ノイズのレビュー・感想・評価
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藤原竜也&松山ケンイチのもとでぶっちぎった神木隆之介の才能
「デスノート」で共演した藤原竜也と松山ケンイチの主演という触れ込みに始まり、見どころの多い作品だが、瞬きを忘れるほど際立っていたのは神木隆之介。
藤原と松山が巧いのは周知であるし、神木が巧いのも勿論把握している。
けれど、今回はいつも以上のパフォーマンスが発揮されている。
先輩2人のもとで、プレッシャーを分散された状態でフルに才能を発揮すると、こういうことになるんだと感じさせる芝居だった。
また、渡辺大知も秀逸。
元受刑者のサイコキラーを、サイコキラーに見せるように演じることは言葉にする以上に難解なはず。それをいとも容易く変貌してみせた渡辺の狂気をはらんだ眼差しも必見である。
そして、最後になるが余貴美子と柄本明。
控えめにいって最高。まさかあのシーンであんなに爆笑させられるとは思わなかった。
ぜひ、本編で確認してみてもらいたい。
☆☆☆ 原作コミック未読 ノベライズ版読了済み ほんの少しだけ 最...
☆☆☆
原作コミック未読
ノベライズ版読了済み
ほんの少しだけ
最後のエンディングで、監督がここ数年低レベルな作品を連発している廣木隆一であったのを知る。
ノベライズ版を読んでいたので、ラストの数行でそれまでの全てが二転三転ひっくり返る驚きを期待していたら、、、
…あらららら!
何でその役を永瀬に振ってしまったのよ!
せっかく、〝 黒木華ここにあり 〟と言える超絶ホラーエンディングを期待していたのに。
(ㆀ˘・з・˘)何だよなあ〜もう。
あれじゃあ、極々普通のサスペンス映画になっちゃったじゃあないのよ。
途中まではまあまあ(面白いとは言ってない)だっただけになあ〜…と。
せっかくの黒木華の良さが出せず、永瀬の切れ者キャラ設定も活かせずで、ちょっと残念でした。
2022年1月28日 TOHOシネマズ錦糸町楽天地/スクリーン12
どうしても解せない設定
役者さんが豪華で期待して観ました。冒頭から不穏な空気感ありサスペンス好きにはワクワクしたのですが、どうしてもモヤモヤするところがあります。
保護司の方に連れられて働くためにこの島に来た元受刑者。幼児に性的暴行し殺害したような凶悪犯を出所後に、わざわざ被害に遭いそうなターゲットがいる幼児がいる家で働かせるなんて事あり得るのでしょうか?他のお年寄りばかりの農家ではダメなんですかね。
保護司が情報誌のいちじく農家のインタビューを見て選んだようですが、元受刑者が更生し社会復帰するための手助けなのに相手先を調べないのもおかしくないですか?なんでここに引っかかるかというと、幼児がいる家に連れてこなければこの島でこんな事件が起きなかったからです。映画だからとはいえ納得できないー。
役者揃い
藤原竜也に松山ケンイチ、神木隆之介、黒木華。役者が揃ってる!他に出てる人も揃ってる。ストーリーとしてとくに心が震えるほど不気味だとか、とっても結末が気になるとかではないけど、役者がいい。終わり方はしっくりこないのと、カサブタにこだわったところがわからない。
人間と集団心理の怖さ
キャストが、実力派俳優で固められててめちゃくちゃ豪華。
渡辺大知のクソ人間振りが巧すぎて「こんな奴のために」って最後まで思わされた。
人間の表裏の顔と、集団心理の怖さを感じた。2時間あっという間。
広がるノイズ
藤原さん松山さん神木くんの演技に引き込まれる。
はじめのノイズは過疎の島の訪問者だったはずが、だんだん広がり大きくなっていく。あり得ないことなのに、過疎化の進んだ島ならあり得るの?とキャストの演技力でバグってしまう…最後の面会のシーンが不完全燃焼ですが楽しめました。
なんでこうなった!の、映画
原作よりも…というノイズはとりあえず聞かないでおく。映画としてどうか、で観る。
寺島進の先輩警官の「かさぶた」発言。
まぁまぁ、目をつぶろう。
保護観察官の殺し方が雑。
まぁまぁ、目をつぶろう。
町長の「ノイズ」発言によるタイトル回収。
まぁぁ、まぁぁ、目をつぶろう。
が、しかし。
変な長回し撮影。絶対にいらない。
冗長でシラケる。
町長の携帯を拾うシーン。絶対にいらない。
そんなの分かってるよ。
ジュンの部屋のカナの写真。絶対にいらない。
違和感しかない。
ケイタの「ジュンを信じてやってくれ」という台詞。絶対にいらない。
映画は、映像で魅せるもので、説明するものではない。
と、改めて思わせてくれた映画。
ありがとう。
昨今は、ショート映像が流行り、行間を読ませるような映画は「意味が分からない」と
嫌われるそうな。
もし、そこに迎合してこんな脚本にしたのなら、映画をつくる資格なし。
閉鎖された島って空間で、島のためっていう大義名分で、周りに忖度しな...
