ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネスのレビュー・感想・評価
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マルチバース設定がもったいない
決してつまらないわけではない。ホラーの演出も面白かったし、ストーリーもドクター・ストレンジらしくて良かった。
でも、「マルチバース」という禁断の果実に手を出してしまったわりには、その設定を活かしきれた話にはなっていなかったと思う。
マルチバースというのは、別の惑星だとか、過去の世界だとか、異世界だとか、そういうのとは次元の違う恐ろしさをもったものだ、ということを、スティーブンはもちろん、映画の作り手さえもよく分かっていないんではないか、という点が不満。
何が一番恐ろしいかって、それはマルチバースでは主人公は主人公としての特権を失ってしまう、ということ。この作品においては、アメリカ・チャベス(マルチバースを移動できる存在であり、全マルチバースを通して唯一の存在)と行動を共にすることによって、主人公は彼女と同じく全マルチバースで唯一の存在となり、主人公の資格を得ている。しかし、アメリカがべつのスティーブンと一緒だったら、そのスティーブンの方が主人公になっていたわけだ。
無数のスティーブンの中で、なぜ本作のスティーブンが主人公足りえたのか…。別の言い方をすれば、アメリカが本作のスティーブンを選んだ理由をストーリーの中であかさなければならなかったと思う。
もしくは、映画の終盤のどんでん返しとして、それまで主人公だと思っていたスティーブンが実は別宇宙のスティーブンだった、というような展開もできたのでは?と思う。
ワンダヴィジョン鑑賞は必須
面白かったし切なかった。が。。。
ディズニーの考え方がよく分からない。
サブスクのディズニー+でMCUスピンオフドラマを観ていなくても劇場版は楽しめる様に作るとマーベルスタジオは公言していますが、今作は果たしてそうか?
僕は最新の『ムーンナイト』まで観てしまっている為100%楽しめたはずだが、未鑑のまま見るとこれは50%ほどしか楽しめないのではないか?
劇中ほんの少し触れられるウエストビューの話とワンダの苦悩。 多分今作で1番重要なワンダの心理部分だと思うのだが、はっきり言って『ワンダヴィジョン』と『ワットイフ?』を観ていないと映画だけでは絶対に厳しいと感じた。
ワットイフはともかくワンダヴィジョンは絶対だと思う。
このやり方はディズニー+を契約してる人ならば万々歳だし最高に楽しめるだろうが、映画だけ追ってるライト層は?支払い能力のまだない子供達は?
ファンは勿論だが興行収入に大きく関わるライト層をふるいにかけるのは同意出来ない。
観る人がいるからMCUは続けられるし大きくなれる。 なんだかMCUの先行きが不安になるやり口だった。
ドラマのクオリティも映画並みで下手すると映画より面白いと感じる作品も多い。
うまくサブスクに繋げられれば良いが大抵の人はMCU自体を切るでしょう。
もう少し考えてもらいたい。
初っ端にマイナスから書いてしまいましたが、↑にも書いた通り、ワンダヴィジョンを見た上で、ワンダの感情が痛いほど伝わった良い映画でした。
あの行動の理由もドラマを見た上でなら納得できる。 アクション映像共にストレンジらしく派手で美しかった。
ストレンジは相変わらずカッコよく皮肉が効いていて最高。 個人的にアメリカチャベスのキャラ付けは好み。 今後も是非活躍してほしい。
全体としてはMCUでは初かな?全編ホラーテイスト。 意外だったが魔術や魔物を主とする作風にはピッタリと感じた。
スパイダーマン ノーウェイホームばりのサプライズも用意されててファンには満足度の高い作品だったと思う。
マルチバースを扱う作品なので、少し複雑なストーリー運びにはなるが、比較的親切な作りだったと思う。
ただ、ディズニーではお馴染みになってきた絶対悪を作らない事や、ワンダの扱い。
ウォンのシーンごとに変わる髪型など、なんともモヤモヤする部分が多々あった事は確か。
特にワンダに関してはMCU通してずーーっと悲惨で可哀想過ぎる。
さすがに幸せにしてやってほしい。
今後も映画もドラマも勢いの止まらないMCU。
X-MENの参入も間近でしょうし、なんだかんだ楽しみで映画もドラマも追ってしまっている僕ですが、↑にも書いた通りで層を絞るのは今後のMCUの為には控えてほしい。
そう思った。
非常に面白かったし楽しめました。 ただ誰にでも勧められる映画ではない事は確かです。
なんでワンダがここまで堕ちたのか理由を知りたかった。 この描写が本...
