愛なのにのレビュー・感想・評価
全143件中、41~60件目を表示
愛を、否定すんな!
はい。良く私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。
やっとですよ。やっと観れました。この映画。城定監督(じょうじょうと読むのが正解です)が好きで好きで・・・と、言っても「アルプススタンドのはしのほう」からなんですけどね。そして「猫は逃げた(脚本)「女子高生に殺されたい」まあ.にわかなんですが・・・
今泉監督も好き。「愛がなんだ」「あの頃」こっちもにわか・・・
今あげたタイトルはレビューあげています。で、少し前の私のレビューを読んだんですが・・・
あちゃあー枕は長いし中身は薄い。ひどいねー
この映画の主役は瀬戸康史。実は・・・結構嫌いなんですよ。何故か?
例によって朝ドラの話しです。「まんぷく」
ご存知、日清食品の創業者、安藤百福の話しです。主人公は萬平さん(長谷川博己)です。終戦後、国民は飢えていました。
ある日、萬平さんの一家に泥棒が侵入します。家族はなんとその泥棒を許したばかりか居候にまでなるんですね。泥棒の名前は神部茂。演じるのは瀬戸康史。
神部は姪っ子の家庭教師にまでなります。なんと大阪帝大を出ていた。だが泥棒。
神部は萬平さんが大好きで徹底的に協力します。最後まで。それでちょいちょい学歴を鼻にかけるんですよ。泥棒のくせに!
姪っ子のたかちゃん(岸井ゆきの)は従業員のアイドル。良い娘です。神部は献身的に萬平さんに尽くすんです。それで。許したろ・・・と一瞬思ったんですが、たかちゃんのハートも盗みやがった!結婚ですよ。やはり許せん!
やっぱり泥棒じゃねえか‼️
以上が私が瀬戸康史を嫌いになった理由です。さてと・・・.
この映画の主人公は多田浩司(瀬戸康史) 古書店の店主です。ある日の事です。バレバレな感じで女子高生に万引きをされます。いや自業自得でしょ。たまには盗まれる側に立てよ!
あ…ちょっと… 待てよ! 逃げる女子高生!追う多田!
女子高生は捕まりました。名前は矢野岬(河合優実)
なんでこの本を盗んだの?
多田さんがいつも読んでいたから
えっなに?
名前を覚えて欲しかったから、好きです。結婚して下さい。
いやね、凄いな。論理の飛躍が。16歳の女子高生です。恋に恋するお年頃です。なんか自分と多田の事しか頭にないんですね。こんは感じかな。
二人の為、世界はあるの。
そんなわけねえだろ‼️
また女子高生のハートを盗みやがった!多田は言います。僕はまだ好きになった人を忘れられない。
場面が変わり、若田亮介(中島歩)と佐伯一花(さとうほなみ)結婚間近です。若田は一花に内緒で浮気をしています。相手はウェディングプランナーの熊本美樹(向里裕香) 二人の担当者です。
どうやら多田が好きだったのは一花のようです。一回振られているようです。
そして一花は婚約者の若田の浮気に気づいてしまいました。相手は誰?この時点では一花は可哀想な感じですが・・・心は千々に乱れるんですね。一応は若田を許すとしましたが納得はしていません。
そして一花は過去に告白してきた多田に衝撃的な提案をします。
私とSEXしよ🧡
なんじゃあ!それ!赤名リカか‼️(ご存知東京ラブストーリーの名セリフ)
多田は常識人ですが誘惑に負けてしまいます。
そしてある日の事です。多田のアパートのチャイムが鳴ります。
ピンポーン。
ドアを開ける多田。そこにいたのは中年の夫婦。なんと・・・
はい。ここまでにしますね。上映はもう終わりに近いんですが、最後まで語っちゃあダメですよね。
面白かった。笑った。良かった。
役者さんですが絞って・・・まず女子高生役の河合優実さん。初めて見ました。が・・・「女子高生に殺されたい」に出てた!小杉あおい役だった!
割と最近じゃねえか!なんで気づかねえんだよ!頑張れよ!私の海馬‼️
言い訳ですがね、河合優実さんの演技力が素晴らしかったと言う事ですよね?見る順番もあるよね?まっ新進気鋭の女優さんと言う事で勘弁して下さい。難関の都立高校で学級委員長だったらしい。本当に地頭の良い人なんだね。
あと、さとうほなみさんは、ほな・いこかさんだった!びっくりポンだよ!芸達者だね。リアルゲスの極み乙女だよ‼️
最後にこの、役者。オセロ!「猫は逃げた」のカンタだよ!猫だよ!物語には全く関わってないんだけど可愛いにも程がある。なんか画面に出るたびにニヤニヤしちゃう。白黒なんでオセロなんですね。エンドロールにも出ています。
パンフレットは1200円。オセロが一杯。シナリオも再録。費用対効果は高い。全部読んじゃったよ。反芻しちゃったよ。奥さん買った方がお得ですよ!
