渇水のレビュー・感想・評価
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子供たちを悲しませないでください
親の身勝手で子どもが悲しみにくれる姿は傷ましいかぎりです。子役姉妹の名演技に感涙です。
公共料金の未納に関しては許されるものではありません。まずは公共料金と税金を払ってから生活を送るのが国民の義務。情けないです。特に払ってやるよと言わんばかりに紙幣を握りつぶして落とすなど言語道断。こんな輩がいたら即タイホ?すべき。
全体的にスッキリしない展開ですが社会問題を浮き彫りにした作品としては水道局を視点にした点で新しいと思いました。
63
考えさせられる現実と白石マジック
今年の邦画作品では、現時点だがまずベスト作品だろう。日本社会の問題を場面ごとに散りばめつつ、幼い姉妹との交流をもとに生きるとは何か改めて考えさせられた作品。監督でおなじみの白石氏が、今度はプロデュース。白石マジックを見せつけられた作品。その特徴が俳優生田斗真の平凡な前橋市水道局役での演技。彼の演技も素晴らしかった。ストーリーも文句なしだし、姉妹の母親役の門脇麦の演技も見事。姉妹の子役の演技は素晴らしかった。現時点では今年の邦画作品ではベスト作品。
中々本質を突いた映画でしたね
白石和彌のDNA
お姉ちゃんが健気すぎた
キレるのが良いのか?悪いのか?
長女よ、長子を頑張り過ぎないで
早く児相に通告してくれぇ!
トークイベント付き試写会にご招待頂きました。
原作は未読。
本作はPG12指定されていますが、画的には過激な描写はないです。ですが、さらっと残酷。
主人公は水道局員。水道代金を支払わない家庭の水道を止めるのがお仕事。水道は電気と違い止まると命に関わる可能性があるため、電気より停止までの猶予期間が長く設定されている。そんな水道を止めるということは死刑宣告と同じ。
毒親育ちの主人公はどこか渇いていて家庭をもっても上手く馴染めずにいたが、とある母子家庭の親子と出会い変わっていく。
全体として印象に残ったのは役者さんたちの演技。皆それぞれ自分の役割をばっちりこなしていて安心感があった。特に子役の子達の演技が光っていました。
役者さんたちの演技が良い分もっと観たいと思ってしまうが、ちょっと出てきては消えていくので消化不良気味に。
その割に100分というそれほど長くない上映時間が長いと感じてしまったので、配分にやや難あり?
現実的に結構残酷な場面もあるが、登場人物が皆さっぱりとしているからかそこまで残酷に見えない。でも、そのさっぱりが説明不足というか、映画の中に入りきれない原因にもなっているのかなとも感じた。
トークイベントで知ったのですが、原作から時代を合わせるためにちょこちょこと改編が加えられているようです。特にラストはガラッと変わっているそうで原作も読んでみたくなりました。
しかし改編が加えられているからか少しチグハグ感も感じました。人々の考え方や暮らし、ファッションがモロ昭和なのに現代のものが出てきて、昭和と現代が混在しているような落ち着かない感じ。
この話を現代に合わせるのは難しかったのかなとも思いますが、現代に変えたからこそラストは救いのあるものになりえたのでその点は良かったです。
孤独を抱えた水道局員と たった二人取り残された幼い姉妹。 給水制限...
生きるとは
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