プリンセス・ダイアナ

劇場公開日:2022年9月30日

プリンセス・ダイアナ

解説・あらすじ

イギリスのダイアナ元皇太子妃の半生を描いた初の劇場用ドキュメンタリー。1981年にチャールズ皇太子と婚約する数週間前から1996年の突然の死までの約16年間にスポットを当てる。

チャールズ皇太子とのなれそめ、歴史に残るロイヤルウェディング、息子たちの誕生、離婚にまつわる様々なスキャンダル、政治さえも動かした慈善活動、そして衝撃的な事故死と世界中が悲しみに暮れた葬儀。当時のニュース映像やホームビデオなどあらゆるアーカイブから厳選した映像をつなぎ合わせ、ダイアナの生きた軌跡をありのままに振り返っていく。

監督は「本当の僕を教えて」でアカデミー短編ドキュメンタリー賞にノミネートされたエド・パーキンズ。

2022年製作/109分/G/イギリス
原題または英題:The Princess
配給:STAR CHANNEL MOVIES
劇場公開日:2022年9月30日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8

Photo credit: Kent Gavin

映画レビュー

4.5 ドキュメンタリー界の風雲児が描く「われわれ大衆とダイアナの歪な関係」

2022年10月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
村山章

5.0 ようやく点が線につながり、さらには、面が見えるようになるダイアナ妃の半生を、中立的な視点で描いた初のドキュメンタリー映画!

2022年9月30日
PCから投稿

イギリスのダイアナ妃については、これまで映画やニュース等で、断片は把握していましたが、あくまで断片で、正直なところ本当のダイアナ妃を知らない状況が続いていました。
ただ、本作を見て驚いたのは、「19歳でチャールズ皇太子と婚約する数週間前」から「36歳で事故死」までを、かなり中立的な視点で分かりやすく描いていて、ようやくダイアナ妃とはどのような人物だったのかを知ることができました。
単なる憶測ではなく、当事者らが「不都合な真相」を語っているのも衝撃的でしたし、かなり出来の良いドキュメンタリー映画でした。
映像では、世の中がダイアナに熱狂していることは見ていましたが、まさかこんな状況が生まれていたとは。まるで良質なミステリー映画を見ているような出来で、引き込まれていきます。

まずは、まだ19歳という若さでイギリスだけでなく世界を魅了する存在になっていたことに驚きました。
そして、チャールズ皇太子の本心が、マンガのようにフィクションかと思わせるような壮絶なものであったことに驚きました。
「ダイアナ妃の圧倒的な存在感」×「チャールズ皇太子の凄まじい本心」によって、当然の如く、イギリスの王室をも揺るがすような大騒動になるな、と様々な状況が納得できました。
本作は、過去に使われていない映像を中心に構成されているため、当時を知っている人が見ても、さらに俯瞰して見ることが可能になると思います。
1997年8月31日の事故死から25年の時を経て、本作が公開されます。
そして、まさにこのタイミングで、本作でも登場するエリザベス女王が2022年9月8日に96歳で死去するなど、何かとイギリスの王室が注目が集まっていますが、これを機にダイアナ妃の半生やイギリスの王室を知るために見ておきたい作品です。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
細野真宏

3.5 【今作は、プリンセス・ダイアナの半生を描いたドキュメンタリー映画であり、没後30年近く経つ今観ると、マスコミの在り方、王室と国民の関係性について考えさせられる作品でもある。】

2026年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 本作におけるダイアナ妃の映像は、1981年のチャールズ皇太子との恋愛関係が発覚し、挙式のシーンから始める。
  当時、英国は長い不況に喘いでいたが、劇中でもマスコミが言う通り、その出来事に国民は沸き立ち、美しき庶民から皇室に嫁いだ女性を祝福している。

  マスコミの熱狂ぶりは止まるところを知らず、二人が公的な場に出る時にはチャールズ皇太子は完全なる添え物で、マスコミのカメラはダイアナ妃を追っている。

  ダイアナ妃の懐妊をマスコミは伝え、国民は喜び、更に息子たちの誕生をマスコミは過熱報道していくのである。

  驚くのは、この幸せそうな時期にチャールズ皇太子は、既に初恋の人であったというカミラ夫人と不倫をしており、ダイアナ妃は拒食症と過食を繰り返し、自傷行為もしていたという事である。

  そして、12歳の年齢差も原因の一つとなり二人の間に隙間風が吹き、別居、そして、離婚への過程も全てマスコミの撮ったフィルムに収められているのである。

  果たしてそこまで報道する必要があるのだろうかとも思うが、メディアがより個人的になった今現在に思うのは、”批評性”という言葉である。パパラッチと一線を画するのはそこにあると思う。

  ダイアナ妃と恋人ドティ氏が、フランスでパパラッチに追われて97年に交通事故死した後も、報道を止めないモノに対して”マスコミが殺した。”と言う論調があったそうであるが、その視線の先にはその映像を見ている私達が居るのである。

  そして、大衆のニーズに応え、公私の境を越えて報道するメディアが捉えたダイアナ妃が、政治を動かすほどの慈善活動をする姿は、尊いのである。紛争地域の子供達に笑顔を向け、二人の息子とスキーを楽しむ姿からは、王室と距離を取れたことに対する喜びと、それでも英国の要人として、世界の要人と握手する様は、ダイアナ妃が自分の生き方を見つけたようにも見えるのである。

  故に、その後映し出される、フランスでの事故のシーンが痛ましく感じられるのである。ー

<今作は、プリンセス・ダイアナの半生を描いたドキュメンタリー映画であり、没後30年近く経つ今観ると、マスコミの在り方、王室と国民の関係性について考えさせられる作品でもある。>

コメントする (0件)
共感した! 1件)
NOBU

3.5 見比べて

2023年8月23日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 5件)
りか