劇場公開日 2021年12月10日

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ラストナイト・イン・ソーホーのレビュー・感想・評価

全340件中、201~220件目を表示

4.0幻視と共感

2021年12月19日
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鑑賞方法:映画館

W主演女優さんが魅力的。
ルームメイト、不幸自慢のマウント取りとか細かいディテールがおもしろかったのにあっさり未消化。
全体のバランスがいまひとつなのですが監督が楽しそうで後味も悪くなくきらいになれない。

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モトモト

4.0展開の読みやすさを演出と楽曲でカバー

2021年12月18日
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鑑賞方法:映画館

霊感のある田舎娘がロンドンで行ったことで
はるか昔の殺人事件を追う話。

予告とポスターのセンスの良さと
ベイビー・ドライバーのエドガーさん作品
というとこに惹かれて観ました。

予想してた話ではなかったけど
とても良かったです!!

サイコホラーだと思ってましたが
本作はサスペンスでした。
あんまりこれを言うのはよくないかもしれませんが
サイコホラーを楽しみにしてる人のために言います。

だとしてもそれでがっかりするのではなく
いろんな伏線が張り巡らされてた良作でした。
展開は正直読みやすいものでしたが
霊感と絡めた演出だったり
60年代をテーマとした名曲の数々のおかけで
「やっぱりそうだよねえ〜」と思いながらも
楽しみながら観ることができました!

大学生ならではの葛藤もあるし
都会の恐ろしさも描かれてて
共感できるポイントはとても多いです。
いつのまにか主人公エリーに感情移入して
作品に没入できること間違いなし!
そのせいかラストはなぜか泣けました。笑

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マスノブ

4.0程よいスリラー感と可愛すぎるアニャさま

aさん
2021年12月18日
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予告でアニャテイラージョイちゃんが金髪ポンパドールで60年代ファッションに身を包むなんて見るしかないなと思い公開を楽しみにしておりましたよ。
はぁほんとかわいいな…お顔のパーツが小作りだけど頭めっちゃちっちゃくて手足も華奢でかわいい〜!!
気の強そうなメイクもめっちゃかわいい!ダンスも素敵!序盤のピンクのシフォンドレスほんと似合う〜!!
もうこれだけで1800円の価値ありますよ…ポイントで見たけど…ありがとうエドガーライト…
展開もサクサク進んでめっちゃどんでん返しとかショッキングなこととかないけど画面がカラフルでオシャレで「ん!?」てなったり主人公の目ん玉剥いた表情がオモロかったりで楽しめました!
照明がチカチカするとこあってそこだけちょっとしんどかった。
ていうかほんと海外の人ってお風呂に入らんと普通に寝るよね!?せめて化粧は落とした方がいいんちゃう!?って思いながら見てました。10年後後悔するから。

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a

5.0終始目が離せない!

2021年12月18日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

興奮

2021年最後の月に、面白い映画を観ることが出来た!オススメしたい!
世界観も音楽も好きすぎる!本当に観て良かった!
メインの女優ふたりも◎
監督の次の作品にも大期待です!

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Hiro

4.0二役かと思いました!

2021年12月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

結構、怖い作品かな~ドキッとさせる部分もあってストーリーもしっかりしてて楽しめました。お二人がよく似てますね。

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イ・ジア

3.0悲しい過去、悲しいホラー

2021年12月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

悲しい過去が次第に明らかになっていく。
夢を打ち砕かれたサンディは自分に群がった男たちを殺し、ついには炎の中に消える。悲しいホラー。

男たちの醜さを繰り返し見せられてしんどいので、メンタルが万全でないときには見るべきでない。物語は、エロイーズが夢に向かって歩き出せるのが救い。

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惑星1号

3.5とても美しい、詰め込みすぎの作品

2021年12月18日
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ファッションデザイナーを目指して、ロンドンのカレッジに通い始めた女の子が、仄暗い屋根裏の一人暮らしの部屋で、夢かうつつか、ずっと憧れてきた 1960年代のソーホーと今を行き来する

