シン・仮面ライダーのレビュー・感想・評価
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庵野監督から仮面ライダーへの愛の詰まった贈り物
生粋の仮面ライダーファン(平成~令和)ですが、めちゃくちゃ面白かったですよ!
仮面ライダーが好きな方、庵野監督の作品が好きな方はもうレビューなんて読んでないでさっさと映画館に行っちゃってください!!
それでもまだ一歩を踏み出せない方はぜひ、私の感想で良ければ読んでいってくださると嬉しいです。
---ストーリー---
昭和の時代に放送されたオリジナル準拠という印象はかなり薄いです。というかそう思っている方は高確率で面を食らうでしょう。視聴の感覚としてはSF映画を見ているイメージを持つと良いでしょう。
まぁそうは言いましたが、作品の展開そのものは王道中の王道で、男性諸君の心の内に秘めた少年心が呼び覚まされるような熱い内容です。シンウルトラマンの時と同様に、場面の切り替えがとても上手くテンポが良いので2時間の大作でも全く飽きることはありません。
ライダーとしての苦悩や、守ること戦うことの意味などなど良く特撮作品で描かれることの多いテーマについての、庵野監督なりの解釈を知れたのが1特撮ファンとしてはとても胸が熱くなりましたね。
---特撮---
圧巻。この一言に限りますね。amazonprimeにて絶賛配信中の「仮面ライダーアマゾンズ」を通して感じた通り、仮面ライダー×バイオレンスアクションのアクションの相性が良すぎるんですよ。爽快感と迫力が数倍増しになります。
バイクアクションも素晴らしかったですね。ちょっとマニアックですが、バイクの排気音に燃えましたww
なんだかCGを毛嫌いしている方が結構いらっしゃるようですが、最新技術と古典的特撮撮影術が掛け合わさることによってこれ以上ないほど見ごたえと迫力のあるとても”濃い”特撮に仕上がっていると感じました。
---演技---
私はアニメ専門であまり邦画は見ないのですが、こんなにも素晴らしい演技をする役者さんもいるのかと感銘を受けました。
庵野監督は非常にこだわりが強く、俳優ふくめ撮影陣はとても大変だと耳にしますが、そんな中でこのような素晴らしい演技を披露してくださる演者達には本当に頭が上がりません。
ただの1視聴者の私ですが一言言わせてください。「本当に素晴らしい作品をありがとう。」
---総括---
この映画のプロジェクトが発表された段階から非常に注目していましたが、私の予想なんてヒョイと飛び越えていきましたね。
本当に庵野監督含め制作陣の”魂”もとい”情熱”を肌で感じることができる文句なしの☆5を与えられる作品だったと私は思っています。
1人でも多くの方が、この作品に興味を持ち観に行って下さることを願いながら、本作品の感想を締めさせていただきます。
面白かった!!も一度観たい!
TVシリーズの最初の、風を受けて変身する1号ライダーと、石ノ森章太郎の原作の仮面ライダー、この2つへの、揺るがないリスペクトが、まず、ステキです。
そもそも、、改造人間って?
、、、、という、当時の、子どもたちのオタクな疑問に、その頃の子供の一人として、しっかり妄想して描いているのがまた、いい!
石ノ森章太郎の漫画に出てくる脇役の女性は、子供には耐えきれないくらい、母性的な色気を持っていて、緑川ルリ子を浜辺美波にさせたあたり、うん!分かってるな!庵野さん!
浜辺美波さんは、滑舌だけもうひと頑張りしてほしいけど、すごく良かった!石ノ森章太郎の描く女性を体現しつつ、庵野さん的ヒロイン(綾波レイ?)の要素も表現してましたよね!
賛否両論、上等!
もっと盛り上がって欲しい!
あくまで石ノ森版仮面ライダー
微妙というか結論から言うと石ノ森版仮面ライダーを撮りたかっただけかと思う。原作は石ノ森章太郎なんだから当たり前と思うだろうが、あくまでTV企画として石ノ森章太郎の原作があって彼の漫画から実写したわけでは無い。しかも漫画は実写からインスパイアしたアイデアだという事をどれだけの人が知っているのだろうか。デビルマンやマジンガーZ同様に仮面ライダーはあくまでTV用の企画であって漫画がベースでは無い。という訳で映画はずっと石ノ森版仮面ライダーを追っかけている。そして石ノ森ワールドも展開していて如何に石ノ森ワールドを撮りたかったのが判る。
だからこそ賛否が分かれるのであろう。あくまで仮面ライダーはTVのヒーローであって漫画の焼き直しじゃ無いし、特撮としてのあゆみやプライドもあるだろう。観ている側も撮る側もそうだろうし反発もするだろう。リアル世代のワタシですらどんなもんかと思う。仮面ライダーを知らない世代からすればなんだかよく判らないと思われてもしょうがない。
リアル世代からもう少し言わせて貰えばライダーのアニキ感が全くないのが残念だし孤独感があっても孤高感が無いのも残念なライダーでした。それが今風とか石ノ森テイストと言われればそれまでの話なので★は3つですね。
傑作! 泣けた。仮面ライダーを知った!
