おとなの事情 スマホをのぞいたらのレビュー・感想・評価
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世界中で大絶賛の名作「おとなの事情」。シチュエーションコメディとして迫真の演技と共に楽しめる作品。
本作は、イタリアのアカデミー賞(にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞)で「作品賞」と「脚本賞」のW受賞を果たしたコメディ映画「おとなの事情」の日本版リメイクバージョンです。
私は日本版にアレンジされた本作のほうが楽しめました。
日本では海外ほど定期のホームパーティーは馴染んでいないように感じましたが、本作では「ある仕掛け」を導入することで自然となっています。
本作の面白さは、スマホという個人情報の集積に隠された登場人物それぞれの秘密が徐々に明かされていくことにあります。
私は序盤の登場人物の登場シーンの演出や、普段の様子、集まっていく模様がテンポ良く好きです。
中盤では楽しみとドキドキなど、笑えたり、ハラハラしたりと、いろんな感情が交差していきます。
「果たして最後にどうなってしまうのか?」と予測不能な領域まで行ってしまいます。
鈴木保奈美、常盤貴子、東山紀之、木南晴夏、田口浩正、益岡徹、桜田ひよりなど、なかなか豪華な俳優陣となっていて、彼らの演技も見どころのひとつです。中でも、本作で初めて認識した「おバカな雇われレストランの店長役」の淵上泰史は、豪華俳優陣に負けない存在感で本作を機に注目されるのかもしれません。
謎のコンビーフ推しや、チラッと映り込む新聞記事など、最後にキチンと納得できる脚本と演出になっています。
ある事件をきっかけに仲が良くなり年一で集まる男女を描いた人間ドラマ...
ある事件をきっかけに仲が良くなり年一で集まる男女を描いた人間ドラマというかコメディドラマ作品。3組の夫婦と1人の独身男が、年に一回のパーティに集まるのだけど、そこである1人の提案により、皆で自分達のスマホを出し合って、電話やメールが来たら皆んなで確認するようにする事になる。多分スマホを落とすのと同じぐらいのある種の恐怖…。誰もが真っ先に思うのが不貞がばれる、って事だと思うけど、それだけじゃなく知られたく無い事や誰かが傷つくことが続出で…。観客側からしてみれば笑えるところもちょこちょこあったけど、全体的には映画というより、ショートストーリーや舞台をみている感覚だった。これ以上の深掘りをしても…と思いつつも、短いお話だったなぁという感じでした。
こんな事しても誰も幸せになれないとは思いつつも、やっぱり正直に言い合う方が精神的に健康になれる事もあるし、大事な人はやはり裏切っちゃ駄目だと痛感させられる内容でした。
あと、昨年まんまと「愛してると言ってくれ」にずぶずぶにハマった私は、常盤貴子は幾つになってもかわいらしい人だと思いました。
夫婦の本質を問う、コメディタッチの人間ドラマ!!
【賛否両論チェック】
賛:スマホの中身の暴露を通して描かれる、夫婦間の愛憎劇が、笑うに笑えず、でも面白い。
否:展開はややご都合主義で、上手いことまとまった感が否めない。少し色々なテーマを詰め込み過ぎな印象も受ける。
劇中でも杏が言っていましたが、確かに
「夫婦ってなんだろう・・・?」
って、思わず考えてしまうお話です。3組の夫婦と1人の独身男が始めた、他愛もないスマホ見せ合いゲーム。それがやがて男女間の愛憎劇の連鎖へと繋がっていく様が、どこか滑稽でもあり、切なくもあります。
ただ、若干上手いこと美しくまとめた感があるといいますか、あくまでフィクションといいますか、実際こんな展開になったら、もっと修羅場が待ち受けていそうな気もしてしまいます(笑)。それもこれも、登場人物達が“ある事情”で集まったからこそなので、その辺りも感慨深いものがありますね。
ジェンダーやマイノリティーの問題といった、意外に深いテーマへ踏み込む部分もありますので、気になった方は是非チェックしてみて下さい。
世界各国で最もリメイクされた映画の日本版がついに!
ということで、
オリジナルの韓国版→伊版→仏版と
渡り歩いてきた僕としては、
邦画界はどう料理したのか見逃せなかった次第で🍽
……結果的には、ヌルい&軽いなと😅
元ネタ自体が各国でリメイクされる程なので、
面白いには面白いんですが、
日本独自のアレンジ設定が、キャラといい
ストーリーといい
残念ながら成功しているとは言えないなぁと。
鈴木保奈美、常盤貴子、少年隊・ヒガシと
中々に豪華なキャストが揃ってはいたものの、
そのキャスト故なのか、
ケータイ開示で要となるネタのエゲツなさが
イマイチぶっこみきれてない気が。
更にそのせいか、各キャラも表面的な人物像に
なってしまっていたかなと。
集いの人間関係も、
元々の数十年来の同級生から
ある出来事で絆を深めた設定に
改変したことにより
お互いの長年にわたる秘めた想い、
みたいなものが
薄れてしまっていたように思いました。
やはり僕的に元の伊版を超える出来だった
韓国版『完璧な他人』には
太刀打ちできなかったかぁー😵
*******************
一体何が凄かったのか、
改めて韓国版を観てみたんですが、
冒頭、幼少期の夜釣りのエピソードにおける
[しょっぱい湖]は海なのか?湖なのか?
