ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネスのレビュー・感想・評価
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マルチバースの世界は今後・・・
いやぁ、やってくれますね。 スカーレットウィッチとそうなるなんて・・・ マルチバースの世界は今後どうなっていくのでしょう。 映像も凄いし、考えていることも凄い。 しっかりとついていかないと・・・
これこれ!
ソーラブサンダーでがっかりしてたけど、こちらはおもしろかった! スケール大きくて映像もきれい! マルチバースの設定云々細かいことは置いといて純粋に楽しめた。 あらかじめワンダヴィジョンは絶対観ておくべき。 スカーレット・ウィッチになった背景には彼女の悲しい過去があるから。
ワンダヴィジョンの続編って何よ
ワンダの立ち位置やら何やらが唐突感があってしっくり来なくて少し調べたらディズニープラスの「ワンダヴィジョン」とつながりがあるので見ておくべきだって。 「観ていなくても楽しめる」的なことも書かれていたけど分からなさ過ぎて何か退屈で途中眠くなっちゃったのはこのせいかと思って・・・ これやられると醒めるんだよな。
映像表現のお雑煮
ドクターストレンジ一作目で、万華鏡のような映像表現に心踊って映画館をあとにした そして今作でもそれは健在 音符で戦うなど視覚だけでなく聴覚でも 楽しめてわくわくさせてくれる 一方で、サム・ライミらしい、ざわざわと心理的にくるようなホラー表現もちらほら そういった場面は、マーベルには珍しく感じられ 一作目のようなドクターストレンジらしい表現とサム・ライミ的表現のお雑煮を味わいました ただドラマには追いつけていないので ワンダには今ひとつ共感できず 見ておけばよかったかなぁ マルチバースという設定は、ドクターストレンジの自己を見つめるうえでは、効いていたと思う この世界のドクターストレンジは…と他人に言われる度に自分は少女を守りきれるのかという葛藤が生まれ そこはご都合主義でないマルチバースで 安心しました
45点
映画評価:45点 ①ドクター・ストレンジ(映画) ②ワンダヴィジョン(ドラマ) 上記の作品を最低限履修してからでないと、 この作品を完全に楽しめません。 次に内容についてですが、 ストーリー力は弱いです。 ただバチバチ闘い、慌ただしいだけです。 冒頭は面白いけど、中弛みします。 それに悪霊?(モンスター的なやつ)が どんどん出てきて、画面も内容もぐちゃぐちゃになっていきます。 観辛いし、私は眠くなりました。 その代わりといっては何ですが、 マーベル自体のシナリオはとても進みます。 まずアメリカチャベスの登場&紹介、 スカーレットウィッチの登場&紹介、 三ツ目の開眼、新エリア(マルチバース)解放等々 これらが加わり、 より広い世界観で展開されていく その前触れであり、宣伝です。 ですので作品自体は面白くはないです。 それでもファンであれば、 楽しめる要素は色々とあります。 ifの世界が垣間見えるし、 他の映画とのコラボにもなっているし、 何よりウォンさんの活躍が見れる! とまぁ気になる方は是非観て下さい。 アベンジャーズのナンバリングに向けての シナリオ進行用の作品と思って観てもらえればと思います。 逆にアベンジャーズを追ってない人は、 特段観る必要はありません。 ps.ポニーテール案外似合ってるじゃん。 【2022.8.31観賞】
スカーレットウィッチ最強で最恐
2024 22本目 2回目の鑑賞。 マルチバースは理解しにくいので、再度。 前回の感想とはあまり変わりないが、 マルチバースだとなんでもあり。ってのは撤回。 ドリームウォークをする事でインカージョンが起きてしまう。つまりどちらかの宇宙が壊滅するとゆう事。 この事象が起きうる限り、なんでもありとゆうわけでない。 しっかり、制限はかけていた事になるんだが気づかなかった。 2回見ても、スカーレットウィッチは最恐。 …でもワンダのあの優しい眼差しがあるから、なんとなく寂しい。 2022.8 アベンジャーズの時にサノスを追い詰める事が出来たワンダヴィジョンの闇落ちは最恐。 マルチバース(多重宇宙)を軸に置いたストーリーは見応えあり。MCU前作のスパイダーマンとストレンジが巻き起こした後始末の延長戦。 別世界のヒーロー達の存在は理解してるが、 X-MENのプロフェッサーがイルミナティメンバーで登場… はい、ここで混乱。 X-MENはどの世界?? プロフェッサーはイルミナティではなくX-MENなので違う世界か。 なんかX-MEN時のセリフとかオマージュしてるし笑 で、イルミナティを1人で壊滅するウィッチのバケモノ感はハンパない。その目にはワンダヴィジョンはいない事が伝わるぐらい別人だった。 いやぁ〜 マルチバースでストーリー構成されるとなんでもありになっちゃうから、考える事が一筋縄にはいかなくなった。どうやってエターナルズにつながるのかなぁと思ってたけどそうゆう事ねってなった。 それにしても、あのアメリカって娘 凄いチカラもってるな。 もしかしたらスパイダーマンも黒人でマルチバースで復活ってのもありかもね。
映像の凄さを堪能!!
