劇場公開日 2023年4月21日

  • 予告編を見る

レッド・ロケットのレビュー・感想・評価

全83件中、61~80件目を表示

2.0アメリカは、まだ表記は「ポルノ」!

2023年4月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

内容は淡々としていて盛り上げりが無い映画ですが、映倫がR18+指定でも、最後に元ポルノ男優が、テキサスの住宅街を全裸で必死に全力疾走するシーンをボカシ無しで上映してくれた事が、唯一の救いでしたね。
日本もセクシー俳優とか表記しないで、ポルノ俳優と表記を戻せば良いのに!
日活ロマンポルノのスター俳優として活躍した、片桐夕子さん哀悼。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
aki007

4.023-055

2023年4月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

どーしようもない人生を歩む者の周りには
これまたどーしょうもない人々が集まる。
ドイツもコイツも一癖あり。
だが暗くならず明るく夢みがちな姿が
それなりに素敵に見える。

ストロベリー、メチャ可愛い。
キュートでセクシーさに見惚れました😊

コメントする (0件)
共感した! 1件)
佐阪航

3.523058.詰んだ人生を生き抜く人々

2023年4月25日
Androidアプリから投稿

息苦しさを映像とキャラクターが和らげる

コメントする (0件)
共感した! 1件)
movie

4.02016年テキサス

2023年4月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
れいん 【観る前にレビューは見ない派】

4.0ポンコツがリアル

2023年4月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

全員のポンコツ具合がすごい。
でも他人ごとと笑えないのは妙にリアルだからだな。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ドラゴンミズホ

4.5それでもみんな生きている

2023年4月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

萌える

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
堂々庵

3.0MVPはストロベリー

2023年4月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

マイキーの人格はご覧の通りだが、感情移入できるか否かで鑑賞者が二極化すると思われる。できない人(含・評者)は,同化できる人はこう感じるのだろうなと推測しながら「メタ鑑賞」するのも一興。
舞台となっているテキサスが,人生の選択肢や機会に乏しく、才能ひとつで大セレブ、というアメリカン・ドリームとは程遠い土地柄であることは,例えば「ヘル・オア・ハイ・ウォーター」みたいな映画でじっくり描かれているが、そういう下地を踏まえて観ると登場人物たちの屈折や諦観が切実さを増す。
マイキーは,身近には決していてほしくないが,こういう人物をとことん排除する社会がはたして理想的なのか?居場所をさりげなく提供するコミュニティのほうが健全ではないのか?とはいってもその居場所を用意できるのは結局あんな「シラフじゃやってられん」テキサスだけなのか?…などと,おそらく監督の意図とは関係なさそうな事を考えてしまいました。

コメントする 1件)
共感した! 4件)
ひろちゃんのカレシ

3.5苺のロリータ

2023年4月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

あなたのまわりにもこういう人、いますよね。
楽観的でナルシストで薄情で無責任なやつ。
それでいてルックスは良かったりして。
きっと同じようなことを繰り返していくのでしょうね。
気弱なあの隣人が気の毒だなあ。
苺ちゃんは将来、レクシーみたいになりませんように。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
マリエル

2.5スーツケース・ピンプ

2023年4月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 10件)
いぱねま

4.5とても面白かった

2023年4月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

その道のプロの筈の主人公が、色ボケで頭に霞がかかったような行動しかしないのがおかしくもあり、身につまされる。
監督の前作「フロリダプロジェクト」は親子の切実な状況を描いて忘れがたい傑作だったが、今作は打って変わって、全く何のありがたみもないような、しょうもない話にも思える。
しかし見ている間中ずっと、テンポよく進む楽しさとヒリヒリした息苦しさが同時に迫って来る独特の感じは前作から共通している。
今回の舞台はテキサス州だが内陸ではなくメキシコ湾沿いの町のようで、産業構造など物語の社会的バックグラウンドをこの監督はうまく描写している。
とにかく登場人物たちの魅力が最高なのだが、脇役も含めてキャラ立ちがハイレベルすぎる。中でもお気に入りは大麻売り元締めの仏頂面の娘と、ドーナツ女子の元カレの一家3名。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
どんぐり

4.5同情できない情けなさとクズっぷり

2023年4月23日
iPhoneアプリから投稿

主人公のあまりの勝手さ、自己愛の強さに同情の余地は無かった。ある事件後に見せた喜びのシーンがクズさを最大限に引き出しててドン引きした笑。
常にその場しのぎでいつか酷い目に遭うんだろなぁとちょっとワクワクしながら観ていた。
が、ずっと見せられていると不思議と愛着が出てしまい、最後のテンポの良い展開は自業自得すぎたが、ちょっと可哀想と感じてしまった。なんだかんだ周りの人間も変でひどいやつばかりだったからかな。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
いたかわ

5.0ワンコ以外はみんなクズ

2023年4月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

クズなのは主役だけじゃない。
主要な登場人物はみんなクズ。

なぜか観終わった後、「世界最速のインディアン」を思い出しました。
対極だからかな。

130分退屈しなかったんだから満点です。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
ティルト

5.0確かに最低で最高!

