天外者(てんがらもん)のレビュー・感想・評価
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知人の評判を聞き観に行きました。 特に三浦春馬の演技が素晴らしく、...
知人の評判を聞き観に行きました。
特に三浦春馬の演技が素晴らしく、最後には泣いていました。上映後には劇場で拍手がおきていました。
何度見ても
春馬さんはもちろん、出演している俳優の皆さんの役どころがしっくりきて何度も足を運びました。思春期真っ只中の中学生の息子も一緒に観に行き、感じるものがあったようです。
子供にも安心してみせられます。上映期間が少しでも伸びますように。そしてDVD化希望します。
三浦春馬の代表作
声の出し方、息遣い、所作、殺陣、英語力、表情の全てに驚きました。声の出し方は伝習場で「航海させろ!」と談判するところ、伊藤博文に謝りすぐに去ろうとするところ、すき焼きを初めて食べた瞬間の驚きの声、龍馬に愚痴をこぼす船上のシーン、はるを探しに店の中へ入る迫力のある声、はるを海に誘う優しい声、豊子と出会い民衆が苦しんでいる時代に抑えて話す声、予告にある商工会議所での大阪商人を前に民衆を動かす迫力がありながらも、肺病を患った声と使い分けている。
息遣いはグラバー邸へ入る時、はるをおぶってはるの告白を聞いた時、母が亡くなり話しかける時などです。鍛錬された殺陣はご覧になってください!スピード感が半端なく、特撮物に慣れた現代の殺陣ではない臨場感に溢れています。英語力は今まで培ってきた美しい発音で、その見事さは説明できません。ネイティブの方も素晴らしいという程の英語を普通の会話だけではなく、迫真の演技と共に味わえます。泣きの表情も全部違います。彼の真面目さ、正直さ、
優しさの全てがここにも見ることができます。最初から最後まで、感動しながら観ることになります。何度も泣きながらも、ラストシーンでもうたまらないほどの感動があります。
これを体験するともう一度観たくなる映画です。今まで一度しか観ない映画を何度も観たいという衝動に駆られるでしょう。通常料金で良いのだろうか?と思ったほどでした。途中からメイキング映像がつくようになり、その時の春馬君の爽やかな顔に癒されました。そして、エキストラの熱量に笑わされます。
この映画を海外へと心から思います。
知られざる不世出の英雄
幕末の風雲期から明治黎明期を生きた英雄には、さまざまな逸話が残されているが、鹿児島にルーツがありながらも、五代友厚のことは何ひとつ知る機会がなかった。
これを出発点に、五代友厚について、知っておきたいと思う。
何かのヒントが、ここから生み出されるかもしれない。
というインスピレーションを生み出してくれた秀作であった。
三浦春馬が五代友厚に憑依したよう
オープニング、追われて逃げる三浦春馬さんがスクリーンに映し出された。胸が締め付けられるような感覚に襲われる。春馬さんと翔平さんが演じる五代と龍馬のコンビが役を超えた絆を感じられて、そのシーンでは涙があふれる。
コロナ禍で苦しんでいる今こそ、この映画で日本人が持つパワーを感じてほしい、そう思わせてくれる作品だ。
~「みんなが夢を持てるというのが…1番大事なことだ!!」~
【賛否両論チェック】
賛:三浦春馬さんの勇姿を通して、日本の未来のために戦い続けた五代友厚の、想いの強さが感じられ、現代を生きるヒントや糧になる。
否:良くも悪くも伝記なので、五代友厚の半生が淡々と進んでいく印象を受ける。ご都合主義な展開も、まるで時代劇のよう。
どんな逆境にも屈することなく、周りの全てを敵に回してでも、日本のために戦い続けた主人公・五代友厚と、そんな彼の志に触れて行動を共にした、坂本龍馬を始めとする仲間達。三浦春馬さんの、時に飄々とした、時に鬼気迫るような存在感が、五代の人となりを見事に体現しているようです。
「日本で1番憎まれている男が…この国を守っている。」
というトーマス・グラバーの言葉が、印象的でした。
ただストーリーそのものとしては、良くも悪くも“五代友厚という人の伝記”という感じで、まるで時代劇のようなご都合主義感のある展開も、やや気になるところではあります。
とはいえ、三浦春馬さんの勇姿を存分に拝見することが出来る、貴重な作品でもあります。混沌している現代において、1つの光ともいえそうな、そんな作品といえるかもしれません。気になった方は是非。
ようやく!