今も上映してくれた新宿の武蔵野館さん。ありがとうございます。これからも攻めて下さい。城定監督のファンの私は遠路はるばる新宿まで行き「JOJOの奇妙な冒険」そんな感じでございました。無駄ではないです。
こんな長文を読んで頂きありがとうございました。とっちらかっててごめんなさい。またお暇な時に覗きに来て下さい。
けっこうエロい😃
2ヶ月ほど遅れ近所(往復2時間)の映画館で上映開始
初日に突撃!ようやく観れたよ😃
女子高生に求婚され困る古本屋店主と店主をフッた結婚間近の女の周囲でおこる痴情の話
この話
爽やか青春パートとオトナの秘事パートに分けられると思う。その両方に関わるのは店主だけなんだけど店主を通して人間関係や言動が対になっているようで脚本のうまさを感じました
だけどなんか…
青春パートと秘事パートが全く別の世界の話にも見える
設定や言動の繋がりは感じるんだけどそれぞれのパートが始まるともう一方のパートが頭の中から抜けてしまうというか…
なんだか別の世界観を感じた
まぁそれぞれのパートが面白いので構わないんだけど
しかし最後のピンポン現実パートで観てるこっちも一気に現実に引き戻されるのはなぁ。
どんなに良好な関係を築いても世間からはあんな感じに見られるんだろうと思うと結構せつない🙄
まぁそんなの関係ないけどね😃
青春パートと秘事パートのその後が気になる作品でした
面白かったです
余計な一言
ほないこかさんって以前からエロい雰囲気しとるなぁ😃と思っていたのですがとってもよかった😃(何が?)
どうでもよくないと気まずくなるのか・・・
なかなか難しい日本語なのだが、言わんとすることは理解出来る。
まあ、そんなことより、どんでん返しの妙は心に刺さった。
”性技の優劣”というところに落し込んだところにこの作品の面白さが際立つ
それこそ、『愛なのに』という思いをこれでもかと訴えてそのオチを用意したところで監督の勝ちだったのだ。
映画において、スクリーンに映るその全ては何かしらの意図がある。そのお手本みたいな作品である。
たとえ報われなくても、社会規範に抵触するとしても、愛することをやめてはならない!
愛する人に愛されない登場人物たちがどうなっていくのか、その展開に引き込まれ、成り行きを大いに楽しんだ。そして、ふと思ったのは、これは、社会規範と恋愛についての映画なのではないか?とうこと。
社会通念上、女子高生との淫行は許されないが、ブラトニックな恋愛ならばどうなのか?不倫はいけないことだが、愛情のない、肉体だけの関係ならばどうなのか?
少なくとも、古本屋の店主にとっては、「愛する」という心の作用こそが最も重要なのであって、セックスは、それに従属するものでしかない。それは、女子高生の両親や警察に一切言い訳をしないことや、愛する人であっても、セックスだけの関係となることを拒否することから明らかである。
そして、それが、映画全体のメッセージでもあることは、愛のないセックスを続けていた男が、最もこっぴどい形で叩きのめされることからも明らかであろう。
古本屋の店主が言う(叫ぶ)ように、「愛する」という純粋な感情は、どのような形であっても、否定されてはならないのである。
法律と倫理観
20年の好きな邦画1位が『アルプススタンドのはしの方』だったし、今泉監督作品も好きなので期待して観た。
主題歌の印象もあってか、予告編を観た感じでは、ほのぼのしたゆる〜い作品だと思っていたけど、期待していたのとは若干違った。
すごく面白いのだけど、R15 +って思ったよりガッツリで、不意打ちを喰らった感じ。
そこを抜きにして、それぞれの愛にまつわる会話はテンポも良いし、なんか不器用だけど憎めない人々。
高校生の男の子が苛立ちから八つ当たりした後、薔薇を立てかけるところは、ホントは優しい可愛らしい子ですごく好きなシーンだった。
法律では結婚は出来るけど、やっぱり倫理的にどうなのよ?とは思ってしまう。
たとえ岬の方からアプローチしたと分かったとしても、親からしたら「はいそうですか」とはならない。
