赦し(2020)

赦し(2020)

解説

厳しい父に愛されずに育った兄はある日、間違って猟銃を弟に発砲してしまう。お気に入りの次男に起こった事故にがく然とする父、沈黙する母、絶望する長男。家族に希望は訪れるのかを描いた重厚なドラマ。トルコのジェム・オザイ監督の長編デビュー作。2020年・第33回東京国際映画祭「TOKYOプレミア2020」部門上映作品(国際交流基金アジアセンター共催上映)。

2020年製作/95分/トルコ
原題または英題:Af

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4.0東京国際映画祭 7日目鑑賞 長男に対し異常に厳格な父 寡黙な母 少...

2020年11月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

東京国際映画祭 7日目鑑賞

長男に対し異常に厳格な父
寡黙な母
少年期の兄が弟に向けてしまった過ち。
過ちに至るまでのプロットはそれほど目新しいとは感じなかったけれど、音楽が一切かからないなかでの、トルコの山間部の美しい自然と、長男アジズのトラウマ、母の鬱憤が心に響いてしまった。
父の怒りの頂点は地震のような揺らしか。
委ねられ系の終わり方は割りと好きなので静かなエンドロールはかなり浸りました。
鑑賞後にポスターを改めて見てみると
視線が色々語っていて、そして構図が悲しい。
しかし兄弟の顔が全く似てなかったのはちょっとおかしかったw
監督の長編デビュー作品とのことでしたが、もし公開されたらもう一度観たい作品。

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とみまる