こんなに泣けるとは思っても見なかった。深いところに届く感動があった。私は原作を読んだことは無いのですが、石の森原作が描いてみせた精神世界に忠実な映画だとすると、石ノ森章太郎さんに乾杯です。素晴らしい。(多分、映画には、さらに現代的な、ヒトに関する最先端のエビデンスや洞察が反映していると思われる。それが映画を見る私の心の深層を刺激し、ふるわせる。そういう意味で監督の庵野さんは観るものの想像力を喚起させる確かな技量と、人という存在への深い洞察力を持っている。)
二、三度ほど涙がとめどなくこぼれ溢れるのに任せたままスクリーンを見るしかない時があった。感動した。これは人間の現代的な基本問題へと目を向けさせ、それについて個々の人に想像させ、考えさせる真の(シンの)、そして真摯な芸術的映画だと思った。傑作!
大人も子供も楽しめる!?
庵野秀明監督が往年のTVシリーズへのオマージュたっぷりに作り上げたこの作品、大人は楽しめます!!でも子供はどうかな?なんか仮面ライダーへの愛情が暴走して面倒くさくなってる印象・・・
単純に面白かった!
仮面ライダー自体あまり興味がなかったのですが、はじまって数分で引き込まれてしまいました。子供の頃テレビで観た仮面ライダーのアクションや手法などを取り入れつつ、多少分かりにくさはありますが、スピーディーで迫力がある映像になってたと思います。
ユニークなオーグメント達や戦いなどにワクワクし、ライダー達やサイクロン号もかっこよかったです。展開があっけらかんとしており、本郷猛とルリ子の暗い部分も重くなりすぎず、バランスが良かったかと。
昔テレビで観たショッカー軍団はバッタバッタと倒され、人間(元?)である事を忘れさせる所がありましたが、戦いで血を流す姿は、仮面ライダー・本郷猛の戦う事への葛藤を現したかったのでしょうか。
ラストの戦いは他の戦闘シーンと比べ、やや失速気味のように思えました。制作の意図や表現なのかもしれませんが、クライマックスには少し物足りなかったかな。
独特なセンスなど、庵野監督にしか作れない作品で、一見の価値ありだと思います。内容が違うので当たり前かもですが、シン・ゴジラとはテイストがガラリと違っている部分も良かったです。
1号と2号のバランス
仮面ライダー世代ではないため諸々前情報なし。
面白い。
敵キャラをどんどん倒す展開にダイジェスト感はあるし、人物背景はあまり語られないため、どのキャラクターにも感情移入出来ず淡々と進む感も。きっと裏にはもっと色々あるんだろうと想像してみるも、物語を俯瞰して見ている感覚。
メインのルリ子と本郷の繋がりも薄く感じる。
因みに一部不評そうなチープな戦闘シーンは気にならず。それが似合う雰囲気はある。
しかし。
あるシーンからグッと。
一見分かりやすい明るい2号のキャラクターが空気を変え始める。(もちろん2号にも色々あるはず。と、想像。孤独なはずだ。)
そして、本郷が一文字を呼び捨てにした瞬間。その時に感情を上手く表現出来ない本郷のキャラクターに魅了されていたことを知る。孤独な2人が繋がった瞬間。
2人がタッグになった瞬間にやった!と、思わず立ち上がりそうになる。単純にカッコいいし、なんだか本郷の変化が嬉しい。
やがて、本郷がルリ子に救われてたいたことにもはたと気づく。
池松壮亮も柄本佑も素晴らしい役者だ。ムードを醸し出し、ムードを隠す。あの2人だから良かった。キャスティング最高。
そういえば森山未來は森山未來だった。よいダンサーであり(あの舞!)よい俳優。長澤まさみも長澤まさみ。楽しんでた。西野七瀬は変身後の声の演技が思いの他良かった。
美少女マリオネット幻想 その他の幻想
ようやく見るました、
昔、仮面ライダーは、ちょっと怖くて見られない時期があった。怖いだけじゃなくて、怪しい雰囲気があった。
今作も、「お嬢さん」が、何度も操り人形にされちゃうという描写があるんだけど、「美少女マリオネット幻想」みたいな感じで、かなり怪しい。エネルギーを女主人に差し出して死んだりっていうのも怪しいし、そもそも、知らない間に勝手に肉体を改造されている、というのも相当だな。
元の『仮面ライダー』には、そういう変な幻想もたくさん入っていて、それを一個一個取り出して、楽しむ映画なのかなー、と思うと結構、面白かった。
アップロード計画は、よく分かんなかったけど…。
CGもアクションもチャチで、とにかく酷い、みたいな感想を書いていた人がいて、総ツッコミを食らってたけど、まぁ、評価が分かれるのは分かる。
実写版 人類補完計画
監督が庵野氏だから当然なのだが、その流れに行き着くのですね。
登場人物も何処かしらでエヴァを感じさせるところがあり、まさしく庵野ワールドの集大成という感じでした。
ライダーの戦いも現在放送しているものと違い、痛みの伝わる戦いを感じました。
ラストボスはオマージュとして同じく石ノ森キャラのイナズマンを匂わせています。
一号ライダー世代には
刺さる。けど、乗っけの20分くらいかな?
