ソー ラブ&サンダーのレビュー・感想・評価
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キーワードは虹。普遍的かつ絶望的なテーゼを叩きつけてくる小ネタ満載のバカ映画のフリをしたムジョルニアのようにずっしり重い作品
『イベント・ホライゾン』、『インターステラー』、ガーディアンズの面々、マット・デイモン、ルーク・ヘムズワース、サム・ニール、メリッサ・マッカーシー、小籠包の神、そしてガンズ&ローゼズ。無数の小ネタで爆笑を取りに来る楽しいにも程がある娯楽作品ですが、実は封切日に例の事件が起こってしまったという意味で奇跡的なタイミングで上映されている今まさに観るべき作品。要するに信仰を巡る物語。神々を皆殺しにしようとするゴアは自らの信仰を踏み躙られたことで神々への怒りを激らせるし、ソー達は神々の世界にも優劣があることに絶望し、ニュー・アスガルドの危機に際して共助を薦めるゼウスに激怒する。神はいるが我々が期待しているような存在ではない、そんな身も蓋もないネタを何度も何度も叩きつけた後に“永遠”に対峙した者が最後に望むものは何か、そこに広がる普遍の美しさに胸を打たれます。
前作では『移民の歌』の歌詞がクライマックスと並走していましたが、本作ではとにかくガンズの名曲達が物語を彩ります。しかし実はそこは肝ではないです。エンドロールで次々に浮かび上がるロゴデザインに共通するイメージが物語と余りにかけ離れていることに首を傾げているところに流れるイントロで序盤からあちこちに仕込まれていた台詞は全部これの伏線であることに気づいてドッと涙が溢れました。タイカ・ワイティティ恐るべし。
ということでこのオチ、40年前に歌詞カードを見ながらアナログ盤でロックを聴いていた世代にだけ解るやつ。要するにアラフィフホイホイです。
ラグナロクから路線を継承。ソー立ち直りの話
本作に関しては、多くの人や物を失ったソーが立ち直る話として見るのが一番わかりやすい。
ラグナロクからインフィニティウォーにかけて、多くの物を失ったソーは非常に悲惨な人生を送っている。
ソー単独作として前作はコメディタッチで描かくことで大ヒットしたので、同じような路線となっている。その為、分かりにくいがアベンジャーズの中でも屈指の悲惨な人生を送っているのがソー。
そんな彼がどのように立ち直っていくのかを描いている。
●注目点
作中ではコメディとアクション。そして、最大の良さはテンポだと思う。
とにかくテンポよく進むので、飽きはなくむしろスイスイ進んでいく。
タイトル通りの作品である為、安心して見れるのとMCUの中でも独特なコメディが面白い。
アクションも期待通りだし、なによりマイティ・ソーっぽいので、その辺りも安心して見れると思う。
●懸念点
テンポが良い代わり、どこか入り込みにくい部分もある。その辺りに不満を抱く人もいると思う。
登場人物特有の不条理が多いので、その辺りも価値観の相違を理解する姿勢が無いとキツイ。
これは神の物語である事と考えて、人間とは別物なのだと思えれば良いのだが、その準備がないとしんどいと思う。
●総評
ソーという個人の人物の分岐点と言える作品。
そう考えると新たなるフェーズの序章とも見て取れる。
アクションとコメディに関しては、多少なりとも好みが分かれるだろうが、個人的は楽しめた。
ただ、登場人物にはもっと活躍してほしかった人々などもいる。
人によっては消化不良なども出るかもしれない。また、入り込めない事に不満を感じる事も考えられる。
マーベルは全然知らないけど
非常に楽しかったです。
予告を見た段階では、「2人の雷神」、しかも「男と女」で、タイトルに「ラブ&サンダー」と来るものだから、「これ、年齢制限かかるのか?」なんてエロい事を考えてしまってごめんなさい。
伝説的に純愛な物語でした。
元カノがステージ4の癌で、でもソーは戦いの神だから?治す事は出来なくて、昔の武器のハンマーの力で、元カノの残り少ない生をかろうじて繋いでいる、その僅かな時間の再会とバトルの物語。
戦いの中で亡くなったからか、ハンマーに認められて神の仲間入りをしたからなのか、最後にヴァルハラに迎え入れられた事は、ハッピーエンドととらえて良いのでしょうか?
そして最後に出た「ソーは帰ってくる」の言葉。
どっちのソー?