設定が複雑すぎて、こりゃ疲れるわ!! スパイダーマンの最新作で開いた禁断の扉、 それが「マルチバース」だったっけ! マルチバースにパラレルワールド、タイムリープ、 それらを盛り込み過ぎると、《なんでもあり》 もう複雑すぎて、全部はとても理解できないけれど、 でもさ、分かんなくても面白いのがアメコミの可笑しな魅力!! 複雑な話しを盛り上げながら、まとめるのが上手い!! さすがのサム・ライミ監督。 エンタメ娯楽作としては、良かった!! 過去鑑賞
作品と制作双方における新たな可能性へ
ドクターストレンジ単独映画としては2作目だが、スパイダーマンやソー、アベンジャーズ などで活躍の中心人物であったこともあり、久しぶりではないですね。今回はマルチバースつまりは別次元の宇宙がストーリーの根幹であり、過去活躍したスカーレットウィッチことワンダマキシマフが完全にヴィランサイドとなり、その願望を止めるストーリー。個人的にマーベルファンとしての見どころはイルミナティの登場ですね。キャラ変や新キャラが数秒の間にどんどん出現し、最後に飾ったのはあのX-MENのチャールズエグゼビア!!噂できいてはいたがここに現実として見ているとは……スパイダーマンNWHもそうだがこのスペシャルゲストを誰が予想したか。 そしてこの映画制作に関してもサムライミ監督色全開でした。特にスカーレットウィッチ追跡描写。鏡から出てくるところやシェルター地下を追いかけてくる描写はまさにホラー映画。これまでのマーベル映画とは一線引く仕上がりになってました。 そしてここからは気になった点。まず前提としてドラマ後続映画はどもう賛成できないな。せめて数分何があったのか簡略説明シーンは入れた方が…あと盛り上がりを作るためなんだろうけどそれにしてもサンクタムの方々少し弱くないか。1人心揺らぐと結界に穴できるとか脆いな。あとイルミナティも一挙にやられすぎ、もうちょい見せ場を。 今後はマーベルの中心としてドクターストレンジ、ベネディクトカンバーバッチには頑張っていただきたい。くれぐれも飲酒、暴行は気をつけて
もちろんカンバーバッチをはじめとした俳優陣は素晴らしいが、一番称賛すべきは本作をちゃんと大作としてまとめ上げたライミ監督、という一作。
サム・ライミ監督が久しぶりにマーベル作品に復帰した本作。実は自身が監督した作品以外にあまりマーベル作品に詳しくないというライミ監督だけど、たとえドクター・ストレンジとワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ)との関係をよく知らない観客が観ても、ちゃんと楽しめるように作り上げています。 「マルチバース」についての小難しい説明は極力省いて、とにかく別世界を行ったり来たりできる、という舞台装置にまで削りきった思い切りの良さ。クリストファー・ノーランだったら超絶CG技法を使っての世界観の説明だけで2時間はかけたところでしょうね。マーベル作品の全体像(MCU)自体がマルチバース的であるため、設定そのものはすんなり理解できるんだけど、裏返してみれば「マルチバース」を標榜するほどの独自性が本作にあるのか、といえば、ちょっとうーん、となるかも。『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』もまた、マルチバース的だったし、おなじスパイダーマン作品としては『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)もまたマルチバース的世界観。さらにいくつかの場面が『シャン・チー』(2021)を彷彿とさせるのも、さらに既視感を強めるのでした…。 ただこれは、制作過程で監督交代などの混乱があり、急遽登板したライミ監督の手腕で何とか完成にこぎ着けた、という経緯を踏まえると、ここまで手堅くまとめた、どころか第一級の大作として高い完成度を持たせたことに驚嘆の思いです。 劇中のワンダの振る舞いには賛否両論あるようだけど、残忍さと脆さを兼ね備えた人物としてエリザベス・オルセンが非常に見事に演じている点は特筆に値します。
マルチバースはのれない
ヒーローの闇落ちももう要らない。そろそろサノスを超えるヴィランを登場させて欲しいもの。ひたすらインフレしつつ勢いを保っていたドラゴンボールは凄かったなぁ。 あと、スカーレットウィッチはかっこ悪いので、ワンダに戻って欲しい!
