機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島のレビュー・感想・評価
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安彦監督最後の作品と言われるが・・・
先行上映回がたまたま空いていたので観てきた。
最新映像で観るMSの表現は素晴らしい。
しかしながら、ストーリーがTVの30分から拡大するため色々付け足したようだけど、凄くクドい内容になってしまい途中から飽きを感じた。
閃光のハサウェイみたいな緊迫感もなく、ただ似たようなシーンが何度も流れてきて、後半の戦闘シーンがなければ見るのが辛くなったと思う。
MSの戦闘シーンは流石の部分がありその点は評価できる。
戦闘シーンより子供達とヤギのシーンが何度もでてきてこの作品の魅力を大きく削いでると感じた。
いっそドアンとサザンクロス隊との過去回想をしっかり入れたほうが良かった。
また劇場で観れるなんて、こんなに嬉しいことはない!!
最速上映の完成披露舞台挨拶イベントに行ってきました。
いちおう直前にテレビアニメ1話〜15話を復習してからの観賞。
まさかあの名エピソード『ククルス・ドアンの島』を劇場で観れるなんて、それだけでこの映画には価値があると言える。
冷静に1つの映画作品として観ると色々「あれっ?」と思うところは多々あるが、ファーストガンダムのファンとしては現代の作画クオリティで観れるだけで感涙物。
キャラクターやお話は知っていることが前提なので、初見さんには厳しいだろうけど、オリジナルからかなり改変が加えられているので、ガンダムを知っている人はわざわざテレビアニメを復習する必要はないというか、逆に復習すると変わっているところが多いので混乱してしまうかも…
テレビアニメ1話分を2時間に引き伸ばしているので流石に間伸びした感はある。コメディー要素がかなり追加されているが時代を感じるというか、ファーストガンダムのリアルタイム世代ではないので少し古さを感じた。
そして、せっかく『ククルス・ドアンの島』に焦点が当てられ、ドアンの声優さんも重みのある良い声をされているので、ドアンのジオン軍時代のエピソードや葛藤、子供達にとって親の仇であるドアンとどのようにして打ち解けていったのかという過程が観たかったが、そこらへんはあまり触れられず、仲良くなってからのほのぼのエピソードが中心だったのが少し残念に感じた。
人それぞれ思うところはあると思うが、ガンダムファンは一度観てもらえたらと思う。
お祭り
このフィルムに関しては、お祭りみたいなイベント的な盛り上がりで楽しめばいいんじゃないですかね。
作画は『THE ORIGIN』で培ったCGなどの技術蓄積による延長であり、凝った画面で、最初のテレビシリーズの15話を作り直したって感じで、ややコメディタッチに振った演技・演出を楽しませていただきました。
幼児キャラが泣くあたりの口の形や動きは、安彦漫画の特徴を見事に再現していて、つい笑ってしまいました。
最初のテレビシリーズと比較したら時系列がぐちゃぐちゃですが、過去作の「名場面」をたくさん入れているのがいい。
映画単独の盛り上げ用に、元の設定どころか、ご自身の安彦ORIGIN史観すら無視しているのは、観る前からわかっていたこと。
予告編などであらかじめわかっていたことですが、「なんでこのタイミングでスレッガーさんがホワイトベースにいるの?」だもの。
「アムロの脱走エピソードはククルス・ドアンの後じゃないの?」とか、「ジムの初登場(実戦配備)は二十数話のジャブローあたりじゃねーの?」とか、ツッコミたいところは山ほどありますが、指摘するだけ野暮。
わざわざテレビシリーズの中から、物語全体の流れに干渉しない、単独の話数を映画化した意図は、お祭り化できることではないかと推測いたしました。
タイトルに『THE ORIGIN』を入れてませんしね。
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