355のレビュー・感想・評価
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継ぎ接ぎだらけの服みたいな映画です。
何も考えず観る映画です。最初から物語に期待を持たないで鑑賞しました。しかし、途中から段々「腹が立って」きました。あまりにも内容がないからです。ただ女スパイを題材に映画を作ろうという始まりだったと思うのですが、全てのプロットが思いつきのようなイメージなんです。「あれもこれも入れよう!」です。もう継ぎ接ぎだらけの服みたいな作品です。アクションのほとんど「スタント」に任せています。ですから出演女優に共感を得られませんでした。まさか「シリーズ化」しないでしょうね?
『運だぜ!アート』のluckygenderでした
オーソドックスだった
バッチリ午後ロー向きだけど、オーソドックスなスパイものの常道まんまでした。
『オーシャンズ8』と『チャーリー・エンジェルズ』を足したような話を想像して行ったのですが……
どっちかというと、『ANNA』『アトミックブロンド』の団体戦って感じ。
設定もストーリーも無理はあり、アクションも目新しさはなく。
強烈な「強い女」のイメージ推し。
いかに「カッコいい女」に見えるかがポイントの作品に思えました。
意外といけました
ミスリードとか裏切とか色々話を弄っているうちに作っている方も訳が分からなくなったのか、筋が通っていない部分や分かりにくい部分も結構有るが意外と面白かった。
クルーガー姐さんは相変わらずカッコ良いのだが、何気にルピタ・ニョンゴがカッコ良かったな。チャスティンは、強い女・力の有る女を演じてきてこれからはフィジカルに強い女を演じようとしているのだろうが(『AVA』もそうだったが)体が動いていない印象。
ビンビンの取って付けた感が凄くて、というかそれに関連してオークションのエピソードも作られたんじゃないかと邪推するくらい、それ絡みの話&展開が異常に飲み込み辛い。
マクガフィンであるガジェットは、全てのシステムにアクセス出来る〝スパイ映画でお馴染みの〟万能機械でその辺に頭使わなくて良くなっているのは親切。
結構エグい所も有ったりして何気に楽しめる。ただ(続編作る気満々な終わり方だが)もうちょっとメンバーの年齢層は若くても良かった気はした。
スーパーアクションではなく肉弾戦の魅力
チャーリーズエンジェルみたいなド派手で華麗なあり得ないアクションではなく、痛々しい格闘、銃アクションが魅力
また裏切りなどのスパイ映画のツボも押さえてます
絶対死なないヒーローとは違い、それぞれ家族や人生を背負った各キャラクターが必死にミッションをこなすというところに感情移入出来てハラハラします
だんだん仲間が増えていき、映画後半でやっと役者がそろう展開なので続編が有ればまた面白いかも?
なかなか良し
悪口になるかと思いますが、パターン、舞台だいたい使う国この辺辺りが一番取り出来る場所、見応えは少し有りました。一つ自分が行った所出て来たのが良いねえ〜フランスのポンピドーセンター多目的施設だったかなぁ〜日本で言うと公民館と市役所が合わさった施設かなぁ〜ちょっと変わった施設です。一番上の階でカフェ頂いたのが30年前こんな所かなぁ〜自分ながらの話し成りましたが、こんな感じです。
The 355
・ダイアン・クルーガーがとにかく男前でかっこいい、とくに最後のシーン。。(+1)
・女性エージェントのリアルな格闘シーンがすばらしい (よくあるつまらないワイヤーアクションはない)(+1)
・屈強な男どもをかっこいい女性エージェントが次々に倒していくのが爽快(+1)
・クライマックスに向かう直前が少し胸が苦しくなっただけに、自分もエージェントの1人の気分になった(+1)
・シンプルな少年誌のようなストーリーで、展開が早く、見せ方も上手かった(+1)
・面白かっただけに、もう少しだけ展開に深みがあればよかったなと感じた(-0.5)
肉食系の女性の中にある優しさを見せた作品
冒頭のシーンで疑問が浮かんでしまって、最後までその謎の答えを思いつかなかった。無差別の電子機器を通信で制御できるのだが、通信を発するのもまた電子機器である。ということはそのシグナルを飛ばした段階で、当の電子機器も制御されてしまうというパラドックスに陥る。
