劇場公開日 2020年8月16日

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はりぼてのレビュー・感想・評価

全61件中、21~40件目を表示

4.5タイトルなし(ネタバレ)

2021年3月28日
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北枕寝二

4.0他人ごとじゃないッス

2021年3月27日
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K介

5.0シリアスなポスターとは裏腹に能天気なテーマ曲が爆笑を煽る爆笑エンターテインメントドキュメンタリー

2021年1月3日
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2016年富山県のローカルテレビ局チューリップテレビの取材で明らかになった市議会のドンと呼ばれる議員による政務活動費の不正使用。この報道を皮切りにまさに芋蔓式に不正が発覚し14名の市議会議員が辞職するという未曾有の事態に陥った一部始終をチューリップテレビのスタッフの目線で追い続けたドキュメンタリー。

上記のようにあらすじをまとめると堅苦しいイメージになりがちですが、これが驚くべきことに随所で思わず爆笑してしまう完全なるコメディ。どうしようもなさすぎて失笑するしかない弁明を真顔で開陳する議員、つい数日まで繰り返した前言をシレッと撤回する議員、議員として以前に人としてどうかしている行為に手を染める議員、次から次に現れる議員達が本人達の意図とは裏腹に笑いをかっさらっていくのがとにかく痛快。そしてその笑いを随所で盛大に後押しするのが映画のテーマ曲“はりぼてのテーマ~愛すべき人間の性~“。この素っ頓狂なまでに呑気なサウンドが炙り出すどうしようもない政治腐敗に呆れながら腹筋がキリキリ痛みます。そしてタイトルの“はりぼて”が何を意味しているかを繰り返し映像に叩きつけながら、その批判の目をしっかり自分達にも向ける真摯な態度にピリッとした気概もしっかりと滲ませます。

本作の監督の一人、五百旗頭幸男氏はその独特な苗字でピンときましたが私と同郷。辛辣なテーマを一切損なうことなく盛大に笑えるエンターテインメントに仕立て上げたセンスに触れて勝手に誇らしい気分になりました。

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よね

4.0底なし沼に加えて、組織人としての難しさも

2020年12月20日
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富山市議会が政務活動費問題で大変なことになっていたのはニュースで知っていたのですが、発覚は地元の小さなテレビ局の丹念な仕事の成果だったとは知らなかった。
次から次へと不正が発覚する議員の他にも、不誠実な対応の市長や誰に向かって仕事をしているのか分からない市役所の職員など困った人物が勢ぞろいで、すっとぼける相手に対して鋭い追及をする2人の記者が格好いいのですが、最後は田舎の閉鎖性、保守性というのか意外な展開もあり、時折差し込まれる動物の絵も効果的で、あっという間の上映時間でした。

しかし、ベテラン議員がいなくなることで、なんと一期目の議員が議長になるなど、議会のチェック機能もさらに落ち、また頼もしそうな発言の後に不法侵入で有罪になっても辞職しない議員とか、色々ありすぎ!
最初の悪い奴も、素直に責任を認めて辞任するだけ後の奴よりはマシかなとか思いつつ、やっぱりみんな選挙に行こうよと思ったのでした。

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矢吹 貴

4.5日本のレベルを見た

2020年12月12日
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地方にはまだジャーナリズムがあるのかなあ
と思えた作品。
国政のなあなあ記者会見とは大違い。
そして報道によって実際に議員の不正を暴いている。

大手メディアも頑張ってくれよー
って思ってふと。
ジャーナリストに頑張れって言える理由ってなんだろ。

公務員に対してなら一応はちゃんと仕事しろって
納税者として言えるようにも思うけど、
一民間人である彼らに
ちゃんとやれよって文句言う筋合いは
あるのだろうか?
もちろん職業倫理とか、メディアとしての権力を持ってるんだから職責果たせとか言えなくもないけど、
彼らの責任感に依るしかない。

ジャーナリズムが腐るかどうかは
結局は受け手である私たちの問題であり、
政治家が腐るかどうかは、
有権者である私たちの問題なのだろう。

にしても政治家って分かりやすく腐ってるなあ苦笑
まともな人は政治家にならないんだろうか。

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しろ

4.0すごくよかった

2020年12月4日
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吉泉知彦

4.0予告を観る度にアカンと思ってましたけど、ほんとアカンかった。 半年...

