ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネスのレビュー・感想・評価
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軽く予習することをおすすめします
前作のドクター・ストレンジ、ワンダヴィジョン、ワットイフを見た上で劇場へ行きました。
サム・ライミ監督がホラー出身のためか、前作と比べるとホラー要素が強く、恐怖を感じるシーンが多かったです。私の中では、トビー版スパイダーマンの監督をイメージしていましたが、今回はかなりダークな作品となっている印象を持ちました。
マルチバースの世界は、グラデーションのような明暗で表現しており、同じニューヨークでもそれぞれで異なる雰囲気があったので、その映像を眺めているだけでも満足できました。
また、今作で初登場した少女アメリカ・チャベスが活躍する場面も多く、物語を通して彼女の成長も描かれていたのもよかったです。
ここで一つ注意しますが、この映画はディズニープラスで配信されているドラマ「ワンダヴィジョン」と関連しています。このシリーズを見ていなくても楽しめますが、私としては最低限の知識を身に付けておかないと、内容を理解するのが厳しいと思います。そのため、予習する余裕がなくても、事前にネットなどで簡単なあらすじや登場人物を軽く確認しておくことをおすすめします。
それと余談ですが、今回池袋のIMAX3Dで見ました。通常上映よりも画角が広くなったことで、マルチバースの世界やストレンジ達のアクションシーンが3D映像の奥行き感と相まってことで、まるで自分がその場にいるかのような迫力がありました。
追加料金はかかりますが、最高の映像体験ができるので、気になった方は是非IMAXで見てください。
High-Budget Horror Spectacle from Sam Raimi
No Way Home was a detour from the Marvel Universe that brought us the much adored Maguire's Spider-Man. Multiverse ups the game by including the superhero era's mastermind Sam Raimi into a dimension-hopping sequel. Multiverse is to horror as Ragnarok was to comedy. With Raimi's occult imagery and genuinely terrifying scenes, it's no doubt the most dark and gothic of the all ages Marvel films.
「ワンダヴィジョン」完結編
『ドクター・ストレンジ』の続編でありつつ、ディズニープラス配信の『ワンダヴィジョン』の続編でもあり、ストレンジ以上にワンダのドラマが大きくクローズアップされている。ワンダのポジションはかつてのメロドラマ映画のようだなと思った。家庭のことで悲劇を被り、涙を流すのは女性というハリウッド黄金時代のメロドラマの面影がワンダの辿る道にはある。『ワンダビジョン』では昔のシットコムのパロディを披露してそのジャンルに対するアイロニカルな態度を示していたが、今度は普通にメロドラマ的だった。
サム・ライミのセンスが今のMCUの体制でどこまで発揮できるのかと少し心配していたが、監督本人の個性という点では近年のマーベル作品では最も強くでていたのではないか。これは、サム・ライミだから特別なのか、MCUシリーズ全体の方針の転換なのか。去年の『エターナルズ』もクロエ・ジャオのセンスが全面にでていたし、これからは作家性も重視していくということなのかもしれない。
遂にMCUが「連ドラの映画化」のような様相に。「マルチバース」という禁断の扉は、使い方に気を付けないと作品の明暗を分けると実感。
本作は、「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」においてドクター・ストレンジが開いた「マルチバース」(多次元宇宙)の世界が舞台です。
「スパイダーマン NWH」のオマケ映像(本作の予告)でドクター・ストレンジが「マルチバース」に詳しそうなワンダ(別名スカーレット・ウィッチ)に助けを求める、という展開が出ていました。
