マイ・ダディのレビュー・感想・評価
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いきなりのムロツーどアップ
時節柄とても苦労して撮影してるのが分かります。
大勢が出ているシーンが殆ど無い。
逆にムロツヨシのファンにはたまりません。
半分はムロツーのアップ(言い過ぎ 笑)
よくあるパターンのシナリオなんですけど今日観た『空白』と同じく死因が交通事故って…
『空白』がショッキングなシーンだっただけに残念。
まぁ公開がズレにズレて仕方がないんでしょうけどね。
良いムロツヨシ満載で物足りなく感じます。
どんな牧師だってそれだけじゃ無い。
相手の家庭ぶっ壊すくらいの気迫見せてもいいと思いました。
『令和の無責任男』くらいのスタンスの作品撮ってもらいたいです。
ムロツヨシと中田乃愛ならではの存在感
映像クリエイター支援プログラム「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」で 2016 年に準グランプリに選ばれた脚本を映画化したもので、ムロツヨシの初主演作である。ムロツヨシの主演を想定して書かれた訳ではないだろうが、まるで当て書きのように素晴らしいマッチングであった。
娘が白血病に罹って、その治療の経過の中で、実は娘が自分と血の繋がりがないと知らされた父親という切な過ぎる男の物語である。男の本職はキリスト教の牧師であるが、娘の病気について神に祈るだけではなく、自ら解決のために動くところが立派だと思う。エホバの証人などの場合は、輸血を許さず我が子を見殺しにするといった話を聞くので、それから比べれば非常に合理的である。
娘が実の我が子ではないと知らされた男の悲哀は想像を絶するものであると思うし、故人になっている妻に問い質すこともできない。潰されそうな思いに一人で耐えなければならないばかりではなく、娘の治療のためにやらなければならない項目の多さとそれぞれの重さには、他人事とは思えない辛さが感じられた。主人公が実に健気で、同情を禁じ得なかった。
どうしてそんなことになってしまったのか、映画では全てが丁寧に描かれていて、妻役の奈緒のリアリティも素晴らしく、彼女の戸惑いや罪の意識も切実に察せられた。また、亡くなった経緯についても気の毒としかいえなかった。それに対して、実の父のいい加減さには本当にうんざりさせられ、やり場のない憤りを持て余した。でも、この男が反社であったり、死刑囚であったりした場合はもっと大変なことになっていたのではと思われた。
娘が父に真相を迫る流れには、見ているこっちの方が心が折れそうになった。本人が触れたくない話を聞かせろというのは、癒えない生傷に塩や唐辛子を擦り込むようなものであったに違いない。娘を愛するというのはこれほど辛いものなのか、親になろうとする者や、既になった者に対して覚悟を確かめるといった厳しさが感じられた。
ギャグを封印したムロツヨシの存在感が全てであった。心の中を曝け出す訳でもないのに、痛いほど伝わって来るというのが凄いと思った。娘役の女優さんは初見だったが、白血病患者を演じるのに丸刈りにするという意気込みには胸を打たれるものがあった。小栗旬がチョイ役で出ているなど、非常に贅沢な配役だと思った。
音楽は単純な楽器編成で奏でられる素朴なものであまり耳に残らず、もう一工夫欲しかったと思った。演出はお涙頂戴に走らず、淡々としていたのがむしろ好ましいと思った。アクションシーンもほとんどなく、かなり低予算で作られたのではないかと思ったが、映画の面白さは必ずしもかけた費用と比例しないということに気付かされた思いがした。
(映像4+脚本4+役者5+音楽2+演出4)×4= 76 点。
ムロさんも辛い、奈緒さんはもっと辛かった!
初主演無事公開!