2020年11月20日
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予告を観る度にアカンと思ってましたけど、ほんとアカンかった。
半年間で14人もの市議が辞職する事態。
ここまで浄化作用が無いとは。
「すみませんでございました」って、、
こんな変な言葉聞いたことない。とにかく滑稽。しかしチューリップテレビ、今はどうなってるんだろうか?五百旗頭さんみたいな人はいるのだろうか。
全ては人間の弱さか。自分のことも省みて気をつけないと。
タヌキの置物のとこ最高でした

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とみまる

5.0コメディーだけど、この国に住んでる事が時々、苦しい〜〜

2020年11月16日
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笑える

怖い

興奮

全国の町議、村議、市議、県議、国会議員の全てで
同じ様な事が行われて、国民はみんな
クソオヤジどもに喰いものにされてるんでしょうな〜
これはもう立派な搾取〜〜〜

映画の最初の方で
若い記者に威圧的に喋ってたクソオヤジが
事件が発覚した後、失踪!って小学生か!!
その後はナメクジに塩の様にヘナヘナになっていく。

でも、それはほんの序章でしか無かった!!

同じ様な悪事が次々と発覚し
一人また一人と不正の証拠を突きつけられていくのですが

そのうち、だんだんとクソオヤジ議員どもは
書類も修正してお金も返したんだから
終わった事だと、
厚顔無恥に居直り始めやがる!

笑うしかない脱力の連続の後
、背筋が寒くなる様な無力感

ぜひ、この映画を観て、笑って呆れて
そして真剣になって下さい。

で、月に8回ほど映画館に通う
中途半端な映画好きとしては

昨年の「新聞記者」を観たときも思ったけど
マスコミの頑張りがいかに大切なのか!!
マスコミは役人や為政者をウオッチして
これはオカシイ?と言う事を
どんどん視聴者や読者に
報告するのが仕事のはず。

なのにいつの間にか今のマスコミは

役人や為政者の広報に成り下がっている。
今回のチューリップテレビのディレクターや記者は
本当に頑張ってたのに最後は〜〜

画面に出て来ないクソオヤジの加齢臭が

漂ってる気がしたのは私だけだろうか?

時々、富山の街を見守る様にインサートされる

神々しいまでの立山連峰の姿〜
あのお山に顔向けできますか!
おそらくは不正を行なっていると言う自覚すら無いんじゃ無いの!

こんな腐った世の中で私に出来ることは
次の選挙でよく考えて、たった1票を投票するしかないのか?
もう一つ、せめてこうしてレビューを書いて
あなたも選挙にちゃんと行ってね!とお願いすることくらい。

あなたもご自身の地元の次の選挙には
ちゃんと考えて投票してくださいね。
ああ、若い候補者でも安易に投票しないで下さいね。
数年前にあの「号泣県議」を出してしまった