悲しい気分なんて
ぶっ飛ばしちまいなよべいべ
小難しく行き着いたマーベル大作群を 嘲笑うくらいの独立感
良い娯楽映画 ナタリーポートマンの使い方も上手よね プロレス的
この先はどうなるんだろうねぇ 今回のラブちゃんやストレンジのアメリカチャベスさんとかが 未来アベンジャーズになっていけばいいね
コメディアクション。
ごめんなさい、つまらない。
笑いと格好良いシーンのバランスが最高!新規の人も分かりやすい
まず最初の戦闘シーンが派手で格好良くて、クイル達と分かれたあたりで あー、ここがピークだったかもな とか思っていましたがそんなことは無くて終始面白い。ヤギは終始うるさい笑
マーベル映画は新規の人が見ると訳わからん事が多いですが、本作はちょくちょくストーリーや人間関係の補足をサラッと入れてくれるので一緒に行ったマーベルほぼ知らない友人にも 最高に面白いし分かりやすかった。他作品も見たくなってきた と好評でした。
特に熱かったのが最後の子供たち覚醒シーン!音楽や、ソーの珍しく格好良い口上も相まって目が潤むほど痺れました
お疲れ様ナタリー・ポートマン!
この内容でやる必要あった???
う~ん、ソーというキャラが大きくなりすぎて、あれもこれも詰め込もうとして、なんだかよくわからない話になっちゃった感があります。
まず、ゴアがやろうとしていることがよくわからない。
神々殺してどうなるの?宇宙にどんな影響あるの?ゴアは神々殺してどうしたいの?そもそも何に操られてるの?
しかもゴアが神々殺しまわってるってのも会話でしかでてこない。
さらに神々もゴアのこと怖がっていない。
なもんで、全体的にストーリーに緊張感が生まれない。
今や悪役ばっかのラッセル・クロウがいやらしい役をやってたのは面白かったけど。
せっかくジェーンを登場させたのに、ジェーンの存在が物語の核心と関係がない。
ジェーンの存在が宇宙の運命を左右するとかなら良かったけど、ただソーとの恋愛要員でしかなかった。
それなら過去2作のジェーンフォスター博士のほうがよっぽど魅力的だった。
ダーシーにウエストビューの事件について語ってほしかった。
魅力的なキャラのはずのヴァルキリーも、いてもいなくてもいいような存在で、イマイチ存在意義を感じなかった。
何よりも残念なのはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとの共闘。
バイオハザードIVやスターウォーズepⅧのような、前作のバトンをあっさり捨てる展開はやめてほしかったけど・・・。
せめて最後に再登場するとか、ずっと共闘して物語の最後に別れるとかにしてほしかったなあ。
ソーといえば、MCUにコミカル路線を持ち込み、MCUにコメディタッチという重要な要素を持ち込んだ作品でしたが、今回はコミカル路線は控えめで、シリアスでもなく、必死さも危機感もイマイチで、正直この内容でやる必要あったの?と思ってしまいました。
モービウスほどではなかったけど、正直眠かったです。
MoMといい、本作といい、NWHがあまりにも良すぎただけに、かなり肩透かしをくらう作品になってました・・・。
う~ん、残念。
マーベルだから許されてるバカさ加減
大ヤギさんの叫び声をあてている人、ノリノリでやっているのが良くわか...
大ヤギさんの叫び声をあてている人、ノリノリでやっているのが良くわかる。
ジェーンを紹介するときのナレーションも「ジェーン・フォンダ?」「ジョディ・フォスター?」とか、
わざとぼけてるだろうと、遊び心満載。お前は誰だといってソーを真っ裸にしてしまい、女神たちが卒倒するとか、マーヴェルシリーズはこういうくすぐりが仕込んであるから好きだ。
残念
毎度作風の違うソーの大冒険
MCUも個人的にはそろそろ惰性で鑑賞しだすやもと思っていたが、観に行くとそんな気を吹き飛ばす様な形になる。これは「アベンジャーズ」というブランドの力以外にやはり作品としてのポイントを押さえた良作だからなのだろう。そして本作は前作に引き続いてタイカ・ワイティティ監督となるが、今回は徹底したコメディロックな作品になっている。小籠包の神様だとか、全裸のソーを見て全能の神、ゼウスに従える女性陣が倒れたりなど、明らかなコメディ路線の描写以外にも、台詞のそこかしこに笑いを誘うポイントがある。海外だとドッカンドッカンウケるネタなのだろうが、流石マナーの国の日本。誰一人声を出さずにクスッ程度になっていた。
今回はナタリー・ポートマン演じるジェーンが「マイティ・ソー」として登場することが大きなポイントとなるが、ソーとジェーンの関係はきちんとナレーションで説明をしてくれる。そこでもソーの「人間性」が現れていて笑ってしまうが。また、ソーと言えばあのハンマーだが、前作で破壊されてしまったことは大きな衝撃だった。それがあっさりと復活してしまったのだが、ソーとジェーンの関係に比例するような形で武器との関係性も描かれる。
敵もしっかりとした描写で感情に訴えかける箇所もあり、コメディと言いながらも描くべきところはきちんと描いていたのも好感触だった。ここまでヒット作を生み出すと今後製作を控えているスタッフはソワソワしているのでは無いかと勘ぐってしまう。
キャラも内容もぶっ飛んでる
人情型マーベル!!
ラグナロク好きな人は絶対好き
マーベル好きなので!
永久に眠るもの
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