Arc アークのレビュー・感想・評価
全99件中、21~40件目を表示
「起承承結」といった感じ
「愚行録」「蜜蜂と遠雷」の石川慶監督ということで非常に期待していましたが、なんだかいまいち盛り上がりに欠けているように感じてしまった。「そこでそのセリフいる?」みたいな場面もあったり、とにかく自分は入り込めなかった。 ただやはり映像に関しては繊細で淡く、美しい色合いで描かれていた。監督の次回作が楽しみ。
シャッレオツ~!
タイトルはテンション高いですけどせっかく書いた文章が下書き保存し忘れて消えたのでテンション低いです。なので箇条書きで。 ・画がおしゃれ。白黒になったり。個人的には分かりやすいし嫌いじゃない。 ・キャスト陣は風吹ジュンさんから子役の鈴木咲さんまで上手かった。芳根京子さんは言うまでもなく。 ・ちょいとホラーなシーンもある。ホラーというか悪趣味な感じかも。深くは言わないけど挨拶のシーンは嫌い。というか怖い。 ・撮影場所は高知だと思うので同じ四国の民として嬉しかった。 以上。
歩けメロス! 亀は万年堂
不思議な気分にさせてくれる作品でした。遺体を生きているかのように躍動感溢れるポージングで保存する技術、プラスティネーション。Wikiでチェックすると、実際にあるんですね!要はミイラとか剥製のようなものなのに、希望する遺族あるとかで・・・でも、家の中に故人がいるとなるとちょっと怖い。毎晩悪夢にうなされそうだ。 原作者、ケン・リュウ?知らなかった。スト2ファンなのかな?などと思いつつ、不老不死の世界観に没頭してしまいました。 円弧?この意味だけでもいろんな解釈ができそうなのに、さっぱりわからない。知らないまま、芸術のことだと勘違いしていた。そりゃArtだよ! 美しいまま人間を保存する世界と、美しいままの姿で死なない体。不老不死なんて、やりたいことがいっぱいある人が勝手にやってればいいと思ってましたが、みんなが不老不死になってしまえば考え方も変わる。単純に寿命が延びただけではなく、時間が止まってしまう感覚に陥ってしまう。そして、問題になるのは不老不死を選ばない人も同時に存在している時間軸。この老け方の違いを見事に表現できていたと思います。 親子の対面における見かけの年齢の逆転だとか、単調な生活に疑問を持つこととか、面白さはあるのですが、劇的な展開がないのが残念でした。カラーは人生に生きがいを感じているとき、モノクロは単調でつまらない時間・・・といった違いだろうか、モノクロのときは眠たくなってきました。もっとメリハリをつけてくれれば印象に残るんでしょうけど、だらだらと冗長気味な編集によって魅力半減。小林薫と風吹ジュンは良かったなぁ・・・
落ち着いたトーンのSF
最初の死んだ人間を生きた姿のまま、剥製?にする描写が不気味でなかなか見たことない感じで面白かった 日本映画のSFで悪い部分(こないだ見た「夏への扉」もあったけど) リアリティない変な機材描写がまったくなく落ち着いたトーンの作品だった もう公開終わりっぽいけど見れてよかった
後からじわじわと良さが染みてくる。。
アーク 観てきました☺️ 見終わった直後は、 まあまあよかったなーくらいだったんですが‼️ 数時間たつうちに、後からじわじわとその良さが✨ 身に染みてきて、、、 ほんとに観て良かったなーと しあわせなきもちでした。。 生きることも死ぬことも 両方ともを肯定できる感覚が増えるような✨ 死ぬことも 年を取ることも良いなぁ。。 と思えるような✨ 私にとっては、そんな映画🎬でした。。。 誰がどう生きて どう死んでも おめでとう✨ なんだなぁという感覚が、深まりました。。 生まれてきてもおめでとう✨ 死んでいくのもおめでとう✨ 映画🎬の中で、印象に残ったのは、、 #倍賞千恵子さんがとても美しくて 、、、✨ こんな風に美しく年を重ねられたら、、 ほんとにステキだなぁと印象深かったです✨ #小林薫さんがカッコ良かったり 、、✨ #寺島しのぶさんのカッコ良さも印象的でした ✨ 若さを保ったまま生きることへの憧れが、、 私の場合は、逆に減りました、、、 ⭐️⭐️⭐️⭐️#アーク#映画🎬 後半の演出、描き方が、 死なないということ、時間がある、ということを とても感じさせてくれた氣がします。。 昨日、2021.7.10時点で、日に一回上映だったので、 観たい方は、お早めに❣️
すごすぎ
科学者も納得するくらいの世界設定すごい… 納得でしかない、観る年齢やいろんな経験を経たらまた見え方違うと思うから何年後かにまた観たいな〜 (酷評してる人いるけどどういうことなんだろう…??単純に頭がついていかないのかな?価値観はどんどんアップデートしないと…かわいそう)
これ、とても難しくて、物凄く怖い映画だよ。 最先端技術で「不老不死...
