渇水のレビュー・感想・評価
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尾野真千子の凄み!!
原作があり、構想に3年?と聞いていた本作!邦画が見たくなり観てきました。
門脇麦、尾野真千子の二方が雰囲気たっぷりに好演しています♪
色々、暗喩的なワードが出て来ていた?気もしますが、意図してなのか、偶々なのか…自分では理解できなかったです。(匂いや水、海)
後は、子役が凄いです。将来が楽しみ!!
お時間がある方は、子役の演技・女優を見るだけでも価値があると思います。是非、ご観賞下さいー!
生田斗真「湯道」に続きまた水系
どんなに生活が苦しい家でも
滞納しすぎると水道を止めなければいけない。
母が帰って来なくて子供達しかいない家でも…。
テーマは重いが
登場人物のキャラクターが見やすくしている。
特に姉妹!!この子達の演技は秀逸。
“上手過ぎて無理がある子役”ではなく
“素過ぎて芝居か?”でもない
良きバランスの女の子2人!
物語は途中何ヶ所か???なところはあるが
(麦ちゃんは臭い鑑定士?)
ラストへの盛り上がりは映画っぽくて好きだ。
生田斗真「湯道」に続きまた水系。
しかもポスターも似ててねぇwww
少し物足りず...
貧困やネグレクトや夫婦の問題や…
なかなか興味深いテーマなんだけど、
結局、予定調和なラストだったかなぁ。
所詮、主役がいちばんで…
私的には、夫婦の問題より、
ラスト、子どもたちの何かで終わって欲しかったかな。
切実さが無いのだよ
敬愛する白石和彌の初プロデュース作品ということで見に行ったのだが、かなりバイアスがかかってしまい終始制作側目線で見てしまった自分がなさけない。
つまり水道局のシーンは何度か出て来るのだが当然一日でロケ、しかも午前中で撮り切ってるんだろうなとか、生田と磯村がからむ姉妹の家のシーンも続けて撮ってるんだよなとか。
これは白石監督の「止められるか、俺たちを」のパンフに載っていた「撮影日記」を読んだ悪影響である。あの映画の場合は2週間の日程で実質10日くらいで撮っていて「制作」というと香盤のことばかりがちらつく。
髙橋正弥という監督なのだが、まるで学生映画を見せられているかのような印象で芝居を寸断する寄り引きのオーソドックスなカット割りで、「段取り」が脳裏から離れてくれない。
特に驚いたのは、生田が夜の庭で出て行った尾野真千子を回想するシーンで、煙草ふかして二階を見上げて回想にOLしてまた戻って来るという前時代的な手法を恥ずかしげもなく展開していてあきれる。
どうして白石監督が自分で撮らないのか?と疑問に思うが、しかしごつごつしたピュアな良さも多少はあって特にナンバーガール向井秀徳のギターがガンガン鳴って生田が暴走するシーンは「これぞ学生映画」的なまんまの躍動感があって良い。
設定が「誰も知らない」にあまりにも似ていて、なのに家の中が美術的に貧困の匂いが皆無で、切実さが無く虚しい。
麦ちゃん途中でフェードアウト
悪くないんだけど
題材からして期待した
魂が捻じ曲げられるようなところは
なかったかな。
麦ちゃん2児の母かぁ〜
その子山崎七海ちゃん
多分美貌になるでしょう。
演技も凄いです。末恐ろしいです。
60点
2
TOHOシネマズ日比谷 20230607
パンフ購入
是枝三作を超える傑作
是枝監督作品の『誰も知らない』『万引き家族』『そして、父になる』と似た人物設定、展開があり、それぞれの作品が提起した課題をまとめて打開しようとする良心を感じ、それらを超える傑作である。
くり返し考えると★の増える作品
生田斗真が主演なので見に行った、とゆうだけの私にはちょっと難しかった
社会問題をたくさん提示され、何を感じれば良いのか。。私も流されて生きてるからね!