なんだか映像がとても綺麗、目眩く倒錯した古き良き時代
そして、あの頃は良かったっていう感覚は、その頃の良くなかったところを看過してるからこそ生まれるもんであって

サスペンスホラーっていう位置付けなんだね
サスペンスにはリアリティが欠かせないし、ホラーにはサプライズが欠かせない、そう考えるとどっちつかずだったかもなー

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sysr

4.0ソーホーとは

2021年12月18日
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東京で言うと新宿のようなところなのか?
タイトルがいまいちピンと来なくて残念。
映像は面白いが、流血や光の点滅が多いので苦手な人は避けた方がいい作品ですね。

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monm

4.5う、うつくしい

Nさん
2021年12月18日
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トーマシンマッケンジーが綺麗すぎるしかわいすぎる😍スタイルもいいですね。素敵だー!
と普段内容から感想書くのですが、好きすぎたので先に書きました。

ホラーとサスペンスの中間くらいかな。怖いってほどではないけど、ドッキリするシーンが結構あってビクビクしてました、笑。若干途中間延び感もあるけど、話の展開やオチもおもしろいし、いい映画だなーと思います。

そしてトーマシンマッケンジーがかわいいです。2回目。

ロンドンってそんな怖いとこなの?

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N

2.5思ってたのと違う映画でした

2021年12月18日
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正直いうとつまらなかったです。同じような描写を繰り返すのもうんざりだったし
主役の娘の行動にイライラするだけだった
才能を持って都会に出てきた少女の目を通して映るソーホーという街と
理想と現実のギャップに苦しみながらも成長するそんな話なのかなと思ったのですが、、
悪い方に期待を裏切られましたね

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puleco2

4.0英国が映画の主流になるのでは?

2021年12月18日
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本作、ベイビードライバーのエドガー監督という事で大変楽しみにしていた作品です。予備知識なし、予告だけ観ると違うユニバース(スパイダーマンの予告がやっていたので)の話かと思ったら…笑

相変わらず音楽の使い方が上手く引き込まれてしまいました。(歌詞が理解できればもっと深くストーリーを理解できるのかな?と思いつつ)

主役のトーマシン・マッケンジーが純粋な地方っ子の好演(私自身ジョジョラビットも好きです)しており、将来が楽しみな女優さんです。
地理的なイギリス南北の関係や、60年代の雰囲気も楽しめました。(日本だと70後半から80年代がこんな感じだったのかなぁと)

前作にアレルギーのない方は、是非観て下さい!損はなし!以上!

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白長須鯨

3.5サスペンス映画!?

2021年12月18日
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最初は綺麗なダブルヒロインに目を奪われつつも、霊能者とタイムスリップものかと思ったが…。サスペンス映画とは!?

映像表現のなかで、セットと鏡、時代背景とファッションとか色々なものの掛け算がとても巧みな作りで見応えあるものとなってました。

楽しめた見応えありの映画です。

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ソッケ

5.0歴代ホラーサスペンス╋映画ファンへのオマージュ・・・

2021年12月18日
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鑑賞方法:映画館

50年代、60年代からの007、他映画のオマージュ多々、ホラーサスペンス映画(ハマー映画、○○の館的作品を彷彿させる所)の彩りに、見る人によりの取リ方により(映画 ある日何処かで 1980年作品)、タイムトラベル作品、パラレルワールド作品、ホラー心霊物作品、精神的幻覚物作品、を取リ入れた60年代ミュージほック(TV  ツインピークスみたいに)を潤滑剤に今宵よく使ったダークファンタジーにも見える快作。
DOLBY-ATOMS鑑賞
★重低音○
★音圧◎
★分離度◎
★音の移動─
★サラウンド◎
☆サイド・上・後 音響:3
随所に60年代の曲が流れ、音楽が主要な立ち位置の作品で良い音を出せる設備の映画館で鑑賞が望ましい。音は派手派手しさはあまり無いものの、要所には左右に加え、全体的な包まれた空間表現有り。。

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AKF-RHOO

4.0本当の性的搾取とは

2021年12月17日
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ショーンオブザデッドやホットファズのイメージからは随分と乖離してますが、でも魅力的かつシリアスなテーマを抱えた見事な映画だと思います。

昨今、架空のキャラクターのスカートが短いとか胸が大きいとか言って「女性の性的搾取だ!」と騒ぐ人々がいますが、これこそが本当の性的搾取だと思わされる作品でした。
言葉の意味が軽くなるので是非やめて貰いたいと思いましたね。
芸能界では今も枕営業(ハリウッドではカウチオーディション)の噂がまことしやかに囁かれたりしてるわけで、何故あのテの人達は架空の問題の前に現実の問題に斬り込まないのか不思議でなりません。

