にしきたショパン

劇場公開日:

にしきたショパン

解説

阪神淡路大震災の記憶を語り継ぎ、局所性ジストニアなどのために左手だけでピアノを演奏する「左手のピアニスト」を応援することをテーマにした人間ドラマ。幼なじみの凜子と鍵太郎は、ともに達磨先生とよばれる高校音楽教師のもとでピアノを学んでいた。鍵太郎は門下生の中でも一番のピアノの腕の持ち主で、作曲もこなす天才肌。一方の凜子は、不器用でコツコツと努力するタイプで、彼女はショパンに憧れていた。そんな2人を阪神淡路大震災と、さらに筋肉収縮を引き起こす局所性ジストニアという神経疾患というピアニストとしての試練が襲いかかる。左手のピアノ曲の作曲で知られる近藤浩平による音楽が本編を彩り、実際に「左手のピアニスト」として活躍する演奏家たちに取材してシナリオが作られた。監督はこれが初長編作となる竹本祥乃。

2020年製作/90分/G/日本
劇場公開日:2021年3月20日

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映画レビュー

2.0ショパンじゃなくてラフマニノフ

2024年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

5.0週末監督

Mさん
2024年1月13日
Androidアプリから投稿

監督さんは「週末監督」さんだそうだ。普段は研究者らしい。
最初、演者のみなさんが、あまり慣れてないように見えたが、自主制作作品と聞き納得。
突っ慳貪(つっけんどん)な終わり方だったが、それを意図しての作品らしい。

追記
勝手な想像だけど、監督は演者に遠慮して、演技や演出に対して、あまり要求をしていないのではないかと思った。
遠慮でなく、あの演技でよいと思っていたのならば、この後も作品の質は上がらないように思う。
主人公の鍵太郎くんが何を考えているのかわからず、不気味な感じ(ちょっと強い表現ですみません)があったので、鍵太郎の心のうつろいをもう少し掘り下げてほしい。
だるま先生も、あまりに無表情でこわくなった。いろいろな事情もあるのだろうが、プロの俳優さんに頼んでもよいのではないだろうか。(あるいは、監督がもっと演者に要求して、きちんと演じさせてほしい)

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M

5.0ストーリーがリアルに表現されていて、とても共感出来ます。それぞれの...

2021年4月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ストーリーがリアルに表現されていて、とても共感出来ます。それぞれの生き方や思いが、セリフを用いずして視覚に訴えかけて来る場面が多くあり、表現の奥深さに引き込まれていきました。
また、キャスト自らの演奏シーンは勿論、全体を通して音楽へのこだわりが感じられます。

多くの国際映画祭での受賞や連日の満席、シネコン上映は本当に素晴らしいです。
5月14日から上映される事が決まった神戸ハーバーランドOSシネマズにも観に行きたいと思います。

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flower

5.0久しぶりに楽しめた作品

2021年4月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

ピアノとは?音楽とは?何のために頑張るのか?
一緒に考えて楽しめる作品。

高校生から大人になる二人の気持ちの揺れ動く様がよく表現されている。一方で観る人の、受け取り手が想い考える幅もあり、楽しめた。

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toshi