三浦春馬が亡くなり最初に公開された主演映画とあってか評価は概ね高いが、低予算で残念という意見もあり、実際に劇場で確認したかったが、以前、他の劇場で不親切なスタッフにより本編開始して諦めた作品をリベンジ。
最初に言っちゃいますが、面白いし三浦春馬が本当に素晴らしい!
よく見ると確かに低予算なんですよ、かたせ梨乃以外よく知らない人や後で知り「ああ…」ってなる人、普通に役不足の人多いし、背景も時代劇セットと室内シーン多し。
しかし、それを感じさせない三浦春馬のスケールの大きな演技!
劇中のセリフじゃないが、三浦春馬自身が実際にお金にこだわる人ではないからこそ受けた仕事であり、それがそのまま役に投影されているのではあるまいか、とつい余計な想像をしてしまう。
あと、はる役の森川葵も素晴らしかった!
その他、役不足から三浦春馬との並び、対話では遜色が見え隠れするものの、必死に付いて行く共演者も悪くはなかった。
だから綻びはそうそう感じない、自分のように綻び探ししながらだとアレだけど…😅
それにしても、この世代では佐藤健と並び先頭を走る存在だっただけに、つくづく将来性豊かな若手俳優をなくしたものだと残念で仕方ない。
全く知らんかった (;・ω・)
てっきり、架空の偉人伝だと思っていて、全く気にしていなかった映画。
ところが、ここで評価が高いので、レビューを読んでみたら、架空の人物ではないらしい?
三浦くんの出演もあることだし、ちょっと見てみようかなと。
見てビックリ、何だか凄い人じゃないか。全く知らんかった。
鹿児島や大阪では、有名なのでしょうか?
映画は、半年間のドラマを短時間ダイジェストで見せられたような気持ち。
それで、最初の数分が無駄な場面に感じました。五代さんと蒸気汽船を、観客に印象づける目的なら、もっと違う描写があるのではないでしょうか?
また、BGMが、時代劇映画に合っていない気がする。火サスや土ワイといった、昭和に流行った2時間ドラマの音楽のように感じました。
五代さんが、もし 70~75歳まで生きていたら 何をしていたのかな? 今の日本や世界を見たら、どう思うのかな?
そんな事を思いました。いろいろ考えるところがある映画です。
ただ、現在、新型ウイルスでの苦境の中にある事業者さんが観るには、きつい場面があるかもしれません。
三浦春馬と五代友厚をほとんど知らない者として・・・
この映画での三浦春馬は
元気で明るさのあるシーンよりも
苦悩しているシーンの方が輝いて見えた。
彼の素に近いか、そうじゃないかの違いだろうか?
今まで、コメディードラマと
映画コンフィデンスマンJPでしか見ていないが、
彼の素は、明るく元気!ではないと思う。
作曲家が歌手の音域を生かして曲をつくるように、
熱い思いをクールに語るキャラ設定にしてたら
もっと彼のよさが出たんじゃないだろうか?
あくまで想像だが・・・
それから、五代友厚の数々の偉業があまりにも説明不足だ。
朝ドラで予備知識のある、おばちゃんがターゲットだからなのか、
公証人としての手腕や日本を近代化させた実績が
ちゃんと紹介されなかったのは残念。
五代の志を後世に伝えようとした有志が、映画化を企画したと聞くが・・・
詳細な歴史的資料がないとしても、
女郎が身売りして英国から解放されたなんて脚色は、いかがなものか。
せめて明らかな実績はナレーション入れるなり紹介してあげないと
五代友厚のすごさが伝わらない。
もし、それをやったら池井戸潤原作のドラマ風になってしまい
おばちゃんウケしなくなるかもしれないが、
それでも、本当の映画ファンには
五代友厚と言ったら、あの三浦春馬が演じた天外者!
と記憶に残る映画になったんじゃないだろうか。
春馬ファンが故意に評価を吊り上げていると聞く。
それが本当に三浦春馬のためになるのか?
映画化を企画した有志も、一緒になって評価を吊り上げてはいないか?
利益を目的としない、五代の志を汚していないか?