とはいえあのシーンで一番気持ち悪かったのは母親(個人の感想です)。
『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』の河合優実さん、最近では一番注目している女優さんで今後が楽しみ。
色んな事がありすぎて、本読みが進まないぞ
1 古書店主と二人の女性が織り成すユニークなラブコメディ。
2 主人公は30代になった古書店主・ただ。失恋した女性・いっかのことを引きずっていた。そんな彼に、見ず知らずの女子高生・みさきが突然求婚する。それが映画の発端。押しの強い女子高生の勢いに翻弄される店主。
ある日、店主にかつて失恋した女性が結婚するとの情報がはいり、ひょんなことからその女性と店主が係わる。そして・・・。
3 分頼的にはラブコメディの範疇に入るが、途中なんども「え、そうくるか」と思うほどストーリー展開がユニークで、所々で音楽で言うところの転調が見られた。
本作品は今泉と城定の共同脚本であった。どちらかの単独脚本なら素直に進んでたものが、色合いが異なる二人のテイストを混ぜたことでユニークな展開になったのではないかと思う。
いずれにしろ、途中はどうなるかと思ったが、映画の着地点では、ピタッと決まり良かった。
3 瀬戸の何ごとにも真っすぐな性格と受けの演技、みさき役の河合の一途さ、いっかの結婚相手の粘着質の声音とざまあみろ感が印象的。
楽しい映画鑑賞
1人の人物、1つの出来事、1組の人間関係、それぞれを複数の視点で見ることができ、それが笑えたり発見があったりで持続的に楽しめた。高校生の自意識強めの恋から結婚前の浮気までバラエティに飛んだ男女関係は、こちらも比較して観るのが楽しく、映画の良さを再確認できる作品でした。教会での告白ではなんじゃそらと脱力しましたが、彼女にとっては新しい扉を開いた瞬間であり、あのまま己の性欲のままに突っ走ってほしかったな。私もまだ体験したことのない快楽を味わってみたい。
ドロドロした大人の世界の中で主人公は白く描かれていますがビジュアルが良すぎてあまり説得力はなかったな。偶然と想像に引き続き中島歩さんの演技はサイコーで、アレ系の役は病みつきになる。
「恋愛の設定にリアリティがない」というレビューを見つけましたが、確かに現実的な設定で袋小路になったり、その葛藤から生まれる言葉は刺さるのですが、基本的に恋愛はファンタジーでいいのではないでしょうか。そこを割り切っている自分は、主人公が相手の両親に向けて発した台詞を肯定的に捉えることができました。(要は観る側の感覚に任せればいいじゃんってこと)
恋愛の光と影を巧妙に描いている
片思い同士の恋愛事情を描いたラブコメディ。派手さは無いが要所要所を上手く纏めていて地味な展開でありながらも引き込まれていく。恋愛の光と影を巧妙に描いている魅力的な作品。ラストの展開や落とし所も理想的で凄く良かった。
2022-66
完全に持っていかれました😊
愛がテーマですよね!
映画館の上映に間に合って良かった。
面白かった。好みの作品でした。
岬ちゃんサイコーでした。雰囲気ありますよね。将来性を感じます。
日常に有りそうなのに新鮮さを感じるのは脚本の力なのでしょう。
高校生の清純な愛?結婚前の迷い愛?気持ち良いラブ?
余韻が深い作品でした。
間に合えば是非映画館で🎦
40
me心(御心)のままに行動すると
これは面白い。時間が余ったからチョイスしたんだけど大当たり。前半はニヤリとする小笑いが続いていたが、後半に吹き出してしまう大笑いがやってくる。
古本屋の店主の多田(30)が、本好きで店によく来る女子高生の矢野岬(16)から突然、求婚される。この2人を軸に多田の失恋相手とその婚約者、そしてその浮気相手が絡んでくる。
今泉さんの脚本は、ホント上手い。返しのセリフが、予想の斜め上をいく言葉だから、驚きと笑いでどんどん引き込まれてしまう。一花が、結婚式場の神父さんに相談するシーンがあるんだけど、「神様は何でもお許しになります。安心して神様に悩みを吐き出しなさい」と神父に言われて、それを口にできる?
