ザ・ファブル 殺さない殺し屋のレビュー・感想・評価
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原作版を知っていれば良いけど、知らなくても大丈夫。
今年65本目(合計131本目)。 ※まだ書いていないのが大量にあるので実質的には70本目くらい。ぼちぼち書いていきます。
さて、今日は3作みましたがこちらから。
原作があるのはエンディングロールで知りました。ただ、知らなくても普通に楽しめると思います。
日本はアクションものが苦手で、韓国やアメリカなどに後れを取ったと言われますが、この水準であれば対等程度に戦えるのでは…と思います(とはいっても、やはりごく一部の少数なのだとは思いますが…)。
コロナ事情から何度か延期されていることもあり、何度も何度も予告を映画館内では見ていたので期待されている方もいらっしゃると思うし、主演の方目当てで見るという方もいらっしゃると思いますが、日本映画ですので字幕が意味不明という部分は存在しえないですし、物語はきれいに収束しますので、今週(18日の週)はやけに競合枠が多いですが(個人的にはヒノマルソウルは気になる…)、お勧めなところです(大阪市、21日以降の映画館事情どうなんだろう…)。
採点にあたっては、特に減点対象とすべきものはないので(原作を知らなくても、最初に簡単な説明があるので、理解できないという点はないし、ストーリーとしてもわかりやすいので、理解が困難になる点はない)、フルスコアで5.0としました。
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(減点なし/他事考慮) なんばパークスシネマさん、「峠・最後のサムライ 7/1公開」ってずーっとポスター掲げているんですが(飲食物を売っているあたり)、この映画、2022年に延期されています(公式HP参照)。
いわゆる試写会という可能性も、公式HPを見る限り何も書いていないですし、これは来る人全員混乱するんじゃないか…と思いました。
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祈るのではなくイメージをする
最初の5分は最高!!!
駐車場で暴れる車をつかったアクションは最高過ぎる!
あんなの観たことないし、ほんとにドキドキしました!
あそこだけで、この映画観る価値ありって感じです!
マンションの建材使ったアクションも良かった!
なんですけど、ドラマパートがちょっと冗長というか、テンポが悪く感じました。
敵役が全然魅力的じゃないのに、敵役のシーン多いし…
演技もみんな上手くないように見えちゃいました。
整形野郎のザコ感がすごい。原作ではもうちょいカッコいいというか憎めない感じだったから残念。
まぁ原作イメージに引っ張られてる僕がダメかもしれません。
前作観てないのでわからないんですが、関西弁は、あえてエセ関西弁で統一感出してるんでしょうか?
多分そうだと思うんですけど、やっぱ気になってしまいました。
マンションのシーン、ほんとに人死んでないか?あそこから落ちても?
一般人があんなけいる中で、サイレンサーついてるとはいえあんなけ打ちまくって、どうゆうこと?
イマイチ殺し屋達のスタンスがわからん。
ドラマパートもっと削って、あと一個アクションシーン作ってくれたら、傑作だと思います。
ジャッカルの日
前作よりもアクションがパワーアップ。緻密に計算された団地アクションももちろん面白かったけど、やはり冒頭の駐車場でのカーアクションが凄い!こんなシチュエーションは見たことないかも…
4年前にファブルの暗殺から免れた男ウツボが悪役の首領となるのだけど、4人組が最強と言いつつも最後には手下がいっぱい。ビートルズとクイーンね、ふーん。
薬が毒になったり、毒が薬になったりと、最後には納得させられますが、ヒナコの苦痛の4年間をもっと見てみたいと思ったのも事実。
館内は猫舌描写で笑いがおき、激しいアクションではシーンとなる。観客の一体感も味わえました。そして木村文乃をますます好きになる、そんな映画でした。橋本マナミも良かったけど、イヤイヤ演技してた雰囲気がまたいいのです。
アクションシーンは文句なし。
原作が好きなので観賞。前作も鑑賞済みです。
全体感として、俳優陣の演技から原作の雰囲気がしっかり出せている事に加え、
アクションシーンがかなり良い出来ではあったものの、
全体としてはちょっと惜しい感じの印象でした。
アクションシーンについて、
前作では同じような画面が続いて若干単調さを感じてしまったのですが、
今作はかなりパワーアップしており、規模も迫力も段違いで文句なしで良かったと思います。
欲を言うならば、もう1シーン位アクションシーンがあっても良かった気はしますが。
またベテラン俳優陣の完成度の高い演技も見どころです。
ただ一つ気になった点として、原作読了済みというのもあるかもしれませんが、
コミカルなシーンを挟んだりと間延びさせない努力はみえるものの
アクション以外のシーンが全体的にストーリーを追いかけるだけに見えてしまい、
若干冗長に感じてしまった所がすこし惜しい所。
とはいえ原作では描き切れないアクションシーンの迫力はなかなかのものでしたので、
原作好きであればぜひ観賞をお勧めしたいと思います。
あと佐藤二郎はいつもどおりでした。
団地のアクションは想像以上だった!
