インベイド
劇場公開日:2021年7月9日
解説
人類とエイリアンの攻防を描いたオーストラリア発のSFバトルアクション。「オキュペーション 侵略」のルーク・スパークが監督・脚本を手がけ、同作の世界観を継承しながら壮大なスケールで描き出す。エイリアンによる地球侵略開始から2年。生き残った僅かな人々は、支配者に逆らって人類の味方となった少数のエイリアンの助けを借りながら、各地で絶望的な抵抗を続けていた。そんな中、人類は地球の未来を変える可能性を秘める「レインフォール」という機密情報の存在を知る。その謎を追うよう指令を受けた兵士シモンズは、エイリアンの兵士ギャリーとともに危険地帯に潜入する。出演は「ラブ&モンスターズ」のダン・ユーイング、「スター・ウォーズ」「マンダロリアン」のテムエラ・モリソンほか。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2021/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2021」(2021年7月9日~8月5日)上映作品。
2020年製作/128分/G/オーストラリア
原題:Occupation: Rainfall
配給:「インベイド」上映委員会
スタッフ・キャスト
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2022年8月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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結末を投げるのはないわー。
個人的には観る価値のない映画としか言えない。
気になるなら人はネタバレ読めば十分。
以下ネタバレ含む感想
映画って完結もしくは続くにしても一区切りはすると思うんだけど。
どうやってラストに持っていくかと思ったらcapture1って、いや続くにしてもあの終わり方はない
じゃあ、続編は❔っておもったら無いってどういう事(見つけれてないだけかもしれないが)
観て時間を無駄にしたと思った映画は初めてです。
可能なら評価0にしたい。
続編を観るかなぁ〜いや観ないなぁ〜capture2とか出たらキレそうだもん。
2022年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
エイリアンと戦うオーストラリア軍は、エイリアンの反主流派の応援を得ていたが、押され気味だった。
「レインフォール」という秘密があることがわかり、調べていくのだが・・・。
カジュアルなスペースオペラ。
2022年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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エイリアンの侵略もので敵にも平和と共存を望む善いエイリアンもいると言う視点は斬新、だから宇宙戦争なのに第二次大戦のようなティスト、捕えたエイリアンを生物兵器用の生体実験に使う将校はまるでナチスの再来、リンチにかけようとする村人集団まででて来くる始末、当然、救おうとするこれまた善意の兵士も描いて善悪描き分けで社会派ドラマのよう、車列を組んでの脱出や生き残り組が揉めるのはマッドマックス風でもあり豪州の香りが漂います。
危急存亡のときに内輪もめ、分かったから悪いエイリアンを早く何とかしてよと言いたくなる。
なんでもRainfallという謎の存在が闘いを制する鍵らしいと探索にでるが遅々として進まない、挙句に本作はRainfall:Episode1のクレジット、結末は次回作に乞うご期待という詐欺のようなエンディング。
それでも何とか見られたのは頻繁に挿入される戦闘シーン、VFXはアベンジャーズ・エンドゲームやゴジラVSコングなども手掛けたBOTVFXだから一応、本格的、ただ赤い光線がチカチカして飛び交うばかりなので眼が疲れました。エイリアン同士が何故か剣で斬り合うのはスターウォーズ風ってことかな。
予算は2500万豪ドルって書いてあったから、20億円くらいかな、B級ではない立派な作品クラスなのにB級並みの退屈さは残念。
2021年7月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
オーストラリアのSF映画である。邦題の「インベイド」は原題の「Occupation: Rainfall」のOccupationを侵略と翻訳して、侵略するという動詞のinvadeを当てはめたのだと思う。既に2018年に「Occupation」という原題で製作されていて日本でも「オキュペーション 侵略」という邦題で公開されているから、紛らわしさを少しでもやわらげようとしたのかもしれない。しかし監督もキャストも設定も同じだから続編扱いでよかったのではないか。当方なら「オキュペーションⅡ レインフォール」というタイトルにする。多分そのほうがわかりやすいと思う。
チクシュルーブは6600万年ほど前、つまり白亜紀に地球に衝突した直径10キロほどの天体のことで、地球に大惨事を巻き起こして恐竜を始めとする生物の大半を死滅させた。衝突した場所はメキシコあたりとされていて、オーストラリアとはかなり離れている。もしかするとチクシュルーブはもうひとつあったのか。
太陽が天の川銀河の中心を一周する期間は2億年である。天の川銀河の大きさは厚さ3万光年で直径10万光年の円盤状とされている。異星人がどんなに長生きでも、コールドスリープを使っても、天の川銀河の外から来た可能性はとても低いというか、地球に来れる可能性はほぼゼロである。それでも来たとすれば、その技術力は人類には考えも及ばないほど高度なものである。
映画は戦闘シーンが中心だが、その多くが映像が暗すぎる上に、大勢が入り乱れるから何が何だか分からないまま終わる。この点が最も不満だ。
オーストラリアの田舎に突如として大型の宇宙船が出現して住民を皆殺しにして、近くにいた軍隊の一部が反撃を始めたらしいのだが、なんとそれから2年が経過したのが本作品だ。軍隊の責任者の階級は中佐である。中佐が指揮するのは大隊クラスだから、兵員の数は500人程度と思われる。どうにもショボい。
諸外国が何の反応もしないはずがないのだが、多分世界中に同じような反重力で浮いている宇宙船が出現して攻撃を始めたので他国に構っている余裕がなかったのか。初動攻撃で何十億人も死んだという情報を得て以降は通信が絶たれたのかもしれない。しかしそれにしては戦闘機のパイロットとは通信ができる。
本作品では侵略に反対して地球人の側に回った異星人がいる設定だが、故郷の星を失って地球に侵略に来た仲間は一蓮托生の運命のはずで、造反者が出る可能性は極端に低い。むしろナショナリズムの高揚の中で、宇宙を旅してきた高度な技術力であっという間に人類を制圧するはずだ。
戦力が圧倒的に不利な状況で新型の生物兵器が生産されれば、その使用を躊躇う軍人はいない。敵を殲滅するのであれば早く使わないと損だ。戦闘が続いている状況では、早ければ早いほど味方の被害が防げる。戦争に人道主義はそぐわない。
不明な点が満載すぎる上に、登場人物にこれといった魅力のある人物がおらず、何の感情移入もないまま、茫然と映像を観ていたというのが正直なところだ。はっきり言って、どうでもいい作品である。 エンドロールにRAINFALL CAPTER1と出て腰を抜かしそうになった。CHAPTER2を観たい人は極端に少ないと思う。