BLUE GIANTのレビュー・感想・評価
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さすが上原ひろみ!
ただの音楽好きが、原作は読んでませんが評判を聞きつけて観に行ってきました。
オリジナル曲、かっこいい!
今までたくさん色んなライブに行ったけれど、感動するライブってアーティストと観客が一体になる…みたいな感じがあるけど、アニメの映画でここまでそんなライブの一体感とか熱量を表現出来ていることにほんとに感心しました!
ちょっと画像が大袈裟だなぁと感じてしまうところもあったけど、実際のライブではない以上、視覚に訴えるには必要な手法だったのかな?
最後はまるでほんとにBLUE NOTEに行ったみたいでした。
原作を見ていないので、わからないですが、ラストのストーリー展開はドラマチックにするには必要だったのかもしれないけれど、ほんとに残念で。
居眠り運転はマジで良くない!!とか、色々考えちゃいました。
続編でなんとか奇跡を起こしてNYのBLUE NOTEの舞台に3人で立って欲しいなぁ。
あと、大くんはJAZZやるのにアメリカじゃ無くてドイツに行くんだぁ、とか、玉田くんドラム始めて一年ちょいで上手すぎ!って思って誰かに言いたかったけど、1人で観に行ったので、ここで書きました!
アニメというよりライブ
これはいい映画 92点
この映画はとても感動的でした。たしかに、一見するとダサいところもありますが、それが逆にカッコ良さにつながっています。具体的な根拠はないけれど、映画全体が熱い情熱と努力に満ちていました。
特にジャズの音楽が素晴らしく、実際にライブで聴いてみたいと思いました。生の演奏は何ものにも代えがたい魅力があります。
一方で、映画の3Dの描写は少し違和感がありました。それは3D技術の特性上仕方ない部分もあるのでしょうが、なかなか慣れませんでした。
王道のサクセスストーリーだけど丁寧な仕上がり
評価を聞いて観に行きました。なので原作はまったくの未読です。最初に感じたのは絵が80年代タッチで、どこか古臭く「右曲がりのダンディー」や「気まぐれオレンジロード」を思い出しました。
ストーリーもルフィの様な夢まっしぐらな主人公の王道のサクセスストーリー。なので「こんなに順調ならそろそろ落とし穴が出てくるだろう」と思ってたらその通りのわかりやすい王道ストーリー。
しかし、王道でも制作陣が一つ一つ丁寧に作られているのが感じられる。音楽はわからんがきっと凄い人たちが作ったんだろうと思うし、古い絵もジャズもあいまってオシャレにみえてくる。
制作陣が「まぁこれくらいで良いかな…」と作ったのではなく「これ観た人たちがジャズが好きになるように」という気持ちで制作したのが伝わってくる作品でした。
ノンアルクスリなしのひろみJAZZをとことん体感
この主人公は、オレはとにかくJAZZをやりたいんだ、と半端ない熱量でサックスを吹いている。
本作はあえて目指すミュージシャンを挙げていないのは何故だろうか。
演奏を聴いていると、明らかにコルトレーンを目指しているように思えるが。
実際本作の音楽担当の上原ひろみは、私見ではあるが、スタイリッシュなコルトレーンJAZZを実現している。
垢抜けしたマッコイ・タイナー(コルトレーン・カルテットのピアニスト)という感じだ。
本作でジャズのムーブメントが再び起こらないものか。
70年代、80年代と確かにあったもね。ムーブメントが。
ジャズからフュージョンに潮目は変わったけれど。
ジャズ喫茶の閉じられた世界から飛び立って
酒とクスリで破滅したコルトレーンからそろそろ卒業しなきゃね。
そうすれば、新たなJAZZの世界が・・・・・・。
その可能性を模索している作品かもしれない。
まあとりあえずは講釈抜きに、ノンアルクスリなしのひろみJAZZをとことん体感しよう。
本気の神様
ブルーに光って熱い
ぶれない熱量と届かないもどかしさ、つかまれる思い、そんないろいろなものが伝わってきた。
若くて熱くて何にでもなれる可能性がつまった濃密な時間を、しっかりつかんで堪能しているのがうらやましくなるほど。
個人的には一生懸命練習するタマダくんを応援してしまう。あの二人にはさまれて、キミは良くやってる、やり続けられることが貴方の才能だよと讃えたい。
ジャズにくわしくないけれど、映画の中の音が熱くて、映画の中の観客と同じ気持ちになれたと思う。応援上映で拍手可だったのでラストの演奏では思わず拍手してしまった。
王道のサクセスストーリーにもかかわらず、その印象がないのは音と熱を伝える画、映像と素晴らしい音、メインの俳優お三方の演技が絶妙なセッションを奏でて、観てる私を映画の中のSOBluの席につかせたからだと思う。それくらい臨場感があった。
ぜひ世界にのびた、その道を映画で観せていただきたい。
パンフレットもレコードみたいでとってもジャズで素敵でした。
