沈黙のパレードのレビュー・感想・評価
全358件中、21~40件目を表示
ガリレオのスピンオフ作品といったところか
ガリレオはTVシリーズが好きでおそらく全話見てると思います 湯川教授の変人ぶりからくるユーモアとサスペンスのバランスが魅力です 湯川教授が科学の力で検証しトリックを見破っていく 最初から犯人はわかっています しかしこの作品では犯人探しのミステリーになっています それを湯川教授が暴いていきますが科学の力ではなく刑事のような推理でそれを行います 湯川教授は科学者なのだからこれではガリレオではなくなる ただ沈黙のパレードという作品なのでいいんでしょう 本来のガリレオとは違いますが ミステリーとしては非常に面白いです この落ちを見破るのは難しいでしょうねえー
❇️二時間ドラマは越えられてない。 ★彡パレードにお金掛けすぎたのか?
沈黙のパレード
🇯🇵静岡県。
町内で歌手を目指していた女子高生が殺された!犯人もほぼ特定されていたのだが、黙秘を貫く。
負の連鎖や復讐が渦巻く中、今年も町内で夏祭りのパレードが開催され新たな事件が‼️
犯人は誰で動機を科学の力を使い解決できるのか❓
❇️二時間ドラマは越えられてない。
★彡パレードにお金掛けすぎたのか?
◉58点。
★彡暗いストーリーだったな。
重いし、やや無理くり感満載でした。
🟢感想。
1️⃣マウントを常に取る福山さん。❌
★彡いまいち独りよがりで説明セリフ多い。
トントン難しいトリックが進んでいくのも無理を感じた。
2️⃣手の込んだトリックだけど。❌
★彡トリックも科学的で一般の仲間が考えたと思えない。
3️⃣被害者の家族が犯人ならわからなくもないけど❌
★彡全体の犯罪が見えてくると、なんとも理解し難いな。
4️⃣最近良くあるミステリーに感じた。
★彡トリックは違えど、松潤の映画の99.9%刑事専門弁護士もほぼかなり類似していた。
☆☆☆★★ 原作読了済み。 実は人気のあるドラマの『ガリレオ』シリ...
☆☆☆★★
原作読了済み。
実は人気のあるドラマの『ガリレオ』シリーズは完全未見。
その辺りを踏まえ、(シリーズのファンの人達から)批判されるのを。ガッテン承知の助の上で、はっきりと言ってしまうと…
ザ・凡庸
原作も映画も、、、
じゃあつまらないのか?と言うと、「いや!そこそこ楽しめるんじゃないかなあ〜」…と、
楽しめるけれど、とても面白い…とも言えないとしか💧
原作を読み始めてすぐに、「あ?これアガサ・クリスティーじゃないの?」と感じた。
実際に原作の157ページ〜158ページに渡って
〜アガサ・クリスティーの小説で有名なオリエント急行の個室でさえ、もう少しましだったのではないかと思った。〜
と書き込まれている。
おそらくは、物語の発想の中にアガサ・クリスティーがあるのは《当たらずとは言え遠からず》なのだと思う。
その辺りを含めた登場人物達のキャラクター設定等は、とても分かりやすく描かれていた。
殺された男のキャラクターの憎らしさであり、全員に殺意を抱かせる演出等も併せて。
でも、アガサ・クリスティー以上に。原作の中には、或る昭和を代表する推理小説を参考にしているのだろう…と予想される本が有り。それが、松本清張の『砂の器』ではないか?と推理する。
原作は未読でしたが、映像化された『祈りの幕が下りる時』は、明らかに『砂の器』に対してのリスペクト感を強く感じられる映像化でした。
この原作の370ページ目には。妹想いの男が、絶対に過去を知られたくない。知られてはいけないのだ…と叫ぶセリフが書かれており。この場面こそは、野村芳太郎監督版『砂の器』に於ける名場面である。加藤嘉の叫びを意識しているのだろうと思える。
(明らかに似せてしまわない様に、演出・演じている風にも見えたのだけれど)
ドラマ版は福山&柴咲による【ある種の】バディ物と思われるのですが。原作を読んだ限りは、湯川教授と草薙の奇妙な友情物語の様に思える。2人は主に、落ち着いて話せるBARで会っては、次々と疑問点を炙り出し。事件の真相に迫って行く物語になっていた。
それをこの映像化では、何度も草薙と薫を入れ替えて描いていた。
ところで、これを書き込んで良いのかどうか、ちょっとだけ躊躇してしまうのですが。
原作では終盤に何度も(いわゆる)どんでん返し的な展開を見せる。
最後の最後に至って、さらなるどんでん返しになるのだけれど。(当事者の最終決断の言葉は)本編ではあえて描いてはいなかった。
映画を観た人が、〝 それを 〟摸倣してしまったとしたのならば、、、製作側にその思いを抱いてしまったからだろうか?
だからこその〝 沈黙 〟なのですが。
元々の復讐劇に無理筋感が強すぎるのを、原作ではかなりのページ数を使い説明し、何とか強引にストーリーを組み立てている。
「いやいや、幾ら何でも…」と思いつつ、筆力で読み切らせてしまうだけに。これを映像で説得力を持たせるのはなかなか難しそうだ、と思っていた。理解しながら観ていても、やはりそもそも感が…
まあ、そうしなけばアガサ・クリスティーにはならんのですけど💦
原作の持つその辺りのバリバリな違和感に対して、大いなる許容範囲を持って観れるならば、暇つぶしに見るにはまあまあか…とは思える作品でした。
最後にちょっと気になった事を、、、
本編が始まる前に、今後公開される予告編が何本か流れたのですが。その中に、以前フジテレビ系列で人気が有ったドラマの《その後》を描く作品が何本も。
この作品自体が、そんな流れの始まりと言っても良いのだろうか?
