劇場公開日 2021年3月26日

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JUNK HEADのレビュー・感想・評価

全245件中、181~200件目を表示

4.0イカれてる

2021年4月8日
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制作した堀貴秀氏は独学でストップモーションアニメの手法を身につけたこと
彼がこの作品をほぼ独りで作り上げたこと
それに7年の歳月を要したこと
長編3部作中の1作であること

そうしたバックボーンを知らないまま、エンタメ作品としてこれを純粋に堪能するの難しいというのは間違いない。

この作品の本質的な面白さは、そういう「粗さ」や「拙さ」を理解した時に最大限機能するような気がする。

そういう意味で、心の底から「こんなにイカれた映画、めったに出会えないよ。」というのが一番この作品を表していると思う。

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キレンジャー

5.0この。。。。!

2021年4月8日
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上映時間約100分。 至福の時を過ごした。

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kaz123r

5.0まだ半分?

2021年4月8日
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続編とか、後半とかあるんでしょうか?

7年の後に…

もう少し早く見たい!

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みけ

3.5戸惑いながらも楽しく鑑賞

2021年4月8日
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鑑賞方法:映画館

地下を支配する人工生命体マリガンの調査に向かった人間の冒険を描いたストップモーションアニメ。
まず世界観が妙。寿命が伸びたかわりに生殖機能を失った人類。地下開発のために製造した人工生命体と抗争があって、そこから1600年。紛れもなくSFだ。いろんなタイプがあるマリガンや人類の見た目は下手すると少し気持ち悪い。残虐に殺されるシーンも結構あるしシリアスな雰囲気になりそうなものなのだが、そうはならなかったのは、ストップモーションアニメが持つほのぼのした感じと彼らの話す言葉のせいなんじゃないか。
とてもシュールなコメディのようでもある。実際ちょっと笑ってしまうシーンもたくさんあった。
ただ、意外と奥深い話なので戸惑ってしまう。人間とマリガンの言語が違うことで起こるディスコミュニケーション、マリガンを製造したのが人間であるがため神として崇められる主人公、同じマリガンでもマリガンを殺していくモンスターに変異するという特性、女性が圧倒的な力を持つマリガン社会。現代社会を揶揄しているような気もする。
終始戸惑いながら鑑賞し、終わったときには少し呆然としてしまった(いい意味で)。でも、当初のミッションはどうなった!?と思い出した。やっぱり奥深さとか関係ないのかもしれないと思い直した。ただ、面白かったでいいんだ。

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kenshuchu

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2021年4月7日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

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id

3.0もうちょっと面白くできたんじゃないかな

2021年4月7日
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ハリソン

3.5監督の執念が結実した類稀なる映画なのは間違いないし敬服しました。 ...

2021年4月7日
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鑑賞方法:映画館

監督の執念が結実した類稀なる映画なのは間違いないし敬服しました。
うろ覚えですが、ストップモーション(と言うんですね)で15秒のCMを作るのに三日間スタジオに缶詰になる、と言う話をどこかで聴いた気がします。ただストップモーションアニメを私は全然見慣れてないので、どう評価したら良いのか迷ってしまいます。独特の世界観は素晴らしいと思います。何かエレクトロロックのPVを観ているようなお洒落さが漂っています。その一方、映画としてのストーリーは凡庸です。仮にこの内容を実写だったりCGで撮っていたら、ほぼ確実に世間の評価はかなり厳しいものになっていたと思います。この手の作品は演技というものがないし、表情も変わらないので、セリフと動作で感情を表現する必要がありますが、そこがちょっと直線的と言うか弱いと思いました。
技術的に凄いものを観たという部分にどこまで感動できるかどうかだと思います。

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HAL-9000

5.0面白かった

2021年4月7日
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あっという間でした。すごいです。

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みみ

4.0何語を話してる?(笑)

2021年4月7日
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鑑賞方法:映画館
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Mt.ブルー

2.5実はマニアックな作品かと

2021年4月7日
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軒並み高評価のこの作品。
確かに長い年月をかけてほぼ1人で作ったということは、賞賛し敬服する。妥協してない細かいカメラワークや細かい動きなど、ビッグリする。
しかし、マニアックな作品であり好きな人にはどハマリするだろうが、万人受けとなるとどうだろうか。
まず、オイラには訳の分からない言語がどうも今ひとつ、ノリきれずむしろ失礼ながら雑音に聞こえてしまっていた。
キモ可愛いキャラが沢山登場し、グロい展開には引き込まれてはいったのだが。
ラスト近くで、そのキャラ達に感情移入して、「やば!死ぬな!!」と思っている自分もいた。

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ケビタン

3.5スゲ〜!!

2021年4月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

何この映像

スゲ〜技術!!

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H1DE!