浜辺さんも単なる普通の女の子になっちゃうし。
佑の二号ライダーが一人勝ちな感じ。
シンシリーズは、ゴジラ>ウルトラマン>ライダーかな。
どうしてもゴジラ以上を期待しちゃう(^_^;)
震
ようやく観に行けた!
たまたま観た時間帯が舞台挨拶付き✨
監督だけかと思いきや
池松くん、佑くん、浜辺さん、森山未來さん登壇
ラッキー✨
仮面ライダー世代ではございませんが、
懐かしい音楽
冒頭の凄まじい戦闘🔥
血がブシャーとなるのはグロい
池松君が本当にプルプルしているのが気になる
なんで震えているのか
常にそうゆう人間だったのか
仮面ライダーになってからなのか
内容は家族の話がメインなんですね
内容の展開が早くて
敵から味方になったりと
少し感情がついていかない
でも仮面ライダー好きには良いのかな✨
予想以上
前評判であまり良いものを聞いていなかったため、あまり期待せず観たが、予想以上に感動しました。
人間味あふれるライダーの姿が良かったです。欲を言えば、それぞれのキャラクターの背景をもう少し丁寧に描いて欲しいですが、尺の問題もあり難しかったのでしょう。それだけキャラの魅力が描かれていました。
ライダーと言う男ぽいさの中で、浜辺美波のとても光って見えました。
サイクロンで走る姿はカッコいい!けど…
小さい頃から仮面ライダーが好きだったので、一体どんな作品になっているのだろうと興味があり鑑賞。
サイクロンに乗って変身するシーンなどはカッコいい!と思ったけど、アクションはあまりという印象。
シン・ゴジラ、シン・ウルトラマンも観たけれど、それらと同じ特撮のクセ(?)みたいなものを感じた。仮面ライダーはウルトラマンやゴジラとは違って等身大であり、あの生身だからこそのアクションが良さだと思っていた故に、そこが少なかったのは残念。
また、作品に色々詰め込もうとしすぎている感も否めない。ショッカーそのものやシステムに関する設定が小難しく、もっと作品に活きてくるのかと思いきやそうでもない印象。
ショッカーにもあまり恐ろしさが感じられない。(世界征服でなく人類の幸福がショッカーの掲げる理念ということなので、人々をあからさまに恐怖に陥れる描写は必要ではないのかもしれないが。)
もっと怪人一人ひとりの能力を引き出したストーリーも欲しかったし、それをしようとするとあの作品時間であの怪人の数には無理があるのでは。
他方で俳優陣の演技は素晴らしく、仮面ライダーの葛藤はよく描かれていると感じたし、庵野監督の仮面ライダーへの愛はしっかりと感じられる作品だったと思う。
情報は昔のパチンコで少しだけでしたが…
「シン」シリーズの仮面ライダー!!個人的には、ウルトラマンより楽しめました。
世代的には全く関わり無しでしたが、遥か昔に打ったパチンコの仮面ライダーの知識(“仮面ライダーは無敵だっ!!”というセリフが妙に覚えています笑)でしたが、充分楽しめました。
庵野監督はやっぱり凄いんだなーと再認識。リビルドというか再構築する中で、新旧のエッセンスを絶妙に混ぜつつストーリーに違和感なくとか…天才…
若干ですが、終盤ゴチャっとしますが問題なしです。恐らく、最近のライダー世代というより、昭和ライダーを少しでも齧ってる方に刺さると思います。
後は、2号ズルいやぁ…でしょうか笑
是非、映画館でご鑑賞下さい!!
