フリードキン・アンカット
2018年製作/105分/イタリア
原題または英題:Friedkin Uncut
2018年製作/105分/イタリア
原題または英題:Friedkin Uncut
フリードキンの作品の俳優たちはみんないい 演技をしているので。 そしてフリードキンの話を聞いて納得がいった。腕の悪い 監督が何十テイクも撮るんだよと・・ それはね・・っていうのは 面白い 手法だと思った。
あとエクソシストの女優さん。バア様になってもまだ美人だなとか見れて良かった部分は 前半に集中してあった。
。フレンチコネクションを二十歳ぐらいの時に見た人にはエクソシストとかもすごい 斬新な作品に見えたことだろう。でも私の世代だと それは過去の作品であり レンタルビデオで借りてみたものであってすでに 古くなってしまっていた。正直 面白いと思ったのは恐怖の報酬ぐらいかな。
映画 黎明期から映画を見続けてる人はきっといろんな作品が斬新で新しくてその登場を楽しめたことだろう。 私の世代だと それはぐっと減ってきてしまっている 。残念なことだ。
めちゃくちゃ面白かった!とてもキュートで頑固ジジイ(良い意味で)、それでいて映画に対する哲学と愛を持っており、それを感じることが出来ました。
ぶっちゃけタランティーノのドキュメントよりこっちのほうが断然よかった。
「監督も俳優もどちらもプロフェッショナルだ、仕事なんだ。芸術家などと抜かすバカがいるが、頭がイカれてる」
「仕事をこなした先に芸術が生まれるかもしれないが、それはレアだ。芸術家と呼べる人は少ない」
この言葉が1番グッときた、最高です
アカデミー賞受賞監督のウィリアム・フリードキンのフィルモグラフィーを主体としたドキュメンタリー。
ハズレの少ない大監督で、「恐怖の報酬」のディレクターズ・カットは必見。
お決まりのように「エクソシスト」の話を中心に始まり、インタビューに答えるのは大御所から若手まで豪華な監督陣だらけ、それぞれで一本ドキュメントが撮れてしまう勢い。
フリードキンが撮ったTVドキュメンタリーの「The People vs. Paul Crump」やフリッツ・ラングへのインタビュー映像が流れるのは貴重?
キャスリン・ビグローを褒め称えデイミアン・チャゼルを若手有望株と、映画祭の審査員をボロクソにコンペに出さない理由にシビれる。
最近ではオペラの舞台監督を、最も新作が待ち遠しい監督でもあるフリードキンの攻撃力は衰えず、好きな作品ばかりだからこそ、興味深い話がてんこ盛り。