これ、とても難しくて、物凄く怖い映画だよ。 最先端技術で「不老不死」が実現した世界。これはユートピアか? そんなはずはないよね、貧富の差による命の選別、出生率激減、自殺率激増、ある意味ディストピアになるのは分かり切った話。 「TIME/タイム」(2011年)って映画があったな、そういえば。アマンダ・セイフライドが出てたやつ。ああなっちゃうに決まってるんだ、不老不死なんてもん。 しかしこの映画は、そういう阿鼻叫喚の地獄絵は描かない。「そういうテーマの映画じゃない」から、なんだろう。 不老不死世界に、最初は希望を持って踏み込んだ主人公の、個人的な救済のストーリーなんだけど。 敢えて不老不死を拒絶する人々も存在する。それは何故か。そういうのがテーマ? とにかく設定が難しい、しかもそれを台詞でほとんど説明してくんないから。なんか日本映画を視てる気がしない、シュールな異文化の国のカルトシネマを観てるような気になってくる。 「主人公は十七歳の時に産んだ子供を捨てて家出して・・・」みたいな話を、いつしてた? 私のいつものポリシーに反するけど、これに限っては、ある程度、先に粗筋読んで、予習しといたほうがいい。
まあまあ
不老不死のストーリーは興味深いのですが、ちょっと長〜く間延びした感じ。一つ一つ詳しい描写がないので、感情移入し難い感じ。わからない点が多い。不老不死の装置が木製だったり、時代が過ぎてもあまり新しく変わっていなくて違和感を感じた。主人公以外の登場人物が時代の流れで変わっていくので、寂しい感じ。不老不死の世界観が解り難い。役者さんの演技はすごく良かった。
評価が難しい
考えればいくらでも考えられる作品。 2時間はあっという間。 興味がある人は、是非みてください。 ただ、作りが、大雑把だと思いました。 手作り感満載です。 私はブレード・ランナーの世界観が好きなので、それぐらい作り込んで欲しかった。 映画に出た人たちが、ある意味楽しく作ったんだろうな…と思った。 それほ悪いわけでもないけど、私はあまり…苦手です。 芳根さんは凄かったと思いますが、配役がわかり易すぎて、ぎこちない感じがしました… なんだろう… 惜しい、惜しいなぁ…(;_;)
タイトルなし
テーマも造りも挑戦的 時間とお金があればもっと作り込みたかったのでは? 撮影だれだろう?ルック良かったな。 話の散らかり具合、無理な設定から『TIME』も想起したけどそこを含めて私は嫌いじゃない。おもしろかった。
言葉にできない素晴らしさ
内容的にはSFな作品ということで違和感を持ってもおかしくない内容や世界を、芳根京子さんをはじめとした役者の方々が違和感なく見せてくださったと私は感じます。生きるとは・死ぬとはということを深く考えさせられるような、言葉にできない感覚になる映画でした。 見ることができて良かったです。
映像は好き。
プラスティネーションという死体を生きていた時の状態のまま保存出来るサービスを提供する会社に雇われた少女が、不老不死の処置を受けることになる話。 . 構成は主人公が19歳、30歳、不老不死の施術後とにわかれてるので、その章ごとに映像の雰囲気が変わっていく。序盤のアートな雰囲気から後半の白黒、こういうの邦画ではあんまり見た事ないから好きだったな。 . そして、劇中に2回めちゃくちゃ一般人っぽい人達がドキュメンタリー調でインタビューを受けてるシーンがあるんだけど、内容的には絶対演技なんだけど一般人がリアルにインタビューを受けてる雰囲気そのもので、その後の役者さんの演技が逆に不自然に見えてしまうという。良いのか悪いのかは分からないけど、私はおっ!って思った。 . もし不老不死が実現したらというシュミレーションも割とよくできてたと思う。その上で観客が自分はどう生きることを選ぶか考えさせるような作りにはなってるけど、私は前半のちょっとSFチックな雰囲気が好きだったので後半ジャンルが変わってヒューマンよりになってしまうと不老不死への興味が薄れちゃったな。 . 芳根京子ちゃん、10代90代の時は良かったけど、30代だけやけに不自然だったなぁ。 .