どこかでこのパラドックスの説明がされるのかなと思っていたが、その後の無理やりな展開を観ると、パラドックスどころではないことが分かる。取り敢えず映画の設定を何も言わずにすべて肯定して観ることにした。こういう荒唐無稽なストーリーにリアリティを求めるのは野暮である。
序盤のパリでの追いかけっこが、本作品の一番のみどころかもしれない。ジェシカ・チャスティンのドレス姿のハイヒールダッシュは、本人が演じているとしたら見事である。サプレッサー付きの拳銃を持った女性が街なかを走っているのは非現実的ではあるものの、想像するとかなり怖い。逃げたロシア系ドイツ人エージェント役のダイアン・クルーガーも同様だ。この人とは縁がなくて、本作品で初めて見たが、美形でプロポーションもいい。45歳とは驚きである。とはいえジェシカ・チャスティンが44歳でペネロペ・クルスは47歳、ファン・ビンビンも40歳だ。みんな若く見えるし、肉食系である。
チャスティンがクルーガーに大丈夫かと問いかけて、あなたこそ大丈夫なのと問い返されたときに、震えているわと答えるシーンがある。極限状況でも他人を心配するのは心の余裕であり、本作品においては、女性ならではの優しさだと思う。というのも、ペネロペ・クルスが心の叫びとして言うのが、安心して街を歩ける国にしたいの、という意味の台詞である。これも女の優しさだろう。このふたつのシーンが強く印象に残っている。
無理くりに女性ばかりを集結させて戦わせているような映画ではあるが、そこかしこに女性ならではの光るシーンがあった。物語の整合性よりも、肉食系の女性の中にある優しさを見せた作品である。それなりによかった。
355とは何ぞや?
ギタリストを目指す者にとって避けられないフュージョンの名曲があります。それはラリー・カールトンの「ルーム335」。何度聴いても心地よいサウンド、アマチュアギタリストは皆完コピを目指すが挫折する。パート毎のパッセージはコピーは出来るものの、曲の最後まで一気に弾くのがとても難しい。自分の部屋のドアに「room335」と書いている人がどれだけいることやら・・・それくらい有名な曲です。そんでもって、映画でこの曲が使われたら間違いなく満点にしていたでしょう。
まぁ、軽ーく人気女優が集まってスパイアクションする映画と思えば間違いなし。それを企画して主演したジェシカ・チャステイン。もうオスカー候補になるし、誰もが知る人気女優であることは間違いなし。個人的にはアクションよりも普通の映画がいいと思ってます。ダイアン・クルーガーもそうだけど、やっぱり悲劇を味わって立ち直る女性像が似合ってるような。
ペネロペ・クルスは好きな女優なので、今回はアクション満載女優陣の中で唯一か弱い女医役で巻き込まれた感が強い姿にドキドキが止まらない。彼女と同じくオスカー受賞経験のある黒人女優ルピタ・ニョンゴはコンピュータのスペシャリストで感情豊かなところが良かった。ファン・ビンビンは脱税疑惑のほうが印象的だし、よく上海パートでの出演が許可されたな~と思っていたら、撮影は台北だったんですね・・・
死んだり、死ななかったりとどんでん返しも多く、かなりややこしい構成となっていました。戦争やテロで使われたら大惨事となってしまうデバイス(英語ではドライバーと言ってた)をなんとか悪組織に渡さないように奮闘する、国を越えた女性エージェントたち。途中まではアクションも凄くて満足できたのですが、オークションにかけられた辺りから違和感満載。本当に悪者に渡さないのが目的なら、そこで壊してしまえばいいじゃん!かなりチャンスがあったはず。中国が裏で組織を操ってたなんてストーリーにしたら洒落にならないので、途中でストーリーを改変したような・・・そんなチグハグさも感じられました。
帰宅したら、もちろん「ルーム335」関連の動画を見まくり・・・やっぱラリー・カールトンは偉大だ。でもって、この作品が中国で上映されるのかどうかが気になる。ワカンダ・フォーエバー!
続編
ありますかね。最後の感じだとそれを思わせる終わり方だったので、今回が好評ならありそうですね。展開が2転3転してスリリングさもあり面白かったです。結局、彼女達のバックは誰になったのでしょう?
