部屋を
整理しているところでした
そこでリジーはアマンダが
父が死んでしまった哀しさから
ラジャー達を創り出したこと
父に買ってもらった傘を大事に
していたことを改めて知り
慟哭するのでした
そしてそこへもバンティングが
迫りラジャーはピンチになりますが
エイミーやジンザンが助けに来ますが
バンティングは「想像する側」
らしく図書館への扉が見つからない
ラジャーが辛くも見つけましたが
エイミーがバンティングによって
消されてしまいました
形見のようにラジャーに
ゴーグルを残し・・
その後ラジャーはアマンダの
入院先を探すためにアマンダの友人の
想像の世界に飛び込みますが
その友人の想像の世界では
「ロジャー」にされてしまい
バレリーナの姿にされてしまいます
何とか抜け出して病院へたどり着くと
意識のないアマンダの姿
起こそうとするとまた
バンティングが現れ食べられそうに
なっているとアマンダが目を覚まし
徐々に「ラジャー」を思い出して
いきます
リジーも病室に戻ってくると
バンティングが娘を襲っている
わけですから立ち向かおうと
するとかつて自分が想像した犬
「冷蔵庫」が助けに来てくれます
そこでラジャーの姿も見えるように
なっていました
そう
忘れているだけで
皆昔は子供
かくしてラジャーはアマンダとの
想像の世界で冒険する日々を取り戻します
アマンダの創造性が
父の残した本から作り出され
そこからラジャーが創られた
って事はラジャーはある意味
父でもあるんですよね
そして本という想像するための
情報の集合体の図書館が
主を失ったイマジナリーの居場所
このへんのしくみも
大変よくできていたと思います
昨今のネット動画時代
創造性を働かせた人の作品に
楽しませてもらってますが
果たして子供に想像の余地は
どうあるのでしょうか
まぁ心配するまでもなく
子供はなんとかして
大人になっていくんでしょうね
儚きイマジナリーと共に・・
いい作品でした
かなりの背丈の伸びと成長の話題の…?
声優陣が非常に豪華キャスト&ココ最近声変わりしたとか,身長が伸びたとか話題になってる寺田心は、
俺にとって新品では無いSEIKOの自動巻きのダイバーズウォッチを検索しに、BOOK-OFFのCMで良く耳にした記憶がある。
その大人っぽくなった彼が声優をやってる作品という事で鑑賞してみた。
主旨設定がすんばらしいヾ(๑╹◡╹)ノ"。
“彼女意外の人間にしか見えない“イマジナリー”という設定がイカす。
今時の安藤サクラのママ役の声,寺尾聰の渋い声,どっからどう見てもイッセー尾形がモチーフに決まってるだろ!等のキャラとか…。
イマジナリーフレンドって人じゃないの?
2023年劇場鑑賞300本目。今週全国公開されるのがこれとウィッシュ、パウ・パトロールだけという年末らしい構成。パウ・パトロールは置いておいてポノック対ディズニーという構図になっています。
うわぁ公開初週の土曜に自分ともう一人しかいねぇ〜。
予告でイマジナリーという単語が出てきていましたが、まんまイマジナリーフレンドのことでした。ただ、他人のイマジナリーを見ることができる人がいるのは斬新。イマジナリーフレンドを生み出した人が忘れたり死んだりしても図書館にいけば消えずに済むのも斬新だし、役目を終えたイマジナリーが他のひとのところにいくのも斬新です。いや、どういうことだよ!ついていけねぇよ!設定がどうも馴染めずイマイチ入り込めませんでした。
イマジナリーが望んだ叶わぬ願い、永遠。
ラジャーはアマンダとずっと一緒にいたいけど、アマンダが大人になってラジャーを忘れてしまうとラジャーは消えてしまう。イマジナリーの世界にも人間の世界にも永遠の命はない。
タイトルで大げさに ”永遠” などと何か意味ありげにぶち上げてしまったが、僕として特に深い考察とかは無くこれでおしまい。ナイス。
イマジナリーを食べるオヤジと死神みたいなヤツの説明がも少しほしかった。いったい何だったんだあいつらは?何かの暗喩だったのか? 取りあえず悪いヤツ。
あとエミリが消えて無くなったままだったのは後味が悪い。なにか理由を付けて復活でもいいと思った。
ハッピーエンドだけど、全体的に思ったより暗い感じの話だった。イマジナリーの世界の住民が忘れられた存在だからかもしれない。
終わってみれば良かったかなー
最初はまずまずで期待ができた。途中から"ん〜"って感じに。特に月ネタ辺りは。。。あちゃーってなった。
でも最後ら辺はなんか感動でした。
童心には帰れなかったけど、アニメがキラキラしていて綺麗だったし、今時期にもピッタリで、結局観て良かったかな。誰かにお勧めする程ではないが。。。
なんか千と千尋を思い出した。
冒頭の360°飛翔感の疾駆するファンタジーはアニメならではの魅力...