監督がもっと言いたいことを、明確に出してくれたら。映画見てる時間は別世界と思ってるので、思いっきり表現してくださいな。
ネグレクト、学歴社会、貧困、ほか諸々(働く意義、家族)の問題が同時に降り掛かってきたら、心は乾くね。
岩切は子供の愛し方がわからない程になってる。
自分が小さい頃愛されていなかった…て理由だけじゃなく、人の家の水道を停止する仕事に愛を感じないからじゃないかなぁ。。助けようとしても分かり合えないし(小出の母とかね)。
しかし①水はタダよ、山の中の滝とかはね。でも家に来る水は整備されてるんだから水道局にありがたく金払うでしょ。下水道のお金も払わなきゃあね。
しかし②「湯道」のむき卵のような肌と比べて今回の肌はどうだ。生気のなさはどうだ。俳優ってすごい…
誰かがやらなきゃいけない仕事
払わなきゃいけないものだから
映画の様なやるせない気になる環境下で決断を下さなければならない時もあるでしょう。とある放送料とは違って公平性ある中での支払いなのでただ単に払わない輩は止められても仕方ないよね。
嫌な業務お勤め御苦労様です。
長女の子がのんに似てると思いながら色々な作品に出てくるんだろうなぁと😅
最終的に前向きで良かった。
個人的にもっと泣ける内容を期待してしまった。。
じわじわと胸にくる
子どもたちとホースで水を撒くシーンで、なぜだか目に涙が滲んできた。
父性、というのはなかなか言語化・具体化しにくいけど、この作品は、社会の中で働く男、特に父親の存在にフォーカスした稀有な作品であるといえる。
男はつらいよでもなく、リーアムニーソンでもない、普通の、社会の仕組みに組み込まれ、家では煙たがられている男がみな持っている感情をうまく表現した佳作である。
諦念を超えた先に生まれる行動と感情の結末に、共感を感じるか否かで、この作品の受け止め方はまるで違うと思う。
ヴェオリアだったらこうはいかない
ガッキー風味のある毅然とした姉といつでも無邪気に明るい妹がネグられた上、猛暑の水不足下で水道まで停められる。公園での水テロ場面や、やたら生田斗真にタバコ吸わせて間をもたせるとか、彼女の妊娠に気づかない磯村勇斗のありがちなボンクラぶりなど気になるところは多々あるが、健気な姉妹の姿に同情しないわけがなく、正直反則である。
母親役の門脇麦は生活臭のする貧乏シンママ感を出しながら、化粧すると絶妙なグンマーの援交・パパ活女子らしさで相変わらずすばらしい(めちゃくちゃ言ってすみません)。水のにおいがする男はダメって、普通の30歳じゃ出てこない知見だ。
粒子の粗いざらついた映像はフィルムっぽさを狙ったのか。まあ、普通に撮っちゃうとNHKの2時間ドラマでいいかという話だが、予算なさげな割に著名な俳優が端役まで揃ってるのは製作の白石和彌の力だろう。ラストは生田の家庭が修復されるより、姉妹の父親がスエズ運河から戻って二人を迎えに来るファンタジーにしてほしかった。やっと雨が降ったんだし。
で?
地域柄、6月は身動きが取れない。
何とか時間を見つけて足を運んだ。
もっと観たい映画はあったのだが、時間が合う作品の中で消去法で選択。
予告編から観てもいいかなと思ってはいた作品。
そういう地域の平日の昼とは言え、観客は私一人。
公開間もないのにあんまりだよねと思っていたが、それに相応しい作品と感じた。
冷房の効きすぎかずっと寒気がしたが、内容も寒々しく辛かった。
拗らせた水道局職員や子供たちを棄てる母親、
これっぽっちもシンパシーを感じず理解もできなかった。
子供たちは哀れだが、ああなる前にいくらでも手はあって可哀想にするための設定でしかなかった。
全体的に評価が高いのには驚いた。
やはり私にはゲージツは理解できない。
子供には優しく
水道料金を支払わない家庭の水道を止める。
普通に考えて生殺与奪の権の行使にほかならぬ行為の執行に胸がしめつけられた。
放置児童を見て我が事のように考えるのも無理もなし。主人公と姉妹の未来に幸あらんことを。
停水執行、つらすぎる、、。
怪物と同日公開ということでこの公開日は邦画の大作揃いだなと思いつつ。初週の日曜朝に怪物見て夕方渇水見てきたけど、怪物にハマりすぎたみたいで、どうしても比べてしまって渇水はそこそこかなぁっていう感じに落ち着いてしまった。
水道局の停水執行職員という職業のこと初めて知ったし、この仕事を取り上げて映画作ってるのすごい新たな視点っていう感じで面白かった。それにしてもなかなか大変な仕事だなぁと。そりゃ色々溜まり溜まっておかしくもなってしまうよなって納得。でもやっぱりちょっと公園でのシーンが過剰で現実ではないかなって最後のところで一気に冷めてしまった感があって、ちょっと残念だったかな。
キャストはすごい良かったし、特にお姉ちゃん役の子すごい目が良かったな。これからも楽しみ。
とりあえず棒のソーダアイス食べたくなった笑。
小綺麗にまとめた映画
悩む人たちや、その周囲の無理解が丁寧に描かれてるけど、全体的にありきたりというか、落としどころが子供っぽい印象を持ってしまうのは、昨今のもっとキツい状況を知るせいか?現実に追い越されちゃったかなあ。
画面は邦画特有の暗さで、ギラギラして乾ききってる暑さが感じられない。
子役2人が好演(特に姉役の暗い表情はリアル)
子役がいい。 そこにありそうな日常 ちょっとずつズレると大きなズレ...
