劇場公開日 2020年11月6日

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「ご都合主義満載でも楽しい。種をも超えた家族の愛。」モンスター・ハント 王の末裔 門倉カド(映画コーディネーター)さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ご都合主義満載でも楽しい。種をも超えた家族の愛。

2021年1月21日
PCから投稿

笑える

楽しい

単純

【賛否両論チェック】
賛:愉快痛快なアクションの数々に、沢山笑ってしまう。妖怪と人間の家族愛や絆にも、思わずホロっとさせられる。
否:アクションファンタジー特有の荒唐無稽感・ご都合主義感が満載なので、好みはハッキリ分かれそう。前作の知識もあった方がイイ。

 特に前作の説明はしてくれないので、予備知識はあった方が良さそうです。
 どこかコメディタッチ溢れる怒涛のアクションの連続には、思わずクスッと笑ってしまうシーンがいっぱい(笑)。またそんなストーリーを通して描かれるのは、妖怪と人間の、種をも超越した家族の愛と絆でもあります。
 こうしたファンタジー映画特有の荒唐無稽な世界観や、物語が上手いこと進んで行ったり、主人公達が危ういところをギリギリで助かっていくような、超ご都合主義感は満載ですが、それをツッコむのは野暮というもの。何も考えずに沢山笑って楽しみたい、そんな作品といえそうです。

門倉カド(映画コーディネーター)