劇場公開日 2023年6月2日

渇水のレビュー・感想・評価

全191件中、121~140件目を表示

3.0自転車二人乗り、万引、不法侵入姉妹

2023年6月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

イケメン過ぎるような気もしましたが生田斗真が妻子と別居中の悩める地方公務員。水道代を4ヶ月支払わない世帯を訪問して水道を止めるというストレスが溜まる仕事。

幼い姉妹は定職を持たないシングルマザーに育てられているものの電気、ガス、水道も止められてしまうという困難な状況の中で母親は新しい男へ走って帰ってこない。

最終的にはしたたかに逞しく生きていくだろう姉妹と自分を取り戻す生田斗真の表情の変化に救いがありました。

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劇場の天使2

3.0子供達を救済することで、自分を救済するお話

2023年6月7日
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鑑賞方法:映画館

東京、本日曇り。
と思ったら、途中から雨になりぴえん。
単館作品だよなと思つつも、ご近所全てシネコン上映。
これまたぴえん。

思った以上に子供達が痛々しくて、もう少し早く救済してくれと思い観てたが
考えてみれば、これは「怪物」と違い、
子供がメインではなく、生田斗真くんがメインの物語。
子供達を救済するというていで、
過去と今の自分を救済するのだから、救いが遅くなっても仕方ないのか。
その割には子供達がメインに進んでいくものだから、なんか全体ぼやけてしまった感じが…もごもご。

門脇麦ちゃんの湿っぽさ、磯村くんの等身大なお芝居。
いつも好きです。

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ねむ

3.0心は渇かないように生きたい!

2023年6月6日
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悲しい

幸せ

と、強く思う作品でした。
渇いた大人たちの(思ったより重くはない)渇いた感じの作品で、正直物足りなさは残った。

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一言レビュー

3.0聴き覚えのある

2023年6月6日
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鑑賞方法:映画館

萌える

サウンド、向井秀徳かー でも使い方今イチ。生田斗真、磯村勇斗、お姉さんの子は良かったがそれ位。邦画でよく見る小さな反逆と挫折・・原作ありですがもう一捻り欲しい。

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トミー

3.5水道局員の家族関係についての描写は不要だったような気がする。もうす...

2023年6月6日
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水道局員の家族関係についての描写は不要だったような気がする。もうすこし水道を止める仕事についての掘り下げがあっても良かったかも。それにいくら、雨が降っても水道料金の延滞が免除されるわけではないのだ。水道料金は設備を維持管理するための費用だということがどうしてわからないかなあ。水道料金を払いたくない人は、雨水を貯めてそれを使わざるを得ない(そのためのタンクや配管や衛生管理費を自腹でやるというのがいかに大変か)。昨今、水道事業を民営化するじゃせんじゃの話が出てきているが、人間の生命に関わる事業は民営化には向かないんじゃないかなあと思う。

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M.Ooi

3.5生命線である水道を止めるという仕事

2023年6月6日
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鑑賞方法:映画館

昔の音楽仲間に水道局勤めの人が居たんですが、とても感じの良い人で、家庭も円満そうでした。どんな業務内容か聞いておけばよかったですが、延滞料の督促と停水執行(水の元栓を締めちゃう)を専門に行う部署があるのだとしたら、そこで働くのはストレスが溜まりそうです。

生田斗真さんは、生い立ちの負い目で妻と子供への向き合い方が分からない男を好演していました。磯村勇斗さんも女の子たちもとても良かったです。

社会派ドラマかヒューマンドラマか、どちらかにもっと寄れば、より素晴らしい作品になったんじゃないかなと思います。
でも金魚の行き先をちゃんと考えてくれてありがとう。

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ゆり。

4.0姉妹の好演が光る。

2023年6月5日
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生きとし生けるすべてのものにとって最も大切なもの。それは「水」ライフラインの最後の砦である水を止めるということは即ち命に直結する。日照り続きの乾いた街で水道料金滞納者に対し粛々と停水を執行する水道局員たち。

自らの生い立ちや現在の家庭に問題を抱える表情まで乾ききった掴み所のない水道局員の岩切。岩切が出会うネグレクトにより2人だけで生きる幼い姉妹。全て分かっている姉と純粋な妹。まるで現代の清太と節子のようです。岩切が起こした真夏の暴挙。恵みの雨がもたらすものが希望でありますように。そう信じたいラストだった。

16ミリフィルムで撮影された本作。ザラザラとした質感がテーマによくマッチしていた。いろんな方が出演してますがせっかくの門脇麦なので、姉妹と母のストーリーをもっと見たかったかな。