2023年4月23日
iPhoneアプリから投稿

終始、最低な男なんだけど、

親近感があるんだよなぁ。

男としては本当にクズ。

でも少し憧れに近い気持ちになってる自分がいる。

映画は自由だ。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
たかはしすすむ

2.0DONUT HOEL

2023年4月23日
Androidアプリから投稿

楽しい

単純

落ちぶれてLAから17年ぶりに地元テキサスの田舎町に帰ってきた元ポルノスターのお話。

一応まだ妻と義母が住む家に転がり込み、仕事を探すもみつからず、昔のツテでマリファナの売人をすることになっていくストーリー。

製油所の従業員には手を出すなと言われる中、ストリップ劇場で客を開拓したり、ドーナツ屋のバイトのJKに一目惚れしたり…。

とりあえず、口からデマカセは当たり前、口八丁でひと人に取り入り、なんとまさかのストロベリーも!?
しかしながらラストはなんか中途半端にぶった切られた様な感じ?

一応コメディ要素も強めのインチキ再生物語という感じなんでしょうかね…つまらなくはなかったけれど、イマイチピリッとしないというか、主人公がテキトーに生きているだけみたいな感じだし、特に魅力的という訳でもないし自分にはハマらなかった。

コメントする 3件)
共感した! 13件)
Bacchus

4.0エロくて自由人

2023年4月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

単純

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 4件)
共感した! 13件)
ノブ様

4.0純度100%のクズ男

2023年4月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 マイキーという男、純度100%のクズ成分で構成されていて、言うことやること虚栄心と身勝手なことばかり。だが、突き抜けたクズが笑いを引き起こす。

 長年、音沙汰なしだったのにヨメの実家にノコノコとアポなしで現れるなんて、普通の男にはできない。ただ、マイキーには逆境を屁とも思わないタフさと、口の上手さがあって、ヨメの実家にまんまと居座ってしまう。

 テキサス州Gulf Coastが舞台で、湾に面した製油所が巨大にそびえる。マイキーの周辺の人間は、石油がもたらす雇用にはありつけず、まともに働いている様子がない。まともに働く気もないのかもしれないが。アメリカの豊かさからこぼれ落ちた彼らが、トランプに望みをかけたくなるのも理解できる。

 終盤、マイキーのクズ行動が、あっというアクシデントを引き起こす。怒りすら湧いてくる自分勝手なマイキーなんだけど、これも笑いに繋がるんだよね。場内、大爆笑。
 ストロベリーを演じるスザンナ・サンがやたらと上手い。おバカで大人の男に憧れる高校生を演じているんだけど、溢れ出るキュートさにやられてしまう。この作品をキッカケに羽ばたいていきそう。

 監督によると『Red Rocket』は、オスのワンちゃんのアソコを意味するんだって。

 サイモン・レックスの立派なモノは再起するのか。乞うご期待。

コメントする 2件)
共感した! 13件)
bion

4.0人生は甘くはない

2023年4月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
ミーノ

5.0どんな人もユーモアで救い上げる

2023年4月22日
iPhoneアプリから投稿

ヒューマントラストシネマ渋谷でショーン・ベイカー監督のオンライントークショーの回に参加。

質疑応答があると聞いていたので、昨晩から徹夜(嘘)で考えてきた質問を聞いてもらえるように、頑張って手を上げて、当ててもらいました!!