それはともかく私はこの作品、60年代ロンドンのギラギラした存在感と主演二人の魅力、特にサンディの勝気な美しさとその転落に惹き込まれたんですが、
パンフにはエロイーズ役のインタビューしか載っておらず、日本人には理解の難しい当時のカルチャーやらの解説なども全くありません。映画評論家複数の能書きでページ埋めしている劣悪なものなので買わない事をお勧めします。

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不敗の魔術師

4.0ファンタジーかミステリーかホラーか…物語のマジックを彩る美しい限りの映像マジック

2021年12月17日
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鑑賞方法:映画館

少女の自立の物語かと思いきや、予想外の展開をみせるスピリチュアルホラーだった。

ミュージカル風で明るいオープニング。だが、なんとなく怪しさも秘められている。
少女がロンドンのファッションデザイナー専門学校に合格し、田舎から都会に一人旅立つことが説明される。どうやら、祖母と二人暮らしでオールディーズ歌謡曲をこよなく愛するこの少女には、亡くなった母親の姿が鏡越しに見えるようだ。
喜び激励しながら送り出す祖母だが、過剰に心配しているように見えて意味深だ。
さて、祖母が注意しすぎたからか、やって来たロンドンの中心街ソーホーは、げに恐ろしい街のように彼女には見えた。
合格したことに飛び上がって喜んだくらいだから入学が狭き門のエリート学校かと思われたが、同級生たちの素行は極めて悪く、都会の夜の街で羽目をはずすことに躍起だ。
そんな乱れた同級生たちから離れたくて少女は寮を出る。
ここから、幻想と現実を往き来する目眩く映像マジックが展開する。

主人公のエロイーズは夢(?)で歌手を目指す女の子にメタモルフォーゼする。現実世界に戻った彼女がその歌手に感化され金髪に染め上げると、演じるトーマシン・マッケンジーは驚くほど美しく変貌する。
その歌手サンディ役のアニャ・テイラー=ジョイは、今注目の女優らしい。なんとも不思議な顔立ちで、美しくもあり奇妙でもある。「恋のダウンタウン」をスローテンポで歌うシーンは見せ場だ。
エロイーズとサンディがシンクロした場面では、鏡の向こう側とこちら側という珍しくはないアイテムを用いながらも、斬新な映像が体験できる。CGではないアナログを重ねた特殊効果には目を惹き付けられる。

サンディが現れる場面で、映画館に「007/サンダーボール作戦」の看板がかかっていることから、エロイーズは'65〜'66年にタイムリープしたと思われる。
最初、サンディはエロイーズの亡くなった母親なのかと思ったのだが、時代が一世代違う。ちょうど彼女の祖母の世代だ。
エロイーズが見つけた格安下宿の大家である老婆を演じたダイアナ・リグは、「女王陛下の007」のヒロイン役だった女優で、本作が遺作となったとのこと。'65〜66年の彼女はテレビシリーズの主役に抜擢された新人女優の頃で、まだ「007」に出演できるなど予想もしていなかっただろう。

私にとってのソーホーは、ニューヨークのダウンタウンで芸術家が集った街だが、本作の舞台はロンドンのウエストミンスター区にある一画で、こちらの方が伝統的だ。
エロイーズが進学して移り住む現代のソーホーは、高級レストランが建ち並び流行の先端を行くファッションの街…のはずだ。が、60年代は映画館や劇場と共にショーパブや風俗店が集まった歓楽街で、ショービズのステージを夢見て吸い寄せられた少女たちが裕福な男たちの喰い物になってしまう裏社会もあったのだろう。

デザイナーへの熱い夢を持ちながらも自分を表に出しきれないエロイーズが、歌手になるための売り込みにアクティブなサンディに憧れを抱き、感化されたことで自らも才能を開花させていく青春ファンタジーは、エロイーズの急激な変化に危険性を匂わせていて、やがて映画はミステリーへと変調していく。
謎の老人をテレンス・スタンプ(=ゾッド将軍fromスーパーマン!)が正に怪しく演じていて、ミステリーがホラーへと更に変調する予感を漂わせる。

果たして、サンディが望んで飛び込んだ世界はにはどんな罠が待っていたのか。
夢を抱いて都会に出た少女は、いったい何から身を守らなければならないのか。
エロイーズにまとわりつく幽霊たちは、助けるべき犠牲者だったのか。
…何が謎なのかが見え始めるに連れて、エロイーズの精神崩壊が始まる後半の勢いが凄い。
そして、過去の恐ろしい事件が見えたとき、被害者と加害者が逆転し、悲劇のヒロインが誰なのかをやっと知ることができるのだ。

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kazz

4.0なにこれ、めちゃくちゃ面白い!!!