不甲斐ない県民としてのせめてものお願いです。

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星のナターシャ

4.0「政治屋」は『ブルシット・ジョブ』

2020年10月31日
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笑える

滑稽な政治屋が
「正々報道」する地方テレビ局に
フルボッコにされる「娯楽作品」
権威と金銭の欲に塗れた
無様な姿を笑い飛ばそう。

許せないのは中川氏の
「議員辞めたら、月五万円で生活しなきゃならない。できると思う?」と取材記者に対しての発言。

それで暮らしている人たちがいるのだよ、
そんな社会を作ったのは、あなたの所属政党なのだよ。

カラスに喰われてしまえ❗️

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邪悪ばうあー

4.0ローカルテレビの取材力に敬意を示すも現実が問われるドキュメント

2020年10月28日
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富山市議会の政治資金不正疑惑を5年にかけて取材したドキュメント。ただの記録ドキュメントと思いきや結局、問われているのは私たち有権者であり、国民だと考えさせられた。富山チューリップテレビキャスターだった監督と元記者の粘っこい取材力でここまでの問題が明らかになった経過は評価したい。しかし、ラストシーンで監督であり元富山チューリップテレビのキャスターが今の五輪報道に疑問を感じキャスターをやめテレビ局も退社。その理由も監督が本音のメッセージを言ってくれれば良かったが。退社挨拶で今の日本の五輪偏重報道に懸念を示した。このメッセージをどう私たちが考えるかどうか。ちょうど昨日河井議員夫妻政治献金問題で妻が保釈された翌日にこのはりぼてを観て良かった。このような問題を忘れてはいけない。今年上映されたさよならテレビよりは合格点だがナレーションを監督自らしたらこのドキュメントの価値が増す。

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ナベさん

5.0縮図

2020年10月14日
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出てくる不正議員は確かにクソなのだが、法制度がザルすぎるので同じ立場になったとき果たして自分は不正を働かないかと問われれば?

だって「厚顔無恥」でさえあれば年収一千万、経費水増し、架空請求、なんなら給料自分達で上げられちゃう

人相が悪くセコい顔になるのさえ気にしなければ、今のご時世こんなにおいしい仕事はない

「先生と呼ばれるほどのバカでなし」なんて感性1ミリもなければ今日からあなたも地方議員(目指せ!子供の将来なりたい職業第1位!)

最後に、個人的に一番クソだったのは市長(顔、服装、喋り、引き際、全て無理)

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たれぞう

4.0あっぱれ!!若手記者たち

2020年10月11日
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アツコ

4.5一体誰が、何が「はりぼて」なのか、考え込まされる最後の十分間。

2020年10月9日
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本作は2016年の富山市議会議員の議員報酬引き上げに端を発した、市議会の政務活動費不正受給問題を題材とし、それを追及する富山県の民放局記者の姿を追ったドキュメンタリー映画です。

そのためもちろん、登場する記者、市議、市職員らは全て実在の人物です。中には事件の過程で市議を辞職した人も、裁判係争中の人もいるため、良く本件を映画化できたな、と制作に携わった人々(まさに事件を追及した五百旗頭記者と砂沢記者が本作の共同監督を務めている)の熱意と勇気、そして使命感に頭が下がる思いです。

画面に映る五百旗頭記者と砂沢記者は、丁寧な口調でありながらも核心的な質問を当事者に容赦なくぶつける姿勢を貫いています。一方で彼らの共同監督作品である本作は、深刻な状況に気の抜けた喜劇調の音楽を挿入するなど、むしろ生真面目な雰囲気を脱臼させる演出を施しています。この対比的な演出をどのように着想したのか、興味深いところです。

本作の白眉は、不正を働いた市議達が、自身のついた嘘や隠蔽を暴かれ、狼狽するところではなく、最後の十分間のやりとりです。果たして題名である「はりぼて」とは一体誰のことなのか、誰もが深く考えさせられます。

本作を鑑賞した人の多くは不正を働いた富山市議の人々に怒りを感じるでしょう。ただ、彼らの多くは自分の行った不正(それも結構せこいものも含む)が明るみに出ると、それを認め、謝罪し、辞任しています(中には居座っている人もいるけど)。それに引き換え、では現在の国政において不適切な行為や不正が明るみになった際に、その当事者がその非を認め、責任を取っているかというと…。まだ本作の市議会の方に政治的な浄化の希望を見てしまうほどに、何とも皮肉な感慨を抱いてしまいます。

パンフレットにはいくつもの解説や事件の顛末が記載されているので、読み応え十分です。解説を執筆した一人、金平茂紀氏(TBS『報道特集』キャスター)によるトークイベント(五百旗/砂沢両監督も出演)の内容が月刊『創』10月号に掲載されているので、興味を持たれた方はぜひ。

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yui

4.0この国に明るい未来はあるのか?

2020年10月6日
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政務活動費を巡り地方政治の不正に挑むドキュメンタリー。真にこの国のあり方が問われている。政務活動費は不正の一部であり類似した問題は他にも山ほど存在しているのではないだろうか。とかげの尻尾斬りに過ぎない印象を受けた。
果たしてこの国に明るい未来はあるのだろうか?
2020-179

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隣組

4.0生活に困るから議員報酬月10万あげます?それ選挙公約にあげて当選し...

