渇水のレビュー・感想・評価
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中々本質を突いた映画でしたね
現実にあり得る社会問題に迫った映画でしたね。
しかしながら子供には罪はなく、子供を産んだからには親の責任は逃れられません。
子育てを放棄する親が居ることは確実で、そこを本気で考えなければならないと思います。
子役を含めてキャストは最高だと感じました。
白石和彌のDNA
お姉ちゃんが健気すぎた
キレるのが良いのか?悪いのか?
長女よ、長子を頑張り過ぎないで
早く児相に通告してくれぇ!
トークイベント付き試写会にご招待頂きました。
原作は未読。
本作はPG12指定されていますが、画的には過激な描写はないです。ですが、さらっと残酷。
主人公は水道局員。水道代金を支払わない家庭の水道を止めるのがお仕事。水道は電気と違い止まると命に関わる可能性があるため、電気より停止までの猶予期間が長く設定されている。そんな水道を止めるということは死刑宣告と同じ。
毒親育ちの主人公はどこか渇いていて家庭をもっても上手く馴染めずにいたが、とある母子家庭の親子と出会い変わっていく。
全体として印象に残ったのは役者さんたちの演技。皆それぞれ自分の役割をばっちりこなしていて安心感があった。特に子役の子達の演技が光っていました。
役者さんたちの演技が良い分もっと観たいと思ってしまうが、ちょっと出てきては消えていくので消化不良気味に。
その割に100分というそれほど長くない上映時間が長いと感じてしまったので、配分にやや難あり?
現実的に結構残酷な場面もあるが、登場人物が皆さっぱりとしているからかそこまで残酷に見えない。でも、そのさっぱりが説明不足というか、映画の中に入りきれない原因にもなっているのかなとも感じた。
トークイベントで知ったのですが、原作から時代を合わせるためにちょこちょこと改編が加えられているようです。特にラストはガラッと変わっているそうで原作も読んでみたくなりました。
しかし改編が加えられているからか少しチグハグ感も感じました。人々の考え方や暮らし、ファッションがモロ昭和なのに現代のものが出てきて、昭和と現代が混在しているような落ち着かない感じ。
この話を現代に合わせるのは難しかったのかなとも思いますが、現代に変えたからこそラストは救いのあるものになりえたのでその点は良かったです。
孤独を抱えた水道局員と たった二人取り残された幼い姉妹。 給水制限...
生きるとは
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