それなり
それなりのストーリーでそれなりにお金を掛けてそれなりのアクションでお届けする娯楽映画
女優は アクションがお好き
しかし2輪追っかけるアクションはプロジェクトAのジャッキーのが至高で超えられないなぁ
突っ込みどころはあるものの見応えもある
かなり賛否分かれていますが、全体的にテンポが良く、アクションも多少キレが悪いものの見応えは十分でした。これだけのアクションが出来る女優はなかなか限られてきますから、そんなキャストが5人も集まったというだけでかなり挑戦的、尚且つ画期的な作品であり、それを一つの映画として纏めあげた点は素晴らしいと思いました。
熟れたままで
女性スパイアクションもの、昨年は観た記憶が無かったのですが、主演のジェスカ・チャスティンが出演していた「AVA エヴァ」が個人的にはつまらない寄りの作品だったのでかなり不安視していましたが、案の定的中しました。
まずアクション映画としての面白さがあまり無いです。目新しいものを作るというのは厳しいとは思いますが、基本的にどこかで観たようなシーンばかりで、欲を言ってしまったらアレなんですが、「レイジング・ファイア」での車蹴り上げ子供救出だったり、「キングスマン ファースト・エージェント」でのコサックダンスアクションと、まだまだ進化し続けるアクション映画の中では置いてけぼりにされていた印象です。男性アクションをそのまま女性アクションに置き換えてもスケールダウンしてしまっており、あとキャスト陣があまりアクション上手には見えなくて所々違和感を感じる場面が多かったです。男性アクションの方がシーンは少ないけれどしっかり印象に残りました。体格差をひっくり返すほど柔軟な体術や、圧倒的武器捌きなども観られなかったのも残念です。既視感のあるシーンながら窓ガラスを破壊しまくって室内の人間を銃でぶっ飛ばすシーンは中々良かったです。
敵組織の殆どが男で、どいつもこいつもクズ野郎な時点である程度察してはいたのですが、基本的には蹂躙していく系の作品だったので爽快感はあるのですが、いくらなんでも男性を蔑視しすぎじゃね?と思ってしまいました。少しくらい女性の敵が出てきてタイマンとかしても良かったんじゃないかな…。
思っていたアクションとは違い、有名なアクション映画の良いところを女性にしてもう一度やってみた自己満足の域を出ない、そんな作品でした。うーん残念。
鑑賞日 2/7
鑑賞時間 15:30〜17:45
座席 F-15
騙し、騙され、裏切り、裏切られ、そして最後に信じられるのは
世界を股に掛けて大活躍するアグレッシブでエモーショナルなヒロイン達!
何も出来ないペネロペちゃんが一際キュートですが、最後にスカッと決めてくれます!
最初はそれぞれバラバラながらも同一の敵相手に結束し、抜群のチームワークにカッコええ~と惚れ惚れしました!
せっかく集まったのにこれで解散するのは勿体ないなぁ~♪
演技ができる人が集まると…
心配してたアクションも良かった!
ダイアンと、ジェシカの映画でした。
やはり、アクションシーン以外でも、きちんと演技ができる人たちの映画、見てて納得です。
ホントにオールスター映画です。
大きな画面でどうぞ!
もう、ファン・ビンビンのとこに日本人が来ることはないんでしょうね…
久々に出会った!超ド級のB級映画!!
出演者はとにかく豪華✨✨✨それなのにお粗末な脚本とご都合主義満載のストーリー展開で途中までは眉間に寄せていたシワも後半では苦笑に変わり一体何がこんなにダメなのか、他の良作スパイ映画との違いは一体なんなのかと考えさせられる始末。
コロンビアに始まり、D.C.、パリ、ベルリン、マラケシュ、上海とワールドワイドにロケした割に思うのは「そんな必要あったかな?」の疑問。それを言い出したら豪華キャスト陣も無駄遣い過ぎたか。
脚本はイチイチ説明が過ぎるというか、行間を読む事をさせてくれない。セリフで全て丁寧に説明してくれちゃうから逆にわざとらしいwセリフだけでなく動きもイチイチ細かい。魚市場で戦って銃が発泡スチロールと氷まみれになってる中に落としてしまったのをわざわざ箱退けて拾うとかいらない芸当。細かすぎて思わず吹き出しちゃったよ💦
ご都合主義も天下一品。お金も仲間も後ろ盾もなくした女性たちが次はどこに向かえばいいのか……なんて言っていたのに次の行き先では高額オークション会場に潜入できるほどのドレスアップをし、武器も所持。無線やカメラ内臓のアクセサリーを身に着けて楽々潜入。(ん?どうやって調達したん??)