ドラマ「SP」を観始めたくらいからだろうか、岡田准一のアクションがすごいぞと認識し始めたのは。ファブルの前作でもいいなと思っていたが、今作は岡田准一のアクションに凄みが増していた。最初のカーアクションもよかったが、なによりあの団地でのアクションがすごい。あれだけでも観る価値はある。
しかも本作は木村文乃のアクションシーンがちゃんと設けられていて、それもなかなかのカッコよさだった。今後も彼女のアクションは期待できそう。
でも、意外と印象に残ったのは平手友梨奈だったりする。彼女の存在感は作品ごとに高まっているような感じがしてしまう。少し影のある少女役をやらせたら並ぶ者がいないくらいの状態だ。これから幅を広げていくであろう彼女の成長が楽しみだ。
続編への布石もちゃんとあって安心。多分あると思うけど早めに作ってくれるとなお嬉しい。
確実にパワーアップしたザ・ファブル
序盤早々、カーアクションとスタントのド迫力に、この作品の期待度が高まります。
登場人物のそれぞれの因果関係がモヤモヤとしたまま進みます。
しかし徐々にその伏線回収もされながら全容は最後まで観ればしっかり分かる出来。
笑わない岡田准一さん演じる佐藤。
「お兄ちゃん」と呼ぶ響きにたびたびキュンとさせられる木村文乃さん。
1作目からの安定の名コンビです。
おそらくこのシリーズ恒例になるだろう佐藤二朗さんの経営するデザイン会社のやり取り。
半分は佐藤二朗さんのアドリブだそうで、今回も佐藤ワールド炸裂で声を上げて笑ってしまった🤣🤣
大真面目なアクションで緊迫感を高めっぱなしの映画ではなく、超コメディも盛り込んでいるのに、この映画はボケません。バランスが取れていて観ていて心地いい。
そして昨今のCGに頼り切った作品が散見される中、アクションはスタントマンが演じるという基本をおろそかにせず、全力で演じる役者たちの格闘シーンに感動を覚えました。スゴい!
もちろんCGや合成が皆無というわけではありませんが適度というところでは💯
次に今回の主役は平手友梨奈さん。
HIBIKIでいきなり初映画初主演で銀幕デビューし、賛否両論(私は賛。レビュー済み)でしたが、さらに存在感ある演技で着実に実力をつけているのでないでしょうか。
これからの出演にも期待が高まります。
最後に。
1作目を観ていないと根本的に岡田准一さんと木村文乃さんはなんで兄妹のフリをしてるの?
とか、
どうして殺し屋なの?
とか、
「え?誰?」となる出演者が出てきたりします。
やはりこれを観る前に1作目の予習をしてから臨んだ方がいいですね。
登場人物の相関関係を理解した上で観ることができます。
既に3作目も出してくれないかな〜と期待しています♪
俺はファブルより強い!
俺はファブルより強い。ファブルに死とは何か?問おて考えさせれば、ファブルは人を殺せない。なぜなら、死とは何か?分からないから。人は分からない事をすることはできない。死とは何か?分からないことに気づけば人は殺せない。何をしているのか分からないからだ。世界中の皆が死とは何か?考えて分からない事に気づけば、殺人も戦争もなくなる。戦争がない事が平和か分からないが。これが戦争を失くすおそらく人類唯一の方法。人類賢くならなくては!
