JOINT

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解説

名簿売買、暴力団、特殊詐欺、ベンチャー投資、外国人犯罪組織など、現代日本で現在進行形の裏社会をリアルなタッチで描いた犯罪ドラマ。刑務所から出所した半グレの石神武司は個人情報の名簿を元手に詐欺用の名簿ビジネスを始め、成功を収める。カタギの親友ヤスから投資を勧められ、ベンチャービジネスに介入し、投資家へと転身を図った石神は裏社会から足を洗おうとするが、大手取引先から過去を問題視され、先方から「石神を外すように」との条件を出さてしまう。一方、石神の後輩・広野が所属する関東最大の暴力団・大島会は、組を破門された武闘派たちが決起した壱川組から抗争を仕掛けられていた。かつて大島会とつながりのあった石神もカタギかヤクザ、大島会か壱川組という、究極の決断を迫られる。主人公の石神を本作が俳優デビューとなる山本一賢が演じる。監督は本作が⻑編監督第一作となる小島央大。

2020年製作/118分/G/日本
配給:イーチタイム
劇場公開日:2021年11月20日

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(C)小島央大/映画JOINT製作委員会

映画レビュー

4.0サイレント・ノワール

2022年1月1日
iPhoneアプリから投稿

激しい撃ち合いやカーチェイスは無いが、凍てつく様な冷たい熱が滲む。今をリアルに切り取りとったシーンは、過度で無い分、現実感が漂う。

派手さを抑えた全編に通底する役者やスタッフの熱い情熱が、静かに観る者の心を満たす。

これまでのノワール作品とは一線を画す、独自性の高い佳作。

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xa

3.0課題も残るが挑戦的で魅力的

2021年12月19日
iPhoneアプリから投稿

2021年劇場鑑賞35本目 良作 61点

最後の最後まで見るか迷っていたが、見て良かった作品。

ここまで小規模の自主映画を誰かの声で存在に気づいたのではなく、自分でこの作品に辿り着き興味を持ち、調べて東京まで足を運んで夜21時から鑑賞する。

また映画に対する自分自身のあらゆる幅が増したきっかけになった作品になりました。

当方この作品に気付けたのもこのサイトの上映予定作品をリサーチしていた際に、ポスターとタイトルにまず目がつき、当方御用達のヤクザや刑事物のサスペンス系だと確信し、予告をみて、監督について調べて、もうその頃には見る気でいました。

ここのレビューも拝見していたので、それも含めて述べると想像していたよりは役者さんの演技はひどくなかった、けど決して目を見張るほどの怪演などはなく、強いていうなら和室で仲間の借りを返すのにやってきた人たちが、からの拳銃を怖い人に渡されてどうのこうの〜のシーンは迫力ありました。

やはり本当に役者で生きている方は違うなあと、ある意味今作でそれに気付けました。

棒読みだとか聞き取りづらいとか、こんなに人いらないとか、見分けづらいとか、でも絵は綺麗だとか、撮り方が良いだとか、全部納得でした。

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サスペンス西島

4.5ヤクザ怖い

2021年12月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

全員知らない役者だからこそリアリティがあり、特に拳銃を巡るアウトレイジみたいなシーンはマジ怖かった

監督が音楽映像も作っているらしく、映像がスタイリッシュでカッコいい

次作、プロの役者を使った作品もぜひ観てみたい

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うんこたれぞう

2.5Vシネマ…

2021年12月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

『悪そな奴は大体トモダチ♬』的なDragon Ashを地でいく、半グレ主人公…

イマドキの反社組織が手を染めてる悪事と、イマドキの悪い奴らが大勢出てらっしゃる…
現代の裏社会ってのがテーマなんで、昔の深作欣二作品などとは、背景や設定が異なるのは分かるけど…

ただね…
「お〜ん?」「あ〜ん?」って、ヤンキーみたいな啖呵ばかりで、チンピラ感が半端ないのはどうにも…
終いには、ヤクザの会長さんまで甲高い可愛らしい声で「おい◯◯!最近、チョーシに乗ってんじゃねえか?」って… 苦笑

あの情けない山守組長ですら、この数倍は迫力あったぞ 笑

梅宮辰夫や松方弘樹の偉大さを噛み締めながら、劇場を後にしましたとさ…

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葵蘭シネマ
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