そして驚くほど突然「Look what I've found.」なんつって隣の部屋が武器庫だったりするからもう笑うしかない😅😅😅
まぁ思い返せば悪役はそれが顔に出過ぎてて登場シーンから「あ、絶対にコイツやな」がバレバレ。
まぁ、そんな流れをぜーんぶ引っ括めて脱力して楽しむ娯楽エンタメとすりゃ悪くはないのかなー。万が一続編が出来ても劇場では観ない……かな💦
余談
ファン・ビンビンの謎に角々しい肩が気になって気になって。
勢いに押される
展開に勢いが有るので、頭で考えると追い付かないんです。
だから、細かい事は気にせずに、観たままを楽しむ感じかな。
それと、アクションシーンもよく見たらキレがないのかもしれないけど、カメラワークに勢いが有るから、迫力が有りますね。
観ていて少し疲れますけどね。
平日の午後に、テレビ東京で観たくなる映画かな。
国家の垣根を超えた5人の「くのいち」チームは人類滅亡への導火線の火を消せるか?
本作は各国のインテリジェンス機関の女性エージェントたちが後述の「デジタルデバイス」兵器を奪い合い、互いに格闘していくのも束の間、自分達以外のもっと大きな敵対勢力の存在に勘づき、呉越同舟的・偶発的に
ドリームチームを結成することとなり、兵器奪還の為に各人が命をかけ、人類滅亡を阻止する物語である。
そんな彼女たちが追う「デジタルデバイス」とは、
世界各国の金融市場や核開発施設など社会に張り巡らされたあらゆるシステムを乗っ取り、操作できる持ち運び可能な究極の「サイバー兵器」であり、
ブロックチェーン技術すらもはやその意味をなさず、MI6の優秀なサイバー担当エージェントでさえそのアルゴリズムの複雑さから「poetic」と皮肉を込めて表現されるほどの厄介な代物だ。
そして、本作の見どころは豪華俳優陣の「お色直し」ありのアクションシーンと世界を股にかけたバリエーション豊かな「場面展開」である。
また、ストーリー的にはもう一捻り欲しかったが、主要5人の登場人物それぞれの「強さ」と「弱さ」を描写の上、民族や人種を超え、法律でも上司の命令でもなく、それぞれのエージェントたちが持ちあわせている「正義感」とミッションを乗り越えることで育まれる「絆」であろう。
もちろん、お約束の「身内の裏切り」、「世界を牛耳りたいというくそ野郎どもの欲望と妨害」、「組織に蔓延る汚職や腐敗」、そして、現代は未だに「男尊女卑」の名残ある時代であり、まだしばらくは変わりそうもないと思わせてしまうリアルな残酷さというところか?
それは結末を含め、作品の所々に表現されているように感じた。
最後に以下は結末の完全なるネタバレとなる。
世界を救った彼女たちチーム「355」は追われる身となる。(少なくともCIAのメイスとBNDのマリーは元いた組織には戻れないだろう)
かたや私欲に溺れ人類滅亡の危機に加担した「裏切り者」は組織の中で出世するという何とも言えないラストとなる。
(もちろん、その裏切り者にはちゃんと彼女たちがきちんとお灸を据えるのだが)
ちなみにコードネーム「355」とは、アメリカ独立戦争下で活躍されたとされる正体不明の都市伝説的な存在。
まさに女性スパイの鑑なのだが、
それはあくまでも表向きの見方。
実際は、物語のラスト主人公メイスがまるで自分たちのことのようにコードネーム355について語ったセリフにある世界にあえて伏せられたという解釈だ。
もし、真の英雄が実在の355や本作の「355」のメンバーのように組織にとって疎ましい存在として意図的に隠ぺいされているのだとしたらと考えるとやはり漠然としたやり場のない不信感は拭うことはできない。
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