事前に観るべきものがある
スパイダーマンの続きかと思いきや、単純にそういうわけにはいかないと言った感じでした。アベンジャーズシリーズやDisney +シリーズのドラマとも繋がっていたりと、色々事前に見ておいた方が楽しめる。 ただ、一つ一つキャラクター、そのキャラの背景を知らなくても楽しめるけども、知っておいた方が、より映画が楽しめるといったもの。これは、制作会社の意図にハマることだけども、それを見切るというのも、ちょっと大変かなと思った。
宇宙の秩序を乱すヴィランVSヴィラン
もともとホラー色が強くするといわれていた『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』だが、上手くマチルバース側に視点をズラしていた予告の見せ方が巧みだったといえる。 しかしその一方で、ホラー色に力が注がれていた分、マルチバース映画としては、少し大人しい印象が残る。 マルチバースだから何でもできた割には、遊びとしての要素がイルミナティぐらいしかなくて、他にもマーベルのキャラクターほチラ見せするほどの心の広さが欲しかったところだが、結局マーベルもディズニーも保守ということだ。これがDCだったとしたら、「Crisis on Infinite Earths」のように、もっと遊んでいたに違いない。 マルチバースでの遊びがない分、サム・ライミとしての遊びがふんだんに盛り込まれて、もはや、あからさまなほどに『死霊のはらわた』のオマージュシーンも散りばめられている。 勘違いしてもらいたくないのは、今回サム・ライミを起用したのは、『スパイダーマン』を撮った、ヒーロー映画監督としてではなく、かつてのトンデモ監督要素を欲したからであり、それはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ4が実験的なことを続けている姿勢とも一致してくる。 今作、Disney+のドラマ『ワンダヴィジョン』を観ていることありきで物語が展開される。最悪観なくても理解はできるだろうが、ワンダの抱えてる悲しみの重さを理解するには、観ておかないと感情移入し辛いのでは?と思うだけに、ドラマを観なくても問題ないと言っている人は、今作のドラマ部分の深さを理解しきれていない証拠だ。 それにしても、登場して以来、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で兄を失い、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で、爆破を阻止しきれず被害者を出し、『アベンジャーズ/インフィニテイ・ウォー』で愛する存在を失い、さらに『ワンダヴィジョン』でも愛する存在を失ったことなど…… 終始救われないキャラクターであるワンダ。 そんなワンダの製作サイドへの怒りをメタ的に反映していると考えると味わい深い。その怒りがホラーに変換されているのは、恐ろしいと悲しいが見事に共存している。 あえて血まみれにさせるなど、ここぞとばかりに「恐怖の母親」映画感を見せつけるのも、かなりにくい演出だが、今までの倫理観は崩壊してしまい、被害者をかなり出してしまっただけに、ドラゴンボールみたいに死んだ人たちを生き返らせない限りは、ワンダがヒーローとして復帰するのは、難しいだろう。 別の世界で子どもたちと暮らしているワンダも、『ワンダヴィジョン』の仮想世界が続いている場合だと考えると、善の存在とは言い切れない部分もある。 また、ドラマを観ていないとわからないのは理不尽という声もあるかもしれないが、そもそもMCUは、コミックとも連動していて、例えば『アベンジャーズ』にウォーマシンが登場しなかった理由などもコミックで描かれている。映画だけでは、もともと理解できない部分は多く存在しており、その都度コミックなどで補足されていた。それは今更な話でしかない。 