以前の隆盛はもはや昔。何かと良い話を聞かないフジテレビでも有り、四の五の言ってはいられない状況なのだろうか?
2022年9月18日 TOHOシネマズ錦糸町オリナス/スクリーン2
パレードでワイワイしとるやないか!
と思いながら見てましたが ラストを見て! あっ
そっちの沈黙かよ!!!ってなりましてナイスタイトル過ぎて寒気が走りました!
自分はガリレオのドラマ全く見てなくて
ガリレオの劇場版も1と2みてなかったんですが
これ見てどハマりしてぜーんぶ見るハメになりましたよ! しかし劇場版は全部大当たりですねー
しかも毎回泣かされるわ!
沈黙のパンデミック
原作は2018年に発行されたものだから、原作通りコロナパンデミックのない世界を再現している。
実写版の舞台は2022年、リアル世界では新型コロナ感染が2類の頃。だがしかし作中では全く感染対策については言及されずマスク着用者も当然皆無。
真実を追求する物語だからこそ、パンデミック時代を舞台にしていることに納得しかねる。
今作はプロパガンダの一環なのだろうか。
それはさておき、人の感情に無頓着なはずの湯川に変化があった。
結局、あれこれ考えながら視聴して面白かった。
人気に胡座をかかな名作
最後まで充実していた推理作品。
後味もほんの寂しく、見ごたえがある。
映像や音楽、ダンスや歌もクオリティーが高い、それだけでも価値がある。
主演、助演、監督、映像やダンス、みんないい仕事をしてる。
少し物足りない
好きなシリーズですが、原作を読んでいる分物足りなさがぬぐいきれないです。やはり、映像化した時に詳しく説明や描ききれない部分が出るんですよね。
また、今作はあまり物理学者としての一面が少なかったのが残念です。
今作では、「容疑者Xの献身」の後悔を主人公が繰り返さまいと奔走する点は、シリーズを見るものとして楽しめました。
可もなく不可もなく
ガリレオの映画シリーズは、どこか哀愁漂うストーリーのものが多い。
今作も、事件が解決したのに、すっきりしたような、しないような気持ちになる。
ストーリー後半になって犯人が絞られてくると、キャスト的にある程度予想がつく。
大きな盛り上がりはなく淡々とストーリーが進み、可もなく不可もなくといった印象。
ただ、物理学の要素があまり関係ない事件だったため、事件解決を単純に湯川教授の推理力に頼っている点は違和感。
心の謎
ガリレオシリーズを初めて観ました。前作までの流れを知っていた方がよかったかなと思いつつ、十分に楽しめました。ミステリー作家・東野圭吾原作なので、謎解きが面白さのカギになりますが、湯川学(福山雅治)の推理はなかなかよかったです。でも、どうしてそこに気付けたのか不思議感は少しありましたが、小説とは違う尺の問題もあったかもしれません。悪そうな人が実は優しい人だったり、その逆であったり、たくさんの登場人物の多面的な人物描写も見所でした。
湯川学の人間性を垣間見る
ガリレオこと湯川学は変人と言われるだけあって友達が少ない。本人も多くの交友関係を望んでいないだろう。変わり者ゆえに一人でも平気、または孤独を愛してさえいそうだ。
しかしそれでも、少ない友に対して人間らしい情をみせることがある。本作はそんな物語だった。
ドラマ版では主にトリック解明に焦点が当たったが映画の場合はトリックよりも湯川学の人間性に焦点が当たる内容が多い.
少なくとも「容疑者Xの献身」はそうだろう。「真夏の方程式」は湯川の苦悩を描きたかったのだろうが描ききれなかった。
このドラマ版との違いこそが映画を面白くする。
本作の主人公は出番こそ多くはないが北村一輝演じる草薙だった。草薙の心を救済する物語だったのだ。
湯川は物理学者らしく真実こそが全てを救うと信じている。しかしそれを強制はしない。
ドラマ版であれば真実を追求しないのは意味が分からないという態度をとりそうなものだが、草薙に対してそのようにはしない。
無神経な変わり者に見える湯川の友に対する情が垣間見えるところがいい。どんなに変人でも彼もまた人間なのだ。
草薙を演じた北村一輝さんは良かったね。嘔吐のシーンから出てくるたびに荒んでいく姿はいい。
その姿を知ってか知らずか湯川先生のやる気が上がっていっているような気がするのもいい。実際、湯川先生は感情が見えないので上がってるか分からないんだけどね。
とにかく、ガリレオらしいトリック解明ではなかったけれど、違う意味でガリレオらしい面白い作品だった。
映画版は科学要素少なめ
ガリレオシリーズといえば、意外にも福山雅治が初主演を飾ったテレビドラマ。
原作東野圭吾はほとんど読んでいるが、当時は容疑者Xの献身は読んでいたものの、他のガリレオは読んでなかった。
ドラマは非常に出来がよく、科学を使ったトリックは面白かった。
そんなテレビシリーズの映画版は3つ目ともなるが、映画にはあまり科学要素は入ってこない。
全くないわけではないが。
それが良いか悪いかは人それぞれ。
個人的にはもうちょっと盛り込んで欲しい。
まあこれは映画スタッフというより、原作者へのお願いか。
歌が上手い故人の娘が出てきて、平原綾香のジュピターを歌うのだが、これがまた物凄くうまい。本人が歌っているとしたら、この歌唱力でキャスティングされたのだろう。
それにしても、ガリレオシリーズの福山雅治、加賀恭一郎シリーズの阿部寛という、磐石な布陣は安心感がある。
映像化されてない作品を見つける方が難しいレベルの東野圭吾だが、これからも楽しみである。
全358件中、21~40件目を表示