ぬけがら

劇場公開日:

ぬけがら

解説

新人監督の田中晴菜が、喪失感を抱える人々が雨の中で邂逅する姿を描いた短編作品。ある朝、何かの気配を感じて目を覚ましたひばりは、庭で蛇のぬけがらを見つける。彼女の時間はある日を境に止まったままで、戻りゆく日常を受け入れられずにいた。ひばりは夫が玄関先に置いて行った弁当を持って家を出る。やがて雨が振り始める。煙草屋の軒先で雨宿りをしていた太一は、ひばりに借りた黄色い傘を媒介に白昼夢を見る。出演は「書くが、まま」の長谷川葉生、「アイニ向カッテ」の田中一平。池袋シネマ・ロサの「新人監督特集vol.7」にて、同監督作「いきうつし」と併映。

2020年製作/15分/日本
劇場公開日:2021年6月26日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

3.0的を射たタイトル

2024年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

『ぬけがら』は、よいタイトルだなと思いました。

というのも、劇中で、「蛇は脱皮に失敗すると死ぬ」というセリフがあるのですが、
これと主人公ひばりの「ぬけがら」状態が実にうまく表現されていると感じたからです。

実にせつない作品。

田中晴菜監督の映像の質感もすごく好きですね。

コメントする 1件)
共感した! 2件)
ひでちゃぴん

1.5語らなすぎでは…?

2024年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

演出的にも内容的にも量産型のインディーズ映画だな…としか感じられませんでした。
蛇の抜け殻を見つけたのと喪失感を抱えている部分が、観ていても全くわからず後であらすじ読んでやっとわかったくらいだったのはちょっとまずいのではないでしょうか?
(私の読解力が低いせいかもしれないですが)
多くを語らないような演出的意図だったのかもしれませんが、いくら何でもストーリーテリングが粗雑ではないかと思ってしまいました。
またやはりフィックス1カット長回しがやけに多く、短かったので耐えられましたが大きな意味がないならもう少しカットは割って欲しいなと感じました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
なんでも屋の演出部

2.5朝、雨戸を

2023年7月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

萌える

開けるウチ見ないなあ、雨戸有ってもシャッターガラガラだし。リモートでキュートな女優さん拝めたし、ヘビの脱け殻の質問出来て満足。

コメントする 2件)
共感した! 2件)
トミー

1.5蛇の目

2021年6月28日
Androidアプリから投稿

悲しい

単純

難しい

古い家に住む30歳ぐらいの夫婦の、旦那の気遣いと嫁の邂逅の話。

蛇の抜け殻のことはセリフに出て来るけれど、あらすじを読んでいないと抜け殻を見つけたことも、喪失感を抱えていることも判り難いし。

結果として言いたいことは判るけれど、観せ過ぎる部分と曖昧にし過ぎる部分がちぐはぐな印象。

コメントする 2件)
共感した! 2件)
Bacchus