はなはだ疑問の残る映画になってしまい残念だ。
don't think, feel
明治の実業家五代友厚の伝記的作品。伝記“的”と表現する理由は明確で、この映画を見ても五代友厚の業績が殆ど分からないから。
でもそれでも良いと思うのだ。自分はこの映画を観て、明治維新の時代に五代友厚という情熱的な偉人がいることを知り、インターネットで調べた。自分のような人がいる限りこの映画は成功だろう。
どうせ限られた映画の2時間で彼の業績を伝えることなんてできない。業績を伝えることをスパッと諦め、彼の情熱を情緒的に表現することに徹した本作の描き方が正解と思う。
役者も良かった。遺作となった三浦春馬、三浦翔平、森永悠希、森川葵、あまり評判が良くないが西川貴教も金にがめつい岩崎弥太郎を良く表現していたと思う。若い三浦春馬の自殺はショッキングだったが、遺作が完成しなかったり凡作になることは多い。この作品は彼の代表作になっただろう。
坂本龍馬と競りながら朝日の中帆を登る場面、それまで誰も来なかった通夜にいつの間にか大行列ができる場面など、ベタすぎて観ている方が恥ずかしくなる安易な演出にマイナス0.5ポイント。まぁご愛嬌です。
幕末映画が変わらねばイカンぜよ。
80年代河合義隆による幕末映画から邦画はここまで退化後退したか。
龍馬のこの感じはもう飽きた。
幕末映画が変わらねばイカンぜよ。
主演者力演だが脚本演出の凡庸ゆえ新味無く、これが遺作なら気の毒だ。
これがキネ旬読者選出邦画一位とは。
後半大号泣
恥ずかしながら歴史をよく知らず、前半はさっぱり話がわからないながらも引き込まれ、後半は号泣してました。多分ストーリーの半分くらいした理解してないと思うんですが。映画ってすごい!
役者さんと演出が素晴らしいだけに、セットが所々ちゃっちいのが目立ってそこが残念でした。
素敵な映画に感動しました
五代友厚さんのプロジェクトを立ち上げ、有志で作った作品だと言う事。
五代友厚がどういった人物かと言う事。
を、少しだけでも知った上で見て欲しいし、レビューして欲しいです。
私も最初は五代友厚って名前聞いても「誰ですか?」って状態でしたが、ほんの少しだけ予習して行きました。
映画の中では坂本龍馬も伊藤博文も弥太郎も知ってて当たり前位の感じで、人物紹介的なものもないので、その時点でおいて行かれます。
2時間に収めるのには、あまりにも壮大かつ偉大な功績を残した方なので、どうしても薄っぺらく感じてしまうのも致し方ないかと思います。
三浦春馬さんの演技力と、五代友厚さんの偉大な人物が、私の感情を揺さぶり涙しました!
今の政治家の皆に見て欲しい!って思ってたら、大阪の知事と市長が出演してたのでビックリした(笑)
この映画で『五代友厚』という人物について知れた事は私にとってはとっても良かったです!
映画では伝えきれない部分に物足りなさを感じてる方は、是非自分で調べて学んで欲しいです。
三浦春馬君最高でした
今日は最終上映日。
上映後は、温かい拍手で包まれました。
14回目の鑑賞です。
何度観ても感動して、泣いてしまいます。
五代友厚=天外者=三浦春馬君でした。
春馬君は五代友厚そのものでした。
凛とした佇まいと所作、キレのある殺陣、流暢な英語、迫力の演説、哀愁の横顔、泣きの芝居、そして最高の笑顔、全てが素晴らしかったです。
和装も洋装も美しく、カッコイイ。
そして、春馬君の拘った藍の手ぬぐい、椿柄のかんざし、墨絵と
切子のグラス、色褪せた地球儀と和の小物たちも良い味を出してましたね。
春馬君をはじめ、監督やキャスト、スタッフの愛を感じられる素晴らしい作品でした。
話は駆け足でしたが、直ぐに引き込まれ、感動して、最後は喪失感に浸って泣いてしまいますが、前向きになれる素敵な映画です。
春馬君の世界進出の夢は叶わなかったけど、この映画だけでも世界中の人に観てもらいたいと思いました。
春馬君は日本人の誇りです。
素晴らしい作品をありがとうございました。
DVD発売の時には、追加映像満載でお願いします。
どうしても三浦春馬を見てしまう。
映画を観ていて、ときどき涙が出てきた。
映画の内容ではなく三浦春馬に。
セリフの一つ一つが三浦春馬に向けられているようで。
なんでこんなにいい奴がいなくなっちゃたんだ。
もったいない。 悲しい。
もう観れないなんて信じられない。
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映画はとても良かったです。
歴史ものだけに面倒くさい細かさがあるかなと心配してたけど、楽しく観ることができました。
蓮佛美沙子さん、とても良かった。
母の葬儀の場面、五代の後ろに座っていた場面。
ぼかして撮られていたのに存在感半端なく、そのあとの場面でも好演でした。
良質の映画でした。
いつまでも心に残る三浦春馬さんの名演技
三浦春馬さんのハッとする殺陣シーン 英語力 凛とした美しい佇まい 圧巻の演技に感動し心が震え涙が溢れました
一緒に見た母が熱演で久しぶりに良い映画を見たと高評価
見て数日経ちますが素晴らしい俳優 三浦春馬さんの名演技 一生忘れません 国宝級
公開終了前に是非もう一度みたいです
55点
映画評価:55点
改めて三浦春馬さんの演技は
凄いと感じました!