今作において、ストレンジもワンダもヒーローというより、どちらもヴィランに近い。ストレンジも別の世界から見れば、世界を破壊する者、秩序を乱す者であることは間違いなく、世界によってはストレンジはワンダ以上の脅威である。それを真正面から説明してくれているのには、清々しさも感じたほど。 前作の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』も同様だが、ヒーローたちが問題を発生させ、そこにヴィランが寄ってくるというパターンを、今回も繰り返していて、ヒーローも場所や立場が違えば、それはヴィランと紙一重ということが痛いほど伝わる作品でもある。 おもしろいことに、最近問題を起こしている者たちは、偶然にもサノスのスナップによって消されていた人物たちだ。つまりサノスは、結果的には、今起きているマルチバースの崩壊を阻止していたことになる。 そう考えると、エターナルズたちがサノスとの戦いに介入しなかった理由も納得できる。 ヒーローたちが秩序を乱し、自分たちで処理して、その余波が世界の人々、別の宇宙の人々まで苦しめる結果となっていることからも、ヒーロー側もサノスとやっていることが、いよいよ同じになってきたということであり、MCUにおいては完全にヒーローとヴィランの境界線がユルユルになっているとしか言いようがない。
マルチバースはよくわからん!
最近はなんでもマルチバース。 スパイダーマンでも… そういえば、ウルトラマンや仮面ライダー、戦隊シリーズもマルチバースだったのかも… ある意味都合の良い世界を作れるのかもしれませんが、自分の理解が追いつきません。 特撮はすごい!ここは楽しめました。
魔術師は辞めて医者に戻れ
ヒーロー映画って一作目はパワーを手に入れる、考え方を変えて心身共に強くなる…みたいな流れが作れるけど 二作目以降は近しい関係者といざこざがない限り、あまり成長や変化が見られないのが難しい。 ストレンジに関しては、何に関しても自業自得が多い。 変なことしなかったらあれもこれも問題にならなかったよね?というのを何故かやってしまう。 当初の目的だった脚は動くようになったんだ。 アイテムは返還しよう。 んで魔術師辞めて医者に戻ろう。な、頼む。
祭りは年1だから祭りになる
お祭り映画って、派手なのは良いですが、話は大味なんですよ。そこをカバーして繋ぎ止めてたのが、個々の個性でした。個性を確立してたのが、単体作品です。 アイアンマン単体は、トニー・スタークが浸すら魅力的なんですよ。超人的でもあり人間味もある。そんなトニー・スタークのリアリティが、彼の世界を現実化してたんです。だから、お祭り映画になっても、彼がその虚構世界と橋渡しをして繋ぎ止めてくれた。 ドクターストレンジの2作目。1作目の強烈な彼はどこへ。なんか思わせぶりな話をして、他の次元の自分を見せられても、ただの狂言回しとし話を進める役なので、何も響いてこない。修復して!線回収!とかされても何も響かない。 お祭り映画としては楽しいです。世界の演出も良かった。演出もホラーっす!で、楽しいです。(イルミナティで強烈に陳腐になりましたが。)でも、これ虚構の世界に飛び立ってる。繋ぎ止め役のストレンジが機能してない。相方の女の子も弱い。 まだ、ワンダの方が繋ぎ止めてます。ベタベタな動機でベタベタに動く彼女のおかげてギリギリ繋ぎ止めてる。 なんつうか底固めに失敗しててこれからのMCU大丈夫かなあと心配になります。
イルミナティよわ