原作読むやつ
ムツカシ…。 ケン・リュウ原作だもんな… 『紙の動物園』読んだときも、なんだかムツカシ本読んだぞ!というのしか覚えてなかったり(苦笑) ということで、オモシロイのかムツカシのか良く判んないんだよね…頭ん中で…。 不老不死ってテーマなんだけども、なんとも言えんな。 答えないものだから、ホワンとしたままだよな。 桃源郷みたいな所なら、ずーっとフワフワ生きていたいかもだけど、 現実世界で考えたらそうでもないし…。 しかし、芳根さんは、とても良かったなー。 大人の女優さんになられたなー。 とりあえず、原作を読んでみたいやつ。
一昔前のフランス映画の様な雰囲気と発想、そんな印象
不老不死を研究する場所にしては、古めかしく美しい美術館の様な建造物が調和しているのかどうかはわからないが、内容の近未来感はヘンテコで昔に観たヨーロッパのアート系作品みたいだった。 身体は30歳のまま生き続けた貫禄が感じられなかったのは残念。
設定に難あり…
それほど遠くない未来に「不老不死」が実現し、30歳の姿のまま永遠に生きることになる女性(芳根京子)の物語。 不老不死が当たり前となった世界は、皆妙にドライな考えになるのか、ラストのリナの思い切った決断にもどこかアッサリ… 不老不死の逆である〝死〟に対して、それほど深い掘り下げはないように感じた。 それから、不老処置を受けて89歳になっても30歳当時の容姿を維持していたのに、135歳になると急に白髪だらけで芳根京子が倍賞千恵子にチェンジ… 5歳だったはずのハルも、しっかりおばさんになって子供までいたりして、設定に結構謎が多い 笑 そもそも、寺島しのぶと岡田将生が兄弟ってのは、ちょっと無理があるでしょ 苦笑 冒頭いきなり始まるコンテンポラリーダンスの如く、かなり前衛的な世界観で好き嫌いが分かれるかも… テンポも決して良いものではなく、正直に言うと127分の上映が「長かったなぁ〜」と感じてしまった。
単調で抑揚が無くぶっちゃけ観てるのが辛かった感じ。
芳根京子さん目当てだったので彼女の色々な姿を観られたのは良かった。 死者をそのままの状態で保存する話から不老不死の方法を開発。 リナ(芳根京子さん)が不老不死となって生きていくストーリー。 出だしのダンスシーンに期待値が上がったけど、いきなりエマ(寺島しのぶさん)がリナをスカウトする唐突なシーンから怪しい雰囲気に。 芳根京子さんがたくさん観られたのは収穫だったかも( ´∀`)
映画を観ながら人生を考える
映画は集中してみる、、、のがいいんでしょうけど、観てるうちに死生観を考えますね。 私はいつまでも若くありたいと思いつつ、自然な加齢で、その年齢も経験したいと思います。 SFを楽しみつつ、自問自答する。ラストシーンのWキャストも、変化があってよかった。 現代は不老不死ではないが、それに近い。 個人の死生観が問われる日が、すぐそこに来ています。
全99件中、21~40件目を表示