なんでワンダがここまで堕ちたのか理由を知りたかった。
この描写が本作、ワンダヴィジョンでもされていない以外は大満足。
今までのマーベルとは違うホラーテイスト、
音楽がアランシルベストリやマイケルジアッチーノとも違うダニーエルフマンなのでそのあたりも好みが分かれそう。
いよいよ大量生産方式
サム・ライミ
ミシガン州立大学を中退して作り上げた
「死霊のはらわた」がヒットし名前が売れ
ホラーなどカルト映画中心ながらマニアから
高い評価を得ていた映画製作者
コミックファンでもある事から引き受けた
スパイダーマンシリーズで一般にも知られ
ホラー映画の製作に関わるものの
幅広いジャンルで活躍している
個人的には
キャプテン・スーパーマーケット
がわけわからんながら面白くて
好きである
スパイダーマンNWHで出てきた
今いるここと別の宇宙「マルチバース」
という概念を前面に出した
ややこしいテーマの今作
それによってスパイダーマンの
主役3人が同時に登場するなどし
メタ的な視点が拭えませんでしたし
賛否両論あったところ
今作は3Dで観ましたが迫力十分で
エンタメに昇華してて映像的には
楽しめましたがもう世界観は
グチャグチャなまま押し切ってますね
ただ冷静に考えて見ると
「仁義なき戦い」や「極道の妻たち」で
松方弘樹やかたせ梨乃が新作ごとに
何度も出てきてはマシンガンで
蜂の巣になって死にまた復活してくる
ようなもんだと思えば不思議と
納得できるものです(?)
MCUで各ヒーローの世界観をくっつけて
いくごとに発生する矛盾を解消
するためにこうしてきたかって感じ
ある意味「続き物」として観る必要も
なくそうとしているんでしょうね
見方を変えればのっぺりとした
量産品然とするようになってきた
ということ
映画自体はさすがサム・ライミ
後半はもういつものホラー映画じゃないか
と言う演出でしたがコメディ色も
忘れておらず
もう1作1作小分けにして観ろってこと
なんでしょうね
おじさんにはついていけない世界
マルチバース?
なんだこりゃ?
テンポもあってCGも素晴らしい!
だけど、根本の部分がわかっていないから、ついていくので大変だわ。
かといって、マーベルシリーズずっと見てきたから、飛ばすと次がますますわからなくなるし…
最高のワンダストーリー❢
何れにしてもマーベル作品を知らないと楽しめないかも知れませんね。私は自然と涙が出てきました!
レビューに理解不能と書かれている方が多いですが、マルチバースとインカージョンが予め解るとこの作品の良さが解ると思います。
これが知りたかったでインカージョンを見て下さい。
MARVELパッケージのサム・ライミお菓子詰め合わせ。
ネタバレせずにレビューできません💦
しかし…
新宿といい、池袋といい
この界隈で映画を観ると、マナーの悪い外国人がそこらじゅうに座る。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
冒頭から…
目玉おばけの、目玉をくり抜き。
スタンリーならぬ
ブルース・キャンベルのカメオ出演(笑)
しかも、『死霊のはらわたII』のセルフパロディ(笑)
情報過多になりそうだけど…
個人的には、ホントに丁度いい塩梅の最高の編集。
確かに『ワンダヴィジョン』を観てないと辻褄は合わないけど…
そんなのどうでもいいくらいの作品パワーで押し切ってくれる。
グロ耐性が無くても充分楽しめると思いますよぉ〜
そこまでグロくないかなぁ…
ホラーテイストだけど
それを通り越して、笑える感じがサム・ライミ節全開で
どのキャラクターも愛すべき感じでしたね。
後半の死体ストレンジなんか、サム・ライミならではで、可笑しくてサイコ~♪
ワンダに関しては
なんていうか…幸せになってほしかったなぁ。
ラストの
『私が愛します』のマルチバースのワンダのセリフにグッときます。
全体的にジェットコースターのように目まぐるしくて、あっという間の2時間。
IMAX GTレーザー3Dでの鑑賞ですが、久々の3Dで良かったです。
上映時間も丁度いい!
アクションの盛り込みは、映画2本分くらいあります。
次回作のシャーリーズ・セロンに期待!!
あと…
『アバター』観たい!!