ただ、私は「なぜワンダなのか?」が正直ピンと来ていませんでした。
そこで「ひょっとして『ワンダヴィジョン』というワンダが主役のDisney+のオリジナルドラマが関係している?」という仮説を持っていました。
私はこれまでMCUを映画でしか追いかけていませんでしたが本作では幾つか「?」があったので、やはりワンダに関してはドラマの知識が前提となっていたようです。
そこで、未見の人用に「ワンダヴィジョン」の公式文章を抜粋引用すると【ワンダとヴィジョンは郊外で暮らしているが何かがおかしい。妊娠したワンダはあっという間に双子の男の子を出産。たちまち10歳に成長する】という事などがドラマで描かれています。
「映画」は「映画だけで完結している仕組み」にするのが理想と考えていましたが、本作で初めての変化が起きたのです。
とは言え、先ほどの抜粋を押さえておく程度でも世界観に入り込む事は可能なので、そこは割り切っていいのかもしれません。
さて、本作でメガホンをとったのは、ホラー映画と「スパイダーマン」3部作(02、04、07)で有名なサム・ライミ監督です。
得意とする撮り方があるのか、「スパイダーマン」3部作のようなアクションシーンや、ホラー映画のようなシーン等、端々にサム・ライミ監督を感じ、まさに「サム・ライミ映画」でした。
本作の評点は非常に難しいですが、「スパイダーマン NWH」の❝その後❞を描いているので、この2作を比べて考えます。
「マルチバース」の世界観は、「スパイダーマン NWH」では「完璧」と言っても過言ではない程にハマっていました。
ただ、「マルチバース」という禁断の扉は「何でもアリな世界」なので、本作で、その危うさのようなものを感じました。要は、如何に納得できる物語を構築できるのかによって作品の面白さが格段に変わってくるわけです。
ようやく「新たなアベンジャーズが始まっていきそうな作品」で、やや難易度は高いのかもしれませんが、見ておいて損はないと思います。
テンション上がった!
•プロフェッサーXが出てきてテンション上がった!
•ワンダはこれで終わりなのか?
•最後新キャラ出てきてこれからどうなるか楽しみ!
•シャンチーでてこなかった、、今回は正解な気がした、、
•今回ドクターストレンジ特有の万華鏡的な感じのシーンが少なかったからちょっと残念、、
全ての宇宙で、君を愛している
当時、映画館で観ました🎬
GWの混雑を舐めていて、時間に間に合わず冒頭を見逃し…暗い中席につくのが面倒だったので立ち見したのは良い思い出です🙂
作品としては、随所にサム・ライミ監督らしさが出てましたね。
カンバーバッチ演じるストレンジが、まさかのヴィランとなってしまったエリザベス・オルセン演じるワンダから、マルチバースを行き来できる能力をもつソーチー・ゴメス演じるアメリカを守るのが大筋のストーリー。
序盤のレイチェル・マクアダムス演じる花嫁姿のクリスティーンは、とても美しいですね🙂
中盤でストレンジとアメリカの過去のシーンが映し出される場面は、哀愁が漂います。
ウォンは今回大変な目に遭いましたね😥
懇意にしていた仲間も多数失って…。
イルミナティの惨殺シーンは、ビビりますね。
ブラック・ボルトやリード・リチャーズはほぼ瞬殺、他の面々もわりとあっさりやられ。
チャールズだけは、少し粘りますが…それでも最期は後ろから⚠️
あのへんはサム・ライミ節なのでしょうか。
シニスターストレンジとの音符バトルはおしゃれすぎて逆にビビりましたけどね🎼
ワンダは最期どうなったのでしょう❓
救いがなさすぎて不憫です。
エリザベス・オルセンも、ワンダに何らかの救いを求めていると何かの記事に書かれてましたが…。
最後の最後では、彼女の登場が。
演じるのがまた…あの人とは。
マーベル・スタジオは続きを気にさせるのが上手いですね😀
今後の展開に期待です🙂
最悪‼️
そもそもワンダの話がディズニー配信ドラマ観てないと分からない
映画としては最悪
よく日本で有るドラマの続きの映画はドラマ全部見た人たちが見るから良いがこれはちがう
今後はマーベル映画は🎥映画🎥.comの口コミ見てから決める
ありがとう🎥映画🎥ドット❣️
スーパーごった煮ムービー
面白かったです。もう笑いっぱなしでした。どのシーンも目が離せなくてドキドキ・ワクワクが溢れています。マーベル作品の中では一番好き(これ以外、よく知らないw)です。