ムロさんの苦悩するパパに感服
奥さんの浮気疑惑で引っ張って欲しかった
ムロツヨシの良さが出てる
設定が反則ですな。こりゃ泣くわ、色んな感情で泣くわ。亡くなった方へのもう確かめられない愛、それに葛藤しながらも娘に捧げる愛、周りの方から与えられる愛、いろんな愛が詰まった作品。
単純と言えば単純で、ひねったストーリーではないんですが、やっぱわかりやすいまっすぐなものにはグッと心掴まれてしまう時ありますね。
ムロツヨシ良かったです。おふざけは控えめに、ムロツヨシのいいところ、人間味あるあったかさがよく出てました。カッコよくなくて、泥臭いんだけど、人間としてあったかくて、苦悩して、辛い中でもとにかく娘への愛を貫く演技よかったです👏
娘役さん中田乃愛さん、初めて見ましたがよかったですねー笑顔が好きです。いろんな表情必要な難しい役だった思います。ほんと手術前シーンは涙誘われました😭かわいいと綺麗の中間ぐらい。どう成長するかなぁ。
奈緒3週連続こんにちは。ほんと売れっ子。表情が好きです。
臼田あさ美好きなんで、まじかこいつもクソ野郎なのかと思ったら人間的にまともでよかったです。
そして小栗旬の贅沢使い。カッコよかった。
にしてもあんなとんでもない嘘を自然とつけるクズ男なんています?ゴム買う金なかったんか。
あとノブコブ徳井を使う意味がさっぱりわからん、、あの役にはめるの、彼よりいい人がたぶん何百人も簡単に浮かぶ、、
反則だよ
愛の力
試写会に当選したので観ました。
感想
・物語
難病患者物、家族愛の物語としては超王道な物語で先の展開が読みやすく個人的にはあまりハマりませんでした。
個人的に興味深いと思った展開は神父である主人公が娘の難病の危機に祈るのではなく直接行動を起こす展開です。それまでは祈れば治ると言ってばかりだったのに娘の危機には予想以上にアクティブに活動していて驚きました。
全て愛の力から生まれるのでしょう。全編に渡って愛を熱く語っています。家族の価値観について語る場面は最近このテーマをよく見かける気がすると思いました。
また、アットホームな感動物語と思って観ていると予想以上に攻めたセリフが登場し正直驚きました。
・演技
ムロツヨシさんの演技がとても輝いてます。ムロツヨシさんの泣く場面は独自の感動演技をされていて見入ってしまいました。
白血病患者の娘役の女優さんも感情が伝わってくる繊細な演技をされていたと思いました。
・カメラワーク
顔アップからの引きのアングルが多くその点が独特だと思いました。
・価値観のズレ
今作を鑑賞して泣かれているお客さんが沢山いらっしゃったので私がズレているだけではあるとは思いますが、泣けませんでした。この経験から展開の予想などはせずに純粋楽しむことをこれから観られる方にはオススメ致します。
総評
ここまで素直で優しさいっぱいの映画は久しぶりに観た。人生って何が起きるか分からない。だからこそ一瞬一瞬を大切に生きていたいと見終わった後に思った。
娘を思いやる父の愛と感動を醸し出すヒューマン映画でした。ちょっとし...
ムロ氏の熱演にもらい泣き
個人的には暑苦しい芝居が苦手なのですが、さすがにこの熱量には引き込まれました。
なるべく見る前に詳しい情報を入れたくないので、てっきり親子の闘病物語かと思っていましたが、目の前にいない存在の愛を信じる物語でした。
だから牧師が主人公だったのか!!
ムロ氏が演じると牧師さんぽくないと言うか(^◇^;)
むしろ等身大の一人の人間として描かれるので、ムロ氏の演技が光ります。
公式ホームページのSTORYにも書かれている範囲なのでネタバレではないと思うのですが、病気が発覚したことで新たな事実がわかり、それによる葛藤が描かれていきます。
もちろん白血病についても描かれていて、
ドナー登録についても、本人が登録する気でいても受付られない方がいる実情もショックでした。
それに思春期の娘の、死に対する恐れや焦りも描かれていて…
普通ならこちらがメインになるところだと思いますよね(^^;)
危なっかしくてヒヤヒヤするシーンもありますが、親子が強い信頼関係で結ばれているところが新しい。
男親にデリケートな悩みを打ち明けられる関係が素敵だと思うし、そんな親子関係だから、後半の胸アツ展開にも繋がる説得力があります。
そして、奈緒さんが良いです(≧∀≦)
立て続けに出演の映画を見ていますが、TSUTAYA CREATORS’PROGRAMとの相性も良いのでしょうか??