の言い争いで、
汽水湖=海水と淡水が入り混じっている=
白黒つけられない人間そのものという
テーマを描いてる時点で全く持って別次元の
クオリティだなと(笑)
短いカットで映り込む目線や表情なんかも
内容を知った上で観ると、
めちゃくちゃ意識的にこだわっているのが
伺えて、韓国映画恐るべしなワケで。
露わになるネタの数々も、
いつもの韓国映画と違わない破壊力で💯でした🚨
リメイク中の最下位
なんで、こんなに
つまらない駄作にしちゃうの?
韓国版はめちゃくちゃ
面白かったから
期待したのに。
日本の役者がダメなのか
脚本家が無能なのか
監督がアホなのか
韓国映画に引き離されるわけだ。
同じ内容、同じリメイクなのに
余計なことして
脚本をつまらなく変えちゃって。
日本映画終了
各々キャラクターは確かに迫真の演技だけれども
スマホを介した個人の秘め事に対する猜疑心という発想は面白いと思うが、あれだけ拗れてなおパーティーが続き、誰も場を外さない設定は無理があるのでは。
若き新妻の提案を退ける正統な意見が出ないことも何か違和感があるし、参加者間の不貞が暴かれた際も、提案者であるその新妻が「私たち夫婦を踏み台にしていい感じにならないでください」なんて医者夫婦に対し、どうして発言できるのか不思議に思えた。
そして終盤に繰り広げられる予定調和な回想の場面は、俳優も演じてて面白いのかと疑問に感じるくらい見てて辛く感じた。
Check others Phone!!!!???
なかなか奥が深いのかどうなのか??(笑)
子供がいたりいなかったり。(笑)
パートナーがいたりいなかったり。(笑)(笑)
スマホにまつわるエトセトラ
良く私の馬鹿レビューを覗きに来て頂きました。今回も馬鹿ですよ。
実は私にとってはスマホは天敵でした。過去形なのは今これをスマホで書いているからです。寝返りました。君子は豹変す、天子は虎変す。いやそんな大層なものではございません。
PHSもガラケーも持っていなかった私がスマホを持ったのはスマハラに負けたからです。会社の連絡や年末調整がスマホを持っている前提になって来ました。スマホ ハラスメントでございます。
歩いている時、自転車に乗っているとき、前からスマホを見ながら歩いてくる人がいる。こちらが気を遣って避けるわけです。そういう人の顔にはこう書いてあります。
こっちはスマホ見てんだからお前が避けろや‼️ボケ‼️
なんでだよ‼️スマホ優先かよ‼️
会社で安全に関する標語を募集した。私が書いたのはこんな標語である。自信満々だった。
段差に階段 横断歩道 歩きスマホは 言語道断❗️
DANと言う音を4回入れています。上手いなあ。ところがなんと・・・
見事に落選❗️( ´△`)
すいません。調子に乗りました。いい気になっちゃだめですね。
また、こんな事がありました。場所は休憩所。4人くらいのグループ。多分20台の男子。なにかを手書きで書いています。
「あれ漢字で、かわってどう書くんだっけ?」
「たてに棒3本じゃね」
「違うよ。けがわのかわだよ」
すると、スマホを取り出し検索をしだしました。
「なんだよ!スマホじゃなきゃわかんねえのかよ❗️」
その返答が凄い。
「ば〜か〜 確かめだよ❗️」
嗚呼・・・確かめだよ、確かめだよ、確かめだよ・・・・リフレインする。ずっとだ。毛皮の皮が確かめか・・・
うーーんーー 馬鹿だ。二人とも。人間か?
わかりました。スマホをずっといじってると馬鹿になっちゃう。簡単に検索出来るので分かったつもりになっちゃう。イージー カム イージー ゴーだよ‼️
はい。枕終了しました。ここから映画の感想です。あっ?もう読まなくていいですよ。おまけですから。
年代が違う三組の夫婦とひとりの男性。7人の会話劇です。 隠したい性癖が全員有ります。いきがかりでスマホをテーブルに並べます。そしてあるケータイに着信が・・・
ブルル ルー プルル ルー
えっ?!あんたが何故‼️まじか‼️
そんな、コメディでこざいます。会話劇のような密室劇のような・・・観てくれた方はこう言って下さい。
ばーか 確かめだよ‼️
読んで頂きありがとうございました。
小さな大作
人気フランス映画のリメイク版とのこと。
人気映画のリメイクということで面白いことは言わずもがなだが、日本映画のストーリーとしても全く違和感が無く、リメイク映画のお手本だ。
役者こそ豪華だが、登場人物も少なくロケ場所も少なく、かなりの低予算映画だろう。いやはや、凄い作品だ。東山紀之さんと田口浩正さんの掛け合いが本当に好き。
いやぁ、これは傑作だ!