・もうマルチバースって時点でなんでもアリ。ドラえもん的な世界をベースに偽ライダーが登場したり、はたまたゾンビもかよ・・・
これでもか!っていうくらいSFモノ、ヒーローモノの要素をぶっ込んできています。これは狂喜モノでした。
・複雑な世界の組み合わせですが、ちゃんとストーリーが繋がっていて分かりやすい。観客を置き去りにしない、背中から「さあ、次行くね♫」と合図されているような感じ。
・アベンジャーズ/エンドゲームから踏襲していました。でも、よく覚えてない・・・w
・ただ、CGがイマイチかなあ・・・。ところどころでちゃっちい感じがしました。まあ、それも世界観だよと言われればそうなんでしょうけど。
次作は本作を踏まえてよりぶっ飛んだものになりそうですね。期待しています。
映像美は凄いが所詮サムライミ
サムライミの悪いところが出まくってる
振られた男、永遠にくっつかないカップル
このパターンしか描けないのだろうか?
戦いも映像は綺麗だが、どこか古臭い
今までのドクターストレンジと比べて全体的にダサい
ただ、サムライミ版スパイダーマンよりは面白かった
鼻につくシーンも少ない
しかし、2時間がかなり長く感じた
余計なシーンが多いんだよなあ、この監督
ワンダの物語
めちゃめちゃ面白かった。
正直個人の愛だの悲しみが世界を危機に陥れるという設定は大っ嫌いだったのだが、この映画に限っては割とすんなり受け入れられた。エヴァとかどれだけがっかりしたか。。
ただディズニー+でやっているワンダビジョンがどうやら関係あるらしく、ワンダの物語の背景が大きく関わっていそう。それだけのためにディズニー+に加入するの嫌だけど、なんだかずるいよね。
ラストでドクター・ストレンジが力技でワンダを倒すのではなくマルチバースの子供にというのはかなりグッとくるものがあってよかった。確かに派手な終わり方よりもこっちの方がいいよね。
この映画サムライミだったんだね。ずいぶん幅広い映画撮るんだなあ。
割とサムライミは観てるけどこれが一番よかったと思う。
敵とは、脅威なのか?
「ムーンナイト」は序盤こそ大興奮だったものの、徐々に訳が分からなくなってきて、途中で断念。めちゃくちゃ時間がかかってようやく最終回を見ることができたため、やっとの思いで本作にたどり着けました。あぁ、知ってるキャラが主人公って、安心感半端ねぇ...笑
ドクターストレンジは、MCUキャラの中でもトップクラスで好きだし、ワンダことスカーレット・ウィッチもそう。そんな2人の戦いが描かれている本作は、間違いなくハマるだろうと思っていたのだけど、案の定最高に楽しめました。他のどのキャラよりも、この2人は人間味があって大好き。ストレンジの可能性の広さには毎回ワクワクさせられるし、彼がいるおかげで今後のMCUの展開が楽しみで仕方ない。
ワンダヴィジョンは見ておかないとダメな作品。
Disney+でないとあの作品は見れないから、そういう目線で見れば、MARVELもお金稼ぎのコンテンツとして扱われるようになったなぁ...と少し残念。見ている側としてはドラマでの出来事が映画でも絡んでくるというのは、ひたすらに楽しいのだけどね。今後のMCUを見るには、Disney+の加入が必須になりそう。「マーベルズ」はガッツリ絡みそうだし。
だけどまぁ、本作はよく出来ていた。
2人の掘り下げが素晴らしかったし、アクションシーンの華やかさも凄まじい。シンプルな作りながらに、キャラクターの魅力がしっかり伝わってきて、ドクターストレンジの単独作品として最高の出来。見事に観客の見たい!を叶えてくれ、終始興奮が収まらない。魔術のエフェクトやゾンビの造形、マルチバースの世界観にバトルシーンの迫力。サム・ライミがやりたい放題、大量のお金を使った感じが、たまらなく面白い。これこそ、MARVELって感じ。
粗はあるけれども、それも含めて楽しいというか。我々、MCUファンが求めている映画は、こういう映画なんだよっていうのを提示してくれた気がした。すごくよかったです。
面白いけど戸惑う
ストレンジのカッコ良いシーンはあるけど監督がスパイダーマンシリーズのサム・ライミに変わってスカーレットウィッチことワンダが完全にホラーキャラになってキャラの死に方がグロくて戸惑う。またイルミナティの面々として登場したMR.ファンタスティックやブラックボルトにパトリックスチュアート演じるプロフェッサーXをあっさり殺すのは凄く勿体無いと思った。
マルチバース オブ マッドネス。狂気の多元宇宙とでも言うのだろうか...
