劇場公開日 2023年1月13日

そして僕は途方に暮れるのレビュー・感想・評価

全130件中、41~60件目を表示

4.0レイトショーにて

2023年1月31日
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鑑賞方法:映画館

行き当たりばったりに行動して、人とトラブルになると、生活の全てを投げ出して、どこまでも逃げようとする男のロードムービー。僕も逃避体質で、映画と近いことをやったこともあるダメ人間だが、逃げ続けるって、とても苦しい。トヨエツ演じる父が言うように、逃げて、逃げて、とことん逃げ続けると、やっと面白くなって来るんだよ、なんて言えたら清々しいなと思う。
自分勝手で腹立たしくもある主人公が、少しだけ反省して成長し前向きになるけれど、基本的にはずっと人生から逃げ続けるだけの映画。嫌なものを見せられたような、それでも生きていけると少し癒されたような、複雑な気持ちになった夜だった。

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世界のメガネ

2.0エンドロールは最高ですが、それ以外は中途半端

2023年1月30日
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よして

2.0何もかも中途半端。

2023年1月29日
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りょう

4.0人はまわりの人に救われていく

2023年1月28日
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mayuoct14

3.0もう登場人物全員馬鹿しかいなくて「一生途方に暮れてろ」案件なんだけ...

2023年1月27日
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もう登場人物全員馬鹿しかいなくて「一生途方に暮れてろ」案件なんだけど…?
主人公の裕一が1番か2番くらいにやべー奴なのは勿論なんだけど、誰がどう考えても周りの人間があのモンスター育ててんじゃん。

裕一は何もわからないならもう謝んな。喋んな。一生そこで土下座したまま化石にでもなってろ!

あと父親はごめんなさいしてないからダメです。
そしてごめんなさいしてない人を迎え入れる奴も迎え入れる奴なので、みんな救いようがありません!以上!!!解散!!!!!!

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せつり

3.0中途半端だからこそリアルなのか

2023年1月27日
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鑑賞方法:映画館

クズっぷりが中途半端。
だから、家族の大晦日も中途半端な予定調和なんだなあ〜と思いつつ観ていた。

でも、中途半端だからよりリアルで、ダメダメの純度が高いのかもしれない。より、現実的なのかも。

と、観終わった今は感じている。

(東京03の『蓄積』という(素晴らしい)コントを思い出した)。

どしゃぶりの雨の中、姉の部屋までやって来て、部屋に入れてもらって。そのまま、ザックを廊下に置いて、びしょ濡れのはずなのにソフアに座って、って。
細部の描写で?だった。

苫小牧はもっともっとはっとするような風景を持っている、美しい街だと思う。

前田敦子さんは悪くない。

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night runner

4.5人間のあいまいさをうまく描いている

2023年1月26日
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泣ける

幸せ

共感と反感の120分と謳っているとおり、100%共感を抱くものでもなければ、100%反感だけが芽生えるというものでもなかった。
ちょうど半分ずつ。
そんな映画だと思う。
終盤で藤ヶ谷太輔演じる主人公が、逃げ続けてきたこれまでの自分に終止符を打ち、変わろうとするのだが、どう変わってよいのかが分からない。何かしなくてはいけないのは分かるのに、どう言葉で表現してよいかが分からない、と泣いて謝るシーンの見応えが凄かった。人間の弱さ、小ささ、あいまいさをとても繊細にリアルに描き出していると思う。
見終わった後、爽快感とは真反対の感情に包まれるが、不思議と、自分の人生の節目で見返したくなるような、そんな映画だった。

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みか

4.0男は…

2023年1月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

男って
仕事を抜いたら
ホントなーんも残らない
っつーのを
マジマジで感じた

「すべての男は消耗品」
って誰か言ってたな…
歳を取ると理解できる

豊悦のゴミ役も
スゲ〜し
香里奈の姉役も
良かった!

最後のオチは
だいたい読めた(笑)

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H1DE!

0.5時間の無駄

2023年1月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

駄作過ぎて〜人生で1番おもろくない映画でした🤬

まぁ〜途中からパターンが見えて、想像を超えてくれませんでした。

いやキムタクの映画まで我慢したら良かった!

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ワッキー

4.5今の私に必要な映画だった。 映画が好きでよかった。

2023年1月25日
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個人的にはすげぇすげぇ面白い映画だった。
『窓辺にて』から言葉をちょっと借りると、
「今私に必要な映画だった」って感じがする。
ちょうど、色んな現実から逃げたいと思っていたところだったから…

臆病で不器用な主人公が、現実や人間関係から逃げて逃げて逃げまくるはなし。

なんか主人公が憎めないのは、人に言われたことから反省して、本人なりに頑張っているからだと思う。家事をしはじめたりとか。

人間関係を切りまくって、いよいよ底辺に堕ちはじめた終盤でやっと、どうにかして現実に向き合い相手と対話し始める。
世間一般からは「そんなの人として当たり前だろ」って思われることかもしれないけど、
だからこそ、本人は分かっているからこそ、すごくすごく勇気のいることだったと思う。「よく頑張った」と私は褒めたい。