そのほかにも、亮介が浮気相手との関係を解消しようとするときに、浮気相手のウェディングプランナーから衝撃の一言を言われるんだけど、面白すぎて吹き出してしまったけど、自分が言われたらトラウマ級のショック。
それにしても河合優実は、出る映画、出る作品で存在感が抜群で、役になりきる演技が完璧。伊藤沙莉といい河合優実といい、これからが楽しみでしょうがない。
亮介にゲス不倫をされてしまった一花を演じた「さとうほなみ」はどこかで見たことがあると思ったら、ゲスの極み乙女。の「ほな・いこか」だった。お後がよろしいようで。
愛をとりもどせ
今年の恋愛映画の中ではきっとピカイチ心に刺さったものになると思う。個人的な経験とシンクロしたのもあるけれど、丁寧で優しいが芯のある物語だった。
ネタ(展開)からすると結末は好みじゃない方向かな?なんて思っていたけれど、このコンビ(今泉&城定)にそれは杞憂だったようですね。お見事でした。
ファミリーにもカップルにもちょっとオススメし辛いけれども、ファミリーにもカップルにもコッソリ観て欲しい作品でございます。
優れた脚本とスタッフ、そして何より河合優美
ビート板目当てではしご一本目。
実際にこんなにつきまとわれたら困るだろうなぁという女子高生の岬を、かわいく愛おしくチャーミングに演じた河合優美が最高。
コンフィデンスマンで酷い使われ方をしてた瀬戸康史も好演。演じる古本屋の主人多田さんは、求婚してくる女子高生に対しても、告白して振られた相手にも、なんなら(手は出してしまったけど)、乗り込んで来た女子高生の両親に対しても、どこまでも優しい。毎日仏壇に手を合わせてたもんね。
多田さんと岬ちゃんのやりとりをずっと見ていたい。10分、いや5分でもいいから毎日テレビで放送してくれないかなぁ。
二人の会話が微笑ましく、ずっと笑って観てた。
もう一組の方は笑えないなぁと思ってたら最後に群を抜いて下手くそに爆笑。
最後の岬の「やった」は、間も、トーンも、絶妙。
映画史に残る微笑ましいほっこりしたラストシーンになりました。
さとうほなみはドラム叩いてる女の子かわいいなと思ってたら、いつのまにか女優さんになってて、こんな大胆なシーンまで演じている。決意が伝わってきますね。
大きな事件が起こらなくても、派手なアクションやCGがなくても、良い脚本と才能のある若いキャスト・スタッフがいれば良い作品ができることを証明してる。
あとは観せる方がもっと努力してほしい。話題作やテレビ局製作の作品ばっかり上映してないで、本当に面白い作品の上映館と上映回数をもっと増やしてください。
一日一回の上映だとはしごするの厳しいなぁ。時間が合わないや。(観客3名)
河合優美さんは、彼女が出てるなら、車で2時間かかろうと、時間重なっていようと、なんとか観に行こうと思うことのできる稀有な女優さんですね。
映画観る楽しみが増えました。
いまいちおさまりの悪い脚本だったけど、瀬戸くんはよかった。今までと...
いまいちおさまりの悪い脚本だったけど、瀬戸くんはよかった。今までと少し違う落ち着いたキャラ。ここまでセックスが下手、ということがテーマ化された映画も珍しい。浮気してた彼はすごく悪い子には見えないけど、こんな奴とは付き合いたくないし、彼女も変なやつで、何で主人公が彼女を好きになったのか全然見えない。それに、結婚式場の彼女が身体だけの関係を求めていたのなら、何で彼みたいに下手な奴とずっとやってたのかも全然わからない。
高校生の彼女の気持ちを主人公が守ろうとした点はよかったけど、この高校生もちょっと変なんで、今泉さんがこの女子高生の視点で書いてるとしたら、ちょっと変かな。そんな彼女に依存してしまう主人公のそれも含めての脚本なんだろうか。若い子の一途な気持ちには、多少理はあるし。
欲望って奴は…
愛だの恋だの、綺麗事だけではない事くらいわかってはいたが、ここまであっけらかんと描いてくれちゃって愉快爽快な気分になった。
時には欲望に身をまかせるとは、自分を知ることだったりする。
深い部分を突っ込まれた気分。
好きだから出来ないとか、もしかしたら好きになるかもとか、そこら辺に溢れている曖昧でグレーな感覚を楽しむのも悪くない。
【”どのような形の愛でも否定から入らない大切さ。”優しき世界観が心地よいコミカル要素をパラリと塗した複数の恋物語。今泉力哉監督による脚本と、城定秀夫監督の独特な世界観が見事に止揚した作品。】
