モンスター・ハント　王の末裔

中国で大ヒットした前作。
テンインとショウラン、そしてフーバのその後も気になるっちゃ気になるが、続編にはまさかの大物出演！

半人前の妖怪ハンターとなり、ショウランとも夫婦となったテンイン。気掛かりは“息子”フーバの事…。
フーバは村で仲間の妖怪たちと暮らしていたが、敵襲を受け、再び人間界へ。
そこでペテン師のシコクと気のいい妖怪ベンベンと出会う…。

シコク役で、トニー・レオン出演！
アジア圏が誇るこの名優が、こんな(←失礼！)ファミリー向けファンタジーに出るとはね～。
そこは名優。軽妙な演技やアクションやCG妖怪とも絶妙な掛け合い。
前作からジン・ボーランやバイ・バイホーも続投してるのに、押し退けて主役級。さすがはトニー！
今回の続編の見所であり、そこだけだったりして…？

多額の懸賞金が掛けられたフーバ。
借金を背負うシコクはフーバを捕まえて売り飛ばそうとするが、情が沸いてくる。
さすがのトニーも愛らしいフーバにメ～ロメロ。
シコクとベンベン、テンインとショウラン、新たな妖怪ハンター。フーバを巡る珍騒動。
テンインとショウランのフーバへの愛情、シコクとフーバの交流。前作から引き続きの人間と妖怪の絆。
クライマックスは皆で巨大妖怪に立ち向かう。
アクションもCGも作品雰囲気も前作同様楽しいが、話は前作の方が良かったかな。

その後更なる続編は無いが、あの人間と妖怪の家族は仲良く暮らしているのかな…？

お子様向けのファンタジーアクションだが、なんとトニー・レオンが出ている。
妖怪王子が逃げているときに、ペテン師と出会い・・・。
人を選ぶかも。

【賛否両論チェック】
賛：愉快痛快なアクションの数々に、沢山笑ってしまう。妖怪と人間の家族愛や絆にも、思わずホロっとさせられる。
否：アクションファンタジー特有の荒唐無稽感・ご都合主義感が満載なので、好みはハッキリ分かれそう。前作の知識もあった方がイイ。

　特に前作の説明はしてくれないので、予備知識はあった方が良さそうです。
　どこかコメディタッチ溢れる怒涛のアクションの連続には、思わずクスッと笑ってしまうシーンがいっぱい（笑）。またそんなストーリーを通して描かれるのは、妖怪と人間の、種をも超越した家族の愛と絆でもあります。
　こうしたファンタジー映画特有の荒唐無稽な世界観や、物語が上手いこと進んで行ったり、主人公達が危ういところをギリギリで助かっていくような、超ご都合主義感は満載ですが、それをツッコむのは野暮というもの。何も考えずに沢山笑って楽しみたい、そんな作品といえそうです。

前作「モンスター・ハント」に続く2作目。

本作はトニーレオン主演だが、出ていない1作目は敢えて観ずに鑑賞したら全く面白くなかった。

1作目観てないから基本的な設定がわからない、という言い方の方が適切かもしれないけど、正直、観ても観てなくても大して変わらない気がした位、トニーと堂々W主演を張るCGの妖怪が可愛くもないし大した魅力もない。

あと、大人向けではなさそうだ。

確かに日本のトニーファンはそこそこ大人な中年ばかりだからターゲット層ではないのかも知れないが、しかし主演作ともなれば観ない訳にはいかず、結果…😫

2作目だというのが分かりにくいタイトルもいけません。

公開6日目終えても未だレビュー無いのがよく分かる位、ツッコミ所もあまり無い作品…