私の質問:
「ショーン・ベイカー監督の作品には前回の「フロリダ・プロジェクト」では近くにディズニーワールドがあり、本作では大きな工場が画面にずっと映っています。そういった大きな世界があってその片隅に暮らしている小さな人達という構図が感じられるのですが、そういったことは何か意識されていますか?」

ショーン・ベイカー監督のご回答:
「もちろんそれは意図的です。でもその意味するところや解釈は皆さんに自由にしていただきたいと思います。作り手である 僕が細かくお話しするのは重要ではないと思っていますね。自分自身の政治的な思いを皆さんに伝えるよりは、皆さん自身の体験 を通して、この映画を感じて参加していただくというアートの形である方がいいなと思っています。とはいえ、もちろん言いたいことや提 示していることはあります。それは我々がいかに資本主義社会で生きているかということで、平均的な人々は大企業の陰に生きてい るのだということです。それとともに、僕は物語の舞台を具体的にすることが好きなんです。ロケーションもキャラクターの一つとして考え ています。今回はテキサスシティという、360度カメラをどこに向けても製油所に囲まれているような場所が舞台です。視覚的に非常 に興味をそそられて、絶対にここで撮りたいと思いました。」とのお話しをいただしました!

(通訳の方すごかった。スタッフの方も本当にありがとうざいます。とても貴重な体験でした。)

監督が映画館で声を掛けて本作が映画初デビューというストロベリー役のスザンナ・サンのチャーミングさにおじさん達は全員ノックアウト笑

どうしようない奴なんだけど、どこか憎めない主人公のマイキーを演じるサイモン・レックスも完全フルヌードになるという体当たりの演技でめちゃくちゃ良かった。

本当に人の浅はかさと愚かさと妬ましさを全て兼ね備える主人公。会う人会う人に嘘をついて、自分のことを棚に上げて他人をディスったり、本当に最悪なやつです!笑

最悪な奴なんですが、無駄に良い奴っぽいところもあって、最後も黙って出て行けばいいものを「オレ達ケンカとかしたり色々あったけど、良かったよな?今まで世話になった。明日出て行くよ」と言ったばかりに街のダメな奴全員集合しちゃって裸で追い出されてっていう もう本当にバカなんだから!と叱りたくなる主人公。

いやー笑いました。

元気になる映画です。この残酷な社会構造を感じさせながら、非常にリアリティのある人間描写は監督自身のキャスティングと演出の成せる技だと思うし、どんな人にも愛情ある視点を向ける監督の優しさに溢れています。人間讃歌です。

今年ベスト!!

コメントする (0件)
共感した! 12件)
ヘルスポーン

3.0ちょっといらいらした

2023年4月22日
iPhoneアプリから投稿

ちょっといらいらした

コメントする (0件)
共感した! 2件)
jung

4.0変とまともが合わさった登場人物

2023年4月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

「まとも」と「変」の境界線はあるかも知れないけれど曖昧だ。

煙草吸い過ぎ、マリワナ売る、吸う、買う、暴力。恰好もヘアスタイルも服もぐちゃぐちゃ、太ってる、すごく痩せてる、ドーナツを沢山嬉々として食べる。家族の結束が強い、なんとなく或いはとても貧しい、石油が出た地域はちょっと豊か。時代はまさにトランプ vs. ヒラリーによる大統領選挙運動中。テレビ画面に映し出されているのはトランプだけ、この地域はトランプ支持だろう。

帰ってきたマイキーに、家族、友だち、隣人皆が尋ねる:「なぜここに戻ってきた?」住んでる人もそこに住んでるの嫌だったし、マイキーの出戻りによって、日々の生活にうんざりしてる気持ちに蓋してたことに気づかされてしまったし。

マイキーはハンサム、笑顔がいい。砂ぼこりの町を自転車で移動して(子どもっぽい)、高校生に一目惚れして(子どもっぽい)ジワジワと食指を伸ばす(大人の男の嫌らしさ)元・ポルノ俳優。

生まれ故郷はあんな場所なんだ。工場が沢山、煙突から色んな色の煙がいっぱい。そんな背景をバックにしたマイキーの自転車移動映像はかっこいいし、騒音がすごくて話が聞こえないのもリアルだった。そんな土地から離れてどこか別のところに行きたくてもできない。親がいる、子どもがいる、どこかに行って働く具体的技術も知識も移動の為のお金もなければ気持ちも失せている。

埃っぽいローマ郊外が舞台の映画「アッカトーネ」(パゾリーニ)を思い出した。「アッカトーネ」では戦後のイタリアが経済復興に向かう中、ローマ近郊でヒモ男が女を売春婦にする底辺社会が描かれている。「レッド・ロケット」では夢も豊さもとうに消えて取り残された工業地帯。マイキーもヒモ男だが根拠ない自信と行動力と笑顔はある。それで女たちにボコボコにされる、自業自得。

予備知識ゼロでショーン・ベイカー監督の映画を初めて見た。とても気になるので他の作品も見たいとすごく思った。

コメントする 6件)
共感した! 19件)
talisman