ー 男にとって、最も言われたくない言葉の一つと思われる、
”下手ですよね・・。””え?””だから、群を抜いて下手ですよね・・。”
一花(さとうなおみ)の婚約者亮介(中島歩)が浮気相手のウェディングプランナー美樹(向里裕香)から“事が終わった後”に言われた言葉である。
美樹は本当に、一花と亮介の結婚生活を心配して発した言葉だと思う。
その言葉を、困った表情で聞くパンツ一枚の亮介の、情けない姿。
クスクス笑いながらも、男としては粛然な気持ちになるシーンであった・・。-
◆感想
1.古書店主多田(瀬戸康史)の、二人の女性、岬と一花に対する真摯な接し方が、とても良い。
・イキナリ、常連の可憐な女子高生、岬(河合優実)に”結婚してください!”と言われて驚くも、(そりゃ、そーだ)丁寧に接する姿。
・好きだった一花が、結婚直前に婚約者が浮気している事を知り、彼に会いに来るも、そして断りつつも、最後は受け入れる姿。
- 世間的には、彼の行動はアンモラルに取られるのかも知れないが、私は彼の人としての優しさ故の行動だと思った。-
2.登場人物が、皆憎めない所が、良い。そしてコミカル要素を塗して描かれている所も。
・一花の婚約者の行為は、赦されざるものだが、それに対する一花の行動が凄い。
そして、性の喜びに目覚めてしまった彼女が、教会で懺悔するシーンも絶妙に可笑しい。
- あれは、神父さん困るよなあ。
そして神父の言葉を間違えて捉え、再び多田の元に向かう一花。
だから、神はそれは駄目だって言ってるじゃない・・。クスクス可笑しい。-
3.作品の優しき空気感が良い。
・これは、今泉力哉監督による優れた脚本と、「性の劇薬」(ビックリした作品)「アルプススタンドのはしの方」「女子高生に殺されたい」で発揮された城定秀夫監督の醸し出す独特な世界観が見事に止揚した結果であると思われる。
4.人として不器用ながらも真剣に生きる人々の姿が良い。
・岬の事が好きで、多田の店にまで来る同級生の正雄が、多田に殴りかかるシーン。
・岬の両親が夜、多田から岬に渡した青い封筒に入った手紙と共に、多田の家を血相変えて訪れるシーン。一方的に多田を攻める両親に対し、多田が言い放った言葉。
”愛を否定するな!”
<今作は、エロティックで、コミカルで、けれども人として不器用ながらも真剣に思いを伝えようとする人々の姿が心地良かった作品。
ラスト、一花の結婚式の引き出物を多田に持ってきた広重(毎熊克哉)達が、彼の隣にいた岬の姿を横目で見ながら渡すシーン。
そして、彼らがそそくさと店を出た後に包みを開くとそこには夫婦茶碗が・・。
少し、恥ずかし気に赤い茶碗を岬に渡す、多田の姿。嬉しそうな岬の顔。
最上の形で、二つの個性から産まれた佳き作品である。>
リアルな感じで良い
変にカッコつけてない演出がリアルというか普通というか、いい雰囲気でした。
婚約中の経験少なめな後輩から淡白すぎて、、これが普通なのかわからない、、という似たような相談を受けたことがあり、、なんかシンクロしましたね。その子は婚約破棄しました、最終的に。。
女子高生が好きになる過程をもう少し見たかったなーなんでそこまで好きなんだろってのがピンとこないからしっくりこない。あとは婚約者の男性の方、、あえてなのかわからないけど喋りがあまりに軽くて、ちょっと苦手。あとはよかったなーラブシーンも美しかったし。
思えば「ヘタな男」以外、皆好きになっていた
城定秀夫(監督)× 今泉力哉(脚本)‼︎
古本屋の店主を演じた瀬戸康史さん。
なんか初めて好きになりました。
そしてこの作品好きだ‼︎
彼に憧れ店に通う女子高生・河合優実さんをしっかりキープしつつ、他の男との結婚が決まった憧れの彼女・さとうほなみさんときっちりハメて見切りをつけるあたりは共感しかない。
ほなみさんに思わず「ヘタな男と結婚したらいかん」と叫んでしまった。心の声が漏れた。
そしてそのヘタな男・中島歩さんと何故か関係を続けるウェディングプランナー・向里祐香さん。素敵でした。
下手なのに
「下手」のシーンは思わず笑ってしまいました
全体的に面白かったんですが、1つ違和感のあるシーンがあってそれがちょっと残念でしたかね
(なんで住所知ってんの?シリアスなシーンなのにお母さん笑わせにきてる?)
「猫は逃げた」とセットで見るのオススメです
全143件中、41~60件目を表示