2020年10月2日
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生活に困るから議員報酬月10万あげます?それ選挙公約にあげて当選してからやれよ何が議員も生活に困るからじゃおまえが愚痴った低っっっくい年金のみで生活してる有権者何人いるかわかってないんだよなそんな奴が議員なんてなろうとすんじゃねーよこのクソが
…日本て本当にオッサンのオッサンによるオッサンのための国なんだなーうん、早く滅びればいいよ^_^

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ami

4.0終わりゆく、この国の貴重な記録。

2020年10月1日
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多くの人が、この映画を観て思うはずだ。
「こんなの日本各地で行われているはずだ。」
「こんなの、まだマシな方だ」
「国の中央では、もっと酷いことがまかり通っている・・」。
この国はシロアリのように税金を食い荒らす、心ない官僚や政治家たちによって滅ぶだろう。
でも記録が残らない。
テレビのニュースやワイドショーからは、いつのまにか自国の政治に関するニュースが大分、削られている。
特に政権に悪い印象を与えるものは本当に少なくなった。
むしろ政権与党の広報の役目を果たしている。
データの改竄、公文書の破棄。
この国の権力者は都合の悪い過去をなかった事にしようとする。
そんな中、この映画が残る。
少なくとも一部の地域で何があったのか、どうしてこうなったのか、知る事ができる。
それだけでも意義があるじゃないか・・。

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Syouiti

3.0腐った奴らは議員だけじゃない。

2020年10月1日
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富山の恥、腐った議員どもを観てきた。
地元での公開は未だなので隣県で視聴。平日午後だが結構入っていた。
お金払ってまで顛末を見ようとする方々だから、皆一言ありそうな顔ぶれ。(大きな偏見です。私もその一人)
自分のポッポにお金入れる議員ども。
しっかりしたこと言っているが、裏で何やってるのか恥ずかしい奴。
そんな者を許し、また議会に送り出す自分(有権者)たち。
全てが恥ずかしい。
五百旗頭さん、辞職シーンで気になる発言するけど、この件に関しての執念は素晴らしかった。某局でも正義を貫いてください。決してMショーの玉川氏にはならないでください。

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にいやん

4.0不正慣れ

2020年9月30日
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土偶

4.5爆笑ドキュメンタリー

2020年9月23日
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 平日昼なのに結構な数の観客。中には富山弁で喋ってる人や、明らかに公務員だと思われる人たちもいた。こんな時間に映画観てていいんですか?まさか視察費用だとか研修費で落とすんじゃないでしょうね?

 有権者に対する自民党員の率が10年連続全国一を誇る富山県。まずは市議の議員報酬を引き上げるという条例の問題から始まる。年金がふた月で8万円で・・・とか、嘘つけと言いたくなる自民党会派、市議会のドン。月15万円の政務活動費の領収書の偽造など、次々と不正が発覚していく様子を映し出す。

 昔からある政治家の不正。領収書の金額もおかしいし、市政報告会なる得体の知れない会合費用も次から次へと発覚。「福岡の視察旅行は行かれたんですよね?」「たしか行ったはず」といったマヌケな答えしか返ってこないインタビュー。このオトボケ問答にとにかく笑ってしまうのです。

 五百旗頭(いおきべ)記者や砂沢記者の鋭い追及は現在のジャーナリストの鑑と言えよう。忖度もせず、圧力に屈することなく、証拠をもとに切り込んでいく姿。チューリップテレビすげー!って思ってしまいますが、事件も落ち着いた頃、不幸が待っている。この憤りは誰が引き継いでくれるんだ?などと、お隣の県なので心配になってくるほどです。

 国政にまでおよぶと、問題山積となっているのに全く解決されてない現実。そういや、ちょっと前の都知事もせこい不正で辞任に追い込まれましたっけ。腐敗した政治、全ては金のため、政権維持のためという時代遅れの政治家たちにはもう退場してもらいたい。もっと庶民の声に耳を傾けてもらいたい。

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kossy

4.0まさにコメディ

2020年9月22日
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