というか…夏にやってほしい。
寒い冬空であの予告の映画は寒くない?(笑)
うーん
ワンダヴィジョン見てないと分からない、自分は見てないけど予習したから大体は分かった。
でも、時折?の展開もあり最近のMCUは一見さんお断り?って思ったよ。
でも大体は分かったから話の内容、最後の展開は残酷すぎる。
面白かったけどさ。
初見さんや、ライト層の人達は置いていかれる。
つまりライト層の自分も置いていかれる。
これから勉強しないと。
後今回の作品には、ホラー要素があると聞いていたが自分でも観れる位のホラー要素で良かった。
とにかく今回は、ギリギリ楽しめたが、これからディズニー+に入ってドラマもちゃんと観て原作も読んで勉強しようと思った。
禁忌は、潔くはみ出すモノです。
ストレンジの、どこまでも、理性的に合理主義の思想で。ヒーローを語って欲しくナイ、嫌いな存在です。
小さな犠牲で大勢が助かるなら、迷わず犠牲を強いるストレンジがヒーローらしさの欠片もナイし、葛藤が少ないので、ちょっとづつ、ヒーローらしさに目覚めてきてる気がします。
CG大好きなもんで
はっきり言って、最初のうちはなにがなんだかよくわからず、なかなか入り込めなかった。
で、結局最後まで良く分からなかったけど、そういう不満があってもこのCGの楽しさは、私にとってはとっても満足しました。
まぁ、マーベルの映画ですから、あんまり理屈を考えるより、ありえない世界に入り込めたってところでいいのではないでしょうか。
それにしても、プロフェッサーXとその仲間たちのめちゃ弱いことといったら、かわいそうになってしまった。ワンダが強すぎるんだけどね。
禁断のCGまみれ
分かっていたことだが、CGを駆使した世界
ストーリー的には大きな工夫はないが、なんせ戦闘シーンが多い
なんやかんやと同じようなシーンに少し眠気が・・・・・
登場人物にもう少し魅力が欲しいと思うのは私だけでしょうか
マーベルも少し食傷気味かな
一つ目タコからぶっ飛ぶ
狂った宇宙が舞い乱れ、有名無名有象無象が殺されていく。目が回る。
他の次元の自分さえ嫌いなのは笑えるも痛ましい。鍵となる少女に力を託すので救われるが。
魔女強すぎて子どもに嫌われる。
物語は無限に続く。
思った以上にサム・ライミだったけど想像以上にドクター・ストレンジ。
フェーズ4になってマルチバース設定が入り、「スパイダーマン/ノーウェイホーム」のアレで「もう何でもありじゃん!」ってなったMCUだけど、本作はマルチバースを描くお手本のみたいな見事な作劇だった。
また、あのサム・ライミが監督ということで、期待半分、不安半分だったけど、思った以上にサム・ライミだったのに想像以上にドクター・ストレンジだったのも見事。
MCU……というかディズニー作品としてはギリギリな残酷描写をギャグっぽく描いちゃう悪趣味さとかはしっかりサム・ライミ印なんだけど、全体的なホラー感も含めて、ドクター・ストレンジというキャラクターや世界観を的確に捉えて表現してるんだよね。
あと、本作のストーリーがドラマ「ワンダヴィジョン」から直結してる問題について、個人的にはドラマを見てなくても劇中の説明を「そういうもの」と飲み込めさえすれば過不足なく楽しめる印象。
そのうえで、気になる人は“答え合わせ”として「ワンダヴィジョン」を見ればいいんじゃないかな。
新たなる敵ではなく、仲間の闇落ちスタイルのストーリー展開は、新鮮味...
新たなる敵ではなく、仲間の闇落ちスタイルのストーリー展開は、新鮮味が無く少し悲しくなるのであまり好きではありませんが、アクションは良い!
まさに「禁断の世界」
自分の夢もマルチユニバースで起きてる事だとしたら…
空飛べてるのか!!笑
これはDisney+観ないで観たら
繋がるのか…?
ワンダがなぜ!?とか
指パッチンで消えた人って誰だっけ!って忙しい。
ちょっとこれは全部観てからもっかい観たい
キャプテンマーベルも出てきたら
カオスで面白そう🫣
ほぼ『死霊のはらわた』
なので当然あの人も出てきます。マルチバースの話なので何でもやりたい放題で今までのMCUがやらなかったことも堂々とやっていてさすがサム・ライミと思いました。特に笑ったのは別世界のアベンジャーズに相当する一味。名称もメンツもマジかよ!?って仰け反りました。126分とMCUにしては短いので中弛みなしで痛快。しかし『LOGAN ローガン』しかり『ターミネーター ニュー・フェイト』しかり、最近世界の運命を握る少女がラテン系ばかりのような気がするんですがトレンドなんでしょうか。
サム・ライ味
まず、MCUは予習が必要であるということを忘れてはいけない。
本作は、最低でも4作品予習が必要である。
前作のドクター・ストレンジ、Disney +のWhat if...、同じくDisney +のワンダビジョン、そしてスパイダーマン:ノーウェイホーム。
この4作品を観ていなければ、本作で何が起こっているのか理解できない。
さて、それでは本題のレビューである。
大雑把な印象としては、予想以上のサム・ライミ作品感と脳死で鑑賞できるジェットコースタームービーだった。
サムライミ作品というのは、ホラー感や描写の仕方から感じられたものであり、マグワイア版スパイダーマンを観て育った私としては、なんだか懐かしい気分が襲ってきた。
人物を前面に出しつつ、背面で全体像を映すという描写方法はまさにサムライミだったと思う。
そして、脳死で観られるジェットコースタームービーとは、MCU作品全般に言えるものだが本作は飛び抜けているように思える。
登場自分の人数は絞られたまま、マルチバースを転々とするのは単純でわかりやすかった。
しかし、平行世界を旅しているのに新しいバリアントが登場することはなく、マルチバースの意味とは?となってしまった。
私は今回IMAX3Dで鑑賞したが、通常料金にプラス1000円で観るものではなかったというのが感想である。
しかし、120分間は脳死でいられるので日常から離れることはできた。
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