マルチバース オブ マッドネス。狂気の多元宇宙とでも言うのだろうか。
狂った多元世界。
そもそも、このマーベルユニバースが創作物❌創作物❌創作物❌創作物❌創作物‥の、複雑怪奇な世界になっており、そこでは、自動車事故や人一人の命など、とても軽いモノになっている。
スティーブは、至高の魔法使いになりつつあり、この世界のあらゆる可能性を比較してひとつを選択したりもできるようになっていたのだが、今作では、最新科学でいうところの多元宇宙の扉を開く。
ドラえもんのどこでもドアではない。
3次元的な移動ではなく、多元宇宙への移動なのである。
タイムスリップでもなく、どういう仕組みで、どの宇宙のどの時代のどの地点に降り立っているのかわたしには全く不明だったが、アメリカチャペルという女の子は、適切な場所時間を選んで、そこへ飛ぶ(接続)することが可能なのである。
まあ、所詮マンガなのだから、なんでもありでいいのだけれど、実写SF的に制作費何億ドルの映像を見せられるとなんとか理解しようとして頭はパニックになる。
今回は、多次元宇宙の自分の子であれば、彼女からその子を奪いとってもよいのかという、けっこう低レベルの願望についての物語。そんなことをすれば、宇宙がめちゃくちゃになるに決まっている。願望としては低レベルだが、人間性が試される展開だ。
実人生で救えなかった子供に会うために、多元世界の自分とものすごく理不尽な闘いをするおばさん魔法使いの話でした。
しかしすでに中年のおっさんである私はすごく楽しめた。
別の次元のお母さんが、宇宙ゾンビと闘いながら、自分のお母さんを乗っ取りにくるという、子供らの立場にたてば、かなりホラーな話。
子供たちにしても、ほんとは、別次元であれば、性格や顔もちがっていたりもするのだろうけれど、信号機が赤で進めというくらいの差しかないこの現実に非常に似た世界(ほんとはまだまだいろいろある)。
狂気と名打ってあるので、細かなことを考えるべきものではないのだが、まさに狂気の複雑な世界である。
あれっ…
マーベル作品の中で前作ドクターストレンジは独特の世界観と人間らしさの融合で脚本も良かったし、迫力の映像と地味ながらも徐々に成長していくヒーローの分かりやすさもあって、何度も見たくなり、とてもリラックスして楽しめました。
そして今作、期待の大きさとこのレビューの評価で映画も見ずにBlu-rayを購入。
何でも出来てしまうドクターストレンジと私にとっては見たこともない登場キャラクターたち、そして理解のできないストーリーと世界観。
そして主体は子供がいるのかいないのか分からない強い女性キャラが暴れまわり、能力を秘めているのかいないのかよくわからない女性キャラを守るためにマルチバース?を移動???
映像の迫力は認めますが、私が期待していたドクターストレンジの世界観とは全然違う映画でした。
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