「島の連帯と息苦しさを表現」ノイズ bluewaveskyさんの映画レビュー(感想・評価)
島の連帯と息苦しさを表現
ほとんど都会でしか暮らした事がない私から見れば、田舎の色鮮やかな美しい景色に憧れる。機会があれば一回暮らしてみたいなどと少し思ったりする。
舞台は愛知県の知多半島の沖にあるとある島。主役の圭太(藤原竜也)は黒イチジク農園を経営し、妻の加奈(黒木華)と娘の恵理奈や、近所の幼なじみの純(松山ケンイチ)らと共に明るく暮らしている。そんな島にある“ノイズ”が舞い込み、ほとんどの鑑賞者の予想通り、その波紋を広げていく。その果てにある結末とは……。
水に石を投げたように波紋が徐々に広がっていくのだが、ベートーベンの『田園』などが淡々と流れているのが効果的。都会暮らしの私が想像できない、島をめぐる連帯意識やそれが生み出す息苦しさがよく表現されていた。
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満塁本塁打さんのコメント
2022年2月1日
こんにちは😃イイねありがとうございます😭。おっしやるとおりですね。私転勤サラリーマンですが、田舎に飛ばされれば、都会が恋しくなり。都会の本社に電車通勤させられれば、田舎の牧歌的なモノがすごく羨ましく思えます。最近はAmazonとかネット配信とか便利になって、田舎の方が有利かなあと思います。島の方も「隣の芝生はよく見える」のでしょうね。藤原竜也役の妻の人です。ただ島を出て都会に暮らしても、かえって島の良さに気づいて戻る方少なからずいらっしゃるのでしょうね。長文すみません。ありがとうございました😊😭