リル・バック ストリートから世界へ

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リル・バック ストリートから世界へ

解説

世界的ダンサーのリル・バックにスポットを当て、その驚異的なダンスの秘密と彼が育った街メンフィスを描いたドキュメンタリー。アメリカ有数の犯罪多発地域として知られるテネシー州メンフィスのゲットーで育ったチャールズ・“リル・バック”・ライリー。メンフィス発祥のストリートダンス「メンフィス・ジューキン」にのめり込んだ彼は、やがて奨学金を得てクラシックバレエに挑戦。ジューキンとバレエを融合させて踊った名曲「白鳥」のダンスが世界的チェロ奏者ヨーヨー・マの目にとまり、チャリティパーティで共演することに。そこに居合わせた映画監督スパイク・ジョーンズが動画をYouTubeに投稿したことで、リル・バックは世界中から注目を浴びる。唯一無二のダンサーとして多彩な活躍を続ける一方で、故郷メンフィスの子どもたちにダンスを教えるなど今なおメンフィスの街と結びついている姿を映し出す。

2019年製作/85分/G/フランス・アメリカ合作
原題:Lil' Buck: Real Swan
配給:ムヴィオラ
劇場公開日:2021年8月20日

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(C)2020-LECHINSKI-MACHINE MOLLE-CRATEN “JAI” ARMMER JR-CHARLES RILEY

映画レビュー

4.0ストリートとクラシックバレエのコラボレーション

2021年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

リル・バックのことは詳しく知らなかったけど、この映画見て、この人のリアルなパフォーマンスがとても見たくなった。ストリートと伝統のコラボレーションですね。ヨーヨー・マがヒップホップでバレエを踊るリル・バックの過去映像を発見し、自宅に招いて「瀕死の白鳥」踊らせて、たまたまそこにいたスパイク・ジョーンズがスマホで撮影した動画をYouTubeにアップしたらエラくBuzzったって話が最高です。

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駒井尚文|映画.com編集長

4.0踊る足

2021年10月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ヤバい。感じたことを全て文章化することが、とてもじゃないけど出来そうにありません。

とにかく。
The Dying Swan の素晴らしさ、ですよ。
もう、10年も経ってるんですね。ストリートのヒップホップダンサーが、Nobleなバレーの教育を受けて表現者としての才能を開花させて行く。メンフィスと言う、歴史的にもアフリカ系アメリカ人に取っては特別な意味を持つ街に生まれ育ち。ダンスに情熱を向けることで、ギャングの道に足を踏み入れることがなかったと言う少年。教育、大人たちの愛情、本人の努力と意識。貧困との決別は、そこに尽きるか。

メンフィスの戻ったリル・バックがダンスを教えながら言うんです。
「音楽を聴け。そして、分解し再構築せよ。」
それって、全く、ジャズと一緒だよ。と言うか、古典音楽さえも同じだよ。
そもそも、彼に芸術家としての資質が備わっている、ってのもあるんでしょうが、勉強もしているんだろうなぁ、ってのは感じました。

☆は、彼のダンスへの称賛です。

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bloodtrail

3.0身体能力の凄さ

2021年9月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

天才的身体能力があればなんでも踊れるんだと確信した。

数年前に観たオハッドナハリンのドキュメンタリーの時にも感じたが、生活の中で使わない様な筋肉さえ自由自在に操れる身体能力をもっていれば、軽々と踊りの幅を超えて行けるのだ。

リルバックの通過点の様に様々なジャンルの踊りが紹介される中クラシックバレエのシーンもあったが、独特の表現力とまだまだ余力のあるジャンプに驚いた。

リルバックを育てたメンフィスのストリート文化がメインで描かれているのだが、私自身の興味の枠を超えている部分は言葉が追いきれなくて残念だった。

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パプリカ

4.0ストリートとクラッシックをつなぎ、新たな境地へ。

2021年8月27日
Androidアプリから投稿

これは、ストリートダンスに、クラッシックを取り入れたことによる化学変化だ!
これにより、古典的な音楽とも、新たな音楽とも、コラボレーションが可能になった。
柔らかな骨格と、それを支える柔軟な筋肉が、見たことのない動きを創り出す。
オットットと、つま先立ちになり、バランスを崩したと思いきや、バランスを保ち続けている。
様々な人達と関わり、有名になっても、ストリートを忘れず、子どもたちにダンスを教えている姿が素晴らしい!
常にアメリカンドリームであり続けてほしい。そう願うばかりだ。

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caduceus

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