海辺の彼女たち

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海辺の彼女たち
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解説

日本・ミャンマー合作による初長編作「僕の帰る場所」が第30回東京国際映画祭「アジアの未来」部門グランプリを受賞するなど、国内外で高い評価を受けた藤元明緒監督の長編第2作。日本とミャンマー両国で引き裂かれる在日ミャンマー人家族の実話を映画化した前作に続き、今作でも在日アジア人の実態をテーマに取り上げ、外国人技能実習生として来日した若い女性たちの置かれた現実を描いた。技能実習生として日本へやってきたものの、不当な扱いを受けた職場を逃げ出した3人のベトナム人女性たち。違法な存在となった彼女たちはブローカーを頼りに新たな職を求め、雪の降る北の港町にたどり着くが……。藤元監督がインターネットを通じて知り合った外国人技能実習生の女性が、過酷な労働の日々の末に行方知れずになったことから、彼女と同様の境遇にある女性たちを取材し、オリジナルの脚本を書き上げた。

2020年製作/88分/G/日本・ベトナム合作
配給:E.x.N

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
脚本
藤元明緒
プロデューサー
渡邉一孝
共同プロデューサー
ジョシュ・レビィ
ヌエン・ル・ハン
アソシエイトプロデューサー
キタガワユウキ
撮影監督
岸建太朗
音響
弥栄裕樹
録音
keefar
フォーカス
小菅雄貴
編集
藤元明緒
助監督・制作
島田雄史
演出補
香月綾
DIT
田中健太
カラリスト
星子駿光
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(C)2020 E.x.N K.K. / ever rolling films

映画レビュー

4.5日本で暮らす外国人の生きづらさを伝える藤元明緒監督の第2作。バトンをつなげるのは観客一人一人

2021年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

知的

前作「僕の帰る場所」と同様、藤元明緒監督の長編第2作も日本で暮らす外国人の生きづらさを描いている。本作製作の発端は、藤元監督がミャンマー人の妻と一緒に運営していたFacebookページを通じて、ミャンマー人技能実習生の女性からSOSのメッセージを受け取ったこと。実習先で不当に扱われ逃げたいと書いてきた女性とのやり取りや、自身の妻が日本で体験した差別や不安、そして近年は技能実習生の半数を占めるというベトナム人が多く失踪している現状などに基づいて脚本を書いたという。

フォン、アン、ニューの3人はベトナムから来た技能実習生。3カ月働いた職場では土日も休みなく1日15時間働きづめだが残業代も支払われず、ある夜逃げ出して青森の港町にたどり着く。そこでブローカーから漁港での仕事と寝床を世話してもらう。故郷の家族に仕送りをするため新たな環境で懸命に働く3人だったが、やがてフォンが体調を崩してしまう。

藤元監督は冒頭、技能実習生が劣悪な条件で過酷な労働を強いられ、失踪~不法就労という苦渋の選択をするまでを前提として示す。外国人受け入れをめぐる問題への視野を広げてくれる序盤だが、映画の主眼はそこではない。家族から遠く離れた異国で心細い思いを抱えながら働き暮らす彼女たちの支え合う姿や、不自由な選択肢の中から決断するしかないフォンの孤独な“前進”へと、物語はシフトしていく。大きな社会の問題を客観的に眺めるのではなく、困難な状況にある当事者として、あるいはそばにいる仲間として、この物語を受け止めることが促されているように思う。

本作は鑑賞して完結する映画ではない。日本に暮らす観客ならなおさらだ。とはいえ、なにも社会の変革や制度の改善のために行動を起こせなどと言うつもりはない。自分が思ったこと感じたことを、たとえば映画.comのレビュー欄でもSNSでもいい、誰かに伝える。そうしたささやかな想いのバトンがつながり広がっていくことで、明日の社会が今日より良くなっていくのだと信じたい。

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高森 郁哉

3.0Japanese Indie on a Local Social Issues Subject

2021年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

The condition of Vietnamese temporary workers is a subject often seen in English-language newspapers, but it's not lingering in the air of daily life in Japanese society. You might not even realize living here, there are more Vietnamese in Japan than from any other country. The film has the pace of Un Certain Regard entry, reminiscent of 4 Weeks, 3 Months, 2 Days. It's unique to indie market here.

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Dan Knighton

3.0青森

hanataro2さん
2021年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

技能実習生の実態を知れたことは良かった。
青森、行ったことないけど、あんなに寂しげな場所なの。
ワンカット、ワンカットが長すぎた。

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hanataro2

2.5ドキュメンタリーとしてもドラマとしてもあとすこし足りない

015🎬さん
2021年6月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

技能実習生の映画という断片的な情報だけ持って観に行ったら、“元”技能実習生の映画だった。
冒頭で「15時間働かされていた」「お金をもらえなかった」過去の職場から逃げ出してきたという言及があるが、まさかこれが技能実習生として働いていた職場のことだったとは。

この情報を頭に入れておくと、入れないとで大きく違う。
何故かと言えば、その後の彼女達の立場は『母国の家族に送金するために不法就労をするベトナム人』で固定されてしまうから。

なお、技能実習生時代のエピソードはこの断片的なセリフで終了。
恐らく同郷と思われる謎の仲介人(仲介料がバカ高い)により紹介された仕事は青森の水産物加工所のようだが、映像で見ている限りではそれなりに賃金も出ているし、温かい寝場所や食糧の提供もある様子。
怒鳴りつけるスタッフもいるが、怒る理由が至極真っ当なので、この辺の理不尽さを期待して観に行く人は肩透かしを喰らうと思う。

『海辺の彼女たち』というタイトルなので、メインの登場人物は3名いる。
ただし、正直なところ主人公役と言えるのはうち1人だけなので、実際は『海辺の彼女(たち)』という感はある。

全編を観た感想としては、
《良かった点》
・技能実習生たちを食い物にするシステム(仕事の仲介人、偽造MNカード作成者等)がリアルだった
・舞台が青森の港町なので、海外の労働力に頼らざるを得ない環境も見ただけで理解できた
・敢えてあの場面で切ったラストが昔のヨーロッパ映画みたいで良かった
《わかりにくかった点、共感しにくかった点》
・元技能実習生であるというエピソードをもっと入れてほしかった
・本当に相手は母国の人なんだろうか…
・多分病院のその対応、後で院長先生に怒られますよ

技能実習生の苦しい生活にスポットを当てた作品と言うよりも、家族か仕事かを選ぶ行動の方に重きを置いてしまったように感じる作品。
題材は良かったのにもったいなすぎる。

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015🎬
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