劇場公開日 2022年1月28日

前科者のレビュー・感想・評価

全241件中、141~160件目を表示

4.5良作です。

2022年2月6日
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鑑賞方法:映画館

WOWOW未見。「メガネっ子の有村架純」のビジュアルに惹かれるという不純な動機から鑑賞しましたが、良作でした。

もちろん有村架純も良かったのですが、森田剛の演技が完璧で役にしか見えず、エンドロールを見るまで「元V6の森田剛」であることを認識できていませんでした。

若干、都合の良すぎる展開もありますが、役者さんたちの演技がそれを上書きしていきます。
「更生」とはなにか、どうすべきなのか。重いテーマですし、ハッピーエンドにもなりにくいですが、自分も救われた感情を抱いてしまった映画でした。

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os*man

3.5実...

2022年2月6日
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I am R.

5.0現代社会が見え隠れ!

2022年2月6日
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WOWOWドラマで見たのは、まだ駆け出しの保護司、その3年後で良い映画作品。病んでる社会の描き方、キャストの使い方がいい為か、役にハマっている感じ、有村さんにスポットあてすぎ?ならの 展開。問題点がこんな鋭いとは思わず、カット割りも良い。

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たかなな

4.0相手の意思を尊重し寄り添うというポリシー

2022年2月5日
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有村架純演じる阿川の徹底した寄り添う姿勢が印象的だ。
阿川は本人の意思を尊重し、その意思に寄り添ってあげることが本人の更生に繋がるのだということをどんな状況でも意識しているのだろうと感じた。
困難が訪れた時、勇気を出して人に頼ることの大切さを改めて学ぶことが出来た。

そして、最高の役者たちの骨太な演技に心を動かされた。森田剛の瞳の奥の闇を感じる演技には強く心を動かされた。

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モトコ

4.0しょうがないよね。

2022年2月5日
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悲しい

知的

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せつこん

4.0WOWOWからの視聴

2022年2月5日
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泣ける

悲しい

森田剛は俳優としてこれからも重要な役を任される人だと思います
彼の上手さを初めて知ったのは舞台で、「夜中に犬におこった奇妙な事件」でした、有村架純は「中学聖日記」多分有村架純だから最後まで見たと思う
彼女は清順さの中に芯を感じる役作りが上手い女優さんなので好きです、綾瀬はるかもタイプはちがうけどそんなイメージ
前科者、、役者さんの上手さで最後まで目を逸らさず観れました

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chagall

4.5憎しみを

2022年2月5日
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よっちゃんイカ

4.0犯罪者は特別な人間ではない。

2022年2月4日
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鑑賞方法:映画館

有村架純の熱演に脱帽である。若い女性の保護司というのは特別な存在である。よく知らないが、「保護司」というのは無給の国家公務員という立場からも分かるように、人生の経験を積んだ経済的には余裕のある人がボランティアでやる仕事に思う。それを人生駆け出しの何も持っていない女性が、コンビニでバイトをやりながら従事するなんてありえない。そこには強い動機なり思いがあるのかもしれない。そんな謎の保護司を有村架純が実に巧みに演じている。一筋縄ではいかない犯罪者に対する本気度が伝わって心地よい。物語が進むにつれて彼女の人となりも徐々に明らかになっていくが、「社会正義」みたいな上から目線の使命感ではなく、彼女自身の贖罪感みたいなものが根底にある。なるほど犯罪者とある意味同じ目線でいられるから、彼らからも信頼されるのだなと納得させられる。
この作品は、苦労して犯罪者を更生させましたという内容ではなく、むしろ更生の困難さとそこに手を差し伸べる事の大切さを教えてくれる。人は間違いを犯す生き物である、「弱さ」を恥じる事はないというメッセージが伝わった。

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ガバチョ

3.5サスペンスの色が強くなった分感じる「過ちとの精算」引っかかりもなく良かった

2022年2月4日
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泣ける

悲しい

難しい

ドラマ版鑑賞済。どうにも逃れられない現実に向き合いながら、不確かな答えを手繰る。役者たちが骨の髄まで見せるような圧巻ぶりで、1つひとつが重く心に残る。

ドラマ版も同じような空気だったが、映画は3年経ったので、阿川佳代を描く内容は少なめ。よって「償うことは何か」に重きを置いたプロットに。ドラマ版の不安は払拭され、結構グッと引き込まれる。それでもちょっと終盤は間延びしていたが、芯が強くて硬い。決して現実的ではない部分も多かったが、心にスーッと沁みるような温もりが存在していた。

同時に、ドラマ的なカラーよりサスペンスに近い濃度だったのも印象的。次にどうなるか分からない、それは展開としてもあるが、心の揺れにもある。ドラマ版から一貫した「悲劇の元凶」を掘り下げながら向き合うからこそ、重みが滲む。

