アレックス STRAIGHT CUT

劇場公開日:

アレックス STRAIGHT CUT

解説

フランスの鬼才ギャスパー・ノエ監督が2002年に発表し、過激な描写で賛否両論を巻き起こした問題作「アレックス」を再編集。エンディングテロップから始まり時系列を逆のぼるという挑戦的な構成で描いたオリジナル版を、ノエ監督自らが時間軸に沿った物語へと再構築した。恋人マルキュスと幸せな毎日を送るアレックスは、元恋人でマルキュスとの共通の友人でもあるピエールと3人でパーティへ出かける。パーティでハメを外すマルキュスと口論になったアレックスは、心配するピエールを振り切って1人で帰路へつくが、地下道で男に襲われ激しく暴行されてしまう。変わり果てたアレックスの姿に絶望したマルキュスは、怒りのままに犯人を探し出すべく夜の街をさまよい、ピエールはそんな彼を落ち着かせようと同行する。モニカ・ベルッチが主演を務め、恋人マルキュスをバンサン・カッセルが演じた。

2020年製作/90分/R18+/フランス
原題:Irreversible - Inversion Integrale
配給:太秦

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(C)2020 / STUDIOCANAL - Les Cinemas de la Zone - 120 Films. All rights reserved. Photographer : EMILY DE LA HOSSERAY

映画レビュー

2.5暴行シーンがグロい

2022年6月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

萌える

時系列を逆のぼるという構成のオリジナル版を、時間軸に沿ったて再構築したとの事。
恋人マルキュスと幸せな生活をしてたアレックスは、元恋人のピエールと3人でパーティへ出かけた。マルキュスと些細な喧嘩をしたアレックスは1人で帰る途中の地下道で男に襲われレイプされ顔をぐちゃぐちゃに殴られた。アレックスの復讐にマルキュスは気が狂ったように犯人探しに走り、という話。
オリジナルのように逆なら、なぜ、って考えただろうが、ストレートカットなので、何を観れば良いのかストーリー的には面白くなかった。
アレックスが地下道で暴行されるシーンと最後にピエールが消火器のような物で男の顔を潰すほど殴るシーンは観てるのが辛いほどグロかった。
アレックス役のモニカ・ベルッチは美しくてスタイル良くてセックスがエロくて良かった。

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りあの

1.0ギャスパー・ノエ、いったい何がしたいのか?

2022年1月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

この世は暮らす人々の秩序のうえになりたっている。要するにモラルに反することにはブレーキが効くのだ。

だが、本作が描く世界は、それが全く感じられない、まさにカオス。

こんな不快感に溢れた、2度と観たくもない感情を湧き起こさせる作品はそうそうあるもんじゃないなと思います。

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ちゆう

4.0監督の表現衝動の凄まじさ

2021年12月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 現実から執拗に目を逸らそうとしているかのような眩暈様カメラワークと、心臓の鼓動のような音、そして、不安を煽るBGM。

 レイプシーンはかなり真に迫っているのに加えて長いが、ここまではカメラが安定しており、客観的な映像だ。 ところが、一旦男が事を起こし始めてからは、極端すぎるほどの乱視映像の連続によって主客混同状態に陥り、観客の心をひと時たりとも落ち着かせない。

 CGで工夫したと思われる暴力シーンは壮絶。 一作目では途中退場する観客が続出したというのが頷ける。 演出も非常に手が込んでいるという印象で、 この監督の表現者としての衝動の凄まじさを感じる。 リアルな残酷描写は今の映画で珍しくないが、通常のホラー映画などとは趣が全く異なる。 登場人物の誰にも感情移入させようとしないかのような創り方で、 同監督の他作品と同様、 心の置きどころが無くなるというか、 得も言われぬ不快な気分を刻み付けられてしまう。

 監督は、前作との姉妹作品と語っているようだが、それだけこの作品が気に入っているのだろう。

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Garu

3.5狂気の芸術ともいえますが、監督はただの変人だわ

2021年12月16日
Androidアプリから投稿

時は全てを破壊する
途中退場者続出
最も禁忌を犯した傑作

なんか訳も分からず鑑賞
冒頭から延々と光の点滅
なんや、故障か?
目を伏せながら耐えていると
続いて景色がグルグルまわるまわる
気持ち悪くなります

一瞬で理解しました
意図して観客をイラつかせているんだ

映画は娯楽と芸術の二つの面を持っている
特にヨーロッパは芸術の側面が強い作品が多い
スカッとしたり、笑ったり、泣いたり
映画は色々な感動を与えてくれる
でも芸術なら美しい面だけでは片寄ってしまう
反対な面の作品が無いといけないよね
コレはそういう作品なんだと推測しました

こういう嫌がらせがずっと続くのかと思ったら、素っ裸の男女のベッドでのイチャコラ
女の子と同じベッドで朝を迎えるのはモテない君の憧れだから・・・
やっは、嫌がらせやんか
フランス映画だからモロ、チ〇コ丸出しだけど、残念ながらモザイク

そして、ピエールの延々と続く下品な猥談
電車の客も大迷惑だけど、観客もゲンナリ

コレだけで観客が帰る要素は十分なんだけど
この後、壮絶なレイプシーン
女優の演技がリアリティーありすぎて気持ち悪くなります
レイプしたあと顔を殴る蹴るはもう、犯人に憤(いきどお)りしか無い
このシーンの最中にいたたまれなくなって帰った人が多いんだろうな
ただ、暴行犯がホモだから犯されたのは別の方なんですよ
はっきりいって、あんなに簡単には犯されるわけは無いので、わかる人にはリアリティーに欠けたかもしれない

マルキュスの行動も男の傲慢さがあからさまで腹が立つ
意識不明の恋人に付き添うのが本当にでしょう
もちろん、何も出来ないので犯人探しに行くのが合理的かもしれないけれど、自分の物が壊された事に腹を立てているようにしか見えない

そして、ピエールの狂気の暴走
わけがわからない
ラストのテロップ
時は全てを破壊する
余計にわけわからん

何一つ観客はいやされない
混乱だけが残った
ついでに思ったのは
題名にアレックスと付けたのはてきとうだな
やりたい放題やった監督は題名なんてどうでももよくなったんだろう

後日わかった事ですが
アレックスは2003年にカンヌ国際映画祭で
公開された映画で
今回は監督本人が編集しなおしたSTRAIGHT CUT版なをだそうです
STRAIGHT CUT?そういえば、アレックスの後ろにそんな文字がありました
なんと、2002年版はラストから始まりエピソードを逆にさかのぼっていくという考えらる無い作品だったんです
それだけでなく、モザイクになっているチ〇コをわざわざCGで作ったとなるとモロで見せられたカンヌの客は可哀想にすら思える
狂気の芸術ともいえますが、監督は筋金入りの変人だわ

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nakaji
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