2021年12月17日
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鑑賞方法:映画館

なにこれ、めちゃくちゃ面白いじゃん!!
特にいいのは、始終おどろおどろしい音楽や効果音で恐怖を演出するんじゃないところ! 観終わった今も、ホラー映画を観たって気はしない。かと言って、怖くなかったか、ドキドキしなかったかと言えば、いいえ、十分に怖かったです。ドキドキしてました。いやあ、このメリハリ! 映像と音楽での新たな映画像を観た感じ。
ロンドンに着いて暮らし始めた主人公エリーが過去の女性サンディの夢を見て心を奪われ、そしてそれが徐々に夢だけでなくエリーの日常にまで「浸み出してくる」感覚、それをこんなに見事に映像化できるなんて!

そしてなによりも、2人のヒロインがきれいなこと。かたや研ぎ澄まされたサンディの野心的な美しさ、かたや純朴さをわずかに残したエロイーズの真面目な美しさを、115分間観続けられるこの映画、サイコ〜!!!

そうか、監督は「ベイビードライバー」を撮った監督なのか。才能あり!って感じだよね。うわ、次も楽しみ。そのうち、「エドガーライト風」とか言われる一つの "流れ" にまでなる人なんだろうな。

そして、文化的にもてはやされることが多いSOHOであっても、やはり女性からの搾取が当たり前のように行われていたことは、この映画のおかげで忘れないでいられる。

今回一番印象的だったシーン
サンディが初めて現れて、階段を降りるシーン。鏡には、エリーが映りながら降りていくシーン。複数映るエリーとの対比が、スッキリきれいだった。

ーーーーーここから、友人曰くーーーーー
リンジー、思わせぶりなこと言い過ぎ。事故にあったのも、半分はあなたのせいだよ(笑)

「男性による女性からの搾取」を中核に置いたのに、パーティーで薬が入った酒を勧めたのは意地悪な女友達、というのは、「女性同士って、こういうことあるでしょ?」といった、ステレオタイプな考え方が見え隠れして残念だったなあ。

エリーが金髪にしたあたりから、エリーとサンディの同調が大きくなり、サンディの視点から見るロンドンになっていったがために「男たち」も見えるようになったのだろうね。サンディの思いが「何度も何度も殺された」だから、実際に殺される場面を見るのだろうね。そこまで同調していたからこそ、エリーはサンディを解き放すことができたのだろうけれど。建物が燃える中でサンディが解放されたということ、それに伴ってエリーもサンディとの同調から解放されたこと、それを示すのが、エリーの髪の色が戻ったことで示されているのだろうね。

本作では、"鏡" や "扉" が象徴的に使われていたね。「扉を叩く」行為は、ずっと「嫌な出来事」を象徴していたけれど、最後のシーンではエリーを救助に来たレスキュー隊員が "鍵のかかった扉" を叩き割る、つまりエリーたちが生還したことを示すポジティブな意味合いを持って描写されていたね。これはサンディがソーホーの悪夢から逃れ、同じくエリーもその分身としての役割から解放されたことを表していると感じた。
逃げる場所を持たなかったサンディが、一人で背負い続けた罪をエリーによって受容されることで、逃げ場所を見つける事ができた=燃えるソーホーの家からエリーが逃れる事ができたということなのだと思う。

途中、悪夢に追い詰められたエリーが祖母に電話をするシーンがある。祖母はエリーに1人ではなく誰かに助けを求めろ」と助言する。
"誰かに助けを求める行為" を、サンディは心情を吐露するという姿で、最後の最後でエリーに向けて行う事ができた。
(「彼らは死んで当然だった」と言うサンディに「そうね」「あなたは悪くない」と答えるエリー)
一方でエリーも、退去を告げる前に、ボーイフレンドであるジョンに助けを求める事ができていた。