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はるたろう

3.5本当に求めているのは水ではない

2023年6月5日
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難しい

幸せ

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カロン

2.5テーマがわかりにくいと感じた

2023年6月5日
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福島健太

4.0渇いた心を潤すものは何なのか。

2023年6月5日
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初日舞台挨拶の回を鑑賞。
16mmフィルムでの撮影とのことで、設定は令和ながらも昭和の映画を観ているような感覚に陥る。それがジリジリとした暑さを感じさせ、渇いた街や人を上手く表していた。

長期滞納者の水道を止める業務を行う水道局員と、水道を止められた姉妹。
人形のように感情のない目をした先輩生田と、人間味ある後輩磯村のコンビが良い。
姉妹役の2人は芝居が凄く上手いというわけではないのだか、作り込みすぎていない感じで、長女の表情や目力には惹きつけられる。

大きな事件が起きたり、どんでん返しがあったり、感動的な出来事がある映画ではありません。
でも、小さなことでも自分が行動を起こすことで、たとえ問題が解決しなくても、もしかしたら何かが変わったり、誰かが救われることがあるのかもしれない。
そう思わせてくれる作品でした。

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なごん

4.5共感しました

2023年6月5日
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鑑賞方法:映画館

 原作とは、まったく違うエンディングに唖然とするとともに、ホッとしました。原作と同じエンディングでは、おそらく観ることはなかったでしょう。
 貧困や育児放棄、格差といった社会問題を、真正面から取り上げた秀作と思います。こうした問題を意識し、考えるよすがになる作品と思いました。
 また、個人的なことですが、私もそれなりに貧しい家庭で育ったため、2人の子供の苦しみが、我が事のように思えました。
 子供役はとても印象に残りました。今後のこの子らの活躍を祈りたいと思います。
 マイナス点は、主人公が煙草を吸い過ぎです。私はまったく吸いませんので、不愉快でした。

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negi

4.5河林満さんを思い出させてくれる秀作!

2023年6月5日
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渇水というテーマですから、太陽がギラギラ輝いているものと想像していましたが、画面はとても穏やかで色彩が抑えられていたのが、独特の雰囲気を醸し出しておりました。映像では出演者の顔のアップがとても多く、表情で心の渇きを表現しようという試みが切々と伝わってくるようでした。河林満の作品は、30年前に上梓されたものですが、立川市の市役所時代の経験が下敷きになっているとはいえ、令和の時代でも、観るものに訴えかけてくるものは、ほとんど違和感がないストーリー展開です。貧困、家庭不和、不幸の連鎖、理不尽な仕事の執行は、今だに常に私たちを取り巻いています。それは、人間が生きて行く上で、避けて通れない事象なのでしょう。この作品では生田斗真が、理不尽に水道代を払えない人たちの「停水執行」を、極めて事務的に行う中で、多くの人々の罵詈雑言、悪口、暴力を受けることによって、どんどんと病んでいきます。また、自らの家族の不和、育児放棄された姉妹の苦悩などが積み重なり、ついにストレスが爆発します。その小さな反乱は、姉妹の「大人や社会が大嫌い!」の言葉が引き金となりますが、姉妹の社会に対する不満と生田斗真の不満が、化学反応を起こしたようなものでした。小さなテロは、あっけなく終焉しますが、その時になんと日照り続きの大地に雨が降ってくるのです。それは渇水が満たされていく吉兆のような展開でした。このシーンが一番の見どころなのかもしれません。そして、やがて姉妹も生田斗真も希望の未来へ走り出します。不幸に見えることも、必ず温かい春が来るということを示唆しているようで、穏やかな感動に包まれました。

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三輪

5.0早く見に行って下さい

2023年6月5日
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泣ける

何故か上映される劇場が少ない、しかし見に行きました。姉妹泣けますね、特にお姉ちゃん抱きしめたくなります。生田斗真君は今回リアルに共感できたし、磯村君は可愛いし売れっ子なはず。見に行く映画全て出てますもんね、応援してます。物価は上がっても給料上がらず、うさばらしに公園の水ぶちまける気持ち解ります。是非とも早く見に行って下さい。

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岐阜じん

3.0ディハイドロオキシジェン

2023年6月5日
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ひろちゃんのカレシ

2.5プール、水、鉄と火、タバコ、そして、雨、の匂いがします。

2023年6月5日
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前知識無しで、泣けるのかと思って。
 色んなところで、クスっと、してしまって、前の席の方が冷めたかもしれない。ゴメンなさい。

設定が良かったと思う。水道局員が業務に関しての葛藤と非常識な市民。淡々とこなそうとする生田斗真さん。
でもタガが外れて、テロ?行為。

ちょい役で出てくるタレントに気付いて微笑した。

印象的なシーンをもっと激しく表現して欲しかった。
 森の中での滝、ひまわり畑、虹のシーンも美しい虹があれば、女の子が描いた虹の絵も印象的になったのかな。
 大人が子供がこう書くだろうと思って、描いた絵に引いた。