冒頭の360°飛翔感の疾駆するファンタジーはアニメならではの魅力たっぷりで素晴らしい。屋根裏が空想で異世界に「開いて」いくシーンも良い。が、物語が進むにつれ、雰囲気が暗く重くなっていって、結果的には思ったより遠くに飛べなかった、という印象になってしまう。ラストの狭い病室での決戦はなかなか意外性があるのだが、ここも敵との決着、親子の和解、主人公たちの再開、母親の過去(老犬はズルいし泣かされたけど)とイベントが渋滞していて、あまり上手くオチていない。あんな図書館に寄生して週5で労働しないと生存できないシミったれたイマジナリ(あんまり可愛くないのも問題だ)より、貞子似の黒髪美少女をスタンドにして永遠を生きるイマジナリ喰らいの不老不死の敵役(イッセー尾形の怪演のせいもある)の人生の方が面白そうなのもどうかと思う。
ところどころ誤訳のある海外の児童書の翻訳本・・・みたいな作品
表題がまどろっこしくてすみません。
例えるなら古典的な洋書の翻訳がたまたま売れて有名になり大御所になった高齢の作家が、現代の児童書の骨子を正確に捉える能力に欠けスラングを直訳してしまうなど、ところどころ大事な部分を「誤訳」してしまった・・・様なイメージの作品です。何か伝わりづらいなあ(笑)。
装丁・・いや、映像は絢爛豪華だしよく動き本当に美しいんです。非の打ち所がない素晴らしい出来です。
しかしストーリーはというと、登場人物の役割や発言、それぞれの行動、世界のしくみやイマジナリの定義など・・・何か誤訳みたいな違和感、そして設定の後付け感が常に付き纏い作品世界に没入できないもどかしさが正直ありました。
読み聞かせの理不尽系絵本みたいでもありました。たぶん子供は喜ぶかもですよ。
ただ私はおじさんで意味不明な理不尽は嫌いです。
特に役割的に分からなかったのが図書館仕切っていたお姉さんですかね。
説明不足のままいきなり現場に連れてって死ぬか生きるかの危ない目に合わせたり、ラジャーの発言をなんの根拠もなく頭ごなしに否定したり、あとで自身が間違っていたことに気づいてもまるでそんなこと無かったように振る舞ったり、まあまあやってることは支離滅裂で酷い・・・なのに古株っぽく行動が派手ですごく偉そう。
この姉さんは実力ないのに口だけ達者で新人には態度が横柄なバイトリーダーに重なって見えてしまいました(笑)。
このあたりから心が作品自体に寄り添えず、傍観者になってしまった様に思えます。
お父さんの思い出とか、ところどころ泣かせるところはありましたがそれも単発に終わり、また、悪役も行動が単純で深みと魅力に欠けてましたのでそこもマイナスポイントですかね。
素直な気持ちで
ひねりもなにもないお話。
それで良い。
絵本だから。
極上の絵本だから。
素晴らしかった。
子供と一緒にみても楽しめる。
ただ、、母親の声が棒っぽくて違和感。何だろう?イントネーション?
毎回声のことで引っかかってアレコレ言ってるみたいで自分クレーマーかもしれない。
眠くなった…
所はエゲレス国(だと思う)時代は10年位前みたいな感じ。
とある町の本屋さん(本屋を止める)の娘(小学生年少位)アマンダ。彼女は3階となる屋根裏部屋を遊び場にしており学校から帰ると屋根裏部屋で自らが生み出した想像(イマジナリー)の少年ラジャーと想像世界で冒険をして遊んでいた。
ある日お店にMrバンティングと言う如何にもな感じの変態紳士と怪しい少女が尋ねてきた。
そこから物語が動き出す。彼らは執拗にラジャーを追い掛ける。アマンダの想像でしか無いラジャーが彼らには見えるのだ。
色々あってラジャーは彼らから逃げてジンザンと言う猫のイマジナリーに出会いイマジナリーの町(図書館)に逃げる。
ラジャーの運命や如何に?イマジナリーの見えるMrバンディング達の目的は何か?アマンダはどうなってしまうのか?見てからのお楽しみ。
映像は素晴らしい。幻想と現実が入り混じる不思議な感じなので頭がこんがらがるが小さな子の想像の世界の中にいる様だ。
ただそれ故に眠くなる。凄く心地良い感じで意識が飛ぶ。物語的には凄く良い事を言っていて感動的な話なのだがどうにも頭に入って来ない。ある意味冒険アニメで動きの激しいシーンも多いのだが、ぼんやり夢の中の様な感じの映画。
エゲレス国なので文字は皆英語かと思いきや、小さなお友達に配慮したのか人名とか本のタイトルとか重要な部分は最初から日本語(ひらがな、カタカナ)だ。
若干不自然だが英語で書いて日本語字幕を付けるより良いと思う。
全165件中、121~140件目を表示