時代の裏側で、今の日本の礎を作った
五代友厚が主人公となる今作
今まで知らなかった方も多いのではないでしょうか?
正直、私も名前くらいしか知りませんでした。
中々2時間の中で
彼の生きざまを伝えるのって
相当難しかったと思います
それでも
三浦春馬含め俳優さん達の熱演と監督の情熱で
明治を生きた男の熱さを1つ勉強させてもらえました。
この五代という男を通して
私が受け取ったものは、
この男の才能が凄かったとか、
何を成したとかではなく
日本人の本質についてでした。
今も昔も何も変わってないんだと気付かされました。
大衆のほとんどは
【人は人の邪魔にしか一生懸命になれない】
五代の生き辛さを通して
改めて実感しました。
例えとして、政治家の話しをしますが
野党って何かしているんでしょうか?
私がテレビや新聞で見てきたイメージだと
ヤジを飛ばし、何かを成そうとする者の足を引っ張るだけ。
そんな事は決して国の為ではない。
竜馬や五代の様に、それぞれの想いを馳せて
一生懸命努力すればいい。
そうは思いませんか?
何の目標もない人間が、
自分が出来ないからって、やらないからって、
頑張っている人の邪魔をする必要ってありますか?
せっかく幕末を生きた志士たちが
命を睹して作ってきた今ですよ………。
何も学ばず同じことを繰り返している、
都合の悪い相手を異端と呼び、
何の努力もしてこなかった事に正当化をしているだけ
自分なりに何か馳せてみよう。
そう思える映画でした。
ありがとうございました!
【2021.2.2観賞】
我が家のアカデミー賞総ナメ〰️!
離れて住む母の町で「天外者」が上映されると知り「騙されたと思って観て」と声をかけたところ、なんと既に何度も観ているとのことでした👀。決して映画通ではないのですが、年老いているからか、時代劇にはちょっと口うるさい母。やれ「あの時代の人は畳のヘリを踏むはずない…」「お侍さんにとって刀は命、貴重なんだよ、あんな扱い方しない…」などとテレビに向かって口にするタイプです。その母が…。
三浦春馬さんはアイドルじゃなかったんだねぇ…
あんなにお腹から声を出す俳優さんは久しぶりだねぇ。最近は自然な演技だとかで口の中でモゴモゴいう人が多くてね、観る側の力を要求するというか…。でもね、伝える仕事なんだよ。方言であろうがきちんと綺麗に言葉が届いたよ。基本だよ基本。ちゃんと言葉を噛み砕いてお腹に入れているんだよ。大事なところで、眼を光らせたりしてね…。
走り方、あれは日頃からしっかり身体を鍛えてるだろうよ。刀の握りもね、剣を習ってるんだろうねぇ。ずっと強く握らないものなんだよ。身の引き方が違う…。本当にいい俳優さんが出てきたねぇ…。
作品についても…、あまり広く知られていない偉人に光を当てて、監督さんも伝えたいことが溢れていたのだろうねぇ。じっくり観たくてね…。久しぶりにいい映画を観たよ…。
絶賛話は尽きませんでした。私よりしっかり観ていて、驚くやら、嬉しいやら…。
さんを付けて名前を口にした瞬間に、母は春馬くんをアイドルでなく、名優と認識したのだと思いました。私は涙…でした。
間違いなく、我が家のアカデミー賞総ナメです!
(ちょっと辛口も…)
母がじっくり観たいと思うほど、つまりてんこ盛り。私としては、限られた時間の映画なので、もう少し的を絞っても良かったかもと思いました。まぁ何度も観ればそれも気にならないですけど(笑)
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