内容により厚みを感じさせるのは、やはりキャスト冥利に限る。有村架純さんが中学から推しなのだが、毎度毎度佇まいから何から宿り、いつも別格なのだと感じさせられる。そして、過去の役とは1つも被らない。新人時代の阿川佳代とも少し違い、構えや寄り添い方にも違いが出ている。

そんな姿を凌駕しそうな森田剛さんには優しさが、若葉竜也さんには彷徨う感情が宿る。阿川佳代の幼少期を田畑志真さんが演じていたのは嬉しかったし、カトウシンスケさんも華を添える。総じてキャストの力が大きい作品でもあると感じた。

「更生」とは生まれ変わるということ。そんな手助けをする人を無償の愛、いわば性善説で行う今の制度はいかがと思う。報われるべき対価があるべきだし、彼女の正しさが全て正解とも思えない。だからこそ、どの距離でもいいから考えるべき問題なのかもしれない。そういう意味では、メディアのレンズを通す今作に意義を感じる。皆正しく生まれ変われるように、その手を取りたい。

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たいよーさん。

3.5めっちゃ職場抜けるかよちゃん

2022年2月4日
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悲しい

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アプソ

4.0弟が一番哀れ

2022年2月4日
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弟さんの人生ってなんだったかなぁ。

誰かの花のスピンオフ?

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Oyster Boy

4.5こんな仕事?があったとは

2022年2月4日
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泣ける

悲しい

幸せ

エンドロールで漫画原作と知りました。この仕事?ならいくらでも話が作れそう。連続ドラマ向きだなと思ったら、WOWOWドラマだったのですね。

保護司について勉強になりました。こんな仕事?ボランティアがあるとは、、、なぜ無給なのか。

評価が高いのも納得。ストーリーも切ない。また、どうなるのか最後まで引き込まれた。中だるみ無しの133分。細かいところは、そんな間抜けな人いる?とかちょっと気なるけど、そんなことはどうでもいいくらい良い映画でした。

演者が凄い。演技が上手いとかそういうことではなく、まさに本人という感じ。森田剛と有村架純は特にすごい。若葉竜也もいい。マキタスポーツも磯村勇斗も石橋静河も。
また、演出というか映像というか、それも完璧でした。

個人的に、献花のところはまさにそうだと思います。事故でも事件でも、献花するなとは言わないけど、持って帰らないといけないね。交差点の花とか。もっと言えばお墓参りのお花も。毎月月命日に献花してくれるのは嬉しいけど、墓守する側からすると大変ですね。

加害者と被害者が線引きされずに物語になっている所が良い。加害者が被害者で被害者が加害者で。善人と悪人の境界が曖昧で。誰でも加害者にも被害者にもなる。

最後の方、それってそういう意味なのか、、、と涙。

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だるまん

3.5むしろ保護司ってタイトルでもよかった。

2022年2月4日
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元受刑者の再出発への第一歩を見守り、支援する保護司。殺人で服役した工藤誠の保護司となった阿川佳代。その更正を手助けしていた最中、近くで連続殺人事件が起こり真面目に働いていた工藤が姿を消すというストーリー。

保護司はあくまでも対象者の今を見ている。その人物の過去や本質の全てを知っている訳ではない。自分に見せていた姿が本当とは限らない。その現実を突きつけられ苦しむ佳代。でも関わった以上真実を知りたいと工藤の過去に触れながら行方を追う。その中で自分自身の過去とも向き合ってゆくことになる。

サスペンス要素盛り沢山で見応えはあったんですけど、かなり都合良すぎの展開で3回くらいげんなりしてしまった。銃強奪は1映画1回が関の山でしょう。警察無能か、ってなります。実のヴィジュアルキャラみたいなのもなんか違う気がする。

これ観て何より衝撃だったのは保護司がボランティアってことでした。よほど人生経験積まないとできないことのように思うけど、実際は若い方もいらっしゃるのかな。頭が下がります。

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はるたろう

4.5【前の前も考える】

2022年2月3日
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この作品は切ない。

まず、この作品に物語として描かれた状況にどのように向き合うかというより、前科者になってしまう前、つまり、犯罪を犯す前に救いの手を差し伸べることが出来るような社会であって欲しいと、僕は祈りたくなった。

誠や実の人生はあまりにも過酷だ。

(以下ネタバレ)

警察の無関心やマニュアルありきの対応。

行政の穴だらけの措置や無責任。

虐待やイジメ。

よく報道もされることだが、どこか一つでも救いがあればと思ってしまう。

この作品を通じて「保護司」の位置付けや役割を初めて知った。

そして、過酷なボランティアだなと考えてしまう。

佳代の保護司となった経緯や葛藤、真司への贖罪の気持ち、みどりとの交流を通じて、この仕事の持つ意味や意義も感じる。

また、自分も含めて先入観を持ちがちな社会のあり方も考えてしまう。

Amazonprimeのドラマも観てみたくなった。

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ワンコ

5.0良かったです!感動しました!

2022年2月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

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映画大好き

4.5絶対ドラマとセットで観るべき!