閉鎖された島って空間で、島のためっていう大義名分で、周りに忖度しながら生きている人たちの話。
そういうシチュエーションの話って最近多いように思うけど、なんだか特異な話に思うけど、そもそも日本が島国なので、特別な話ではない。
かなが言ってた気持ち悪い、は真っ当な反応なんだろう。
こういう話の刑事は、ちょっとした反応や言葉尻から事件を見破っていくけれど、そういう相手を多く見てくるとそうなるのかな。
永瀬正敏がよかった。
そして『ノイズ』っていう映画にクラシックが多用されているのは印象深いけど、安直な気もする。
色々と面白い映画だった。
役者はよかったけど何の話?
最後一波乱あるのかと思ったけど、何もなかった。。
最後のシーンはどういう意味だったのか?
あまりすっきりしない内容だった。。
元受刑者役の人、とてもよかった。
序盤の登場シーンから、こいつはヤバそうだなという雰囲気が出ている。
鋭すぎる刑事
なんだろう、題材はとてもよいな〜と思った。
だけどそれは最初だけ、異常に鋭い刑事がでてきてこれがまた、はじめに犯人決めつけすぎてその理由もえ?みたいな理由
とってつけたように疑っててそーゆーのめちゃくちゃつまらないのよね
コロンボとか、古畑みたいなのはしっかりとした着眼点を持ってるから面白いのであってこんなお粗末憶測デカはちょっと
そして、犯人?の動機もなんだか弱いというかうまく描写できてないような
なのに、藤原竜也と黒木華はガン泣きしててキャストだけがお粗末なシナリオをうまく盛り上げようとしてズレた感じになってるな〜と違和感がありました
ラストもなんかよくわからなかった
匂わせなんなの
ラスト近く、松ケンが黒木華に明るく「終わったよー」と報告していたから、裏ボスかと思ったら、なんか、そうなのかなー、違うのかなという匂わせ。
アマプラで見たのですが、キャスト、監督廣野といい、同日にプライム配信された劇場版イチケイとセット売りなんだろう。
イチケイも地域住民全員グルだったし。
ただ、神木きゅんだけは…
誰でも作れる!簡単名作映画作りマニュアル〜入門編〜
……をそっくりそのまま真似て作りました。みたいな映画。
千億番煎じくらいのどんでん返しサスペンス。伏線も分かりやすく、それこそこれまで百回以上見てきたようなストーリーが展開され、裏切られること無くそのまま終わる。アレがアレでああなんだろうなぁ〜と映画始まって5分以内に想像したものが全てその通りで終わったので逆にビックリ
藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介の超豪華メンバー使ってやるのが大学サークルの学内コンクール1位取れましたみたいな作品なのは流石に勿体なさすぎる。
でもこんな低評価だけど、ちゃんと面白いには面白い。普通に面白いが故にクソつまらない。とんでもない駄作かとんでもない名作か、その2つが映画を見る最大の楽しみであって、なんとなーく消費するだけの映画にしか至ってない。そんななんとなーく消費するだけの映画は大抵3.5をつけるのだけれど、これが2なのはなんとなーく消費するだけの映画に求められてる画の面白さが皆無だからである。
要は焼き直しは焼き直しで画が面白けりゃ消費する分には楽しいけど、こいつは焼き直しの癖に画がつまらん、という話。面白い要素の焼き直しなのだからそりゃ面白くはあるんだけど、全部「アレがあぁなってこうなるんだろうなぁ」で予測ついてそしてその通りの映画だったから、なおさら焼き直しの癖に!ってのが強く感想として出てしまう
神木隆之介の演技はかなりよかったのでその点だけでも見る価値はあるかもしれない
残念な所がチラホラ
原作は未読でAmazonプライムで鑑賞。
何を置いてもまず、警察の永瀬と伊藤コンビが残念すぎる。不法侵入、拳銃抜いたり、警察の中では切れ者のような描き方をしてるが、訴えられたら100%負ける捜査しかしないのは観ていて呆れてしまった。
もっと上手い追い詰め方なら、ドキドキしたのかもしれないが全然ドキドキしなかった。捜査下手すぎるだろw
島民が島を守りたいというのは理解できるが、刑事コンビはどうしたいの?
キャストは豪華だけど、脚本が残念。
それにしてもビニールハウスたった一つで島の命運が握れるのか?
頭のおかしな殺人犯を連れてくる、保護師も迷惑だし出てくる人間がすべてチグハグな印象。
ラストの部分だけが原作のやりたかった事なのか?っていうぐらい何処かで見たような普通の話だった。
うーん、なんだろう。
もうちょっとやりようは無かったのか…。
罠にかけられた気分
生真面目に頑張っている人々が運命のいたずらによって屈折し、幸せな家庭が崩壊してゆく様を淡々と描く、なんとも後味の悪い悲劇、こんな話なら観るんじゃなかったと思うが後の祭り・・。
冒頭から「家族で行った遊園地で食べたアイスクリームがおいしかった」という幼い女の子のモノローグ、ベートーベンの田園が町内放送でかかる中をフェリーから出た軽自動車が走ってゆく、なんとなくほのぼのとしたムードに心が緩んだのも束の間、いきなり殺人シーン、あらら、このギャップは何なのだろう、監督はただものではないと嫌な予感が見事に的中、ラストシーンでもアイスクリームのくだりが流れる悪趣味にはもはや唖然。
まあ、原作者、筒井哲也の人生観なのだろうが人間の弱さ、暗部をちまちまと描き、崩落してゆく平凡な日常を追うことに作家としての生きがいをもっているので致し方あるまい、観ようとしたのは自分の選択だから悪いのは自身の不見識、まるで罠にかけられた気分です。
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