スカーレットウィッチつええ。 それに比べてイルミナティの弱いこと弱いこと。 陰謀論者の大好物、最凶の「イルミナティ」がマーベルコミックの中じゃへなへなの最弱ヒーロー集団だった。 ていうか(スカーレットウィッチが)無双すぎてバランスの崩壊すら感じた。だいたいこの強さならウルトロンときの体たらくはなんだったんだとか、サー・パトリック・スチュワートがわざわざやられに出てくるのは失礼なんじゃなかろうかとか、──よけいな事を思った。 ロートル(旧世代)的に「おっ」と思ったのは監督のサム・ライミ。 街の売り子役でブルース・キャンベルが出てきて、成程サム・ライミだった。 これまで多様な監督がマーベルorDCに起用されてきたが、資本が大きすぎる映画では、監督のカラーがでにくい。 それでもマーベル/DCは、積極的に気鋭のアート系監督をピックアップ/起用している。 デスティン・ダニエル・クレットン、クロエ・ジャオ、ケイト・ショートランド、ジョシュ・ブーン、キャシー・ヤン・・・。 映画は新しい血の導入で刷新されていく──という創意を汲み取ることができるが、本作のばあいゾンビのくだりがある。 そんで「それならサム・ライミが適任だ」になったんじゃなかろうか。なんかとてもサムライミなマーベルだった。とりわけ埋葬されたストレンジが蘇るところは、まさに水を得た魚だった。 映画は簡単に言うと、ワンダ=スカーレットウィッチの気の迷いに、全宇宙が巻き込まれるという話w。その動機は弱かったが、贅を尽くした職人映画で文句はない。 ストレンジとウォンのコンビが楽しい気配で、いつでもフェミニンを失わないエリザベス・オルセンもよかった。 出色はアメリカ役のソーチー・ゴメス、撮影時16歳のメキシコ系。しっかり濃くて明快。ヒアル注入したい人の垂涎の的になるような唇。ハリウッドで勝てる顔だった。 ところでヒーロー/ヒロインの必須条件とはなんだろう。 その答えはいじっていない顔ではなかろうか。 あちらの映画へ出演した日本人は沢山いる。が、マーベルやDC──コアな大作に出演したのは真田広之と忽那汐里。 ハリウッドがもとめているのはつねに国籍を反映している顔立ちだ。 ベネディクトウォン、ソンガンホ、マシオカ、ヒロユキタガワ、ダニエルデイキム、ケン・チョン。サンドラオー、ルーシーリュー・・・。 テレビシリーズ、ミズ・マーベルに抜擢されたIman Vellaniはややポチャで拍子抜けするほど庶民的なパキスタンの女の子だ。 言いたいのは、キャスティングでぜったいに外さないのはナチュラルな顔立ち──ということ。(むろん不器量じゃだめだが)ハンサムや美人以上に、それが必須になる。俳優としての成功もヒーロー/ヒロインになるのも、いじっていない顔が条件になるという話。 この純理が日常だとなんとなく逆になる。 たとえばYouTubeやTiktokをひらくと、いろいろ注入してバランスした顔が人気者になっている。エンタメニュースでは毎日、いろいろ注入してバランスを失いつつある女優orモデルが「美しい」と絶賛されている。もちろんいじるのはわるくないが、映画やドラマにはキャスティングされにくくなる。(うまくいじって一定のバランスでいじるのをやめた人ならいいが。) ソーチー・ゴメスやIman Vellaniの顔は一見素朴だけどじつは世界中がなりたい黄金比をもっている。と思った次第。
色々あって、なんでもあり…
ここから先のマルチバース展開を方向付ける立ち位置となる本作、命運を占う一作として非常に楽しみにしていました。 率直言って、楽しい映画だけれど、全く感動しなかった。もちろん、サム・ライミが悪いわけじゃない。彼はこのガチャガチャした世界観をしっかりと彼風味にまとめ上げている。軽いホラー風味の味付けは「What if!?」まで観てるこっちからすれば、流石としか言いようがない。目配せだってちゃんとできてる。 でも、どれだけ上手く語ろうとしても、既に複雑になり過ぎた関係性はもはやノイズになってきている。MCUを追えてれば追えてるほどノイズが大きくなって、目の前にある映画作品に集中できてない感じ。 そこにマルチバースななんでもあり設定が入るともう… 気持ち入らなくなってきた。悩ましい。
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