4.5Crazy Animation

2021年4月6日
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最高に狂ってました。新たな伝説の誕生です。

鑑賞日 4/6
鑑賞時間 16:00〜17:50
座席 E-9

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ブレミン

2.5グロいの苦手な人は注意。

2021年4月6日
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いえ、どう考えても予備知識なしに観に行ってしまった私が悪いのですが。
シュールな感じかなと思っていたら、思いの外グロくて…
こういうのが好きな人は好きなんだろうな…私には無理!って感じでした。

世界観は分からなくもない。ちょっとした小ネタや表現は面白いし、作った人はこういうのが好きなんだろうなってのも伝わってくる。
見方によっては可愛いのかも。

「私には合わなかった」、それだけ。

造形はすごい。一つの作品を作り上げる情熱は尊敬します。

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shiyu

5.0■サイバーパンク2021

2021年4月6日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

良い作品を見せて頂きました。
ありがとうございます。
クレイアニメやパペットアニメ好きには堪らない映画です。

妙にリアルな動きと奇妙な地下世界観。
ディセントなクリーチャーデザインもたまりません♪
選曲もいい感じ!
何というか「サイバーパンク」です。
非常に心地良かったです。

これ・・・製作大変ですよね

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赤囲碁

3.5凄い映画

2021年4月5日
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鑑賞方法:映画館

これをよく作ったな、と思いました。
「時間があれば、大概の事は出来る」といいますが、気が遠くなる、本当に凄いと思います。

物語が途中で緩くなってしまう所があるので、★3.5ですが、
観る価値のある、映画館で観たい映画だと思います。
観に行ってよかったです。

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93q2q2

4.0おとぎの世界の冒険譚。監督、ご苦労様。

2021年4月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

おとぎの世界というには血みどろですが、キモ可愛いキャラに救われて楽しめる。
閉じた世界のせいかテンポ的には眠気を誘うところも。
エンドロール見るまで忘れていたが何から何まで、ですね。
監督の脳内世界を堪能させてもらった。
シリーズ化、キャラクターグッズの販売はいかがでしょうか、監督。
シリーズ3作で21年。映画史に残る偉業になりますよ。

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HigeKobo

3.5独特だけど、王道

2021年4月5日
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良かった点
シネマライクな外連味たっぷりなキャラクタ造形と設定、独特な世界観
子供の頃のあのフィギュアで遊ぶワクワクとした感じ
巨大な空間の演出で世界観にぐっと説得力がある
キャラクターの動きが生き生きとして非常に見応えがある

気になった店
くり返される走って逃げて落ちての一連の展開に飽き
物語の展開が時に鈍重に感じる
ディストピア世界観の映画なれしていない観客が観ると置いてけぼりを食らう説明不足さや(観る側の問題だが) 、唐突に物語が終わり、エンディングを迎える辺り少し気になった。

まとめ
7年かけて作られた執念と狂気の一作。
非常に類稀に見ない独特な世界観で全体的に薄暗さはあるが、
ちゃんと熱い展開は熱いアクション、笑えるシーンは笑えるし、怖い所は怖い、と物語展開に変化球無く全然王道な作品

この奇妙で独特な世界観を後にどのように展開していくのか非常に楽しみです。
続きがあるならば。

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タロス99

5.0狂気全開

2021年4月4日
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いい意味で製作者の狂気をビシビシと感じる作品でした。ストーリーはあまり期待していなかったけど、ハラハラする場面も多く面白かった。

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FJ

4.5これは事件だ!

2021年4月4日
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鑑賞方法:映画館

異形の想像力の産物を、7年掛けてたった一人ですべてを創造した狂気!
何にも似ていないのに、王道のエンターテイメント。
これは日本映画史上の事件だ!
リアルタイムで劇場で観たことが将来自慢できるやつ!必見。

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ぱんちょ

4.0造形センスは超一流。製作7年。ストップモーションアニメの神髄を観た!

2021年4月4日
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鑑賞方法:映画館

「期待感」と「リアル」のはざまで、意見の分かれる映画ではあるだろう。
右も左もわからない映画初製作のひとりの男が、ほぼ独学、ほぼ独力で、7年の歳月をかけて作ったストップモーションアニメときいて、みなさんはどう思うだろうか。
「しょせん、たかが自主製作映画」みたいなノリで観に行ったら、正直度肝を抜かれるだろう。
一方で、「巷で大評判、観ないとモグリ」みたいに煽られて観に行って、「あれ、そこまでのもんだったか??」と思う人がいても、別段おかしくはない。
この映画には、想像をはるかに凌駕する部分もあれば、そうでもない部分もあるからだ。
それに喝采するのも落胆するのも、客側の勝手。
本作は完全な個人製作映画だ。だから「客の先入観」からすら、自由なのだ。

僕は個人的には大変楽しめた。

正直、期待していたのは、もっとすごいものだったかもしれない(笑)。
ディストピア感満載で、ダークでシュールでシリアスで社会批評的な作品。
たとえば、『銃夢』みたいな。ぱっと、ロボット/サイボーグの冒険ときいて思い出すのは、ディズニーの『ウォーリー』だが、それとサイバーパンクのノリを混ぜたようなダークSFを勝手に想像していたのだ。あるいは、最近だと『デカダンス』のような。あれは、キンゲとモンハンとロボコンを絶妙にブレンドした凄いディストピア・アニメだった(乗り換えられる義体とか、地上と地下の二重世界とか、設定も『JUNK HEAD』とよく似ている)。

