ラストナイト・イン・ソーホーのレビュー・感想・評価
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主役お二方最高です!
二重人格の話かなと最初思いましたが、そのあと自分を投影してるのかなとか… アニャさんとトーマシンさんの演技が完璧で演出も凄かったな~ 2人とも可愛いし、トーマシンさんは今後の出演映画チェックですね(^.^) ラスト、実在(生きている)しているとは思わなかったのでしてやられましたけど。 60年代って凄くオシャレなんですね また流行るかも(  ̄▽ ̄) それで元警官は亡くなったのかな(..)
ホラーだと知らず。
観てしまったぁ。。。ホラーだった。 でも観れるホラーだった。ホラーってただ驚かすだけの物が多いから基本スルーしがちなんだけど。 内容は薄いし、なんだか話にいるんだかいらないんだかわからないルームメイトとかもあって、疑問点は多いし、無茶な展開なものの、構成がいいのか、割と楽しめました。 あんな騒ぎアーリア人以外が起こしたら、監視対象か、強制送還されると思うけどね。なんで捕まらない?と、気になりつつ観てしまった。
素直に面白い
自分は「主人公が 頑張って ピンチになりながらも努力して 最後に目的を達成する体の作品が好き」です。この作品はまさにそれ。さらに 映像美あり 映像的な驚きあり ドンデン返しあり 努力の末のハッピーエンドありの自分的には、2021年の2トップの映画でした。
そのため、思わず ソーホーって何か(縫い物の町かと思って)調べたら、本当にあった街の名だったことを知りました。
この監督の他の映画も見ようと思いました。
観たことない映像、展開、スタッフ&キャストの結束!
去年最後も最後の大晦日レイトショー鑑賞の本作がまさかの個人的2021年No.1作品だった! これ程先の読めない展開は初めて位の体験で、じっくり練られた緻密な脚本、様々な映画ジャンルをいくつも彷彿させるエンタメチックな展開、予想不可能な演出、そして結末… 素晴らしい役者たちに脱帽! 去年の最初で最後の満点に相応しく、日本上映権のあるうちに再度映画館で観たい作品だ! ※年末の忙しさと、混乱する位の素晴らしい出来にレビュー下書きのまま放置してました…😅
映画って「総合芸術」だと改めて認識させられた
映画を構成する要素は一杯ある。 ストーリー、演技あたりが目立つところだが、他にも、 撮影、カメラワーク、照明、 セットデザイン、 音楽、選曲、音響効果、 衣装、メイク、 特殊効果… 無数の要素、というかその部門のアーティストが集まって、それを監督がまとめて、1本の映画になる。 本作はそれを改めて思いださせた。 上記の1つが欠けてもダメだし、 それぞれは良くとも、まとめる「監督の手腕」がなければダメになる。 そういう意味で、これらを高次元でまとめた監督の手腕というかバランス感覚は素晴らしいと思う。
2021年に見た映画では一番好き
ロンドンを舞台にしたおしゃれなホラー。 テーマがヘビーで人によってはきつく感じる可能性があるが、音楽と映像のマッチが最高なのでおすすめできる映画だと思う。ベイビー・ドライバーも好きだがこっちの方がより好み。 世界観が強く引き込まれたため展開をよむ暇を感じず、ラストも楽しめた。
ロンドン繁栄の影
2021年ベスト映画。
現代と60年代のロンドンを舞台に2人の少女が時代の闇に取り込まれていく様子をエドガーライト監督が当時のロンドンカルチャーを完全再現した怪作。
本作はとにかく音楽が印象的だった。特に冒頭のA World Without Loveに合わせて愉快にダンスする主人公で完全に引き込まれた。
主人公がロンドンに移り、環境に飲まれていき、それに伴って、ストーリーや展開が大幅にシフトする要所で音楽が効果的に使われていて本作の世界観に浸れたのだと思う。
