アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台

劇場公開日:

アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台

解説・あらすじ

刑務所の囚人たちに演技を教えることになった俳優の奮闘を描いたフランス発のヒューマンドラマ。スウェーデンの俳優ヤン・ジョンソンの実体験をもとに、実在の刑務所で撮影を敢行した。売れない俳優エチエンヌは、刑務所の囚人たちを対象とした演技ワークショップの講師を依頼される。サミュエル・ベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」を演目に選んだ彼は、一癖も二癖もある囚人たちに演技を指導していく。エチエンヌの情熱はいつしか囚人たちや刑務所管理者の心を動かし、実現は困難とされていた刑務所外での公演にこぎつける。彼らの舞台は予想以上の好評を呼んで再演を重ねることになり、ついには大劇場パリ・オデオン座から最終公演のオファーが届く。「クイーンズ・オブ・フィールド」のカド・メラッドが主演を務め、「アルゴンヌ戦の落としもの」のエマニュエル・クールコルがメガホンをとった。2020年・第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション。

2020年製作/105分/PG12/フランス
原題または英題:Un triomphe
配給:リアリーライクフィルムズ
劇場公開日:2022年7月29日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第73回 カンヌ国際映画祭(2020年)

出品

カンヌレーベル「コメディ」
出品作品 エマニュエル・クールコル
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10

(C)2020 - AGAT Films & Cie - Les Productions du Ch’timi / ReallyLikeFilms - Photo (C)Carole Bethuel

映画レビュー

3.5ぎりぎりまで型通り、ラストで型破り

2022年7月30日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
ニコ

ゴドーを生かし切る

2025年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 刑務所に収監中の囚人たちを団員とした劇団が、『ゴドーを待ちながら』の公演に挑むお話です。と言う設定を聞くと、日本映画ならば「ああ、最後にはこんな風な感動と涙で締めるんだろうな」と想像が付きますよね。ところが、さすがフランス映画です。そんな安易な結末は切って捨て、とても苦く、でもだからこそ人間味のある、そしてテーマである『ゴドー』を生かし切った物語でした。

 僕は演劇が苦手で、特に『ゴドー』は高尚なお芸術の香りがしてこれまで避けて来たのですが、『ドライブ・マイ・カー』で取り上げられ、本作でもここまで巧みに生かされていると無性に観たくなって来ました。学生時代にどうしても馴染めなかった演劇に愈々再デビューするかな。

    (2022/9/17 劇場鑑賞)

コメントする (0件)
共感した! 0件)
La Strada

3.0想定外の結末

2024年7月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

難しい

思っていた結末とは、かなり異なりましたが、いい結末だったと思います。
公演を続ける囚人たちの苦悩から回避行動は、それまでの雰囲気を凍りつかせましたが、そこからのラストの語りは、
爽やかでとても良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
たけお

0.5ぶつ切り謎映画

2024年5月24日
Androidアプリから投稿

起承転結なんて概念を知らない宇宙人が映画を作るとこんな感じになるのかもなって映画でした。場面転換のたびにプツプツ音がするんじゃないかというほどに流れが止まり不快なひっかかりを感じる、もうストーリーうんぬんのレベルじゃない、許せない!という感情が湧き上がる。ネタは面白そうなのでこんな人たちに作られずに真っ当なスタッフの手にかかればよかったのにね、この実話自体がかわいそうでした、こんな浪費のされ方して。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
三毛猫泣太郎

他のユーザーは「アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台」以外にこんな作品をCheck-inしています。