一方、店でのシーンで、警官と話すサンディに、「引き返してよ、サンディ。そっちに行ってはダメ」と助けようとするエリーが二人を隔てる "鏡" を叩き割るシーンがある。あのシーンでも隔てる鏡割れたけど、ポジティブな表現ではなかったみたい。その違いはきっと、このときのエリーは、"ひとりで" サンディを助けようとやったことであり、最後のシーンでのエリーは、「一人で悩まずに、誰かに相談してね」という祖母のアドバイスを受け入れて、"彼に話して「15分たったら入ってきてね」と助けに近い願いをしたうえで" サンディを助けることになった、という違いがあるのではないかな。"

「サンディを助けたい」 という点ではエリーの思いは同じ。ただ、ここでのエリーは、「誰かに助けを求める」 ことが出来ている。これが、監督が伝えたかったことではないだろうか。#MeToo 問題で言われるとおり、「声をあげよう、助けを求めよう」というメッセージがこのあたりに隠れているのではないかな。
分身である2人がそれぞれ“他者“に助けを求め、自分を救おうとする事ができた時、ソーホーの悪夢は終わったのだと思う。

最後に「ラストナイトインソーホー」というタイトル。サンディにとっては「ソーホーでの最後の夜」であり、エリーにとっては「昨晩のソーホーで起きたこと」という二人にとってのそれぞれのラストナイトの掛け合わせだったのか
もね。
ーーーーーここまで、友人曰くーーーーー

上記友人の発言は、俺も振り返ってみて、まったくそうだなあと思う。うーむ、なるほど。それって、いい観方だね。ちょっと感動。書いとこっと。

先に書いたように、映像的、音楽的、それらに支えられたテンポのよさ、勢いなんてあたりには天才的なものを感じる監督だが、脚本賞を取ることはないんだろうなあ。

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CB

3.0主演の二人がかわいい!

2021年12月17日
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演出と音楽が素晴らしくさすがエドガーライト監督!
主演の二人もかわいいのでずっと見てられますね!

ストーリーはつまんなかったです。

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ゆゆゆう

4.5一転して闇に落とされる衝撃

2021年12月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

田舎から都会にでてきた女性の孤独や不安や憧れを描く青春ドラマのテイストも感じつつ、様々な恐怖を描くホラーとして見応えがありました。

60年代の華やかな世界も歌い踊るサンディも、とても煌びやかで魅力的に描かれますが、魅力的ゆえにそれが一転して闇に落とされる衝撃がなんとも……。
サイコな恐怖や、心霊的な恐怖など、いろいろなホラー要素がありましたが、やはり、心が殺される恐怖、それを追体験する恐怖の描写が印象的です。
本当に、自分の選んだ道だからとか業界はそういうものだからとか自己責任論を押し付けられがちですが、望みにつけ込んで搾取する奴らこそが醜悪だということを見せつけてくれます。

煌びやかな夢と悪夢が交錯するような映像も、時代を感じさせる音楽も良かったです。
ストーリー展開も先が気になり引き込まれ、あれはそういう伏線だったのかとか、成程と唸らされました。
現実的な闇の部分では、複雑な余韻も残ります。

ヒロイン二人も、キャラクターの個性が伝わる演技で、それぞれに魅力的で好感が持てました。
また、ジョンが良い奴過ぎる、好感しかないです。

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nakadakan

4.0コーンウォールは

2021年12月17日
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鑑賞方法:映画館

とてもきれいなところで、ただの田舎ではありません。

60年代に流行った大好きな曲がフルバージョン聴けて大満足です。
鏡を使った主役2人を写す演出はとても素敵。

なかなかのどんでん返しはユニークでしたが、やっぱりホラーは苦手。

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Momoko

3.5あのイケナイ頃を、恐くてお洒落に

2021年12月17日
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スタイリッシュな映像とレトロ風な音楽が「ベイビー・ドライバー」を彷彿させ、とても心地良い。

色々と浮かび上がるイメージやメッセージ。その中でも男性優位社会への示し方は「プロミシング・ヤング・ウーマン」より好きだ。

アニャ・テイラーの魅力的な動きは「クイーンズ・ギャンビット」を超えたかも。

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xa
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