子役がいい。
そこにありそうな日常
ちょっとずつズレると大きなズレになってしまう。
生田斗真の演技も、はっちゃけた役でないのに、魅せてくれたと思います。
不幸なままでなく、いっときでも明るい時間があったのが好かった
公務員の一現場を観て
同時期公開の「怪物」との比較がよくされています
水道局職員と幼い姉妹、小学校教員とそこで学ぶ児童たち
公務員は市民への公平性が求められる一方で、様々な批判非難を受けることで、「法令順守」で感情を抑え込んで「仕事」をすることが求められるような姿を感じます
セーフティネットと言われる生活保護だって、困窮している人自らが福祉の窓口に行かなく
ては支援を始まらない そういった困窮者をみつけて役所の支援につなげようとする善人(本作ではお節介っぽい柴田さん)がいなければ、福祉の窓口みずからが(虐待事案でなければ)支援できない それに対して水道局は、料金徴収という「公平性」を保つ行為の中で、(悪意の滞納者もいる中で)声をあげない、あるいはあげられない人たちの存在をみつける 「公平性」のため市民税滞納者の徴収に加え、国民健康保険、国民年金の保険料未納者に対してチームを組んで徴収に取り組まれている自治体は増えているが、水道料金においても、一つの公的サービス利用料として徴収率を上げ、未収を減らすという「公平性」が求められている現状に胸が痛くなりました この原作が相当前の時代に起ったことが描かれているとすれば、「行政の効率化」「小さな役所」「公務員の削減」といった現在の流れ、さらに水道事業の民営化・広域化は、水の供給・支払いも電気ガス同様契約による「自己選択」となり、「ライフラインだから」という考えは将来なくなっていくのでしょうか
そういった市民の生活や意見に触れている公務員(将来は民営化・外部委託となるのでしょうが)が、ぶつけどころのない「怒り」「葛藤」を持って小さなテロを起こしたことに、小さな拍手を送りました 子どもたちが幸せでありますように
(6月11日 イオンシネマりんくう泉南 にて鑑賞)
笑わない生田斗真と水道局員の苦悩
水道料金を払わない市民に対し停水する水道局員。
ライフラインのラスボスというべき水に対し、心をもっていたら、これ程きつい仕事は中々ない。
笑顔のイメージが強い生田さんの心をなくした演技は見所だか、それにも増して姉妹の印象が強すぎた。
主人公の背景をもっと早めに深く描けていれば違っただろう。
門脇さんのダメ親ぶりは流石の一言。
渇
水道料金未納の人とその家族
水道を停止する水道局員の話
子供達2人がとても良い
特に一番下の子が可愛い
その子を守ろうと必死な姉も良い
生田斗真君のオーラを消した冴えない男役も良い
一般世間代表の磯村勇斗君も良い
ただもう少し深掘りして欲しいかなぁ
ただもう向井さんの渇水が最高に痺れました✨
この曲を映画館で聞けただけで価値ある
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