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映画「日本語劇場版 サンダーバード55 GOGO」 日本語劇場版 サンダーバード55 GOGO 劇場公開日 2022年1月7日
解説 1960年代にイギリスで制作され世界中で愛され続けてきた特撮人形劇「サンダーバード」の新作エピソード。当時ラジオドラマとして書かれた3つのエピソードを、イギリスの熱狂的ファンによるクラウドファンディングを経て、オリジナルの撮影手法を完全再現して映像化した。トレイシー家とペネロープの出会いから国際救助隊の本格始動までを描いた「サンダーバード登場」、雪男に襲われた人々を救助するためエベレストへ向かったペネロープたちが宿敵フッドの罠により絶体絶命の危機に陥る「雪男の恐怖」、連続強盗犯に狙われたペネロープを救うべく奔走する国際救助隊の戦いを描く「大豪邸、襲撃」の3話を基に構成。日本語劇場版は、日本映画界を代表する特撮監督の樋口真嗣が日本公開用に構成を担当し、ポスタービジュアルを「機動戦士ガンダム」メカデザインの大河原邦男が描き下ろした。声優は満島ひかり、井上和彦、大塚芳忠、立木文彦ら。劇場公開時には新作特撮人形劇「ネビュラ75 特別版」(11分)が併映。
2021年製作/91分/G/イギリス 原題:Thunderbirds: The Anniversary Episodes / Introducing Thunderbirds, The Abominable Snowman, The Stately Homes Robberies 配給:東北新社、STAR CHANNEL MOVIES
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まずは最初の約5分間で、当時ラジオドラマとして書かれた3つのエピソードがレコードとして残っていたことなど、このプロジェクトの経緯と、いかにこだわった作品なのかが分かります。 私は「サンダーバード」はあまり知らない作品でしたが、むしろこういう形で見る方が、より作品の魅力を知ることができて良かったです。 今でもおもちゃ屋にサンダーバード関連グッズが売られていますが、特に1号や2号はとても50年以上前のモノとは思えず、魅力があり欲しくなります。 そして、当時の「特撮」へのこだわりは流石で、「スーパーマリオネーション」という造語にも納得しました。 汗とかも微妙なリアルさで、特に「パーカー」というキャラクターの魅力はじわじわときます。 何といっても敢えて「50年以上前の作品としか見えない」ように徹底的にこだわった現代の制作陣も流石で、なかなかの映像職人芸です。 「国際救助隊」のスタートに当たる「サンダーバード登場」は必要不可欠な物語で、まさに導入としても有難い作品です。 その後に続く「雪男の恐怖」と「大豪邸、襲撃」も世界観が分かり楽しめます。 日本放送開始から55周年という記念すべきタイミングでこのような奇跡的な試みを「日本語劇場版」として再構成し、まとめられたのは奇跡が重なった結果と言えると思います。
2022年3月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
まさかサンダーバードの新作を、映画館で観られる日が来るなんて・・。 感激の一言につきます。 しかし物語は地味と言うか、ペネロープが活躍する話が大半で、映画にする話しとしては盛り上がらないな・・と思ったら、今回の3話は過去に発売された、ドラマレコードを映像化したようですね。 まさかそんなエピソードがあったとは! でも、もし次回作があるとしたら、今度はワールドワイド的なエピソードにしてください。
2022年3月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
2022年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
懐かしきサンダーバード。 私も子どもの頃2号のおもちゃを買い与えられて遊んだことがある。 それが55年経った今、まさか本当に新作が作られるとは。 別途作られた「サンダーバード AGE GO」は、現代的な解釈をつけつつも、最新技術を使っているため映像上完璧なんだが、どこかリアルさが欠けていた。 やはりサンダーバードと言ったら爆破シーンだろう。 今作は、まさかの55年前の映像を再現するという「ARE GO」にはない、野心的な作品で、それだけでも高く評価したい。 ただ難点を言えば、オリジナルのシーンが合間に入るが、これと本編のシーンが余りにも似すぎていて、オリジナルのバンクをそのまま使い回したんじゃないかという疑念を持ったこと。(これも新撮だったら、やはりすごいことだが) あと元になったストーリーがやや子ども向けすぎたこと(但し第1話はとても夢のある話ですごく好き)。 無理かも知れないが、是非オリジナルの設定の新規ストーリーで、新しいサンダーバードを作って欲しいところだ。
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