本作はサイコロジカルホラーとして、純粋に楽しむことも出来るが、当時のロンドン繁栄の影となっていた犠牲にフォーカスしていて現在にも通じるものがあり、監督の問題提起となっていたと感じた。
残るか残らないかというと残らない
最初は、 「ホォ~、なかなか面白い発想だなぁ…」 「どうなっていくんだ?!」 とワクワクドキドキしていたのだけど、 途中から、 「早く伏線回収して進んでちょうだいっな」 て思うようになって、ちょっと飽きちゃった。 さらに、いい人があの仕打ちなのは、ちょっと突然過ぎだし、 「なんで!ちょっと無理やり感ない???」って思っちゃった。 さらに、集中力なくなってきて、 「ゾンビもどきや、グロいの好きよねぇ…この監督」 なんて別のこと考えちゃったし、 そういうの入れたいなら、コメディに寄った作風の方が得意な気がした。 だから、観る直前に同じ監督だったんだと、 作品検索してて知ったのだけども、 『ホット・ファズ』と『スコット・ピルグリム』が、めっちゃ好きだったのですが、 この監督、笑いの要素多めの方が断然に上手くて面白い気がしました。 また、まったく別物なのだけど、 女性が虐げられる部分で、 『ヤング・プロミス・ウーマン』を思い出しちゃって…。 で、あちらが女性監督で、こちらが男性監督っていうのが解る気がする。 こちら、なんとなくモヤ~っと違和感が残ったんだよ…。 音楽、ファッションなど、アート的なセンスはカッコいいから、 ベイビー・ドライバーより前の作品よりは、広い層にウケるんだろうね。
達人の平均値
じゅうぶんに楽しませる映画でしたが、エドガーライトならもっといけた気がします。というか、私見にすぎませんが、エドガーライトとしては凡作だとおもいます。ところがトーマシンマッケンジーとアニャテイラージョイ。ふたりが映画の水準を青天井に上げている──という印象をうけました。どっちかひとりでも贅沢な、いまもっとも旬な、とうだいきっての、ふたりだと思います。 映画はファンタジーに落としたいのか、サスペンスに落としたいのか、曖昧でした。テレンススタンプが演じた老翁やいじめっ子たちの存在も、不統一な感じがしました。 エリーが夢・幻影を見ている大部分はファンタジーが支配しています。華やかで謎めいていて、ぜんぜん別のところへ落ちるような気がしていました。 とりわけ序盤の楽しさ・なにがおこるのかわくわく感はすごいものでした。それが、わりとふつうなサイコサスペンスへ落ちてしまいます。 夜ごとcafe de parisに行ってサンディの分身となる夢・幻影がキラキラ描かれているので、てっきり、ミュージカルになるような気さえしていました。 とはいえ、いい映画でした。 トーマシンマッケンジーがみりょくを発揮していました。まっしろな肌、大きな目、小さな顔にバランスのいいパーツ、丸顔で童顔、ハスキーな声、痩身だけどグラマー。ジョジョのときも思いましたが学園もの等でふつうの人を演じているところが見たいです。 この映画は(かんたんに言うなら)田舎の夢見がちな女の子が、はじめての都会生活に疲弊し、その弱った心に、下宿にいた霊たちが取り憑いた──という話、だと思います。おそらくホラーにジャンルされると思いますが、まるでそんな気配がないのは、さすがエドガーライトでした。 『本作は、ニコラス・ローグ監督の『赤い影』やロマン・ポランスキー監督の『反撥』など、他のイギリスのホラー映画からインスピレーションを受けていると言われており、ライトは本作がタイムトラベルを使用していることにも言及している。』 (ウィキペディア:ラストナイト・イン・ソーホーより) こじんてきな印象では紅い影とも反撥ともちがいましたが、それらがインスピレーションとなったというこの解説にはおおいに納得しました。 また、テレンススタンプやダイアナリグ、Rita Tushingham、Margaret Nolanら、往年の老俳優が、わりとはっきりした役どころで出ていますが、過ぎ去った60年代を描くためであり、演者たちの老若は過去と現在を対比していました。エドガーライトが言うタイムトラベルとはその(過去と現在を行き来する)ことだと思います。