とにかくアクション!そしてテチ。
圧倒される迫力と笑い
ガチの原作好きレビュー|ラストシーンの意味や原作との相違点も紹介
原作のみならず、南勝久の漫画は出世作「ナニワトモアレ」から愛読しているガチのファンです。
映画化第一作のレビューでは「設定借りただけのイケメンパラダイス」なんて辛口のコメントを残したけど、今回は格段に良くなっていた印象。
※ちなみに今回のストーリーは漫画だと9巻~13巻にあたる
最初に残念な点から言うと、終盤の白昼堂々ド派手な銃撃戦。(原作にはない)
お馴染みのわちゃわちゃバトルである。
なんでいつもこうなるの笑
これが暗殺が鉄則である殺し屋同士の戦いなのか・・・?
爆破に合わせて2階下に飛び降りるシーンまでは原作に忠実で「おおっ」ってなった。
しかしその直後、いきなり暗殺部隊がゾロゾロでてきて「またかよ」って。笑
派手にキャッチーに見栄え良くしたいのはわかるけど・・・。
白昼堂々すぎる。こんな派手にやらかしたらボスがサトウを殺しにくるでしょ。
せめて対大勢ではなく、ボーンシリーズみたいな「少人数との濃い戦い」みたいだったら良かったのになあなんて。
ただそれでもアクション自体は非常にかっこよく、冒頭からいきなり引き込まれた。カメラワークといい、岡田准一の動きのキレといい、素晴らしい。
また、基本的なストーリーはほぼ原作に忠実な流れなのに加え、役者の持つ魅力もプラスされてパワーアップしていた感がある。
堤真一はコミカル、シリアス役、何でも安定するけど宇津帆のようなド悪もハマる。
平手友梨奈も味が出ていた。地の顔立ちが哀愁のようなものを感じさせ、闇を抱えたヒナコのような役にも馴染んでいたように思った。
特に素晴らしかったのは山奥でのクライマックス。
原作に忠実な流れではあったが、
・地雷の爆破シーンの迫力と緊迫感
・宇津帆の原作を超えるほどの悪役っぷり
このあたりは原作並、いやそれ以上だった。
前作からは一転、総じて好印象でしたね。
【エンドロール後のラストシーンについて】
これは間違いなく最終章につながる流れ。
脳の解剖図にフォーカスする演出は、最恐の殺し屋の1人「山岡」というキャラを示唆するもの。
この時、ボスを訪問してきたのがその山岡である。
これは同じシーンが漫画にもあるのです。(14巻冒頭)
山岡は脳の一部に損傷があって恐怖を感じられないという、これまで以上にヤバくて濃いキャラクターなのです!
いやー次回作も楽しみ!!
(漫画だと14巻~23巻(最終巻)のストーリー)
【主な原作との相違点】
大きな違いといえば、映画で銃撃戦があったことくらい。
それ以外にも細かい部分をいくつか書きました。
・冒頭のサトウがヒナコを車から助けるシーン。
映画:サトウがターゲットを殺す→車が走り出す→ヒナコに気づく→助ける
原作:殺す→車は止まったまま→ヒナコを放っておく→サトウが去ったあとで車が暴走
・貝沼が死亡する流れ
映画:井崎が貝沼を過失で轢き殺す
原作:貝沼が逃げようとして自分で崖から転落死
・井崎が殺される流れ
映画:貝沼を殺してしまった後すぐ始末される
原作:一連の騒動後(宇津帆が死んだ後)最後の最後でスズキに殺される。
・宇津帆が壁を殴る演出
スズキと手を組んでファブルを殺す契約をするシーン。原作では壁を殴らない。ただ話し合いで互いの決意を述べるのみ。
・原作には銃撃戦の部分がごっそりない
映画:サトウが訪問した部屋を爆破後→銃撃戦→スズキを追う
原作:爆破後→すぐスズキを追う流れ
子供がジャッカル風船を追うシーンも映画オリジナル。
今回は映画も良かったけど、漫画はもっと面白いと個人的には思うのでおすすめですよ。
(今回のストーリーは9巻~13巻)
14 アクション素晴らしい
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