しかし、実際の『JUNK HEAD』はだいぶ違った。
設定自体は壮大だし、世界観も独特だが、お話自体はあまりそれによりかかっていない。
どちらかというと、「記憶をなくしたポンコツロボット」を冒険させるための前提と、それをとりまくビジュアルイメージ&クリーチャーの背景として活用されている程度である。
さらにいえば、映画のなかで設定や世界観はたいして説明されない。最低限わかってもらえれば十分というスタンス。パンフレットを通読して、ようやくわかること、腑に落ちることが山ほどある。逆に言えば、パンフを見ないと設定や世界観の細部は「絶対にわからない」。

かわりに、とにかく「パペットが動くこと」と「パペットの造形」「セットの造形」には、ちょっと信じられないくらいの労力と熱意とエネルギーが費やされているのは、ひしひしと伝わってきた。
やはりこれは、「人形を動かす」ことを第一義につくられた映画なのだ。

この映画の基本は、「暗がりからクリーチャーが出てきて逃げる」と「高所から落ちてバラバラになる」という「一連の動き」の繰り返しでできている。
だから、『ブレードランナー』や『オートマタ』よりは、まちがいなく『エイリアン』に近い。
アニメでいえば、地下世界における「クリーチャー&転落」のアクションという意味では、『メイドインアビス』とか。
壊れるたびに第三者の手で別の姿に作り替えられ、まわりのキャラクターと物語が切り替わっていくという意味では、ある種ロードムービー的な作りともいえる。赤い合羽の少女や三バカ(『ラピュタ』っぽい)とのシーンには、少し宮崎駿臭が漂う。
なんにせよ、この映画において「主人公の目的達成」や「世界観から導かれる批評性」には、さほど重きが置かれていない。より重視されるのは、「アクション」と「掛け合い」だ。
だから本作は、たぶん子供が見ても飽きずに楽しめると思う。
考えさせるより、造形とアクションとスラップスティックとショック描写が優先される。
キャラが惨殺されたりもするが、総じてのノリはのほほんとして、陽性で、あっけらかんとしている。
意外に、「気楽な」映画なのだ。

とにかく動かす。手をかける。こだわる。念を入れる。そこにすべてが注力されている。
この映画の核心は、「ストップモーションアニメーション」であること、それ自体である。

だから、どれだけダーク・ファンタジーやディストピアSFの要素があろうと、この作品の本質は「アルティザン」(職人)の映画である。
考えてみれば、ハリウッド超大作のSFXだって3Dだって、実際にはものすごい手間と人手がかかっていて、十二分に「職人的」ではあるのだけれど、「手作り」「コマ撮り」となると、その親密さ、触知可能な職人感はいや増しに高まる。しかもほぼ独力で作り上げたとなれば、なおさらだ(追加撮影分の1時間には数名のヘルプがはいっているそうだが)。

造形やモーションに関しては、完全に監督の「個」を感じさせるものだが、もちろん何某かの影響はあちこちから受けているわけで、既視感ゼロというものでもない。むしろ、「40代後半の男性(僕を含む)が、日本でさまざまな映画やアニメを享受してきたら必然的に身に付く」教養をビジュアルイメージの背景にもっているのは確かだろう。

あるかないかわからない影響関係を取りざたしてもあまり意味はないが、少なくともジャン・ピエール・ジュネや、テリー・ギリアム、ティム・バートン、ギレルモ・デル・トロあたりの映画とはビジュアル面での類似性が認められる。敢えてコマ撮りを選択しているだけあって、ヤン・シュヴァンクマイエルやブラザーズ・クェイとも、造形上の親和性は高い。日本人でいえば、雨宮慶太のビジュアルイメージとも地続きな部分があるだろう。

クリーチャーの造形には明らかにギーガーからの影響が感じられるが、個人的にはヘネンロッターの『バスケットケース』シリーズや、バーカーの『ミディアン』(クローネンバーグが殺し屋役で出てたあれ)なんかも思い出した。あと、似てる似てないだけでいうと『マブラブオルタナティブ』のBETAさんっぽい(笑)。
とはいえ、造形センスと実際の仕上げに関しては、たとえなんらかの影響関係はあったとしても、独自の世界を形成しているのはたしか。
完全に「グランドマスター」の領域にあり、超一流といっても過言ではない。
ご本人も、映画監督としては駆け出し感があるだろうが、ことデザインと実際の成型技術に関しては、絶対の自信をお持ちなのではないだろうか。

なんにせよ、期せずして同時期に、2作のストップモーションアニメ、『PUI PUI モルカー』と『JUNK HEAD』が世間の評判を呼んでいるというのは、なかなかに興味深い現象だ。
どちらも、製作開始自体ははるか昔であり、示し合わせたわけではない。単なる偶然なのだが、こうやってストップモーションアニメにあらためて光が当てられるのは、かつてのウォレスとグルミットやピングー、チェブラーシカあたりの人気を知る人間としてはうれしい。

コロナに苦しんだ一年を経て、「個人製作」や「手作業の温かみ」への再評価がなされている、というと、うがちすぎだろうか。

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