「なんか、なんか…」上手く言葉にできなくて、
でも必死にもがいていて、恥ずかしくて痛々しくて情けなくて、でも美しかった。
限界値まで人間くさい映画だったと思う。

後輩くんという存在は結構面白かったと思う。
というか、彼女、親友、先輩、後輩、等々と接するときの主人公の変わり方や関わり方がリアルでとても面白かった。笑 それだけでもう十分面白い。
親友に、「好きな監督が駄作を作ったとしても、監督自体を嫌いにはならないだろ?そういうことだよ」というようなことを言われるんだけど、このセリフがまた暖かくてとてもいい。
ちょこちょこと、映画ネタを挟んでくるのも個人的にはとても好きだった。

あとはもう、トヨエツの存在感が最後まですごい。笑
そこででてくるか!?とびっくり!笑
たしかに、「がんばった」わ!!笑

酸いも甘いも失敗も、あくまで人生のなかの1ページ。
どうしようもなく途方に暮れても、「面白くなってきた」とドーンとかまえてみろ。案外周りの人は優しいし、どうにかなる。
苦しくなる展開は多かったけど、根本にとてもとても優しいメッセージを感じた。

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とも

3.0舞台も観たけど映画も良いね

2023年1月25日
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いも煮

4.0考えることをしないで生きてきた男が、突然考えなければならなくなったら…やっぱり考えられない。

2023年1月25日
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三浦大輔作・演出、藤ヶ谷太輔主演の舞台劇の映画化だそうな。
三浦大輔監督は残念ながら今まで自分にはハマらなかった。
イケメン男優を壊して見せる…みたいなところに感心してはいたが、映画自体はどう評価して良いのやら、途方に暮れるばかりだった。

本作では、主演の藤ヶ谷太輔が鼻水を垂らして泣くのだが、結局それもカッコよかったりする。

逃げて、逃げて、逃げまくってきた甲斐性のない主人公。
同棲している恋人から浮気を追及されてアパートを逃げ出すと、親友、先輩、後輩、姉、母と他人を頼っては、またそこで不甲斐なさを露呈して逃げ出す。
そして遂に、逃げ回って生きる達人“父親”と再会する。

父親役の豊川悦司のダメ男ぶりが秀逸。
自ら「牢屋みたいだ」という安アパートの一室で、「ここが一番落ち着く」と言ってのける余裕綽々ぶり。
終盤、藤ヶ谷太輔は髭を生やしてはいるが綺麗に切り揃えていて無精髭には見えない。一方、豊川悦司の髭と長髪は、無精以外の何物でもない印象だ。
劇場出入口の真ん前に貼られていた『仕掛人・藤枝梅安』のポスターの写真とは大違いなのだ。
元々、豊川悦司はこういう役が得意なのだが。

藤ヶ谷太輔は、何度も何度も振り返る。
人は、後ろめたさを感じたとき、つい振り返ってしまうものだ。
大晦日にバラバラだった家族が集まって大団円かと思いきや、物語はまだ続き、どんでん返しが待っていた。
この展開は想像できたのだが、途中でそうはならなかったと思わせるエピソードがあって、どんでん返される。
恋人から別れ話をされたとき、主人公は涙ながらに一つだけ彼女を問い詰める。これには「どの口が言うか」と思うが、つい数日前にダメな自分を親友は見放さないと知ったばかりなのだから、いったい何を信じればよいのやら…という思いだったろう。
そして、主人公が最後にまた振り返り、それまでとは違った表情を見せる。
吹っ切れたように見える彼の表情だが、前に一歩踏み出す晴れ晴れとしたものなどではないと思う。
彼は途方に暮れて、なす術がなく、どうして良いか考えられず、またその場しのぎの人生を歩むに違いない。
彼は成長などしていないのだ。
そして、誰か世話をしてくれる人を渡り歩きながら生き永らえるだろう。
なぜなら、彼のようなイケメンを世の女性たちは放っておかないから。

色男金と力はなかりけり
        (ひがみ半分)

他のキャストも皆上手かった。
恋人:前田敦子
親友:中尾明慶
先輩:毎熊克哉
後輩:野村周平
姉:香里奈
母:原田美枝子

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kazz

4.5もっと観て欲しい作品

2023年1月24日
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泣ける

笑える

知的

クズではあるが笑えるクズ、生き方がとても不器用なんだなと、気の毒になる。彼を見て、イライラすると言う意見も耳にするが、私は全くイライラしない。逆に、高圧的な姉や酔ってウザ絡みする先輩に嫌悪感。全ての登場人物が歪でどこか足りない、そこがとてもリアル。みんな、気がついていないだけで、隣の家で起きている出来事、なんなら自分にも思い当たる節が...。犯罪者的なクズじゃないのが、とても身近に感じられて面白かった。とても小さな狭い世界での物語だが、それと同時に世界の広さを感じさせる不思議な作品。主人公と共に旅に出ている様な没入体験が出来たのは、俳優陣の演技力の賜物、笑って、そしてラストは…

