おとなの事情 スマホをのぞいたらのレビュー・感想・評価
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完璧東山紀之のモテないキャラ悪くない
2021年映画鑑賞12作品目
1月18日イオンシネマ石巻
オリジナルは観たことない
面白いに決まっているでしょ
あちこちでリメイクするんだから
星1とか2なわけがない
もちろん脚本がいいわけだし
役者さんだってちゃんとした人たちを起用したんだし
最初は若干スロースタートでゲイのくだりからエンジン全開そのまま突っ走った
喜怒哀楽すべてが詰まったコメディー
あることがきっかけで絆が深まり仲良くなってパーティーでたびたび集まるようになった7人の大人たち
外科医と精神科医の夫婦
弁護士事務所勤務とパートの夫婦
カフェの雇われ店長と獣医の夫婦
ゲイの独身男性
獣医の提案で全員のスマホを出してメールの内容を公表することになる
ありえないでしょ
夫婦でも知られたくないことがスマホにつまっているでしょ
え?無い人いるの?それは良かった
しかし当然のことながらこの人たちはしっちゃかめっちゃか
でもなんやかんやでなぜか丸く収まる
日本人もヒンバ族のような男女関係なら平和なんだろうけどね
それじゃワイドショーや週刊誌はおまんまの食い上げだ
強いてあげるなら冒頭はいらなかったかな
いきなりあのパーティー会場で良かった
あのパーティー会場のみで進行するべきだった
三谷幸喜監督にはこういう映画を作ってほしいのに
もう面白い映画を作れないなら舞台に集中してください
明日コンビーフ買って酒の肴に食べます
緊迫からポジティブへの展開が見事!
この映画の初めにコンビーフを開けるシーンがあります。この小道具がどんな意味を持つのか、興味津々で映画がはじまります。中間とラストに深いセリフが流れます。一つは「夫婦はお互い同士が勝ち負けでは幸せにはなれない」。もう一つは「夫婦には様々なことが起きるが、それは生きている証拠」です。ベースがイタリアのコメディらしく、笑えるところが随所にあり、大声で笑ってしまいました。特に東山がゲイというところは、ツボでした。やがて、夫婦間の隠し事が、携帯に届いた連絡によって明らかになるにつれ、緊迫した展開は高まって行きます。しかし、登場人物たちの発言によって修復に向かうと、徐々にハッピーエンドへ。劇中にあるように、月が月蝕によって消えても、また元通りになるように、夫婦たちは見事に乗り越えます。この映画のメインは喫茶店で行われますが、さながらその場が、人生体験の坩堝のような状態でした。発端は結婚に喜びが持てない女性が、夫婦間には隠し事があるのかないかを、スマホにかかってくる電話やメールを公開することによって、清廉潔白に生きているかどうかを試すものですが、隠し事のない夫婦はありえないはずです。それが、ラストには傷だらけになりながらも、見事にひっくり返して、それでも生きることが大切だという結論に持っていく流れは秀逸です。それは三日間、生死を分ける台風の状況下に、一緒に過ごしたという過去が、強く作用しているからこそだと思いました。最後は私の大好きなポジティブでゴールです。
思ったほど複雑じゃなかった
「I Will Survive」はやっぱり必要!!
18カ国でリメイクされているということは、逆に言えば、それだけ作りやすいシンプルな内容であるということであって、誇れることなのかは疑問であるものの、ここまで来たら行くところまで行ってもらいたいものだ。
内容のことを考えれば、ワンシチュエーションの会話劇という、舞台感漂う設定ということで日本は得意分野のようでもあるだけに、後れをとったような感じもしてくる。あえて日本らしいような作品を日本がリメイクすることに意味があるのだろうか。
あえてスルーするという勇気も必要ではないだろうか。
18カ国でリメイクされているとはいっても、全てが観られる状況ではない。日本で観られるのは、オリジナル版と韓国版の『完璧な他人』、Netflixでの配信スルーになったフランス・ベルギー版の『ザ・ゲーム 〜赤裸々な宴〜』と本作のみであるため、全てを比べて観るというのは至難の業ではあるため、オリジナルと韓国版、フランス版との比較しかできないのだが、キャラクターの関係性や職業など違ったりはするものの、やはり大まかな流れは、オリジナルに忠実となっている。
良かれと思って、あえて削っているのかもしれないが、その削られた要素にこそ、オリジナルの良さが詰まっていたようにも感じられる。せめて、みんな集まってスマホで写真撮影するシーンは入れてほしかった。
とにかく猿真似にはなりたくないと、日本独自色というものを出そう、出そうと試行錯誤しているのは、感じられるのだが、全体的に空回りしてしまっている。
散らかすだけ散らかしておいて、掃除しないで誤魔化すという力業でまとめたのが韓国版であるが、日本もそれに従って、散らかすだけ散らかしておいて、まとめた気になっているかもしれないが、実は何の解決にもなっておらず、その後の修羅場を考えただけでも恐ろしい。
リメイクするのは良いのだが、まとめの段階は、どこの国も苦戦しているように感じられるし、オリジナル事態も実はそこが弱点だったりもするだけに、それを量産し続けるのもどうかという話なのだ
監督が『101回目のプロポーズ』など、フジテレビ系80~90年代のトレンディドラマを多く手掛けた光野道夫や出演者が鈴木保奈美、常盤貴子などということと、舞台感を目指したということからなのか、演技がやたらと臭いという意味では、舞台感は感じられる。
冒頭で結婚指輪がキラりと光る演出からバカにされているかのようなに謎の演出があるのにも関わらず、なぜだかオリジナル版と韓国版で着信音として使用されていた、グロリア・ゲイナーの「I Will Survive」が使用さけれていない。
今作で言えば淵上泰史演じる幸治がポジションのキャラクターの着信音であり、油断したときに爆弾が落ちるような、作品のアクセントして機能していたように思えたのだが、フランス版と今作はそれを使用しておらず、物足りなさを感じてしまう。
やはり「I Will Survive」はこの作品にとって、欠かせない曲なのだ。 それは痛いほどわかった…
テンポがいい。
説明すな!