ネタバレになるといけないので、詳しくは書きませんが、駅前で見かけたことのある光景。
奈緒さん演じる江津子の愛がすごい!ちょっと盲目的な感じの役がハマりますよね。
逆に、こうだと思ったら一直線なので、その後の展開はスカッとしますww
愛って何より大事なのに不確かなもの。
いくら自分が愛して尽くしても、同じだけ愛してくれるとは限らない。
相手を信頼して自然体でいられる愛を見つけた後の表情が別人のよう。
これからも、ますます注目したい役者さんです。
神様に問い、運命に立ち向かう…ムロツヨシの人柄も相まって包まれる"愛"の化学反応
久々にハンカチを思い切り濡らしてしまった…。序盤から驚きの展開で、芯に問いかけてくる"愛"が凄い良作。
さすがはTSUTAYA CREATOR'S PROGRAM。コンペで選ばれた脚本だけあって重層的。まだ観る前、このフライヤーをもらった時、あらすじを読んで2回も「えっ!?」と声が出た。それほど凄く重いのだが、だからこそテーマとなる"愛"がより明瞭になる。
主役はムロツヨシ。念願の映画初主演だと言う。そんな彼のシリアスで緩急の付いた演技が涙を誘う。どうすることも出来ないような困難を懸命にもがきながら立ち向かう。しかも、彼は牧師なのだ。『僕はイエス様が嫌い』のように、乗り越えられない試練を与えないはずの神が何故こんな試練を与えるのか…という矛盾への葛藤が彼の姿にも見え隠れする。それでも牧師として、時に一人の人間としての想いが勝りながら、困難に立ち向かう様は心に深く刺さる。
そしてもう二人、中田乃愛と奈緒は忘れてはならない。中田乃愛は白血病と闘う思春期の娘を体当たりで演じている。クシャッとした笑顔が印象的なニューカマーだが、その作品に多大なエネルギーをもたらしてくれる。一方の奈緒、こちらも振る舞いや表情が上手く、感情を刺激してくる。序盤は少し「ん?」となるが、その泣き顔に滲む苦悩が胸を締め付ける。
脚本が重層的と言ったが、実は画もかなりこだわって作られているのが分かる。ポスターからも感じるように、黄色を基調とした作中の色づくりがなされており、穏やかで優しい雰囲気が木漏れ日のように作品を包み込んでいる。また、シナリオも決して器用とまでは行かないが、あらゆる問題を綺麗事で片付けず、真剣に描き切っている為、こちらも心に深く届く。上映10分で泣いてしまったのは『聲の形』以来かもしれない。それほど序盤からドラマの起伏が大きく、それを超える良質なドラマへと仕上げている。
まだ情報解禁前なので言えないが、ある方の登場には唸ってしまった。役者として、人として愛されているムロツヨシだからこそ出来る"愛"のドラマ。エンドロール、カーリングシトーンズが「それは愛なんだぜ!」と締めてくれる。それもまた、男臭くて不器用で真っ直ぐな彼の姿を照らしてくれている。この秋オススメしたい良作だ。
愛情…とは!!な映画だっ!
公開1ヶ月前のジャパンプレミア試写会にて拝見しました!
愛情…とは、何か…!
大切な物は、何か…繋がりとは、絆とは…
産まれた命が、全て幸せとは、言えない時もある!
だが、人それぞれの気持ち次第で、幸せの大きさは…変化するのだと…
大切な何かを…私は、真剣に考えさせられました!
主演で父親役のムロツヨシさんの演技の幅の広さにも、娘役の中田乃愛さんの度胸ある体当りも、素晴らしいです!
また、最後に流れた、主題歌が!胸に響きました!
素敵な曲です!
きっと何度も泣いてしまう愛情たっぷりの作品だと思います!
新・ムロツヨシ 待望の初主演作品‼︎
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