音楽映画
原作破壊
とても好きな漫画の映画化ではあったものの、映画化する上で明らかに障害が多く、嫌な予感がしていて見に行く勇気が出なかったが、今日になってようやく映画館に足を運んだ。結局、その予感は正しかったのだが。
2時間にまとめる以上展開を削らなくてはならないのは理解できるが、ならもっと割り切ってシーンを削り、重要な部分(主に雪祈関連)に集中させるべきだったのではないかと思う。
特に、中途半端にシーンを削っているくせに重要なセリフはなにも考えずにそのまま使っていて、せっかくの名台詞も声優の演技も相まって間抜けな響きになっていたのがとても残念だった。
ライブシーンは気合いが入っていたものの、低レベルな3Dcgが現れるたびにどうしても少し興が覚める。流石にもう少し予算を3Dの方に割くべき。上原ひろみさんが書いた曲はとてもカッコよかったが、原作を読んで想像していた曲の印象とはズレていて、ストーリーの雑さにむかついていたのもあり、とりあえず映えればいいと思って作曲したんだろうなといった捻くれた感想を抱いてしまった。
本当は星0にしたいところだが、ライブシーンは頑張っていたのと、最後の改変だけはすこし楽しめたので星1。
ただただJASSを聴いていた…
会社の同僚にオススメされて観に行った作品。
降りしきる雪の中、河原でひとりテナーサックスを練習する宮本大。くちびるが切れて血が滲む。
天才プレイヤーの雪祈も後半で車に追突されてしまい、大切なステージに痛めた身体で上がることになる。
そして玉田、全くの初心者から、マメだらけの傷ついた手になるほどドラムを練習し、なんとかふたりについていく。
どうして世界までの高みをめざせるのか、ジャズをやってみようと思ったのか、細かく映画では描かれていない。ただそれぞれの痛みを伴った3人の志が素晴らしい熱のこもった演奏に漕ぎついている気がする。
考えてみたら映画の中のSo BLUEの聴衆は3人のバックボーンをどこまで知っているのか?
そんなに知らなくても3人のパワーに圧倒されて、ただただ聴き入る、素晴らしいこの3人!そのくらいじゃないか。
わたしは映画館で全くそうなっていた。
ひとりの聴衆である。
映画で描かれていないところをあーだこーだ考えちゃうなんてきっと野暮なんだろう…
JASSの熱い演奏が聴けて気分も晴れたし、力ももらった、ジャズってかっこいい。また聴きたい。
あれ、涙出てる…
音楽映画+スポコン
ジャズっいいよな
主人公の宮本大は、仙台で1人サックスの練習をし続けていた。そんな彼が東京に出て新たな道に進み始める。
そんなに中で出会ったピアノとドラムという2人と共にバンドを組む事になる。
それぞれが持ち前の才能や気持ちがグッときました。
全くの素人のドラムがどんどん上手くなっていく姿やそれを応援し続けてくれてる存在がいる事に泣かされました。
主人公の言葉もとても良かった。
自分の中でいいと思えるものがあるなら、それは誰に言われようといいものに違いない。
だから、誰かに合わせて自分を見失いようにしないといけない。
ピアノの幼い頃から練習し続けた成果もあり、才能がある。
けれども、才能だけで気持ちというものが伴わないから自分の殻を抜け出せないままにある。
夢の舞台行く中で自分を打ちのめされる言葉を投げかけられ、壁にぶち当たってしまう。
ただ、ひたすらに頑張るって事をこの物語の主人公に教えられて、かっこいいと感じました。
主人公が友達が言った事に対して返しも良かった。
「ドラムをやりたいっていう気持ちは、止めてはいけないだろ。」
上手く出来るかどうかもよりももっと向き合うべきは、気持ちじゃないのか?と自分に問いかけたくなりました。
音楽も良くてどれももっと聴きたくなりました。
心が踊っているのが自分の中にありました。
どんなシーンもよく、泣ける映画でした。
やはり演奏は圧巻でした
今見終わったところです
ジャスはセンス?
とても評判がいいので、終わってしまう前に劇場で!と出かけた。そんなに評判がいいのに我が町の映画館では夜一本のみの鑑賞者3名😅拍手もオッケーですということだが、ちょっと無理そう笑
で、内容は私好みの田舎の頑張り屋さんの若者のサクセスストーリー!3人のキャラクターも面白い。そしてなんと言っても演奏の音楽にのめり込んだ‼️
音を絵で表すところに最初はクスッとなったが、もう最後はそれも一体となって目から耳から体に入っていた。
凄い、凄い!本当の演奏家が素晴らしいんだとは思うけれど、原作が音のない漫画というのも驚きである。
小さい頃からピアノをやったり吹奏楽でサックスやドラムに携わる人はたくさんいるだろう。でも、生のセッションができるジャズマンって、やはり誰でもできるものではないだろうな〜。
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