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キジトラと黒猫

3.0主人公のクズっぷりが中途半端で、どういう感情を抱いたらいいのか戸惑う

2023年1月24日
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現実から逃げまくる主人公を、「憎めないダメ男」として描こうとしているのか、「本当のクズ」として描こうとしているのかが、よく分からない。ダメっぷり、クズっぷりが、どうも中途半端で、同情することも、反感を抱くこともできないのである。
その点、豊川悦司が演じる父親は、筋金入りのクズっぷりで、彼の話がメインの方が面白かったのではないかとさえ思える。
中途半端だった主人公が、家族、恋人、親友の前で詫びて、それでエンディングかと思ったら、そこから、また色々と話が続いて、少し冗長さを感じてしまった。
結局、家族とはハッピーエンド、恋人や親友とはバッドエンドと、一貫性のないエンディングになるのだが、どうせなら、父親には最後までクズのままでいてもらいたかったし、主人公を途方に暮れさすのなら、家族の和解は必要なかったように思う。
最後の主人公の微笑みは、「面白くなってきやがった」ということなのだろうが、それって、やっぱり、父親と同じ道を歩んでいくということなのだろうか?

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tomato

3.5演劇と映画

2023年1月24日
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楽しい

どちらも監督の作品なので、作ったのには意図が有るのだろう。まあ映画として観ていたので、急展開とか、泣き台詞とか、ぽく無いなあと感じたけれど。
ワケ有? 干され? 俳優が沢山出ていて、目に付いてしまった。

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トミー

4.0タイトル通りの

2023年1月24日
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泣ける

笑える

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まち

4.0クズ男にイライラ→愛おしいになる不思議

2023年1月24日
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些細なことで逃げる主人公にイライラを感じながらも、そうやって逃げ続ける主人公と共に旅をしているうちに、なんて人間って情けなくて曖昧な存在なんだろう、そんな気持ちになるよね、もしかして愛おしいかもと思えてくるから不思議。

"逃げる事"を他人事として見て呆れてるのに、いつのまに"逃げる"が自分事になって、なぜか一緒に涙してる不思議さもある、

主人公藤ヶ谷サンはアイドルの影全くなしで、まあとても情けないし、トヨエツさんのダメっぷり、原田さんのダメっぷり(失礼💦)、それぞれのダメな姿を観て楽しめたし、最後は…さすが三浦監督でした。 大きな事件が起こる訳ではないけれど正に逃亡エンターテインメント。面白かったです。

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Ryo_miwa

4.0関係性の希薄な現代に

2023年1月24日
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泣ける

悲しい

難しい

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berkeley

3.0羨ましい かな

2023年1月23日
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ここまでではないけど
こういう人っているかも
こんな生活してて借金がないのが不思議
生活するだけは稼いでたんかな
そこは褒めよう
あ、タカってたのか

シンジの振り向きざまの笑顔が
妙に頭に残ってたけど
そーゆーコトだったのか!
共通の愚痴を持ち寄ると仲良くなるよね
仕方ない

裕一のように嫌なことがあるたびに
逃げて成り立つならそうしたい、と思う
結局自分で尻拭いしなくちゃいけないから
逃げられないんだけど
なんか少し羨ましくもあり、
こうはなりたくない〜とも
世捨て人にでもならなきゃなぁ
父親のように

周りに迷惑かけても
周りの人は優しい
人徳なの?なんなの?
やっぱりちょっと羨ましい

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yumi cats

1.5現代クズ男の地獄行脚

2023年1月23日
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クズ男の地獄行脚なのはわかる。
ただ監督の映画のボリュームなどのチューニングが徹底的に肌に合わない感じで。
キンキン声で怒鳴ってくる前田敦子の声が1番キツかったが定期的な怒鳴り声や、グワーンとうねるように音量が上がるバック音楽などがすごく不快にうるさく感じで映画館ではじめて途中から耳を塞いで鑑賞した。(普段不快かつグロテスクな映画結構観てるのに)
完全に不快な人間の様を描いてるので上記の私の反応は監督の意図的には正しいのかもだけれど
あまりにもただただ不快でキツかった。

よかった点をあげると、野村周平が演じる後輩の
なんかこいつ話通じてない!泊めてくれない!
な主人公とは違うやばい奴感ある雰囲気と
豊悦出てきたときの安心感。
北海道到着時のやたら貫禄のある風景の写し方とかよかった。

あとは、色々鼻につく演出とかはあえての
“映画”とゆう舞台装置としての演出なんだろうと
分かってはいるが苦手。
これは作品と気が合わないのだろうと思うが、
どうなんでしょう、エンターテイメントとしての地獄巡りの映画としてのクオリティは高いのかもしれないが
それにしては不快な演出がちょっとキツいのがアンバランスに感じた。

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madu