動画メッセージの意味あった?
韓国版を見ていたので、設定のギャップはとても日本らしいなとおもいました。
今度は原作を見てみようと思えるリメイクの楽しさがある作品でした。
感想としては月食の意味なかったのと、1つの秘密がばれる時に動画メッセージだったのが謎だけど、全体的にハラハラすることなくほっこり(?)楽しめました。
秘密がばれたあのあと韓国版と展開が違うので、この人たちの関係元には戻れないだろうにどうなるんだろうなと心配になりましたww
Situation De Each Others!!!!???
なんか 笑えました。(笑)(笑)
舞台向きワンシュチュエーションコメディ‼️
豪華キャストで面白かったが、ネタはすぐわかったし、簡単に解決しすぎかな⁉️
リメイク、というよりもローカライズに近い作品だが、それだけに日本版ならではの味付けが面白い一作。
イタリア映画『おとなの事情』(2016)のリメイク作品。光野道夫監督としては26年ぶりの新作映画ですが、演出は手堅く、さらに東山紀之、鈴木保奈美、常盤貴子らのさすがの演技力もあり、ほとんど室内劇でありながら、全く退屈さを感じさせない展開です。
冒頭の映像の意味、なぜ立場や年齢の異なる彼らが友人なのか、といった引っかかりを提示しつつ、スマートフォンを駆使した、きわどいゲームが展開していきます。登場人物の年齢や関係性は、底本となった映画とかなりよく似ているものの、彼らの繋がりの発端、といった根本的な設定はいくつか改変されています。物語前半では、予告編が示したような「他者に私的な情報を暴露する」際の混乱が、半ば予想通りといった形で展開します。その混乱が加速して…、となると、なんかギャスパー・ノエ監督『クライマックス』のような、阿鼻叫喚の展開を予期して、ちょっとワクワクしてしまうのですが、そこはさすがにG指定。なのでそこまでひどいことにはなりません。ただ家族連れで鑑賞したなら、補足説明が難しい場面もあるかも…。
舞台はおしゃれなレストラン内で展開するため、照明は暖かく、一見穏やかな映像なのですが、それだけに時折挿入される暗がりが、人物の心のざわめきをより視覚的に一層強調する効果を与えています。
演劇的な楽しさ♫
予告編を見たときから、シチュエーションコメディの面白そうな匂いがプンプンしていたので楽しみにしていました。
さすが世界各国でリメイクされてるだけありますね!
脚本が良いです。
それぞれの登場シーンから工夫されていたので人物模様が分かりやすく、それぞれ何かあるなと察して期待が高まっていきます。全員が集まってからは思っていたよりはドタバタは控え目で妙な間があったりするのでよりリアルに。これが三谷作品ならばもっとド派手に突き抜けた感じになってたんでしょうねぇ。
ワンシチュエーションなので本当に一幕ものの演劇を観ているような楽しさがあり、是非このキャストで舞台化してほしいなぁと思いました。皆さん舞台経験豊富ですもんね。中でもこのそうそうたる役者陣の中で一歩も引けを取っていなかった渕上泰史さんがとてもいいスパイスになっていましたので今後も注目したいと思います。実は途中までジョビジョバの長谷川朝晴さんだと思っていたのは内緒(汗)。
オリジナルのイタリア版はもちろん、フランス版や韓国版も是非とも見てみたいです!
ホラーのような…。
恐ろしいゲーム。
他人のスマホは見るもんじゃない。
いい事なんて何一つもありゃしない。
が、しかし後味は決して悪くない。
最期の着信音が鳴り響いて少し怖かったけど。
60点
映画評価:60点
日本の文化向けにしっかり作られていたと思います。
始まってすぐ
「なんなんだこの7人は?」
でしたが
色々と話しが進むにつれて明らかになっていきます
私としては1番最初から言ってもらった方が
分かりやすかったんじゃないかと思っています。
ひょんな事からスマホの連絡を見せ合う事になるのですが、参加者全員が何らかの問題を抱えています
それを唯一の独身である東山さん中心に物事が進展していくのですが、東山さんの演技力に圧巻しました。
こんな引き出しもあったなんて………!
気になる方は是非ご覧になって下さい。
身体を張った常盤貴子さんにも敬意を。
そんなこんなで結果的には、
雨降って地固まる訳なんですけど。
上部だけで仲良しこよしをしていた彼らが
お互いの本音と向き合いながら、
色々と乗り越えていくって感じです。
原作も見てみたくなりましたね。
ちなみにタイトルは
覗いてみたではなく、
携帯を見せあったら
に変えた方が適切でしょう。
【2021.2.2観賞】
悪くないけどテレビドラマでいいかな
映画にする意味って…
スクリーンじゃなくていい。
クスリと笑えるコメディです。
全153件中、1~20件目を表示