2022年2月3日
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ドラマ版最終回での佳代の顔をぐちゃぐちゃにした号泣シーンを見てこそ主人公に強く感情移入できるというモノ。みどりさんとの惚れてまう絆もドラマでの紆余曲折を知ってるからこそ実感できる。一方映画を観てやっと佳代が保護司を目指した背景が明らかになる。そういう意味ではよくある「劇場版=豪華キャスト版」ではなく両者がシームレスに繋がったうまい作りだと思った。WOWOW恐るべし。キャストも皆良い演技だったが有村架純はダントツ!心が打ち震える演技とはこういうモノなのか。嫌でも一緒に号泣しちゃうじゃないか。あまちゃん、ひよっこ同期生の中でも完全に水を開けましたな。

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あっきゃん

1.0観客一人

2022年2月3日
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テレビドラマでじゅうぶんかな?森田剛?おじさんになったなあ。

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Ksy

4.0丼と麺

2022年2月3日
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ブレミン

3.5みどりの立ち位置に保護司の展望がある

2022年2月3日
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 有村架純が演じた主人公阿川佳代のことを、森田剛の工藤誠が「先生」と呼んだことに、何か違和感があった。北村有起哉が演じた上司みたいな人(保護観察官か?)も、佳代を「阿川先生」と呼んでいた。これにも違和感がある。
 私見ではあるが、自分のことを「先生」と呼ばせる連中にろくな人間はいない。国会議員のセンセイたちを見れば一目瞭然だ。人に「先生」と呼ばせると、おのずから目上、目下の上下関係が出来てしまう。それは近しい関係ではない。「先生」と呼ばせたい人は自分を目上の存在にしたい訳で、レベルの低いマウンティングである。
 友だちには話せるけれども教師には話せないということがある。「先生」と呼ばせてしまうと、本当のことを話してもらえなくなるのだ。だから保護司を「先生」と呼ばせることに強い違和感を覚えたのである。もし教師を「〇〇先生」ではなく「〇〇さん」と呼ぶようになったら、それだけで学校の問題のいくつかが解決すると思う。

 保護司を「先生」と呼ぶ人がいる一方で、佳代のことを「佳代ちゃん」と呼ぶ前科者がいる。石橋静河が演じたみどりである。そんなふうに呼ぶ以上、佳代とみどりは友だちの関係だ。なんでも話せる。頼ったり頼られたりする信頼関係がある。そういう関係は、自分にも生きる意味があるのだという自覚を促す。いわゆるレーゾンデートルだ。
 保護司が前科者に持たせなければならないのは、環境への適応力ではなく、まずはレーゾンデートルだと思う。それがなければ頑張れないし、頑張っても長続きしない。みどりが「佳代ちゃんは弱いからいい」と言う。弱い佳代ちゃんが信頼してくれるから、裏切ることはできないのだ。佳代がみどりの言葉の本質を理解したら、次の担当対象者には「私のことは佳代ちゃんと呼んでください」と言うだろう。
 本作品で最もよかったのはみどりを登場させたことである。みどりの存在がなかったら、本作品は単なる保護司残酷物語で終わってしまっただろう。みどりの立ち位置に、保護司という仕事の今後の展望がある。それにしても、石橋静河の演技の幅が広がっていて嬉しかった。

 本筋とは無関係の話で恐縮だが、本作品ではラーメンを食べるシーンがある。ラーメンの食べ方で、麺を途中で切る人と最後まですする人がいると思う。当方は断然、最後まですする派である。有村架純も森田剛も、麺を最後まですすって食べていた。とても好感が持てた。

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耶馬英彦

4.0脇を固める役者がことごとく渋い

2022年2月3日
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元受刑者の更生をサポートする保護司。ドラマや映画に出てくる保護司はおじいさんが多い。保護司が無給のボランティアであることや、社会経験豊富な方が引退後に務めることが多いからなんだろう。だから、有村架純演じる阿川さんが保護司であることにものすごく違和感があった。仕事もコンビニのアルバイトだし。そして、何よりその誠実な感じが非現実的に思えてしまう。主人公の保護司を、誠実な若い女性キャラにしたかったのはわかるけど。
でも、フィクションと割り切った後、阿川さんのキャラを徐々に受け入れている自分がいた。元受刑者たちを待ち受けている過酷な現実、彼らの更生に寄り添おうとする彼女の真摯な姿勢がいい。その非現実的なところに不満を感じていたのに。
あと、元受刑者たちが悪そうに見えて実はいい人って設定は、予想はしていたけどとても重要。彼女の誠実さに助けられているんだということがわかるエピソードだ。
有村架純がよかったのはもちろん、それ以上に脇を固める役者たちの人選がことごとく渋いのも評価が上がるところ。石橋静河や若葉竜也なんて、初登場シーンだけでは彼らとわからないくらい。
正直、有村架純を観に来たのだが、嬉しい誤算だった。

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kenshuchu