オシャレなホラー映画 映画館で3回観て…
まだ上映してたので、2回目3回目と観てきました。 1回目は渋谷ホワイトシネクイント 2021年12月 2回目3回目は新宿シネマカリテ 2022年2月 全部ミニシアターですが、ミニシアターが似合う作品だと思います。 公開当初、ホワイトシネクイントでは、劇中のドレスが、レプリカだけど展示されてました。 とにかく!!オシャレな映画です!! ただのオシャレ映画じゃなく、ただのホラー映画じゃなく、オシャレなホラー映画? ないですよね、オシャレなホラー映画って、あんま、ほとんど… 独自で、新しくて、いいと思います。 音楽もホント素晴らしくて、 サンディ・ショウ、キンクス、サーチャーズ、フー、スージー&バンシーズ、などなど… 名曲ばかりです。 特に、スージー&バンシーズがかかるのはシビレました。 監督が、夢の中で他人になる夢を見るらしく、その夢からインスピレーションを受けたらしいです。 人物が、時代が、場面が、よく変わるので、少し分かりずらい箇所があると思います。 1回観て分かった気でいたけど、分かった気でいただけで、 3回観てみて、やっと理解できた。 1回観た方も、また観ると、新たな気付きがあると思います。 僕は、3回観たけど、まだ観たい(笑) ネオンが妖しく光輝く悲しき美しい世界、素晴らしい名曲に彩られた世界、60年代のソーホー、に入り浸りたい。
キラキラからホラーへ
オープニングは懐かしいピーター&ゴードンの「愛なき世界」。ビートルズやローリングストーンズやキンクスが活躍していた60年代?のロンドンかな。いや、現代なの? デザイナーを目指して、片田舎からロンドンにやって来た可愛い女の子が主人公。映像もこの娘もキラキラしていて、見ているだけでおじさんは楽しい。 途中から、ショービジネスの世界に憧れる、サンディが出てくる。この娘はちょっと色っぽくて可愛い。清純なエロイーズの化身?それとも亡き母の亡霊… 60年代のロンドンを、おそらく席巻しただろう楽しくて懐かしい、ポップミュージックの数々。「恋のダウンタウン」と「ダンス天国」はよく知ってます。後は聞いたことはあるなという感じ。それがなんとも懐かしくていい。 そしてナイフと真っ赤な血。 ホラー映画なんだけど、ファッションとショービジネス、映像と音楽と二人の女の子がキラキラしていてとても楽しかった。
傑作…。"ホラー"とはこのこと
公開からかなり遅くなってしまいましたが、観ました…。
傑作です。本当に傑作。
まず、これは普通のホラーではありません。
ミソジニー、男尊女卑という名の、本当にあるホラーです。
冒頭からエロイーズ(エリー)が何か鏡を通して見ることができるということが分かります。
60sが好きなエリーは夢のロンドンに大好きなファッションを学びに行きます。そしてタクシーに乗ったその瞬間から、"ホラー"が始まります。
「僕が君のストーカー1号だね」と言うタクシーの運転手、パーティーにて下ネタで女子たちに絡む男子…。
ルームメイトの女の子とも上手くいかず、早々にエリーは老女ミス・コリンズに部屋を借り、一人暮らしを始め、そこでサンディの夢、追体験が始まります。
シンガーとして成功することが夢なサンディは、敷居高いカフェ・ド・パリに出向き、女の子の束役であるジャックと知り合い、夢に向かって突き進む…と思いきや、そこに待っていたのはミソジニーの連発でした。
売れるためには男にサービスをしなければいけない。
最初こそ体を売ることを拒みますが、男に服従している他の女たちを見て、彼女も彼女自身を"殺して"体を売り始めます。