松村邦洋さんを探してください(W)

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askmt

1.0勘違い映画

2023年6月5日
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最近は是枝映画の影響からか、貧困や虐待など社会問題を無理やり映画化する傾向があるがとても危険。そこには嘘と間違ったメッセージが盛り込まれる。この作品は大袈裟で臭い典型的な勘違い映画。可哀想な子供と反逆する訳ありヒーローの物語という昔ながらのワンパターン描写でメッセージ性がまったく感じられない。社会問題を題材にしてるわりにリアリティーゼロだから始末が悪い。制作者の自己満足映画に日本映画界の危機感を感じる。

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ゆう

4.5雨降って…

2023年6月5日
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うんこたれぞう

4.0小さなテロ

2023年6月5日
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ブレミン

3.0謎が多過ぎて良く解らない映画。 本年度ベスト級。

2023年6月5日
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ぶっちゃけ全く心に響かず。
多分、登場人物の心を「渇水」に比喩させた感じの作品だったけど満足度は低め。

役所に勤める生田斗真さん演じる岩切。
水道料金未納な家を周り、料金の催促や停水を行う展開。
未納の家の人達が皆逆ギレするワンパターンな展開に飽きる(笑)

お目当てだった門脇麦さんは謎多き母。
何かあるかと推測するも、知らないうちにフェードアウト?
お化粧姿は綺麗だったけど、もう少し彼女のストーリーを加えて欲しかった感じ。
彼女の2人の子供達は頑張って演技していたと思います。
特に長女の表情は良かった。
でも、その姉妹の結末も何だか微妙な感じだった印象。

女房、子供と別居中の岩切。
終始、笑顔が無くまさに心が渇水状態。
その流れを変えようとする行動も何だかショボい。

ラストの電話もどうしてそうなったのかも良く解らず。
流れを変えた行動がそうさせたのかとも思えず呆気ないラスト。

自分は水の匂いがするのか?
気になります( ´∀`)

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イゲ

4.0水分では補えない、心の渇きを潤すのはなに?

2023年6月5日
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泣ける

難しい

幸せ

その年の関東地方はまさに異常気象。
降雨の無い日が延々と続くことによる水不足で
給水制限が発令される自治体が続出。

なかでも群馬県前橋市は
ただでさえ最高気温が高い地域。
市営プールは閉鎖となり
公園の噴水も止められ、
市民の不満はいやがおうでも高まるばかりで、
その憤懣は至る所に波及する。

市の水道局に務める『岩切(生田斗真)』は
『木田(磯村勇斗)』とペアを組み
水道料金の未納世帯を訪れ督促をするのが業務。

四ヶ月の滞納で「停水執行」となり、
水道を止めなくてはいけない。

はなから払う気のない
鼻もちならい住人も居る一方で
困窮家庭では他の公共料金も払えぬケースもアリで
その行く先々では様々な葛藤が生まれる。

しかし、そうした相手にも丁寧に応対し頭を下げる業務に、
心身をすり減らす職員も出て来るのが実態。

そんなおり、二人は育児放棄を受けている幼い姉妹に出会い、
業務の範囲を超えた救いの手を差し伸べる。

『岩切』自身も妻子とは別居状態になっており
表向きの態度とは異なり、心の中はささくれ立っていたのかもしれない。

そうした乾いた胸の中にぽつんと落ちた水滴のように
主人公の内面に次第に変化が訪れる。

からからに乾燥した空気と
『岩切』の満たされない心の内を「渇き」と表現。

彼自身も、親からはあまり良くない扱いを受けた幼少期の体験があり、
自分の子供にどう向き合って良いのかの戸惑いが。

姉妹の存在は、そうした思いを変える潤いとなりはするのだが・・・・。

最後はある種の大団円へと繋がるものの、
その過程で主人公が取った行動は唐突に過ぎ納得感は皆無。

加えてそれへの褒美のようにもたらされる結果にも
前触れも連続性もなく、結末を急ぐための流れのようで釈然としない。

もうちょっと上手い落としどころを見せてくれないと、
人間ドラマとしてのカタルシスは得難いのではないか。

幼い姉妹を演じた『山﨑七海』と『柚穂』が
出来過ぎなほどの演技。

なまじ周囲の大人が芸達者で固められているだけに、
第二の主人公とでも言うべき二人の成否の作品への影響は大。

これを引き出した監督の『髙橋正弥』は
多くの作品で助監督を務めており
その成果が花開いたとの感想。

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ジュン一