理想の夫婦
2021年初めての実写邦画。
予告が面白そうだったので鑑賞。イタリア版のおとなの事情は未鑑賞です。
面白かった!!
期待はあまりしていなかったんですが、かなり満足。原案となったイタリア版も見てみようかな。
とある出来事をきっかけに毎年恒例行事として集まっている三組の夫婦と一人の独身男。今年も変わらず楽しいパーティーのはずだったが、参加者のひとりがスマホに届くメールと電話を丸裸にしようと提案する。
テンポが非常にノンストップ会話劇。
会話劇ということでずっと同じ部屋だけれども、次々と話が進んでいくので時間を忘れてしまうほど楽しめる。
出演者が生き生きとしている。
みんな抱える思いを吐き出して必死に弁解しようとしているが、中でも田口浩正はすごく自然で良かった。このどうしようも無い男役がピッタリで、けどあの言葉はカッコよかった。
緊迫感のあるコメディ。悲劇かな??
出出しも良く、これからどんなことが起きるのだろうかとワクワクさせる。ラストもいいねぇ〜。まだまだ終わらないよ?ってね
ただ、一人一つずつ秘密があるがよく分からない二人がいる。
一人は別に悪いかな?結局何を話したのかな?と。奥さんも如何にも自分が被害者みたいにするけど、そんなにかな?奥さんに相談できないこともあるってその通りだと思うんですけど...。
もう一人は二つの秘密を持ち片方はまぁまぁ、って感じだけどもう一つは酷すぎる。取り返しつかないじゃん。なんだよそれ...。ラスト間近もお前がしきんなよ!と苛立つ。
低予算なんだろうなってのが丸わかり。
まぁ、そこは良いんだけどその"とある出来事"をただ口を揃えて話すだけってのはどうも物足りなかった。エンドロールの音楽も合ってなかったし
でも、満足でした。たまにはこういった映画もいいネ
桜田ひよりまた発見。2021年も彼女には期待です
キサラギ以来の密室会話劇の名作
さすが、リメイクされるだけのことはある。
東の役どころはよかった
かわいい東山紀之くんを楽しむだけの映画だったという、個人的印象。
なんか最後の方でいい話にまとめてたけど、基本は東と益岡の役どころ以外はろくでなしの最低な設定であったし、男女関係のいざこざはそんな簡単に水に流せないだろうから、絵空事に思えました。
それに、そもそもプライバシーの塊であるスマホの通信内容を、夫婦間ならともかく、それ以外の友人にも見せるという展開は、予告編で見た時以上に自分の中に抵抗を覚えました。
そんなこんなで、東の部分のセリフ部分以外は、あまり楽しめませんでした。
おもしろかったけど
面白かったけど、映画館で観る必要性は感じなかった。
この7人の関係とホームパーティの意味が分からない中でのスタート
秘密がないならスマホをオープンにしましょみたいなことを、向井杏ちゃん(木南晴夏)が言い出すところからおもしろくなる。
スマホをテーブルに出すのを渋る様子や、次々に秘密が露見していく過程は、次は誰のどんな秘密かなと楽しかったです。
三平ちゃん役の東山紀之の芝居も、昔の彼を正にブラウン管からみてきた世代にとっては、ギャップがよかったと思います。
鈴木保奈美も映画のイメージないんですが、大画面でも美しかったです。
これは絶対許せんやろーって秘密がばれた人もいたのに、最後のおさまりが映画といえど納得いきませんでした。
少しもやもや。
まさに大人の事情
クレジットを見て納得
リメイク?それがどうした❗
楽しめましたが・・・
原典よりお気に入りになりました!
文春やワイドショー的感覚
意外にも、観終わってからじわっとくる感じの映画でした。スマホってプライバシーが詰まってる感があるけど、原作のイタリア版は観てないが海外でも事情は一緒なのですね。参加者の隠されている秘密が暴露されるシーンは、観てる側からはなぜかワクワク感があり興奮しました。そうです、あの文春やワイドショーを見る感覚。他方、参加者でかつて水害を乗り切ったエピソードは余分な気がしました。
この日本版の企画がいつできたのか知りませんが、最近も有名芸能人の不倫などでマスコミが騒ぎ続けています。人間生きている限り多少の秘密があり、秘密が生じた何らかの理由があり、それが生きている痕跡の一部なのだから、それを第三者側から過度に叩くのはいかがなものかというメッセージにも受け取れました。
かつての某テレビ局のベテランディレクターによる演出で、80〜90年代のドラマの雰囲気があり、舞台感覚のリアリティーが最大の特徴。当時の若手トップ級として活躍した東山紀之、常盤貴子、鈴木保奈美らが華(ヒガシの場合は華か???)を添えている。
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