うーんいまひとつ盛り上がらない
確かにサイクロンはかっこいいんだけど、全体的に学芸会を観ているようなクオリティだった。。
ストーリーも単調でソシャゲのように
敵発見→倒す→敵発見
の繰り返し。
ストーリーがなかったように感じた。
心に宿る正義の心、ヒーローへの憧れをくすぐってほしかったが残念ながら1つもなかった。
庵野節
シン・ゴジラ、シン・ウルトラマンにどハマりしていたが、今回はそこまでハマらなかった。
これは、僕自身の仮面ライダー自体に対する思い入れが、電王を毎週見ていた程度で初代ライダー達にそこまでない癖に、空想科学読本なんかで仮面ライダー誕生までのバックボーンとかの知識はあるという中途半端な状態だからだと思う。
ここから先の感想は、そんな中途半端野郎が書いてることを念頭に置いて頂けると幸いである。
先ほど仮面ライダーに対する思い入れが少ないと書いたが、実のところ僕はゴジラにもそんな思い入れはない。(ウルトラマンには他の二つよりも思い入れは結構ある)
では、シン・ゴジラはそこまで楽しめなかったかというと、冒頭にも触れた通りかなりどハマりした。
この差はなんなんだろうか。
ひとつはゴジラと仮面ライダーへのアプローチの仕方の違いだろう。
シン・ゴジラは原典を尊重しつつ怪獣が実際に現れた時のシミュレーション映画という全く新しい切り口で見せたこと。
だからこそ原典を知らなくても楽しめたのだろう。
今回の仮面ライダーは監督の原典への強い憧れを感じる。
だから原典への思い入れがある程度ないと「ここをこう作り変えたんだ!!」という高揚感は味わえないし、普通にに楽しむには難しすぎる。
そしてもうひとつは仮面ライダーという作品の特性と監督の相性。
これはあくまで中途半端野郎が聞き齧った知識で勝手にくる先入観なのだが、仮面ライダーは自分の身体を改造された悲しみを背負いながらショッカーと戦うというイメージがあった。
実際今作でも、ショッカー戦闘員に暴力を振るう事との葛藤、(怪人とて人という考え方からくるのだろう)人を殺す事との葛藤、出来ればかつての友を殺したくないという気持ち、仄かな恋模様、絶望からいかに希望を見出すかetc人間ドラマのオンパレードだ。
(話は逸れるが、ショッカーの改造を絶望からの救済と定義したのは原作にもある設定かもしれないが「成程!」と思った。)
そう、人間ドラマと庵野監督の相性は頗る悪いと思わざるをえない。
シン・ゴジラではワクワクした説明口調の台詞も今作ではかなり邪魔をしている。
(シン・ウルトラマンも同じような庵野節の台詞があったが、あっちは役者さんの好演や人間ドラマを極力排除してウルトラマンの物語に全ての焦点を当てた事でそこまで不自然に思わなかったのだろう)
この難しい庵野節を柄本佑さんなんかはうまいことものにされてて凄いなと感じた。
が、それ以外の役者さんは少し苦戦されてたように見受けられた。あ、もちろん竹野内さんや斎藤工さんはシンシリーズ経験者として自在に操っておられたが。
又人間ドラマという点で言うとハチオーグ編が惜しい。
というか、今回出てきた怪人達との闘いの中で1番ドラマ性を掘り下げられそうな所があったのに掘り下げられなかったのが残念。
良さそうな芽があったのにそこに水を与えず放置してしまっているようで本当に勿体無い。
とはいえ、ハチオーグのキャラと西野七瀬さんの奇跡的なマッチングもあってハチオーグ編が1番楽しかった。
こんなことを言うのはあまり憚られるが、ウルトラマンじゃなくてこっちの方こそ樋口監督に監督をお任せしても良かったのでは・・と思ってしまった。
冒頭の蜘蛛男戦のあのBGMがかかった時の「キタキタキタ!」感は異常。
アクションも今までのライダーシリーズのようなショーアップされたものではなく、リアルな殴り合いを演出したいというのはわかるが、にしてはカット割りが多すぎてわかりにくい。
アクションの味以前の問題だと思われる。
個人的には面白いです
本郷猛、一文字隼人という
レジェンドの名前があるなら
やはり見るべきでしょうと映画館へ
いきなり、ショッカーから
可憐な美女とバイクで逃走から始まる
その後も、バイクは重要なアイテムですが
まさか、ああいう使い方するとは、、
子供向きとは思えないライダーパワーですが
エヴァンゲリオンで耐性ついてるので
不快感はあまりないです
この映画の賛否が分かれてるようですが
個人的には面白かった
シンゴジラ、シンウルトラマンの竹野内豊や
シンウルトラマンの斎藤工が
どういう意図で出てるのか、おふざけか
平行世界かは知りませんが
あちらこちらにいる豪華なキャスト、声優は
素直に喜んでしまいます、女ですが
渡辺美波さんの可愛さだけで満足
怪人らの言動、行動は人間より人間らしく
感じていいなぁ
ハチ女は性格、ビジュアル、アクション
共に良かったです
ただ、仲村トオル、安田顕の二人が
見つからないので再度挑戦したい
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