その様子を追体験しているエリーですが、エリーの目からしてもサンディが日に日に弱っていく様子は見るに堪えないものがありました。
苦しみながら男に体を広げるサンディを見る毎日に、エリーの精神も崩壊していきます。
そして遂に付き添い人のジャックに押し倒され、血だらけになっているサンディを目撃し、エリーは限界を迎えてしまいました。
ゾンビの男たちが日常に現れるようになり、最早サンディと自分が曖昧な状態でサンディ殺しの犯人探しをするエリーでしたが、なんと家主であるミス・コリンズが、本名アレキサンドラ・コリンズ、要するにサンディであることが発覚。
血だらけになっていたサンディはジャックを殺した血飛沫を浴びていたのであって、彼女は殺されておらず、それどころかサンディの体目当てで着いてきた男たちを何人も殺していたのです。
ミス・コリンズに殺されそうになるエリーに、ゾンビの男たちが「助けてくれ、彼女を殺せ」とヘルプを求めながら受話器を差し出しますが、彼女はその願いを聞き入れず、部屋になんとか入ってきたミス・コリンズと向き合うことを選びました。
エリーは、サンディが殺される様子をずっと見続けていました。
サンディは夢を正当な方法で叶えたかったのに、実力を生かすことすらできませんでした。
どれだけ辛く、悲しく、絶望したか。
「私はずっと囚人だった」と言ったミス・コリンズ
エリーの「生きて」という懇願は聞き入れず、もう遅いと言って炎の中に残りました。
これは男尊女卑というホラー映画です。
男社会に殺された何人もの女性の物語です。
ゾンビに追われて絶叫するエリーの姿、何度も映りましたね。
男に都合よく扱われ、食われるとは、あれ程恐ろしく、自身の尊厳を貶めることだということです。
誇張ではなく、あれが真の姿です。
エリーは最後、デザインで高評価を受け、拍手喝采を浴びます。
これは、まだ男尊な男(ドライバーのような)はいるけれど、女性も能力を活かせる世の中になりつつある、という現代の希望を表しているのではないか、と感じました。
また、エリーを献身的に支えるジョンも、女性と対等な男性が現代には増えていることを表していると思います。
素晴らしい映画でした。
まだ男尊な日本では、絶対に作ることができなかったでしょうね。
絶叫系アトラクションの面白さ
鑑賞中、音と画に導かれ堪能しました。でもストーリーはエンディングを含め物足りないです。搾取される人は無意識にそれを選んでいるのかもしれない。多様な価値観を示す事が映画のあり方なら、観客の想像力を信じる余白が足りないなぁ。
音と映像のマリアージュを楽しむ映画
この映像の作り方のおかげで余計に「ん?エロイーズはサンディなの?違うの?」みたいな疑問が出てきてしまうけど、結局そんなことはドーデモイーと思えるほど美しい。 なんか美しいものとか古き良きものとか大好きなものとかが綺麗に詰め込まれた作品。ハリーポッターに出てくるヴォルデモート卿のようなオヂサンたちでさえ最後には愛しさを感じてしまう。 個性が大切なはずの服飾科のクラスメイトの女子たちはなぜにあんなに同調圧力が強いのか……
次回作かなあ
音と映像、60年代のロンドン?最高傑作が観れると期待値マックスで観たら、アレ?イヤイヤ、こんなもんじゃないでしょ?観たことあるシーンの連続でラストシーンもなぁ😃女優選びは最高、常に最高点が求められるEライト監督、次は頼みますよ!
60年代のロンドンにタイムスリップし殺人事件をデジャヴする少女
60年代のロンドンにタイムスリップし殺人事件をデジャヴする少女😱 「I've Got My Mind Set on You」「Always Something There to Remind Me」etc…オールディーズ満載の猟奇ホラー映画☠️💀 あ〜、めっちゃ怖面白かった〜🧱🗡️
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